回想列車　ラベンダー号

　こんにちは　森田です
　ご乗車ありがとうございます。
　
　
　みなさまお待ちかね（待ってない？）←２回目
　車掌森田の独断と偏見で選ぶ今年の１０枚『ラベンダーアワード２０２０』をお送りします！

　尚、順番はランキングではありません。
　番号横のタイトルをクリックすると、記事に飛べるようになっています

　それではどうぞ

①「奥日光ガイドツアー」（4.4号より）

　A子さんのお誕生会。みなさまの歌でお祝いをした後、元バスガイドさんだったA子さんは、
　「お礼の代わりと言ってはなんですが、みなさまを奥日光へとご案内します！」
　と日光の市街地からいろは坂を抜けて中禅寺湖、戦場ヶ原へと至るガイドツアーをジェスチャー付きで披露してくれました！

　明瞭かつ簡潔にまとめたガイドツアー、本当にお見事でした！

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②「米寿過ぎても腹筋バキバキ」（3.21号より）

　ご存知、ラベンダー史上最強の鉄人、S藤さん
　以前に比べて回数こそ少し減りましたが、米寿を過ぎた現在でもテーブルに足を引っ掛けて腹筋をやっています

　これからも、続けてください
　ぼくもお供しますよS藤さん！！

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③「今年ならではの消し方」（5.16号より）

　お誕生日ネタをもう一つ。
　K名さんのお誕生会ですね
　コロナ禍以降、お祝いのケーキのロウソクを消すときは
　『フーーー！』
　ではなく、パタパタパタ！と団扇の風で消すようになりました
　まさか、こんな世界になるとは・・・２０２０

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④「文明の利器を楽しむチーさま」（9.5号より）

　イヤホンをしてスマートフォンで見ているのは何と、タモリ俱楽部の『空耳アワー』！
　目尻から、マスクの下で思いっきり笑っていたのが伺えます笑

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⑤「マブダチ健在」（8.1号より）

　この回想列車でもお馴染み、ラベンダーのトムとジェリーことH口さん（左）とSSさん。
　雨が降ろうが槍が降ろうがコロナが流行ろうが、このお二人はじゃれ合っています笑

　２０２１年も仲良くケンカしてください！

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⑥「Sゲルさん、父の仕事手伝う？」（8.1号より）

　同じ週からもう一枚
　ラベンダーの花を解すSゲルさん（右）と、ラベンダー最高齢TKJさん。
　本当に親子ほど年の離れたお二人が肩を並べて黙々と花を解す姿は、ケンカして何年も実家に帰っていなかった息子（Sゲルさん）と父親（TKJさん）の静かな和解の時のようで、とても微笑ましい一枚でした

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⑦「おやつはフルフェイス」（5.30号より）

　今年入った新人スタッフのTK田さんが面白いことを言っていました。
　みなさまの名前と顔をやっと覚えてきたという頃、
　「お風呂介助でマスクを外されると、誰だか分からなくなる」
　というのです
　このコロナ禍で、みなさまの顔を初めから『マスクありき』の顔で覚えていた為、マスクを外すと分からない、と。。。

　マスクを外している時間はお風呂と、お食事（おやつ）のみでしたが、マスクの下はこんなにも笑ってくれていたんですね～

　こんなことを含めて、すごい２０２０年になってしまったなぁ、と思います

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⑧「なぐさめ　はげまし」（11.28号より）

　コロナ禍で撮影が中断しても再放送で繋ぎ、先月ようやく最終話を迎えた朝の連続テレビ小説『エール』。ラベンダーでもお昼の後12：45～の再放送を毎日見ていました。

　そのドラマの元になった作曲家の古関裕而さんの作った『長崎の鐘』。
　ラベンダーでも歌集の中の定番の曲として歌い続けています

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⑨「最高齢の想い」（7.4号より）

　ラベンダーの最高齢、TKJさんが書いたコロナ禍での想い。
　叶えましょう

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　さて、残すはあと１枚となりました。
　車掌　森田の独断と偏見で選ぶ２０２０年最高の一枚は・・・、
　（ドラムロ～～～～ル！！！）
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　こちら！！！！！
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「ありがとうありがとう」（1.25号より）

　２０２０年最高の笑顔は、
　普段のS静さんでした


　ふつうであることが、どれほど幸せか。


　こうやってマスク無しで笑える日が、
　再び訪れますように


　以上、『ラベンダーアワード２０２０』でした！

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　さてさて。

　世界中がコロナ（はヤバいぞ、という情報）に翻弄され続けた２０２０年。非常事態の中で、ひとの本質が浮き彫りになった一年でした。

　『ロウソクの火を息で吹き消す』とか、当たり前だと思っていたことが非常識になり、『（結局）夏でもマスクは外さない』とか、ソーシャルディスタンスなど今まで考えたことも無いようなシーンを想定しながらの生活を強いられるようになりました。

　同時に、『別に毎日オフィス行かなくてもいいじゃないか』と気がついたリモートワークなど、普段『動く歩道にただ乗っているだけの毎日』みたいな人では絶対に気がつかなかったことも見えてきましたね。

　９月のある時、弊社社長　竹井に言われたことがあります。

　「事実と真実を見誤るな」

　これ、ぼくが２０２０年を生きてきた上で最も影響を受けたフレーズでした。インターネット上に無数に飛び交っている情報の中でも、記者の主観が入って曲げられていたり、辛辣なコメントの中で見失われている本当に伝えたかった事など、本質を客観的に捉えるように努めてきました。

　FACT　と　TRUTH

　ここ間違えないように。
　マスクの中で浅い呼吸にならないように、気をつけていきたいと思います。

　ご利用者のみなさま、ご家族さま、ケアマネージャーさま、各関係者のみなさま、今年１年『デイサービス　ラベンダーの丘』をご利用いただきまして、

　本当にありがとうございました。

　

　（間もなく、終点『としのせ』に到着です）

　

　それではまた来年！
　車掌　森田でした

（クリック等）お忘れ物の無いよう、
ご注意ください。

よいお年を！