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Author:興味津々ノ助 昭和40年代(1970年代)生まれの男性。埼玉県某市在住。「とりあえずやってみるか…」。
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ゆい「『花のプリンセス』の作者の望月ゆめ先生が、夢ヶ浜に来るんだよ!」
はるか「わたしのバイブル『花のプリンセス』、その作者に会えるなんて…!」
はるかとゆいはこの絵本を読み、それぞれの夢は「プリンセスになること」「絵本作家になること」と異なる、とくにゆいは、もしみゆきと出会えば意気投合しそうな予感です。絵本作家といえば、のぞみの父の夢原勉がいました。
はるか達は望月ゆめのサイン会に向かいます。普通なら絵本作家のサイン会は書店でやるものです。実際、都内であれば神保町の書泉グランデや三省堂書店、新宿の福家書店(以前は銀座にもあった)などで開くことが頭に浮かびました。しかも、入場整理券はなかったのでしょうか?
はるかが語る「花のプリンセス」の内容では、「プリンセスに嫉妬した鳥がプリンセスを騙し、恐ろしい魔女の国へ連れていく。その鳥は改心してプリンセスを助け、何度も謝り、鳥がプリンセスと同じ笑顔になると、魔女の森は綺麗なお花畑になり、プリンセスは鳥とともに旅を続ける」という設定が…。なんとなくスマイルプリキュアの絵本を連想させる感じで、この内容をやよいが漫画化のうえ描いても違和感はなさそうです(おそらくやよいやみゆきもこの絵本を読んでいたり…!?)。
はるか「花のプリンセスは最後どうなるんですか?」
ゆめ「ごめんなさい。その質問には答えられないの。それに、続きは描くつもりはないから」
今回はトワイライトが単独で出陣、ゆいやゆめ、周りの人をまとめて額に封じ込めたところ、ファントムやレッドの「エターナルゲージ」と全く同じでした。しかもゆいは2度目の封印!ハピプリの相楽真央や石神りん、卓真などのような有り難くない結果に…。
はるか、みなみ、きららは変身し、決め台詞は「冷たい檻」ならぬ、額ということで「冷たい“額”に閉ざされた夢…」。トワイライトがはるかの絵本を焼き、それをはるかが取り上げるとその絵本から新たなドレスアップキーが!これもハピネスチャージ22話でファントムがいおなのプリカードを焼き払い、新しいアイテムとプリカードが出てくるのと同じです(どうも柴田さんは同じことをしている気がしますが…)。そのドレスアップキーはリリィ=百合。その百合による強力な技でトワイライトを圧倒。
望月ゆめは、実ははるか達の身近な人物。何とノーブル学園の学園長だった!「花のプリンセス」の執筆者である彼女は、50年前に作家を辞めてノーブル学園を創立したといい、予告における「絵本を出してから一度も人前に姿を見せていない」というみなみの台詞の理由というのも、それではないかと考えられます。つまり、ゆめ自身も白金寮母同様ノーブルの卒業生という可能性が十分にあります。これで思い出したキャラこそサンクルミエール学園のカフェテリアで働くおタカさんで、しかも同学園の理事長だったといいます。おタカさんは、教頭とともにハデーニャに襲われたところをのぞみ達に救われ、実体を知られています(知っているのはのぞみ達と教頭だけでほかの生徒や教師には秘密)。現時点では彼女が学園長であることを知るのは白金寮母だけですが、おそらくゆめも、ディスダークに襲われたところをはるか達に救われて実体を知られるか…そう考えました。
ゆめを演じたのは沢田敏子さん。「上野おばさん」と呼ばれるようにかつての上野駅列車ホームの放送はあまりにも有名で、これはATOS化により聞けなくなりましたが、沢田さんの声は今もJR京葉線の駅や長野県の篠ノ井線松本駅などで聞くことが出来、とくに松本駅は「ま~つもと~」といった独特の言い回しが印象的です。このほか埼京線でも採用されていた時期があり、1999年頃までは都営地下鉄三田線や新宿線の駅(上下線とも)でも聞かれました。きららの母のステラに続いて駅アナウンス声優の登板です。アニメでは1969年にデビューし、「アルプスの少女ハイジ」や「昆虫物語みなしごハッチ」のナレーションを担当、「赤銅鈴之助」「エースをねらえ!」「みつばちマーヤの冒険」などに出演、最近では「銀魂」のばあや妹などを担当し、プリキュアシリーズには初の登板です。沢田さんは1936年9月生まれの78歳で、このようなベテランや大御所の声優起用もプリキュアシリーズならでは。
ちなみにおタカさんを演じたのは神代知衣さんで、代表作には「おぼっちゃまくん」の御坊茶魔、「ついでにとんちんかん」の五十嵐ゆみ(「ごじゅうあらし」と読む)、「プリティーリズム」の檀すみ子や荊千里などがあります。