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今日も明日も興味津々。

光之美少女感想メイン。たま~に他愛のないことも。 なお、毎週日曜日にある法則によってレイアウトカラーが変わります。お楽しみに(PC版のみ)。

ありがとう『スイートプリキュア♪』 

ここでは『スイートプリキュア♪』の1年間を振り返る感想です。
震災や世界経済不安などで本当に激動の2011年でしたが、スイプリも激動のストーリーと言えるでしょう。

(C)ABC・東映アニメーション


まずは各キャラからいきましょう。
メインの5キャラを中心に総括していきます。


響、頑張れ!

北条響
最初は何かと男勝りの印象を感じていましたが、話が進むにつれどこか女の子らしい一面も見られたキャラでした。最初は入学式の勘違いから奏とギクシャクした関係になっていたものの、話が進むごとに絆が深まっていくストーリーの進展描写は視聴者にも飽きさせることがありませんでした。音楽に興味を示していく成長もお見事です。


聖歌先輩!どうですか?

南野奏
おっとりしているようで気がやや強いキャラでしたが、意地を張っていて悩んだこともあるナイーブな一面を見せたこともありました。王子先輩に憧れる「恋する乙女」ぶりもなかなかのものです。個人的には特色を欠いてしまった印象を受けた(のかもしれない)ものの、響の重要なパートナーであることを忘れてはいけない不可欠な存在です。後述するアコの項で「奏太の存在」も全てでしたから。

今日も私はみんなのために歌う

黒川エレン
最初は敵キャラでの登場であるものの、実は最大の悪い奴に操られていた生真面目キャラ。悪から正義への更生ぶりはすさまじいものでしたが、1から出直すことができたプリキュアの転生は評価するものがありました。転生した時点で生真面目さからくる天然ボケキャラは本当にチャーミングでした。後述するハミィとの友情は涙無しでは語れないでしょう。

じゃあ、明日も会おうね!

調辺アコ
最初見た時は「なんだこの無愛想なガキは」と見くびっていましたが、そのように見た私は愚か者でした。実はメイジャーランドのプリンセスだったことも拍車がかかり、キュアミューズの真の姿があのアコだったのかと思えば驚きの連続でした。奏太に対してはただの腐れ縁で終わってしまいそうな雰囲気だったものの、話が進むにつれ関係も深まっていきいい感じなカップルになったことは、嫉妬深く感じる人も出てくるくらいです(私は嫉妬を感じることはありません)。

そんな、お礼なんてニャ

ハミィ
「この能天気ネコはなんだよ」と最初は思っていましたが、実は多くのストーリーにおける重要キャラだったことを思い知らされました。しかもタイトルコールはハミィですし。話が進むごとにプリキュアの存在を地味ながらアピールしたキーキャラでしたが、世界の平和を呼び戻したのはなんてったってハミィ。セイレーン=エレンとの重要な役割も担って友情に真摯な場面がインパクトを与え、個人的にはいい妖精キャラでした。

ちなみに他のキャラの場合は捨てがたいキャラたちが多く、特にメフィストやトリオが最終場面で本性をあらわしたことが印象的です。ノイズ役が大御所の中尾隆聖さんを起用しても、結果はいいキャラになれたこと。あとは主人公たちの家族並びに学校の生徒たちがいい雰囲気であったことなど良好なストーリーを特筆できるといっていいでしょう。
更に特筆するのはフェアリートーン。工藤真由さんの本格的声優初挑戦ということで不安はあったものの、8つのトーンたちを一つづつ演じきった工藤さんの芸達者振りは脱帽です。しかしこの影響からか、高音が出にくくなったのが心配ですが、ASDXの主題歌も担当されることになりホッとしています。工藤さん1年間お疲れ様でした、この先の1年をリフレッシュに充てて本格的な復活を望みます。

もうすぐ演奏が始まる!私はパパがいなかったら音楽に戻れなかったかも…

最後はストーリー面。最初のうちは「響と奏はしょっちゅうケンカしてばかりじゃん。ヤバイよ」と、最悪レビュー打ち切りを考えたほどでした。
しかしそうはさせなかったのはその1としてハミィの存在!セイレーンとの友情は溢れんばかりのモノを感じました。話を追うごとに明らかになるハミィとエレンの友情。ビート誕生は友情の集大成で感極まった瞬間でもありました。
その2はもちろんミューズ。最初は何かと無愛想なキャラぶりでしたが、終盤にまさかのアコがプリキュアになった場面が衝撃的です。これでノックアウトを食らった人は多いはず!私もその1人です。最後までレビューを全うできたのはこの2つでした。
課題は「一見様お断り」な雰囲気で離れた人を増やしてしまったことでしょうか。「スマプリ」はビギナーでもとっつきやすい内容にしてほしいなあ。

おまけですが、こんなパロディもありました。
パロディその1
パロディその2
パロディその2でも語られているのですが、歴代でも好きなシリーズになりましたと書いてあります。しかし私の場合は嫌いなシリーズが1つもないと考えておきますし、寧ろ「嫌いなモノを見つけたくても見つからない」の表現です。

私たちとはASDXで会おうね!

薄っぺらいようで実は奥が深かった「つながった世界」のスイプリワールド。今後のシリーズは『スマイルプリキュア!』に託し続行します。今後もみゆき達をどうぞよろしく!!

1年間、ありがとう!
関連記事
ノイズの正体は「悲しみ」でした。

響は父親から受けた一言による「悲しみ」
奏は響と仲違いとなった「悲しみ」
エレンは犯した罪による「悲しみ」
アコは父親と離れた「悲しみ」

誰もが何らかの悲しみを抱えながらも、生きています。
例え乗り越えてもそれは無くならない。
無くならないけど明日に向かえます。
未来に向かえます。何度でも何度でも。

放映中に未曾有の脅威があった、この日本。
今に本当に必要な素晴らしいメッセージ性を持った作品だと
私は思いました。

悲しみの先に待つ「笑顔」
来週からスマイルにハッピーに新番組を楽しみたいと思います(^^)
明日もハッピー!!
[ 2012/01/29 16:55 ] [ 編集 ]
>さだのすけさん

2011年を振り返れば震災や「絆」など悲観的な出来事が目立ったものの、なでしこジャパンなど明るいニュースもあった1年でした。

現時点では震災1年に満たないものの、厳しい現実の多さはまだ発展途上といえます。それでも前を向いてみんな頑張っている。先ほど富士山近くで地震が起きましたが、日本はどこに向かっていくのか。未知数の多い現代社会に不安は多いけど、それでも頑張っていく。そんな世相ですが「スイプリ」は表現できたのでしょう。

来週より笑顔にする作品『スマイルプリキュア!』登場です。笑顔ばかりでなく、現実的な話も盛り込んでほしいなあ。
[ 2012/01/29 17:19 ] [ 編集 ]
最後のシーンは4人で変身していましたが、エレンとアコが人間界へ戻ったためか、また新たな戦いが響達を待っているんじゃないかと思ってます.たとえノイズが滅んでも、それ以上の敵がまた襲撃してくるとそう解釈していますが、春の映画では響達のその後が描かれます.そこも期待したいです.来週の「スマプリ」も期待してみたいです!
[ 2012/01/31 12:09 ] [ 編集 ]
>山田恵資さん

スイプリ前期OPでもこのような歌詞がありました。「この世界はつながっている」とあるように一体感な世界観を仄めかせていたり。
また、タイトルの「スイート」の意味は単一やひとつなぎとあるように、「世界は一つではない、繋がれば広がっていく」と作品の世界観を謳っていることもセンスがあるタイトルだなあと感心してしまうほどです。

ASDXで響たちのその後が見られるようですし、みゆきたちとの出会いも描かれそうなので期待しましょう。

今週は「スマプリ」を期待したいです。特にOPとEDの歌詞で推測する楽しみがあるのですから。
[ 2012/01/31 17:14 ] [ 編集 ]
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[ 2023/03/11 19:56 ] [ 編集 ]
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Author:興味津々ノ助
昭和40年代(1970年代)生まれの男性。埼玉県某市在住。
「とりあえずやってみるか…」。

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