第22話『せつなとラブ あなたがイースなの!?』今シリーズ最大の前半山場。ポイントはラブとせつなの友情です。
意外な事実が暴かれる…。
(C)ABC・東映アニメーション
「プリキュア公認」の仲となったミユキは3人の体調を配慮し、ダンス活動は自粛。しかしラブたちはやる気バッチリ!…も、やはり優しいのよ、ミユキさんは。この3人は優しさにかなわないわけです。
4人目が気になって仕方ないタルトは、ミユキにアカルンが反応するか待ちわびています。
しかも3人の経緯を語る場面で祈里には「以下同文」。ブッキーファンには複雑な心境だろうな。かくして「ミユキさん=4人目」フラグ確定(?)か、ラブたち3人がボディガードをすることに…。
一方のイース。カードは残り一枚の切羽詰った立場。打倒プリキュアを胸に今度こそ!
メビウスの手下・クラインがイースのもとへ。状況報告にきたクラインにイースがとある発言を。
「メビウス様にお伝えしろ。このイースが必ずプリキュアを…、倒すとな!!」この大胆発言が首の皮一枚の奇跡の快進撃なるか…?
…と、先述したようにラブたち3人はコンサートを開催するミユキのボディガードを担うことになりました。
これはピーチはん、かえって目立つで。警察じゃあるまいし。本物の警備員に誤解されるわ…。それでも気を取り直してミユキさんを守れ!
…とカオルちゃんも気合い十分。
ここまで気合い入るというなんという思い入れ。…と会場にはせつなの姿が。しかしせつなの目には…。
ここにプリキュアたちがいる!メビウス様の姿が見える!!……と意識は朦朧として………。
倒れたせつなを見るなり、美希は衝撃的事実を知ってしまう!その直後にラブがやってきて美希は話せず。しかも祈里とシフォンが離れ離れに…。
そんな中、ラブに介抱されるせつな。この境遇が似てきたのか、「お互い無理は禁物だよ」と会話を交わしていました。本当にツーカーの仲を実感しているようですが、せつなには…。
せつなにこの優しさは伝わらず、思いやる心もフイに。揺れる心はいずこ…。
「…代わりはいくらでもいる………。」いわゆる「非情勧告」を打ち出したメビウス。せつな=イースの命運は?打倒プリキュアに尽力し、決死の戦いに!戦場と化したコンサート会場には物見遊山となる観客たちを非難。しかしミユキにアカルンの姿は見えず…。
ナケサケーベも破壊力満点。まさに壮絶なバトルを繰り広げますが、やはりイースも代償は絶大。ラブはイースを見てこのようにつぶやいたのです。
ラブにはイースが悲愴に見えたのか、「もうやめて!どうしてこんなことするの!!」と絶叫。メビウスに忠実なイースには「使命」を与えられた運命か…。荒れ狂うイースにナケサケーベ大暴走!!苦しむイースにラブがある行動を……!
自らの感情を忘れてまでも悪意に徹するイースに、ラブが悲しみを見たのでした。
「メチャメチャにして絶対に許さない!!でも…あなたが泣いているから!」「泣く…?私は泣いたりなどしない!!」強情のイースに、ラブは本音を問い質していました。「本当は命が惜しいでしょ」と……。やがてシフォンの力でカードを無効にし、ナケサケーベ退散。
ところがラブの優しさに堪えられなくなったイースはここで本性を……。
…とついにせつな=イースを知ってしまったラブでした。本心を知ってしまった衝撃は誰よりも大きいものです。動揺を隠し切れないラブ。成田好美さんの脚本は破壊力抜群です。そういえば「5」でのぞみ以外の4人が絶望の仮面をかけられるエピソードは丁度2年前か……。
今週のモブキャラモテるんですねぇ、フェレットなのに。
…次回必見!さらに必見も!!