上黒川 華坊@七滝温泉 その1~くま、空を飛ぶ~

上黒川 七滝温泉@華坊
05 /26 2013
kumamotokumamoto 001

くま「今度の旅行、飛行機に乗ります」

わたし「海外?わー久しぶり!」

パスポートの期限大丈夫かなぁ、と呟くわたしに、

何を言っているんですか、と

くまが追い討ちをかける。

くま「温泉です」

わたし「え」

くま「何故ならそこに、温泉があるからです!」

わたし、たぶん遠い目をしてた。

kumamotokumamoto 002

格安航空券ゆえ、

6:35AMには搭乗ゲートに行かなければならない。

わたし「間に合わないじゃん」

くま「成田のホテルに前泊します」

本末転倒ではないのか。

kumamotokumamoto 004

成田 エクセルホテル東急。

空港関係者が多く宿泊しており、

外国人専用のスペースもある。

中華料理 蓬莱にて、

仕事上がり、遅めの夕食を頂く。

kumamotokumamoto 005

イタリアン風トマトサラダ

中華料理のお店で、

いきなりイタリアン登場。

kumamotokumamoto 006

しらす入り豆腐スープ

クコの実と、枝豆、豆腐、しらす。

ほんのりと塩の効いた、

ほっとする温かさ。

kumamotokumamoto 008

熱々点心蒸篭蒸し

くま、一口食べるなり、

「この辺は、横浜の方が美味しいですね」

点心の類はやはり、中華街に一日の長がある。

kumamotokumamoto 009

ソフトシェルの衣揚げ スイートチリソース添え

脱皮したばかりです、

と、微妙な説明を受ける。

くま「脱皮…。蟹…、海老…?」

わたし「たぶん、その辺り」

もちもちした衣に、

甲殻類的な何かが、柔らかい皮ごと揚げられていた。

kumamotokumamoto 010

鶏もも肉とジャガイモの黒胡椒炒め

あっさりしていて、食べ易い。

kumamotokumamoto 011

蕪と花野菜のあっさり塩煮込み

くま「病院食みたいです…」

柔らかい味付けだが、物足りないらしい。

kumamotokumamoto 012

牛レバーとアスパラガスの豆鼓炒め

kumamotokumamoto 013

いちごプリン

くま「あ、これアレですアレ」

わたし「フルー〇ェ」

くま「そうそう、ちょっと贅沢なフルー〇ェですね」

頷いてもいいのかな。

kumamotokumamoto 016

全体的に、ホテル的な中華というか、

万人向けの味付け。

パンチの効いた中華街の料理とは、

また違った魅力がある。

窓の外、

地平線を縁取るように、

空港の明かりが煌いている。

暗闇の奥から、

ゆっくりと飛行機が下りてくる。

旅に出る人、帰る人。

ぼんやりと思いを馳せる。

kumamotokumamoto 018

翌朝。

寝ぼけ眼で、バスに乗る。

飛行機に乗って、

温泉。

人生何が起こるかわからない。

コメント

非公開コメント

Re: 七滝温泉

鴨ミールさん、こんばんは。

九州は温泉のメッカだとかで、
今回くまはかなり気合が入ってました。
全体的に、生温い目で見守ってあげてください…。

サラダ、謎でした。
何でしょう、入口はイタリアだけど、
廊下は中華で、
出口は日本(フルー〇ェ)よ的な…あら?カオス?

Re: No title

HAM1826 さん、こんばんは。

そうですね、引きこもり気味のわたしにとって、
くまとの旅行は、大体想定外です。
主に目的地が。

夜の空港を眺めながらの食事は、中々趣がありました。
着陸する夜の飛行機って、特別な感じがします。

七滝温泉

こんばんは。
今度は熊本ですか~。随分と飛びますね~。

格安航空に乗るためにホテルに泊まる・・・・。
うーん、確かに本末転倒かも。

しかし温泉に行く前に既にドラマがありますねえ。
最初のイタリアン風トマトサラダは何だったのでしょう?

No title

非日常を味わうのが旅の醍醐味だとすれば、自分では想定しない旅の序章も良いものですね^^
中華街に向こうを張れる中華は並大抵ではないと思うけど、
飛行機の離発着を窓辺に見ながら、これからの旅に思いを馳せるのも素敵だと思います…。

kumaonsen

しずかなお部屋と、美味しいお茶があれば幸せ。という地味で地道な性分です。