2016年7月28日 (木)

明日7・28経産省前テント広場で発行『東芝の深い闇』(書籍CD)郵送も受付中 マスコミが触れない東芝の真実を読んでください

 目次です

 

                          INDEX

    第1章 ジョージア州ウィンズボロ

 サザン・カンパニー「社内殺人事件」

    離陸直後、子会社副社長を乗せた社用機は爆発した

    第2章 テキサス州サンアントニオ

 100万市民に対する東芝の巨大詐欺事件

    損害賠償請求、なんと2兆8868億円!

    第3章 闇の原発大国 中国

 冷却材ポンプの羽根車が脱落

    中国で発覚した東芝製原発の欠陥

    第4章 英国EU離脱と原発

 真っ先に英国から逃げ出した銀行HSBCが

    東芝製英国原発への資金集めに奔走していた

    第5章 失望のヨーロッパ

 「成長領域」原子力へ「最注力」?

    「別の惑星」で書かれたとしか思えない東芝の事業計画

    第6章 韓国「原発マフィア」事件

 140人が逮捕・起訴された!

    第7章 インド「地上最強の脱原発運動」

 浜辺で非暴力の抗議を行っていた2名が射殺された

    インド最南端クダンクラム原発の惨劇

 

    特別ふろく動画 インド「不屈の民」など3本

 メルマガ「白戸次郎対マリリン・モンロー」よりhttp://www.mag2.com/m/0001577514.html

           フリージャーナリスト 中田潤

 170-0011東京都豊島区池袋本町3-28-11

 03-3986-8103  携帯090-1766-0416  メール [email protected]

 

「本をくれ」とメールを下されば郵送します。

[email protected]

 カンパ価格+送料=700円です。

 読んでください。

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2016年6月15日 (水)

「無という力で武装しているからこそ、無敵なんだ、勝利は我々の側にある」インド不屈の民『アニマルズ・ピープル』より

<「なあ、ザファルの兄貴、裁判は進むかねえ」

 
「わからないさ」新聞をめくりながらザファリが答える。いつか何かは起こるはずだ。そのいつかは今日かもしれない」
 
「そいつは素敵な哲学だ。おいらはとっくに諦めたがね」>
 
<「十八年っていったら、うちの長男の全人生だ」>
 
<「そうだ。われわれには何もないが、それゆえにこそわれらは強い。ただ強いんじゃない、無敵なんだ。何も持っていないからこそ、誰にも負かすことことはできない」
 
 困惑の声が上がったが、ザファルは構わず続けた。「カンパニとその仲間は、闘いを長引かせることでわれわれを消耗させたがっている。だがやつらはわかっていない。やつらはわれわれのような人間と衝突したことがない。どんなに訴訟が長引こうと、われわれは決して諦めない。われわれが持っていたものはことごとく奪われ、もう何も残っていない。何も持たないということは、何も失わないことだ。これでわかっただろう、無という力で武装しているからこそ無敵なんだ、勝利は我々の側にある」
 
 こんな理屈は初めて聞いた。ザファルの新しい理論なんだろう。だけど十日もすりゃ、町中の人間が唱えているに違いない。>
 
<「まだ勝ったと決まったわけじゃない」とザファル。「だが運の向く日はいつか来る。その日は今日かもしれない」
 
「今日かもしれない! 今日かもしれない!」ニーシャとおれは一緒に歌った。ポーラとザファルもすぐに加わった。「今日かもしれない! 今日かもしれない!」路上にいる人々に、ターバンを巻いて腰布をつけた男たち、シャルワールやサリーをまとった女たちに、カウフプールの全員に向かって、おれたちは声を張り上げた。「そうだ、そうだ! 今日かもしれない!」>
 
『アニマルズ・ピープル』インドラ・シンハ 早川書房
 
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2016年4月15日 (金)

別冊宝島『堕ちた「番長」清原和博の闇』が発売されました 読んでください

 南無大師遍照金剛

 バットは「ご神体」と化していた。じっとバットを見つめる清原。

 チームメイトと談笑する場面はおろか、まともな会話すらない。

 清原が「ゆるいゴロを捕って返球する」だけのさびしい守備練習をしているそばを松井秀喜が通りかかったことがあった。

 松井は立ち止まって先輩を見た。松井は声をかけたかったに違いない。しかし、清原は一瞥して視線を外す。「しょうがないなあ」という感じで松井は通り過ぎていった。

 清原和博は人間を拒絶していた。

 8年後。私は「敵」として、清原和博と対面した。

 こんなに奇妙で幸福なインタビューは、あとにも先にもない。

検証――「Kの悲劇」

番長が迷い込んだ「オレンジ色の牢獄」より

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2015年9月15日 (火)

「オイルショック詐欺」とウラン価格

メルマガ グラフ①

 
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2015年4月26日 (日)

うわあ!! ミンシング・リンクが漫画『プロレス・スターウォーズ』の表紙で一番でかい顔をしていた!!

 これはビックリ! 山田長政!

 
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2015年3月17日 (火)

外国人投資家、個人投資家が売りまくっても上がり続ける日経平均 戦下のウクライナ原発を占領して株を下げた東芝http://www.mag2.com/m/0001577514.html

 3月16日。まるで何も起きていないかのように……。

 日経平均はわずかに下げて取引は終わった。

 延々ともみ合いが続く展開。これは外国人投資家が取引をしていない、ということだろう。逃げ出したのだ。

 昨年12月から外国人投資家は日本株を売り続けている。

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 取引口数を見ても12月から2月までに7%以上減っている。

 外国人は売って逃げた。

 しかし、日経平均は上がり続けた。

 日本の個人投資家も2月前半は日本株を売りまくっていた。

 しかし、日経平均は上がり続けた。

 これが国民の年金や虎の子の貯金でギャンブルをする「官製相場」の正体なのだ。

 3月16日も東芝、日立製作所、ソニーは株価を下げている。

 特に東芝株は「官製相場」の上昇気流にまったく乗ることなくここまできた。東芝の決算が「儲かってますよ」とアナウンスをしているのに東芝株は下がる。

 なぜか?

 東芝のプレスリリースを見て腰が抜けそうになった。

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 直近の「好材料」「トピックス」が、ウクライナの原発の仕事なのだ。

<原子力発電所向け燃料供給を相次ぎ受注>

 ウクライナの国営企業との取引だ。

<ウクライナ サポロジェ原子力発電所向け静的水素抑制システムを受注>

 火事場泥棒である。

 ロシアからの情報だが、ウクライナの原発の敷地内には地雷が埋められ、アメリカ人が防護している、という報道もあるのだ。

 停戦が守られても東芝製(厳密には子会社ウェスチングハウス社製)核燃料をウクライナの原発に入れること自体が危険だ。

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2015年3月16日 (月)

ロシアの対外債務(借金)はGDP(国民総生産)の3%!http://www.mag2.com/m/0001577514.html

 平和なギリシャに難癖をつけておカネを貸さないIMFが、ウクライナの人殺しどもにポンと大金を渡す。

 これこそが今の狂った世界の縮図だが……。

 ウクライナの対外債務(借金)は、1400億ドルにものぼる。IMFの金融支援はそこに170億ドルの借金を加えるものにすぎない。

 GDPの80%。外貨準備高の10倍の借金!

 2月27日。ウクライナ新政府は欧米に泣きついた。

「650億ドルの借金の支払い期限が迫っています」

 ……ああ、やっぱり!

 IMFの170億ドルではぜんぜん足らない!

 完全に破産しているのである。

「企業への補助金をカットしますからおカネを貸してください」

「社会保障費をカットしますからおカネを貸してください」

「ガス料金を大幅に引き上げますからおカネを貸してください」

 ウクライナはもはや「国際金融資本の犬」である。

 ここでも奇妙なのはロシアのプーチン大統領の動きだ。

 欧米と日本のメディアの報道では、ウクライナと殺し合いをやっているはずのプーチン大統領が同じ2月27日に声明を出している。

「ウクライナ新政権への経済支援を検討する」

 ……???????

 間髪入れず、ギリシャに対するものとまったく同じ意向を表明しているのだ。

 

 プーチンは何をたくらんでいるのか?

 戦争?

 大量虐殺?

 略奪?

 そうではないと私は考える。

 グローバル資本主義の崩壊を待っているのだ。

 BRICS各国との「ドル排除」貿易は昨年10月に本格化した。

 ドルを暴落させて「ドル支配」を終わらせる。

 プーチンとロシア連合の首脳はこう考えている。

「IMF、世界銀行主導の不公平な金融システムはもうじき終わる」

 終わりのサインは、韓国、ギリシャ、ウクライナ、イタリア、スペイン、ポルトガルなどで表面化した。

 韓国が「ロシア同盟」の中国と「ドル排除」貿易を開始したのは、IMFの「改革プログラム」とアメリカとの自由貿易協定でさんざんな目に遭ってきたからだ。

 ロシアは危機に陥った国すべてに援助の手を差し伸べる。

「ロシアのような小国に何ができる?」

 いや、違う。まったく逆だろう。

「資本主義国」ロシアが誕生したとき、GDP(国民総生産)は8兆5590億ドルだった。

 1997年。ロシアは破産した。デフォルト。

 ところが今は……。

 GDPが205兆7300億ドル。

 なんと24倍の経済成長である。

 プーチンの支持率85%もこれで納得できるでしょ?

 国民を何十倍も豊かにしたんだから。

 対してロシアの対外債務(借金)はわずか5995億ドル。

 GDPの3%!

 しかも、ロシアの借金は昨年、1300億ドルも減っている!

 プーチンは欧米諸国に借金を返しまくっている。

 貿易統計を見て目を疑った。

 日本の対ロシア貿易。

 

 2006年

 輸出 9131億円 輸入 9045億円

 2014年

 輸出 9719億円 輸入 26185億円

 

 ものすごい勢いで対ロシア貿易赤字が膨れ上がっているのだ。

 これを見てもわかるように日本の輸出はまったく伸びていない。

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 日本の景気がよくなるわけがないのである。

「唯一の超大国」アメリカが破産する今日。ロシア以外に世界に援助の手を差し伸べることのできる国がありますか?

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2015年3月10日 (火)

ロシア野党指導者射殺事件 反プーチン・デモに資金を出しているのは誰? わずか1日でネムツォフ氏のさまざまな表情をとらえた大量の写真ボードを準備http://www.mag2.com/m/0001577514.html

「これ、おかしいだろ!?」

 なぜ、誰も声を上げないのか?

 3月1日。モスクワで行われた野党指導者追悼デモの「絵」についてである。

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 ボリス・ネムツォフ氏の写真が印刷された巨大横断幕。その後ろに、ネムツォフ氏のさまざまな表情が並んでいる。すべてモノクロ写真だが背景の色はさまざま。同じ大きさの写真ボードに高く掲げるための同じ長さの柄がついている。

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 同じ大きさのロシア国旗は、報道写真を見るかぎり膨大な数に上っている。さらに「私は恐れない」「戦え」と書かれた小型のプラカードも大量に配布されている。

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 ネムツォフ氏が射殺されたのは2月27日深夜。急きょ「追悼」の行進となったデモが3月1日。

 一日ちょっとで写真ボードや横断幕を準備したのは誰なのか?

 

 容疑者その1 ジョージ・ソロス

「国境なき政治家」を自称する投資家、ジョージ・ソロスはこのところ、ロシアとウクライナのことしか言わなくなった。たとえばこの記事。

<混沌とする世界経済・・・世界3大投資家は2015年の経済をどう見る?>(ZUUオンライン)

 読者が聞きたいのは「どんな金融商品を買えば儲かるの?」だと私は思うが、紹介されたソロスの言葉はこれ。

<原油の急落、欧米の経済制裁により、ロシアはデフォルトに近づいており、そうなった場合は1998年の再来、あるいはそれ以上になる。>

 ちょっと待て。一見、冷静な分析のようだが、「原油の急落」を扇動してきたのはソロス本人なのである。

<アメリカ合衆国が、プーチンに圧力をかけるのに、最も効果的なのは原油放出だ。>(2014年3月20日)

 その直後、米国エネルギー省は戦略的石油備蓄(SPR)の放出を宣言。原油価格とルーブルの暴落の引き金を引いた。

 同時にウクライナに対する資金と武器の供与をソロスは主張した。

<欧州は目を覚まして、ロシアの攻撃を受けていることに気づく必要がある。>

<欧州連合(EU)首脳は状況の対処を誤っており、「ウクライナの積極的な改革プログラムに対して大規模な支援プログラム」を策定できなければ、同国はおそらく「破綻する」だろうと指摘した。>(ブルームバーグ2015年1月9日)

 IMF主導の対ウクライナ支援額170億ドルに対し、約3倍の500億ドル(約6兆円)が必要だ、とソロスは主張する。

 つまりは「原油暴落でロシアをデフォルト(破産)に追い込め!」「ウクライナに資金を提供し戦争でロシアをぶっ潰せ!」ということだ。

「国境なき政治家」ソロスの初仕事はポーランドの「連帯」に札束を渡すことだった。以後、チェコスロバキアの反体制組織「憲章77」、グルジア「バラ革命」などに資金を提供。一貫して、ソ連、ロシアと闘ってきた。

 ソ連崩壊後、ロシアに大量の資金と人員を送り込んだソロスが大儲けできたのはボリス・エリツィンが大統領だった時代だけ。エリツィン政権の第一副首相が射殺されたボリス・ネムツォフ氏である。

<プーチン大統領とメドベージェフ首相が、経済金融のルールを無視し、目先の利益を求めすぎた。その結果深刻な影響が起きている。>(ジョージ・ソロス 前出ZUU)

 

 容疑者その2 ミハイル・ホドルコフスキー

 ジョージ・ソロスの見解「プーチンは経済金融のルールを無視した」とは具体的には何を指すのか?

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2015年2月28日 (土)

だけど私たちには年金があります。一番かわいそうなのは若い人たちです。仕事がないから。この人たちを早くなんとかしてあげて欲しいと思います 双葉町の亀屋幸子さんhttp://www.mag2.com/m/0001577514.html

 2月27日金曜日。いつものように霞が関経産省前「テントひろば」でツイキャス中継をしていると背中に衝撃を感じた。

 見ると、灰色のコートを着た小柄な男がかなりの勢いで立っている人々にぶつかっていく。

「俺は急いでいる。じゃまなんだよ」ということらしいが、こいつ、わざわざ人の背後を狙ってジグザグに歩いていた。

 ま、そういうこともある。

 と軽く考えて抗議をしていると、目の前にパトカーが急停止した。

 私服の刑事は最初、テントに向かったが、私が「ここでは何も起きていない」と言うと「どこ?」と聞き返してくる。

「わからない」と言う他ないが、何か起きたとしたら、経産省のゲート前で抗議をしている火炎瓶テツさんらに違いない。

 目撃した人によれば、サラリーマン風の男がドラムを叩いていた女性に蹴りかかり、さらにトランジスタメガホンを叩いた、という。

「警察を呼ぶぞ」と男が叫んだので「呼べばいい」とデモ隊の人が応え、かくゆう状況になったらしい。

「これから会議があるんだよ」

 つまり、トラメガの音が会議を妨害している、という主張なのだろう。

 こういうことが起きると、ツイッターなどで次のようなことを言う人が必ず出てくるよね。

「脱原発を主張するのはけっこうですが、法律は守りましょうね」

 首相官邸前でも大飯原発でも辺野古でも抗議をする人は「法律を守れ」と言われる。

 前日の26日。暴行未遂男の行動にお墨付きを与えるような判決が東京地裁であった。

<2月26日東京地裁では、テントを巡る第1審の判決が出された。その内容は、原告の請求提訴内容を全面的に認めるというものであった。1被告はテントを撤去し該土地を(国に)明け渡せ、2被告は損害賠償金(約2800万円)を払え>(経産省前テント広場の声明)

 ……2800万円!?

 経産省の官僚は「東大を出た恐喝集団」か!?

<3以上の2つについて「仮執行宣言」(ただし、損害金に関する仮執行対象額は約1100万円)」を付す>

 どういうことかというと……。

 当然、テントひろば側は上告する。しかし、東京高裁、最高裁の判決が出るのを待つことなく、国はテントを強制撤去できる、ということだ。

 

 実にめんどうだけど、また、「そもそも」から書き出さねばならぬ。

 2015年2月26日に行われた「テントを巡る裁判」は、そもそも裁判ではない。昨年12月初め、当事者であるテントの2名と弁護士は村上正敏裁判長を「忌避」しているのである。

 12月3日。いつも「双葉町」のプラカードを首から下げて抗議をしている亀屋幸子さんが法廷に立った。

「テントひろばは私の第二のふるさと」

 傍聴席からすすり泣く声がもれたという。

 亀屋さんと交わした言葉を思い出す。

「出演した記録映画を見ましたよ」

「私は見られないのよ」

「なぜ?」

「私はこうやっているから(プラカードを指差す)、話をしろ、と言われたら話します。でも、見られない。あのとき起こったことを思い出してしまうから」

 私が始めた「不正選挙抗議」を最初に支援してくれたのが亀屋さんだった。そのときはまだ、「テントひろば」から離れた場所に私は立っていた。

<全てなくなって、何時、どれだけ出費があるかわからないので、年金を節約、節約して生活しています。見通しのない節約、節約の生活は大変です>(亀谷幸子さんの意見陳述書 原発を問う民衆法廷HP)

「もらえない。私がカンパしなきゃいけない立場。福島に行って働かなきゃいけないのは私」

 私がそう言っても、手の中にねじ込むようにカンパをしてくれたのが亀屋さんだった。

<だけど私たちには年金があります。一番かわいそうなのは若い人たちです。仕事がないから。この人たちを早くなんとかしてあげて欲しいと思います。>

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 亀屋さんの15分間の陳述。5分間の休憩。

 一番高い席に戻ってきた村上正敏裁判長は突如……。

「今回の法廷で弁論は終結」

 聞き取れないような小声。

「閉廷」すら告げることなく村上は逃げた。

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2015年2月 8日 (日)

後藤健二さんはスパイ? 「ヘタレの妄想」ブログ『世に倦む日日』を信じた人々http://www.mag2.com/m/0001577514.html

 金曜日に霞が関に行き、路上にアンプをセットして抗議を始めると……。

「中田さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

 女性から声をかけられた。

「後藤健二さんは、NHKに頼まれてイスラム国に行ったんでしょう?」

 ……絶句。

「後藤さんの奥さんは外務省の職員なんでしょう?」

 ……いえ……あの……。

「あの奥さんは安倍晋三一族なんでしょう?」

 ……(腰が抜けた)。

 どっからそんな真っ赤なウソが湧き出てくるんだよ!? 次から次に。

 疲れ果てて家に帰り、パソコンを開くと……。

ネットでは後藤もハルナも死んでない。映像も偽者だというのがありますが、中田さんはどのような考えなのでしょうか? 是非、教えてください。>(ブログへのコメント)

 ……「エルヴィスは生きている!」と書き続けるアメリカのバカ新聞か!?

 いい加減にしてくれ!

「テレビのプロパガンダは恐ろしい」という原稿を書こうと思っていたが……。

「テレビは信じない」と心に決めた人たちが拡散するプロパガンダ。

 ネットというより「地べた」から生まれる「草の根」プロパガンダ。

 こっちの方がもっと恐ろしい(わけでしみじみめんどくさい。うんざりする)。

 真っ赤なウソの出処はどこ?

<事件発生の直後(1/21)に上げた記事・後藤健二の疑惑・が反響を呼んでいる。>

<10年間続けてきたが、こんなに多くのアクセスが殺到したのは初めてのことだ。>

<1日に46万件という途方もない数字を見て、こんなこともあるのかと正直驚かされる。>

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 ブログ『世に倦む日日』の一節である。「ニュースのように見えるブログ」のなかでも「こんなの読むな!」と私が最も強く思っていたサイト。

『世に倦む日日』を鵜呑みにする人が数十万人もいる!?

私は、これは安倍晋三とJ-NSAがJ-CIAの海外拠点を創設し、機関工作員を養成するプロジェクトの一端を示すものではないかと疑い、Blogでそう書いてきた。湯川遙菜は、その機関工作員の初代の見習生で、言わばテスト・パイロットだったのではないか。最も危険な地域に送りこみ、リスクがどの程度あるか、その瀬踏みをさせる使い捨ての派遣道具だったのではないかと、そのように想像を巡らせている。見習生を現地実習で教育するには上司たる教官が要る。その中東における上司教官が、インディペンデント・プレスのジャーナリストである後藤健二ではなかったのか。>(『世に倦む日日』)

 唐突に出てくる「J-CIA」(笑)。ここまで読めば「ウソだ」とすぐにわかりそうなもんだが……。

「後藤健二はスパイ」と思っている人が数十万人もいる!?

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 またしてもしみじみ思う。

 私も「トンデモ本」を書いて大儲けをしたい。ウソつきになりたい。

 教育水準とかまるで関係なく、この国の人たちは「本当のこと」が大嫌いで、おカネを払って「ウソ」を買う。

 

『読み倦む日日』が「ニュースに見える」だけの代物であることは、ななめ読みするだけで誰だってわかる。

 現在、このサイトの匿名ブロガーは「プロバイダーのエキサイトに記事を消された」と大騒ぎをしているが、具体的な行動は何ひとつ起こしていない。プロバイダーに電話すらかけていない。

記事が読めなくなっている一部の皆様にお願いです。エキサイトに問い合わせをして、その回答をTwで紹介して下さい。>(『世に倦む日日』のツイート)

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 自分で電話しろ! ジャーナリスト精神が1ミリでもあれば、即、電話するだろ!?

勇敢な読者の方が、この「返信」要請に応じて詳細を問い詰めたところ、「経緯詳細につきましては弊社ではご案内いたしかねますがシステム上の不具合ではなく記事の状態に因るものですので何とぞ…ブログ作成者より弊社窓口へ直接お問い合わせがあれば…直接ご案内をさせていただきますのでブログ作成者の対応をお待ちください」という応答がエキサイトから届いた。>

「お願い」をしたら「勇敢な」読者が電話してくれた!?

 こいつ、「私はヘタレです」と自己紹介している!

 エキサイト側は「ブロガーご本人からの連絡を待っている」と言っているのに、こいつ、電話一本かける気配もない。

 パソコンの前でとぐろを巻いているだけ。何もしない。こんな楽チンな商売はない。

 ヘタレの妄想を鵜呑みにする方がどうかしているのである。

 しかも、こいつには「選挙妨害」の前科がある。

 昨年2月の東京都知事選「候補一本化問題」。宇都宮健児候補を引きずり下ろすために根も葉もないウソを垂れ流したのが『世に倦む日日』だった。

 つづきはメルマガで

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