いやあ、笑いました。町山智浩さんのラジオ『ストリーム』。
あのパリス・ヒルトンが新聞を読んだ!?
あのパリス・ヒルトンが聖書を読み始めたとたんに神に遭遇!?
ああ、マドンナの時代はまだよかったなあ!?
心の底から怒りがこみ上げてきて、でも、「アホ!」と叫ぼうとして、怒りはシワシワ、フニャフニャになって、もう、笑うしかねえじゃん!
という仕組みが実はテレビの本質であることがよくわかった。
実はよくできている。柳沢大臣のテレビ映りもそう。「なんとか還元水」もそう。「コムスンの誓い」もそうだ。
どっこい、まだ新聞を読む習慣を作れないジョージ・W・ブッシュ。
バカが世界をリードする。バカだけが、トップ(ニュース)に君臨する。
ここ10年で一番頭のきれない総理大臣を担ぎ出したのは我が祖国だ。
ホリエモン、折口会長だけじゃない。サイバー・エージェントの藤田社長だってそうとうなバカだ。「世界一の会社を作る」と言うだけで「何をやったらいいのかわからない」んだから。
小利口そうな小泉くんも竹中くんも宮内義彦くんも、構造改革でバカどもだけにビジネスチャンスと大金を与えてきた。
ニュースキャスターは、深刻な顔を作って年金問題に怒って見せるが、テレビのトップは誰? 車庫に1億円もかける占い非科学バカ女だ。
みのもんたは「強行採決は正しい」と「バカお嬢さん」どもを啓蒙するし。
違うんだよ。「消えた年金」でも「宙に浮いた年金」でもない。これは、「奪われた年金問題」なんだよ。
株価PKOにわしらの年金を10兆円遣った総理大臣の責任と、むずかしい苗字が読めなかった現在45歳の学生バイトの罪はどっちが重い!?
いずれにせよ、バカが大金を得る時代である。バカが時代を動かしている。
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