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猛烈にダルい!

つちだきくお ひと月以上、体調を崩していました。乳がんのホルモン療法のタモキシフェンの副作用で、猛烈にダルく、横になっていることしかできませんでした。

 タモキシフェンは10年飲まなければならないのですが、3年飲んだので、あと7年飲まなければなりません。暗澹(あんたん)たる気分ですね。ふー。

 沖縄の小浜島のはいむるぶしというリゾートホテルで、毎晩、島唄ライブをやっていた、つちだきくおさんのコンサートに6月22日に母と一緒に行ってきました。会場は内幸町ホール。

 体調は万全ではありませんでしたが、ベスト盤をドレミファドンができるぐらい、母と聴き込んでいたので(笑)、どうしても行きたくて、無理を押して行って来ました。

 大分県から小浜島に移住し、島で歌い続けて、29年。東京でコンサートをやること20年。今年は節目の年にあたります。ときおり、島の言葉を織り交ぜて歌う歌は独特の響きを持って、素敵です。

 母は「タピスカロイ」という歌が一番好きなのですが、八重山諸島の小浜島では、現代においても船で行き来する手段しかなく、物資の交換は命懸けの仕事です。

 毎日、海へ出る男衆に向けて航海の無事を祈る女衆がかける言葉として使われているのが「タピスカロイ」で、「航海をご無事で」でという意味です。

 私は、「軽トラックかりて」という歌が好きです。観光客のアベックが島のおじいに軽トラックを借りて、島を巡る歌なのですが、軽妙な語り口で、こちらも素敵な歌です。

 つちだきくおさんは、NHKの朝の連ドラの「ちゅらさん」で主人公の通う小浜島の小中学校の先生役をやっていたのですが、今年、娘さんが小浜小中学校に赴任してきたそうです。

 お父さんが演じた学校の先生を娘さんが実際にやるなんて、素敵な話ですね。つちだきくおさんも誇らしげでした。

 コンサートが終わった後、新橋駅の烏森口改札からすぐの、かのや新橋駅構内店で、うどんを食べてきました。

 カウンター席はあるのですが、立ち食いそば屋に毛が生えたぐらいの店で、母は一度食べたことがあるのですが、期待はしていませんでした。

 それが大間違い! 私は冷たいぶっかけうどん、母は温かいかのやうどんを食べたのですが、器は、はげちょろげなのに麺がつるつるシコシコでとてもおいしいものでした。

 ぶっかけには、カリカリの天かすがたくさん乗っていて、うどんと食べると最高! かのやうどんはおぼろこんぶがいい味を出していました。

 こんなにおいしいのなら、写真を撮っておけばよかった(笑)。
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カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
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