【日暮里・向島・浅草】絶品拉麺・栗羊羹・ちんや。
- 2019/02/26
- 12:45
おととい退院したばかりだというのに、おいしい栗羊羹を求めて、向島まで母と行ってしまいました。
母の脳梗塞にいち早く気づいた命の恩人の歯医者さんにお礼として渡すためのものです。
行く途中、日暮里駅で馬賊(ばぞく)という手打ち拉麺屋さんに入りました。JR日暮里駅東口1分。無休。
お腹も空いていたので、食べてから、栗羊羹を買いに行くことにしました。おいしかったので、訪れるのは3回目。『チューボーですよ!』で、街の巨匠として紹介されていたお店です。
写真は、拉麺(ラーメン)、700円。生地をブルンブルンと上下に力を込めて引っ張り、ヒモ状に伸ばしていく様子がお店の外から見られるんですが、太麺で、腰があり、とてもおいしいものです。スープも飲み干してしまいたいほど。
拉麺を2つ頼みました。『マツコの知らない世界』で、馬賊の冷やし中華が絶品だと紹介されていたので、興味はあったのですが、いつもの醤油拉麺にしました。
板に書いたメニューのほかに、手書きで冷やし中華のメニューが書かれていて、頼んでいる人もたくさんいました。冷やし中華、五目冷やし中華、韓国風冷やし中華、馬賊冷やし中華の4種類がありました。
拉麺到着。手打ちのモチモチの太麵とよい味を出しているスープ、おいしいチャーシュー、メンマと申し分ない味です。
いままで食べた拉麺の中で一番かも。700円というのも良心的ですね。母とスープまで飲み干してしまいました。
これは手打餃子、500円。餃子の皮が厚く、ちょっと期待はずれ。ニンニクは効いてましたけどね。
肝心の栗羊羹屋さんを探すのが大変でした。母方の祖父母は、二人して詩吟のお師匠さんだったのですが、お弟子さんがよく、青柳正家(あおやぎせいけ)の栗羊羹を持ってきてくださったそうです。
母は向島の地蔵通り商店街にあると勘違いしていたようですが、いくら歩いても、たどり着けません。お店に電話したら、「地蔵通り商店街ではないですよ」と言われ、iPhoneの地図を頼りに青柳正家を目指しました。
母は、向島の出身で、自分が知っているところは、まかせておいてと言うんですが、いつだって、勘違いをしていて、結局、私がiPhoneの地図で探すことになります(笑)。
地蔵通り商店街から浅草方面に一時間以上歩いて、ようやく青柳正家にたどり着きました。退院したばかりで、細い足なのによく歩けたと思います。青柳正家は、立派な店構えでした。
どの駅からも少し遠いところに青柳正家はあるのですが、かつては見番(芸者さんに口がかかった時の取り次ぎやお代の計算、芸者屋さんを取り締まる事務所)がたくさんあり、芸者さんがいたので、こういったお店があったようです。
一日80本限定なので、朝、取り置きをお願いしていたのですが、歯医者さんには宮家献上の栗羊羹を二棹(さお)、自宅用には一棹買いました。
菊最中も変わった形をしていたので、二つ買いました。隅田川にかかる白鬚橋(しらひげばし)から歩いてきたと言ったら、お店の人が驚いて、疲れているでしょうからと言って、お饅頭を母と私にひとつずつくれました。
お店を出たら、スカイツリーに明かりが付いていました。青柳正家からは、タクシーで浅草を目指し、そこからバスで池袋東口に帰ることにしました。
途中、浅草のちんやで、黒毛和牛の牛肉を買いました。創業明治13年の老舗。
「何グラム買う?」と母に聞くと、「400グラム」と即答。「おいしいから、食べちゃうわよ」と言っていました。
ちんやはメス牛専門の牛肉屋さんで、肉質がやわらかく、独特の甘い風味があることで知られています。一ヵ月熟成させているそうです。スーパーのはオスが多いとのこと。母はよく買っていたそうですが、私は初めてでした。
ちんやには、お肉屋さんにすき焼き屋さんが併設されているんですが、お一人様9900円と目の玉が飛び出るほどお高いです(笑)。
自宅に帰って、夕食にしたのですが、400グラムの半分をバターで焼き、ポン酢をかけて、母と食べました。肉質が本当にやわらかく、とてもおいしいものでした。
明日の夕飯には、残り半分を牛丼にするか、しぐれ煮にするか、迷っています。
青柳正家を目指す前に腰の悪い母は、池袋西武で杖(つえ)を買ったんですが、いくらおしゃれをしていても、杖をついていると、一気に老け込んだように見えました。そういう年なんですね。母に言うと、知っている人の前では、杖はつかないと笑っていました。
夕食後、お茶にしたのですが、どこを切っても大粒の栗が出てくる、とてもおいしい栗羊羹でした。
母の脳梗塞にいち早く気づいた命の恩人の歯医者さんにお礼として渡すためのものです。
行く途中、日暮里駅で馬賊(ばぞく)という手打ち拉麺屋さんに入りました。JR日暮里駅東口1分。無休。
お腹も空いていたので、食べてから、栗羊羹を買いに行くことにしました。おいしかったので、訪れるのは3回目。『チューボーですよ!』で、街の巨匠として紹介されていたお店です。
写真は、拉麺(ラーメン)、700円。生地をブルンブルンと上下に力を込めて引っ張り、ヒモ状に伸ばしていく様子がお店の外から見られるんですが、太麺で、腰があり、とてもおいしいものです。スープも飲み干してしまいたいほど。
拉麺を2つ頼みました。『マツコの知らない世界』で、馬賊の冷やし中華が絶品だと紹介されていたので、興味はあったのですが、いつもの醤油拉麺にしました。
板に書いたメニューのほかに、手書きで冷やし中華のメニューが書かれていて、頼んでいる人もたくさんいました。冷やし中華、五目冷やし中華、韓国風冷やし中華、馬賊冷やし中華の4種類がありました。
拉麺到着。手打ちのモチモチの太麵とよい味を出しているスープ、おいしいチャーシュー、メンマと申し分ない味です。
いままで食べた拉麺の中で一番かも。700円というのも良心的ですね。母とスープまで飲み干してしまいました。
これは手打餃子、500円。餃子の皮が厚く、ちょっと期待はずれ。ニンニクは効いてましたけどね。
肝心の栗羊羹屋さんを探すのが大変でした。母方の祖父母は、二人して詩吟のお師匠さんだったのですが、お弟子さんがよく、青柳正家(あおやぎせいけ)の栗羊羹を持ってきてくださったそうです。
母は向島の地蔵通り商店街にあると勘違いしていたようですが、いくら歩いても、たどり着けません。お店に電話したら、「地蔵通り商店街ではないですよ」と言われ、iPhoneの地図を頼りに青柳正家を目指しました。
母は、向島の出身で、自分が知っているところは、まかせておいてと言うんですが、いつだって、勘違いをしていて、結局、私がiPhoneの地図で探すことになります(笑)。
地蔵通り商店街から浅草方面に一時間以上歩いて、ようやく青柳正家にたどり着きました。退院したばかりで、細い足なのによく歩けたと思います。青柳正家は、立派な店構えでした。
どの駅からも少し遠いところに青柳正家はあるのですが、かつては見番(芸者さんに口がかかった時の取り次ぎやお代の計算、芸者屋さんを取り締まる事務所)がたくさんあり、芸者さんがいたので、こういったお店があったようです。
一日80本限定なので、朝、取り置きをお願いしていたのですが、歯医者さんには宮家献上の栗羊羹を二棹(さお)、自宅用には一棹買いました。
菊最中も変わった形をしていたので、二つ買いました。隅田川にかかる白鬚橋(しらひげばし)から歩いてきたと言ったら、お店の人が驚いて、疲れているでしょうからと言って、お饅頭を母と私にひとつずつくれました。
お店を出たら、スカイツリーに明かりが付いていました。青柳正家からは、タクシーで浅草を目指し、そこからバスで池袋東口に帰ることにしました。
途中、浅草のちんやで、黒毛和牛の牛肉を買いました。創業明治13年の老舗。
「何グラム買う?」と母に聞くと、「400グラム」と即答。「おいしいから、食べちゃうわよ」と言っていました。
ちんやはメス牛専門の牛肉屋さんで、肉質がやわらかく、独特の甘い風味があることで知られています。一ヵ月熟成させているそうです。スーパーのはオスが多いとのこと。母はよく買っていたそうですが、私は初めてでした。
ちんやには、お肉屋さんにすき焼き屋さんが併設されているんですが、お一人様9900円と目の玉が飛び出るほどお高いです(笑)。
自宅に帰って、夕食にしたのですが、400グラムの半分をバターで焼き、ポン酢をかけて、母と食べました。肉質が本当にやわらかく、とてもおいしいものでした。
明日の夕飯には、残り半分を牛丼にするか、しぐれ煮にするか、迷っています。
青柳正家を目指す前に腰の悪い母は、池袋西武で杖(つえ)を買ったんですが、いくらおしゃれをしていても、杖をついていると、一気に老け込んだように見えました。そういう年なんですね。母に言うと、知っている人の前では、杖はつかないと笑っていました。
夕食後、お茶にしたのですが、どこを切っても大粒の栗が出てくる、とてもおいしい栗羊羹でした。
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