(2)旅は、シロエビで始まり、シロエビで終わる。
- 2022/05/11
- 02:22
旅の二日目。私たちは、宇奈月温泉駅(うなづきおんせんえき)を出発し、金沢駅を経由して、和倉温泉(わくらおんせん)を目指したのでした。
写真は、和倉温泉に向かう途中、黒部宇奈月温泉駅のセブンイレブンで買った「富山味づくし」というお弁当、1200円。ますの寿司で有名な源(みなもと)のお弁当です。
一の重。鰤(ぶり)の味噌焼と酢蓮根、蛸のうま煮、枝豆添え、ますひれのうま煮と昆布巻き、かつお風味のブロッコリー、玉子べっこう、昆布かまぼこ、氷頭なますと大根のお酢和え、梅貝と銀杏串、ほたるいかの甘露煮、白海老浜焼き、大学芋。
二の重。里芋の胡麻味噌掛け、きんぴら牛蒡、南瓜、竹の子、蕗(ふき)、椎茸の煮物、ますのすし、赤しそ、青しそのひさごご飯、らっきょうの赤ワイン漬け。
蛸のうま煮や、ますひれのうま煮、昆布巻き、かつお風味のブロッコリー、氷頭なます、ますのすしがおいしかったでしょうか。目にもおいしいお弁当でした。ますひれのうま煮は、お土産に買って帰りました。
和倉温泉に着くと、いまにもひと雨きそうな天気。今日泊まるお宿は七尾湾(ななおわん)に面し、能登島(のとじま)が一望できる、ゆけむりの宿 美湾荘(びわんそう)です。
客室から七尾湾に沈む、きれいな夕日が見られるはずだったんですが、こんな天気のため、残念ながら見ることはできませんでした。前日の立山連峰といい、夕日といい、天気ばかりは思うようにいきません。
旅館に荷物を置くと、湯っ足りパークという足湯に入りに行きました。七尾湾に面し、和倉温泉と能登島をつなぐ能登島大橋を見ながら足湯につかれます。曇天でしたが、穏やかな湾を見ているのもいいもんです。
写真は、美湾荘から歩いて10分ほどの、加賀屋のラウンジでいただいた加賀紅茶。800円。
和倉温泉の宿といえば、加賀屋が有名ですから、泊まることはできなくても、お茶だけでもいただきましょうと母と偵察に乗り込んだのでした。地元で作られた紅茶だそうで、雑味がなく、まろやかな味わいでした。
注目すべきは、ふりかけた金箔ではないでしょうか。紅茶を運んできた下さった、仲居さんがテーブルの上の小箱を開けると、そこにちょうど七味唐辛子の入れ物のような竹筒があり、それを振りかけるようにと言われました。
パラパラと振りかけると、金箔は思いのほか軽く、細かなものは空気に舞って、紅茶の上にそっと落ちたのでした。
加賀屋にやってきた時は、ロビーにずらりと並んだ仲居さんたちに「お帰りなさいませ」と言われ、美湾荘に戻る時には、「行ってらっしゃいませ」。
宿泊客に間違えられたのでしょうが、なんだかお大尽(おだいじん)になったような気分でした。
写真は、美湾荘で出た夕食です。ズワイガニや牛のミニステーキ、お造り、薄い衣を付けた、揚げたての天ぷらなどが並び、食べきれないほどでした。
加賀野菜の五郎島金時(さつまいも)を揚げたものがおいしかったです。牛のミニステーキの下にある、深緑色のものは、山葵海苔(わさびのり)という珍しいもので、これだけでご飯が進むほどでした。
写真は、和倉温泉に向かう途中、黒部宇奈月温泉駅のセブンイレブンで買った「富山味づくし」というお弁当、1200円。ますの寿司で有名な源(みなもと)のお弁当です。
一の重。鰤(ぶり)の味噌焼と酢蓮根、蛸のうま煮、枝豆添え、ますひれのうま煮と昆布巻き、かつお風味のブロッコリー、玉子べっこう、昆布かまぼこ、氷頭なますと大根のお酢和え、梅貝と銀杏串、ほたるいかの甘露煮、白海老浜焼き、大学芋。
二の重。里芋の胡麻味噌掛け、きんぴら牛蒡、南瓜、竹の子、蕗(ふき)、椎茸の煮物、ますのすし、赤しそ、青しそのひさごご飯、らっきょうの赤ワイン漬け。
蛸のうま煮や、ますひれのうま煮、昆布巻き、かつお風味のブロッコリー、氷頭なます、ますのすしがおいしかったでしょうか。目にもおいしいお弁当でした。ますひれのうま煮は、お土産に買って帰りました。
和倉温泉に着くと、いまにもひと雨きそうな天気。今日泊まるお宿は七尾湾(ななおわん)に面し、能登島(のとじま)が一望できる、ゆけむりの宿 美湾荘(びわんそう)です。
客室から七尾湾に沈む、きれいな夕日が見られるはずだったんですが、こんな天気のため、残念ながら見ることはできませんでした。前日の立山連峰といい、夕日といい、天気ばかりは思うようにいきません。
旅館に荷物を置くと、湯っ足りパークという足湯に入りに行きました。七尾湾に面し、和倉温泉と能登島をつなぐ能登島大橋を見ながら足湯につかれます。曇天でしたが、穏やかな湾を見ているのもいいもんです。
写真は、美湾荘から歩いて10分ほどの、加賀屋のラウンジでいただいた加賀紅茶。800円。
和倉温泉の宿といえば、加賀屋が有名ですから、泊まることはできなくても、お茶だけでもいただきましょうと母と偵察に乗り込んだのでした。地元で作られた紅茶だそうで、雑味がなく、まろやかな味わいでした。
注目すべきは、ふりかけた金箔ではないでしょうか。紅茶を運んできた下さった、仲居さんがテーブルの上の小箱を開けると、そこにちょうど七味唐辛子の入れ物のような竹筒があり、それを振りかけるようにと言われました。
パラパラと振りかけると、金箔は思いのほか軽く、細かなものは空気に舞って、紅茶の上にそっと落ちたのでした。
加賀屋にやってきた時は、ロビーにずらりと並んだ仲居さんたちに「お帰りなさいませ」と言われ、美湾荘に戻る時には、「行ってらっしゃいませ」。
宿泊客に間違えられたのでしょうが、なんだかお大尽(おだいじん)になったような気分でした。
写真は、美湾荘で出た夕食です。ズワイガニや牛のミニステーキ、お造り、薄い衣を付けた、揚げたての天ぷらなどが並び、食べきれないほどでした。
加賀野菜の五郎島金時(さつまいも)を揚げたものがおいしかったです。牛のミニステーキの下にある、深緑色のものは、山葵海苔(わさびのり)という珍しいもので、これだけでご飯が進むほどでした。
- 関連記事
-
- (4)旅は、シロエビで始まり、シロエビで終わる。
- (3)旅は、シロエビで始まり、シロエビで終わる。
- (2)旅は、シロエビで始まり、シロエビで終わる。
- (1)旅は、シロエビで始まり、シロエビで終わる。