前々回の記事で「最近、webで何か出てきてもあまり驚いたり感動しなくなった」とか書いたけれど、Google Waveには期待で胸膨らむ思いがした。
最近だって「ちょっとした驚き」「気の利いたアイデアを見る楽しさ」みたいなのはあるわけだけど、Google Waveへの期待感はそれよりもっとずっと大きく、特に形容詞や留保はつかない。
なぜそんなに魅了されたかは自分でも明確じゃなかったんだけど「ソフトウェアエンジニアの夢、ハイパーテキスト、Google Wave」という記事を読んで納得した。
そういえば学生時代に「ライティング スペース」を読んで、魅了されたりしたしなあ。自分はソフトウェアエンジニアではないけれど、確かにハイパーテキストは自分にとっても聖杯ではある。そもそも最初にウェブに惹かれたきっかけは、ハイパーテキスト的な側面だったわけだし。
紹介記事をいくつか読んで、どれも途中で面倒になって最後まで読み通せなかったけど、それは秘密だ。断片的な情報を総合すると、現時点での「Google Wave」についてはだいたい把握できたと思う。なんというかまあ、ラーメンで言うなら「全部乗せ」みたいなものだよな。「シンプルイズベスト」とか「絞り込んだ機能」とかが好きな人はどう評価するんだろう。まあ、「シンプル」もかなりのマジックワードで、相当な複雑さであっても「シンプル」と言えるしなあ。ま、それはいいや。
この期待感はGoogle補正、ではないと思う。別の会社が発表していても、かなり期待しただろう。まあ、Gmailと合体しそうな点が期待感をさらに高めているのはあるだろうが。唯一残念なのは、リアルタイムで一緒に何かする相手がいないということだろうけれど、まあ、そういうのには慣れてる。
と。で、だ。まあここから熱く語るのは自分には無理っす。代わりに、もしこれが新サービス案として自分に提案された企画だったとしたらどうかを想像してみる。まあ、自分の今の役回りではありそうにないシチュエーションだけど。
ポアーン
ギョギョッ!
フハッ!
うん。駄目、だな。
少なくとも以下の点を解決すべき課題として挙げるはず。
・複雑すぎ
・解りにくい
・ゆえに配布サイトがあるとして、ほとんどのユーザは説明文を読む前に離脱しそう。何か工夫が必要。動画で見せるだけでも不十分なくらい。
・そもそも一部のマニアを除き、誰がターゲットになるのか思い描けない
・そのマニアでも、機能をフル活用してくれるかどうか怪しい
というわけで、「このままだと一部の好事家に持ち上げられて終わり」みたいになるよね、と。あと「HTML5前提なら、一般への対応ブラウザ普及率も見つつやらないとね」とか。
いや、他のwebディレクター諸賢なら「これはすごい!ぜひやろう!」とかなるのかもしれないが。
そういえば、今回のGoogle Waveお披露目で重要な成果の一つは「HTML5の姿を、解りやすく具体的に垣間見させてくれた」ということかも。
にしても、う~ん。なんだろう前フリとのこの落差。多少動く試作版も出してくれたなら、その熱意に報いるべく自分も実現の道筋を探るのに最大限協力はするだろうけれど、それでも上記の課題は無視できないだろうな。
いやでも、もしこれが友人に「こういうの作ってんだ~」とかで説明受けつつ多少動く試作版を触らせてもらったんならどうか。
え!?これ作ってるの?おまえが?マジで?これを?おまえが?うっそ!?これすごいよ!ちゃんと完成したときには…!うわぁ!!頭がフットーしそうだよおっっ!!
くらいは思うだろう。
あー。そうか。そういうことか。なんだかなあ。だが、うーん。
最近だって「ちょっとした驚き」「気の利いたアイデアを見る楽しさ」みたいなのはあるわけだけど、Google Waveへの期待感はそれよりもっとずっと大きく、特に形容詞や留保はつかない。
なぜそんなに魅了されたかは自分でも明確じゃなかったんだけど「ソフトウェアエンジニアの夢、ハイパーテキスト、Google Wave」という記事を読んで納得した。
そういえば学生時代に「ライティング スペース」を読んで、魅了されたりしたしなあ。自分はソフトウェアエンジニアではないけれど、確かにハイパーテキストは自分にとっても聖杯ではある。そもそも最初にウェブに惹かれたきっかけは、ハイパーテキスト的な側面だったわけだし。
紹介記事をいくつか読んで、どれも途中で面倒になって最後まで読み通せなかったけど、それは秘密だ。断片的な情報を総合すると、現時点での「Google Wave」についてはだいたい把握できたと思う。なんというかまあ、ラーメンで言うなら「全部乗せ」みたいなものだよな。「シンプルイズベスト」とか「絞り込んだ機能」とかが好きな人はどう評価するんだろう。まあ、「シンプル」もかなりのマジックワードで、相当な複雑さであっても「シンプル」と言えるしなあ。ま、それはいいや。
この期待感はGoogle補正、ではないと思う。別の会社が発表していても、かなり期待しただろう。まあ、Gmailと合体しそうな点が期待感をさらに高めているのはあるだろうが。唯一残念なのは、リアルタイムで一緒に何かする相手がいないということだろうけれど、まあ、そういうのには慣れてる。
と。で、だ。まあここから熱く語るのは自分には無理っす。代わりに、もしこれが新サービス案として自分に提案された企画だったとしたらどうかを想像してみる。まあ、自分の今の役回りではありそうにないシチュエーションだけど。
ポアーン
ギョギョッ!
フハッ!
うん。駄目、だな。
少なくとも以下の点を解決すべき課題として挙げるはず。
・複雑すぎ
・解りにくい
・ゆえに配布サイトがあるとして、ほとんどのユーザは説明文を読む前に離脱しそう。何か工夫が必要。動画で見せるだけでも不十分なくらい。
・そもそも一部のマニアを除き、誰がターゲットになるのか思い描けない
・そのマニアでも、機能をフル活用してくれるかどうか怪しい
というわけで、「このままだと一部の好事家に持ち上げられて終わり」みたいになるよね、と。あと「HTML5前提なら、一般への対応ブラウザ普及率も見つつやらないとね」とか。
いや、他のwebディレクター諸賢なら「これはすごい!ぜひやろう!」とかなるのかもしれないが。
そういえば、今回のGoogle Waveお披露目で重要な成果の一つは「HTML5の姿を、解りやすく具体的に垣間見させてくれた」ということかも。
にしても、う~ん。なんだろう前フリとのこの落差。多少動く試作版も出してくれたなら、その熱意に報いるべく自分も実現の道筋を探るのに最大限協力はするだろうけれど、それでも上記の課題は無視できないだろうな。
いやでも、もしこれが友人に「こういうの作ってんだ~」とかで説明受けつつ多少動く試作版を触らせてもらったんならどうか。
え!?これ作ってるの?おまえが?マジで?これを?おまえが?うっそ!?これすごいよ!ちゃんと完成したときには…!うわぁ!!頭がフットーしそうだよおっっ!!
くらいは思うだろう。
あー。そうか。そういうことか。なんだかなあ。だが、うーん。
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