「イラン、新世代長距離弾道ミサイルを試験発射、官営メディア報道」:ダブルスタンダートに北朝鮮は注目か (2015年10月12日 「CNN」)
オバマと朴槿恵の共同記者会見のビデオを見ていたら、米国記者がイランの長距離弾道ミサイル試射について「何らかの制裁はあり得るのか」とオバマに質問したのに対し「これまで同様、イランに対する制裁を見直す」と答えている。イランのミサイル発射については全くノーカバーだったのだが、慌てて過去記事を探してみると、いくつか出てきた。
CNN, "Iran test-fires new generation long-range ballistic missiles, state media report", http://edition.cnn.com/2015/10/11/middleeast/iran-ballistic-missile-test/
記事によると、イランに対しては、北朝鮮に対してと同様に「安保理決議1979」で「弾道技術づを使った発射」が禁止されており、今回のミサイル発射は明らかに決議違反である。米国とイランは「核開発凍結」で一応合意状態にあり、その中でもミサイル発射に米国はどう反応するのかを北朝鮮は注視しているはずである。米国が何もしなければ、北朝鮮も「核開発凍結」、ロケット発射継続というオプションを提示する可能性はあるが、イランと異なり北朝鮮はとりあえずは「核保有国」である。
南北関係、対中関係も含めて、しばらくは北朝鮮がロケットを発射する可能性は低いはずであるが、米国とイランの関係を見ながら、次の一手を考えているはずである。
CNN, "Iran test-fires new generation long-range ballistic missiles, state media report", http://edition.cnn.com/2015/10/11/middleeast/iran-ballistic-missile-test/
記事によると、イランに対しては、北朝鮮に対してと同様に「安保理決議1979」で「弾道技術づを使った発射」が禁止されており、今回のミサイル発射は明らかに決議違反である。米国とイランは「核開発凍結」で一応合意状態にあり、その中でもミサイル発射に米国はどう反応するのかを北朝鮮は注視しているはずである。米国が何もしなければ、北朝鮮も「核開発凍結」、ロケット発射継続というオプションを提示する可能性はあるが、イランと異なり北朝鮮はとりあえずは「核保有国」である。
南北関係、対中関係も含めて、しばらくは北朝鮮がロケットを発射する可能性は低いはずであるが、米国とイランの関係を見ながら、次の一手を考えているはずである。