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    ブータン訪問地の位置関係:事前学習を怠ったので事後学習 (2024年3月31日)

    ブータンに行くまで、そして敢えて言えば今でも、ブータンの地図上の位置から始まり基本的な位置関係についてよく分かっていない。『地球の歩き方 ブータン』で事前学習を試みたが、そもそも全体像が全く分かっていないので諦め、事後学習をすることにした。

    ブータンの位置はブータン単独で見るよりもインドの地図で見た方が分かりやすい。ブータンは西、南、東の国境でインド、北の国境で中国と接している。私は、「案内員」の話からして西の国境はネパールと接しているとばかり思っていたが、この地図からも分かるようにインドが間に挟まっている。
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    Source: The World Factbook, CIA, https://www.cia.gov/the-world-factbook/

    ブータンの地図。これまで書いた記事との関係で行くとThimphu(ティンプー)が首都。その西にあるParoが国際空港の所在地。一つ前の記事に書いたタクツァン寺院はParo(パロ)空港の北西11kmぐらいの地点にある。Thimphuの東にWangdue Phodrang(ワンデュポダン)がある。ThimphuからWangdue Phodrangに至るルートにはDochula Pass(ドーチュラ峠)がありヒマラヤ山脈が展望できることになっているが、往路も復路も天候が悪く見られなかった。Wangdue Phodrangの東にはTrongsa(トンサ)があるが、ここはトンサ・ゾンからV字型谷の「行軍」をした場所。
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    Source: The World Factbook, CIA, https://www.cia.gov/the-world-factbook/

    パロ空港とタクツァン寺院の位置関係
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    Source: Google Earth

    ティンプ、ドーチュラ峠、プナカ、ワンディポダンの位置関係。既出の記事では、Pnakha(プナカ)にあるスーパー男性器の「お坊さん」を祀ったチミ・カランがこの区間に位置する。
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    Source: Google Earth

    なお、今回の旅行で使用した主要な道路は「PNH-1」。Bhutan National Highwayなのになぜ「P」なのかという問に対する答えを移動中の車内で見出すのにしばらく時間がかかったが、「P」は「Primary」であることが分かった。「PNH-1」はティンプーと東部のツァシガンを結んでいる(512km)。その他にも「SNH-xx」という道も通ったが「Primary」が判明した後だったので、直ぐに「Secondary」ということが分かった。「PNH-1」片側1車線の舗装路(部分的に崖崩れの影響で舗装部分が破壊され、未舗装路となっている)。トヨタ・プラドは60km/h前後で走行し、速度の遅い軽自動車やトラックはどんどん追い越していった。
    20240331 pnh1kakunin
    Source: Google Earth

    PNH-1の標識。写真では見られないがティンプーを起点とした距離が側面に書かれている。
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    Source: 2024/03/19

    ブータンの道路に関しては、下のブータン政府が発行した資料が参考になる。
    https://www.moit.gov.bt/wp-content/uploads/2014/03/Road-Classification-System-in-Bhutan-Final.pdf

    各地点の位置関係。過去記事ではジャッカルは街の様子、ウラ村は「TikTokで遊ぶ子供達」などを紹介した。
    20240331 jakamadekakunin
    Source: Google Earth

    自分でもよく分かっていなかった「元副村長の家」の相対的な位置。黄色で囲んだHome Stayは「元副村長の家」ではないが、このHome Stayのもっと奥まったところに「元副村長の家」がある。
    20240331 soncho
    Source: Google Earth

    Jakar(ジャッカル)からUR(ウラ村)に至る道。オレンジ色の部分が一番雪深かった場所で(標高3400m)、雪の影響で断線した電力線を修理するために政府の車が来ていた。ナンバープレートのBGは「Bhutan Government」を示している。その他に「BT」は「Bhutan Taxi」、「BP」は「Bhutan Private」(個人所有の車)、「RBP」は(Royal Bhutan Police)で警察。軍用車も見たが、ナンバープレートは確認できなかった。

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    Source: Google Earth

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    Source: 2024/03/18

    ブータンも北朝鮮も「案内員」必須の旅行3:苦難の行軍、「ゾン」の機能、仏教系主要人物、特別撮影 (2024年3月30日)

    ブータンの「案内員」は、案内初日に日本の手配会社から渡された旅程表に書いてある日程と自分がブータンの支社から受け取った旅程表に書いてある日程が同一であるかどうかを客(筆者)と確認した。「案内員」が持っている旅程表は英文、私が受け取った旅程表は日本文だったが旅程は同じだった。

    そして、基本的に旅程表に書かれたコースを回るわけだが、天候等の影響により変更されることは当然あり得る。今回の旅行期間について言えば、ブータン中部の峠で大雪が降るという事態があった。幸い、私の場合は使用していた車がプラドであったことと、道路が閉鎖された日と1日ずれていたので、天候による大きな旅程変更はなかったが、同じホテルに宿泊していたドイツ人グループは道路閉鎖の影響を受けて次の目的地に行くことができなくなったと「案内員」が言っていた。

    3月22日には、トンサ・ゾンという城塞寺院を訪問した。
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    Source: 2024/03/22

    この寺院は、V字型の谷の上に位置している。V字型の谷の反対側には展望台を兼ねた売店があり、旅程ではこの売店から徒歩で谷を下り、トンサ・ゾンに登ることになっていたようだ。しかし、私はそのことを十分に認識していなかったので、「案内員」の「今日は、雨の影響で道の状態が悪いから歩くのは止めましょう」と提案に何も考えずに「そうですね」と応えた。結果、旅程は変更され、車でトンサ・ゾンのゲートまで行き、ゾンを見学後にはトンサの市場を散策することになった(それも後から分かった)。

    一通りトンサ・ゾンを見学後、出口のようなところに来たところで「案内人」が「ここから歩いても行けます」と言った。天気も良かったので私が反射的に「では、歩きましょう」と応えると、「トンサの市場は見なくてもいいですか」というので、気軽に「いいですよ」と応えた。そして、何が待ち構えているのか分からないまま「分かりました。では歩きましょう」ということになった。

    何が始まったのかというと、下の写真の右のトンサ城(トンサ・ゾン)から谷を下り、Bazamと書かれた谷川にかけられた橋を渡り、左側にあるView Pointまで登る行軍だった。
    20240330 tonsajo

    ここで少し「ゾン」について紹介しておく。「ゾン」というのは古い城なのだが、実は観光用だけの建物ではなく、寺院と行政機関が入っており現行で機能している。日本で言えば、県庁+お寺といった感じだろうか。ブータン滞在中、「ゾン」をいくつか訪問したが、全てがそうだったかは記憶が曖昧ながら、そのほとんどがそうだった。上の写真には数人の僧が写っているが、同じ「ゾン」の中には下の写真にあるような行政機関(農業部など)が入っている。
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    Source: 2024/03/22

    また、ジャッカル・ゾンには「ICT担当者」の部屋もあった。別記事に書いたQRコード賽銭箱同様、何とも不思議な組み合わせだ。
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    Source: 2024/03/20

    行軍の話に戻す。下の写真では、手前が出発点、反対側の丘にある白い建物がView Point(展望台を兼ねた売店)である。
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    Source: 2024/03/22

    歩いたコースを見ると下のような感じになる。高度2051mのトンサ・ゾンから1800mの川に下り再び2100mの展望台に登る。高低差は僅か200mだったが、かなりの急勾配で上りはとてもきつかった。
    20240330 tonsakosu

    しかも、この日は天気が良く、気温もかなり上がっていた。このような行軍をするのなら、「案内員」も水を持って来ていたのだろうが、持っていなかった。私はどこに行こうがリュックの中に最低、500mlのペットボトルを入れて歩くことにしているのだが(移動中の車内には大量のペットボトルの水が積み込まれているものの)、この日は偶然、前日、下の写真にあるメンバル・ツォ(燃える湖、川なのだが湖と呼ばれている)に行ったときにペットボトルに汲んでおいた「聖水」2本がリュックに入っていた。私と「案内員」はこのボトルを1本ずつ分け合い、苦難の行軍はなんとか切り抜けることができた。最悪、View Pointで待っている運転手に水を届けてもらうことになるところだったが、まさに神様に救われた形だ。
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    Source: 2024/03/21

    「案内員」は24日の旅程に書かれていた「タクツァン僧院へのハイキング(往復約 6~7 時間)」での私の「行軍」能力を心配していたようだが、このV字谷の「行軍」後には、「問題ありませんね」と言っていた。実際、「タクツァン僧院へのハイキング」は全体としての勾配も緩やかで、V字谷の「行軍」よりも遙かに楽だった。しかし、最も有名な観光地、しかも好天に恵まれた日曜日ということもあり、外国人観光客のみならずブータン人観光客もかなりいて登山道が混み合っており、自分のペースで進めなかった。

    高度2600m地点にある最終駐車場からから3100mへの約500mの登りであるが、それほどきつく感じなかった。火災で焼けた寺院を修復する際、寺院の近くまで道を作る計画もあったが、現国王がそれを取りやめにさせたと「案内員」が言っていた。これは英断で、道など作っていたらタクツァン寺院の価値は色々な意味で落ちていたであろう。(下の写真の「タクツァン僧院」と書かれている地点は最終目的地ではなく、赤い矢印がある地点が「タクツァン寺院」、つまり旅程にある最終目的地となる。)
    20240324 taku33

    目的地のタクツァン寺院もかなり混んでいたが、信仰心の厚い「案内員」は五体投地をきちんとしていた。私はというと、さすがに仏像の前に立っている外国人観光客達の尻に向かって五体投地をするのは気が引けたので「案内員」と一緒にはしなかった(その後、観光客が立ち去り誰も仏像の前にいない間に五体投地をしたが)。ここの寺院でも「案内員」は色々とこの寺院についての話をしてくれたが、とにかく撮影禁止なので、後で写真を見ながら話を思い出すということができない。

    ここで、「案内員」の話に登場する、仏教系の主要人物について紹介しておく。あくまでも「案内員」の話に基づくもので、きちんと文献などで確認したものではない。

    1.お釈迦様3人
    ・インドで悟りを開いた初代のお釈迦様
    ・輪廻転生で蓮の花から生まれた2代目のお釈迦様(現行のお釈迦様で、生まれてから2500年ぐらい経っている。別記事に書いた「全裸踊り」の寺院には石段があり、半分ぐらい埋もれている。お釈迦様の1代は5000年で、現在、2500経過したからは半分埋もれたと。)
    ・3代目の未来のお釈迦様(上記、「石段」がある寺院には3代目のお釈迦様の仏像もあり、椅子に座っている。ブータンの仏像のほとんどは座像。ティンプーで早朝散歩中に1つだけ立像を見た。椅子に座っているのは、3代目として立ち上がる準備ができていることを示しているというのが「案内員」の説明)

    現妃の26歳の誕生日を記念して建立された釈迦立像(ティンプー市内)。蓮の花の上に立っているので、2代目のお釈迦様なのだろう。
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    Source: 2024/03/18

    2.建国の祖とされるチベットの僧、「髭さん」(シャブドゥン・ガワン・ナムゲル)
    「案内員」は「髭さん」と言っていたが、この人の像や絵画も寺院や「ゾン」にはたくさんある。

    3.「国を守る神様」と「案内員」が言っていた神様。

    4.観音菩薩(四方を目渡す目、足や手に目があるバージョンもある)

    5.ペマ・リンパ (前記の「燃える湖」に蝋燭を持ったまま飛び込んで、仏教の宝物を水中から見つけ出した僧。水の中に入っても蝋燭が消えなかったので、「燃える湖」と名付けられたというのが「案内員」の説明)

    「案内員」の寺院や「ゾン」の歴史的な説明は、だいたい、上記の5人が主要登場人物となって展開される。その対となって登場するのが悪魔や悪者。絵画や像で「国を守る神様」に踏みつけられているのは男と女それぞれ1人。男は着衣状態だが女はいつも全裸で女性器がはっきりと描かれている。不浄な女の象徴なのだろうか。

    予定された旅程どおりであれば、ここで引き返すことになるのだが、さらに上にもう一つ寺院が見えた。見ているとそこに向かう人はほとんどおらず、さらに高い「高地」を占領したいという欲望は高まる。「案内員」に「あそこも行きましょうか、予定より早く着いているから時間はありますよね」と言ったら、若干躊躇した様子を示しつつも「はい、行きましょう」と応じてくれた。

    出発点は右下岩の辺りのお寺、目標は雲がある辺りにある頂上(のように見える)お寺。
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    Source: 2024/03/24

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    高低差150mぐらいの山を登り、高度3200mぐらいの地点に到達する。道はあるが、勾配はきつかった。
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    寺院なので、当然、「案内員」は五体投地をすることになるのだが、残念ながら僧がいない。鍵こそかけられていないが、「案内員」は僧が不在の寺には入ろうとしない(市街地の寺で例外もあったが)。寺の周囲に道があり、時計回りに回りながら景色を楽しんでいると、僧が戻ってきた。僧は我々を寺の内部に招き入れて、色々と説明をしてくれた。賽銭を出そうと思ったら、ポケットに入っている一番少額の札は100ヌルタム(180円)。「案内員」のアドバイスで賽銭は10~20ヌルタムとしていたので、100ヌルタムは相対的には高額となる。しかしせっかくの機会なので五体投地をした後で賽銭100ヌルタムを置いた。例によって、僧からサフラン入りの「聖水」をもらって、頭につけた。この寺の直ぐ下には山から湧き出す「聖水」が出ているので、今思えば、この寺の「聖水」は飲んでも安全だったのだろう。
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    Source: 2024/03/24

    ブータンの寺にはサイコロが3つ置かれているところが多い。「案内員」からサイコロで運命を占うという話は聞いていたが、「案内員」も私も一度もやらなかった。しかしこの寺では「案内員」が占ってもらうというので、私もさらに100ヌルタム賽銭を出して僧に占ってもらった。13という西洋では不吉な数字が出たが、僧曰く「13は国を守る神様の数字だ。あなたは国を守る神様に守られている」と。「元帥様」の「核抑止力」よりも強そうな「国を守る神様」に守られているとは、何とも頼もしい話だ。

    一緒に記念写真撮影することを僧にお願いし、外に出ようとしたら僧は仏像の前で撮影しても良いと。「案内員」に「寺院内でもいいのか」と聞いたところ、「ここを管理している僧が言っているのだから大丈夫」と。「案内員」にとってもあまりない機会だったようで、私の撮影後に自分の写真も撮ってくれと頼まれたので撮影してあげた。

    中央にいるのが蓮の花から生まれた2代目のお釈迦様、左が「髭さん」、右が「国を守る神様」。この3人の写真を正式に撮影できたというのは私にとってもとても貴重だ。
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    Source: 2024/03/24

    この寺には宿坊が1室あり、「案内員」は近いうちに妻と共に宿坊に宿泊したいと言っていた。宿坊には使い回しの布団と簡単な調理施設があり、賽銭プラスα程度で宿泊できるのだと思う。

    下から見ると頂上のように見えるこの寺であるが、「上には上がある」という言葉どおり、さらに高いところにまた別の寺があった。「案内員」に「あそこまで行きましょう」と冗談で言ったら笑っていた。事後にGoogle Earthで調べてみるたところ、高度差は50mぐらいなので行けないこともなかったが、次にブータンを訪れたときの楽しみに取っておく。
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    Source: 2024/03/24

    山を下りながら「案内員」、「実はこのお寺まで大変だから登りたくなかった。でも結果的に来てとても良かった」と言っていた。とてもいい人だ。

    「元帥様」の白馬で白頭山行軍記録映画、連続2日で放送中、もしかすると「娘様」と今頃は行軍中? (2024年3月30日 「朝鮮中央TV」)

    昨日もこの時間帯に放送していたが、30日にも「元帥様」が「女史」らと共に白頭山を白馬で行軍した「朝鮮記録映画」が「朝鮮中央TV」で放送されている。

    もしかすると今頃、「元帥様」は「娘様」と行軍しているのでは…

    ポシンタンと犬の楽園、「大韓民国」狗肉禁止猶予3年、ブータンの「野良犬」、Gross Dogs' Happiness世界1位は、火葬 (2024年3月30日)

    ブータン旅行の往路、ソウルに立ち寄り、北韓大学院に留学している学生と会い、研究の進捗状況などについて話をした。この学生、女性ではあるが、ポシンタン(狗肉料理)の美味に取り憑かれている(ポシンタン屋に行けば分かるが、食べているのはほとんどが私のようなオッサンばかり)。美味の世界に初めて招待したのは私だったはずだが、その後、ソウルで話をするときは必ずポシンタン屋でということになっている。ポシンタン屋が会合場所として定着する過程では、脱北者経営する「北韓料理レストラン」なるところにも行ってみたが、高いだけで大して美味しくなかった。

    狗肉のジョンゴルとテラ・ビール。ビールの後は眞露焼酎に(チャミスルではない)。場所はチョンロ3街地下鉄駅から徒歩5分程度。「ユソンチプ(유성집)」という店。
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    Source: 2024/03/12

    日本ではあまり報じられていないかも知れないが、「大韓民国」では2024年1月9日、「犬の食用目的の飼育、殺戮、 屠殺及び流通などの終息に関する特別法案」が「国会本会議」を通過した。ただし、この法律が施行されるまで3年の猶予期間が定められてり、「大韓民国」で狗肉が食べられなくなるのは2027年だ。

    https://www.joongang.co.kr/article/25220727#home

    「逆徒」は大の愛犬家で、バイデンが「逆徒」に犬の首輪をプレゼントしたことを揶揄する朝鮮の漫画については過去記事でも紹介した。ただ、この法案については「逆徒」の犬好きが背景にあり制定されたものではなく、犬をペットとして飼う「大韓民国」民の増加により、そうした世論が形成された結果ということのようだ。

    思えば、1988年、「大韓民国」でソウル・オリンピックが開催するに際して、欧米の「帝国主義勢力」が「大韓民国」の伝統食文化を抹殺しようと「狂奔」したが、狗肉料理という看板を隠し「栄養スープ」などと料理名を変えて伝統食文化を守ってきた。もちろん当時は、犬をペットとして飼っている人はほとんどおらず、文字通り「番犬」として飼っている人が大部分だった。

    ところが、今回はいよいよ「大韓民国」から伝統食文化が消える事態となった。今後、朝鮮半島由来の本格的な狗肉料理は朝鮮か中国朝鮮族自治州でしか味わえなくなる。上記の「ユソンチプ」は狗肉料理の他にも鶏肉料理である「参鶏湯」も提供しているが、3年後には「参鶏湯」専門で生き残るのか、あるいは店をたたんでしまうのか。今回はこの日と翌日の昼、2回、この店に足を運んだが、人の良さそうな社長が気の毒に感じた。

    別記事に詳しく書こうと思っているが、北朝鮮は「地上の楽園」、ブータンは「世界で一番幸せな国」(GNH:Gross National Happiness)が非常に高い国とされている。しかし、ブータンに行くと分かるのは、幸せなのは人民だけではなく、犬もだということだ。敢えて言うなら、GDH: Gross Dogs' Happinessが非常に高い国のように思われる。

    過去記事にも書いたが、ブータンの朝は鳥の鳴き声ではなく、犬が吠える音で始まる。ブータン人民はそもそも仏教に対する信仰心から殺生を嫌う。私の「案内員」もベジタリアンで肉類は一切食べず、タンパク質は乳製品や卵、豆などから摂取すると言っていた。そのようなこともあり、「野良犬」がやたらと多い。「野良犬」と書いたが、よく見ているとその全てが「野良犬」ではないことが分かる。つまり、餌を与えるなどして犬は飼育しているが、鎖で繋がれておらず、勝手に動き回っている犬が相当数いる。家の周りには塀があるわけでもないので、犬たちは出入り自由、散歩になど連れて行かなくても、勝手気ままに散歩に出かける。そうした犬たちが朝になると「集会」を始めて、あちこちで吠えまくっているという状況のようだ。

    日本でブータン旅行の手配を依頼した旅行社からは「ブータンの人は安全だが、野良犬が多いから注意しろ」と言われていた。そんなこともあり、初めは朝歩いている際に犬が吠えながらこちらに走ってくるとかなり恐かった(狗肉を食べるので嫌われていたのかも知れないが)。しかし、走ってきてもある程度の距離を置いて吠えているだけで、飛びかかってくることもないことはほとんどないようだ。また、全ての犬が吠えるわけではなく、道路に寝そべって横を通り過ぎてもこちらを見るだけで動かない犬もいる。犬の種類には詳しくないが、小型犬から大型犬まで各種いるようだった。また、食べ物にありつけずに痩せこけた犬も一匹も見なかった。

    そのような状態なので、勝手に散歩に出かけた犬がカップルになり、どんどん子を生むので犬の数が増えていくのだろう。パロには「Dog Shelter 2」という看板が掲げられた建物があった。「案内員」に機能について尋ねたところ、「病気になった犬を連れて来て世話をする」とのことだった。どうやら、病気になり一匹では生活できなくなった犬を飼育したり、病気が治るまで面倒を見て、その後、再び「野良犬」に戻すという仕事をしているようだ。

    道路の真ん中に寝そべってひなたぼっこをしており、車が走ってきてもどこうともしない犬もいたが、今のブータンのモータリゼーションの状況では、そうした犬が車にひき殺されるという事故も大して多くないように感じた。私の運転手もゆっくりと徐行しながら犬様の横を通り過ぎていた。この点、牛の方が素直に道を譲っていた。

    さて、吠えないように声帯を除去され、家族の一員のように可愛がられているペット犬と勝手気ままに散歩に出かけるブータンの「野良犬」とどちらの「GDH」が高いのだろうか。

    ジャッカルでの犬の朝会。このような光景はあちこちで見られた。皆同じ色なので、親戚一同かも知れない。
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    Source: 2024/03/22

    <追記>
    犬案件、もう一つ思いだした。雪が積もったウラ村で、例によって寺院のお参りをしていた。寺院には靴を脱いで入らなければならないのだが、脱いだ場所に戻ってきたら靴が片方しかなかった。外を見ると、20mぐらい離れたところに靴が捨ててあった。犬が持って行ったようだ。ソウルで狗肉ジョンゴルとポシンタンを食べたのがそれほど気に入らないのか、かなり犬に嫌われていたようだ。

    さらについでに、ウラ村の火葬場。ブータンでは下の写真にある器のような容器の中で火葬をし、遺灰は川に流すという。しかし、遺灰の少量を残して、小さな容器に入れて仏教の聖地などに置くこともあるという。
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    Source: 2024/03/21

    遺灰を入れる容器。ここに置かれている容器全てに遺灰が入っているのかは分からないが、このような形状の容器に入れると「案内員」が言っていた。
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    Source: 2024/03/21

    ブータンの携帯電話:2つの会社のSIM、スマホの普及率、賽銭電子決済、中台対立、全裸踊り、警官の仕事、離婚率、マスク (2024年3月29日)

    ブータンに行く前に経由したソウル、ハノイ、バンコクでは、AMAZONで購入した韓国SIMと東南アジアSIMを使った。ブータンでも使えそうなSIMは売っていたものの値段も高かったので買わなかった。日本で旅行を手配した旅行社の話では、「イモトのWifi」が比較的よく繋がるという話だったが、これも高かったので止めておいた。結局、ブータン到着後、パロ空港でブータンのSIMを購入することにした。

    パロ空港には、SIMを販売している店が並んで2軒ある。ブータンテレコムとTashicellという2社であるが、ブータンテレコムの窓口には客がいたので、客がいないTashicellのSIMを購入することにした。ネット接続に使えるギガ数や使用期間、通話回数などにより何種類かのSIMが売られているが、私の場合10日間の滞在だったので、インターネット無制限、通話20回、使用期間2週間のSIMを1900ニュルタム(ブータンの通貨単位)で購入した。今のレートでは約3500円になる。

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    接続状態はというと非常に良い。旅行の全行程で峠の道で一時的に接続が切れたり、LTE接続から3G接続になったりしていたが、ほとんど問題なく接続できていた。「朝鮮中央TV」こそ視聴していなかったが、元副村長の孫がYouTube動画を見ていたように、動画の再生や静止画のメール添付での送信もそれほど時間はかからなかった。

    ジャッカルの丘の上に設置された携帯電話中継局のアンテナと思われるが、空港の近くなので航空管制業務用の無線のアンテナなのかも知れない。
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    Source: 2024/03/22

    携帯電話の普及率は非常に高いようで、印象的には誰でも持っているという感じだった。どこで聞いた話だったか忘れてしまったが、子供がある程度の年齢になると親たちは携帯電話を買ってくれるようせがまれるとのことだった。

    元副村長の孫達。母親か元副村長夫妻のスマホだと思うが、オンラインゲームをしたりYouTubeを見ている。
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    Source: 2024/03/22

    ウラ村で昼食を食べた民家の子供達もスマホでTikTokの動画を見ながら爆笑していた。私も一番小さな子と一緒にTikTok動画を見て笑っていたら、お友達になれた。
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    Source: 2024/03/21

    ジャッカルの携帯電話や家電製品の販売店。どこに行ってもVIVOの看板が一番目立っていた。価格についてはきちんと調べなかったが、ティンプーのホテルの「接待員(ウェイトレス)」のスマホ(メーカー、新品・中古未確認)は11000ニュルタム(約20000円)とのことだった。

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    Source: 2024/03/20

    一方、固定電話の普及率は相当低いと思われる。街には公衆電話はなく、下の写真も公衆電話と勘違いしてドアを開けてみたら、ブータン銀行のATMだった。「案内員」の話だと、携帯電話が普及する前は朝鮮にある「逓信局」(だったか?)のような場所があり、電話はそこからかけていたとのことだった。
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    Source: 2024/03/20、撮影地はジャッカル

    スマホによる電子決済もかなり使われており、「案内員」は昼食代や宿泊代の決済を全てブータン銀行の決済アプリを使って行っていた。

    ブータンではお寺に行くと五体投地というスタイルのお祈りをお坊さんの椅子と仏像にそれぞれする。私は特定の宗教には頓着がないので、文化だと思って「案内員」と一緒に何十回と五体投地をした。通常、「案内員」は業務中、お祈りはしないのだが、別記事に書いたように私の案内員はとても信心深い人だったので、必ずお祈りをしていた。五体投地の後には賽銭(10~20ニュルタム)を賽銭箱や仏像の前に置き、僧がいる場合は僧からサフランが入っている黄色い「聖水」を右手の手のひらに注いでもらい飲む。「聖水」は飲まずに頭に付けても良いと「案内員」が言ったので、私はそうしていた。

    話がそれたが、ジャッカルにあるジャンペ・ラカンというブータン最古の寺に行ったときのことだ。一通りお参りを済ませて出てきたところには賽銭箱が置かれており、QRコードが貼られていた。どうやら、電子決済でも賽銭が払える仕組みになっているようだ。ブータン最古の寺とQRコードでの賽銭決済、何とも奇妙な組み合わせだ。しかし、それ以上にエグかったのが、中国と台湾の賽銭合戦。何と賽銭を供える台の一番目立つ場所に中国の100元札と台湾の100ニュー台湾ドル札が対抗するように並べられていた。ここまで来てやっているなよと嫌な気持ちになった。残念ながら寺院内なので、QRコード賽銭箱も中台対立も撮影することはできなかった。

    ジャンペ・ラカンの広場
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    Source: 2024/03/20

    携帯電話とは全く関係ない話をもう一つ書いておく。上の写真にあるジャンペ・ラカン寺の広場では、年に1度、18歳以上の男子が夜間、たき火の回りで全裸で踊る祭りが開催されているという。踊りの撮影は禁止されているのだが、ある年、誰かがデジカメだかスマホで全裸踊りを撮影し、大きなもめ事になった。また、村の中にも、全裸で踊るこの行事に参加することを躊躇する男性もおり、村人が話し合った結果、この行事を取りやめることになった。取りやめることについて県知事に相談したところ、村の決定であればそうすれば良いとのことだった。ところが全裸踊りを中止した年、村では病人が多く発生し、天候不良で農作物の収穫も大きく落ちた。村人は全裸踊りを中止したからだということで、再び話し合い、全裸踊りを再開することにし、再び県知事に相談したところ、村人の決定通りにすれば良いという返事だった。全裸踊りは女性、外国人も含む全ての人に公開されており、これを目当てに来る外国人も多いと「案内員」が言っていた。ブータン人では女性の見物客が多いとも。この事件が起きたのは2015年頃だと「案内員」が言っていた記憶があるが、はっきり覚えていない。いずれにせよ、当時と比べてスマホははるかに普及しているはずなので、再び隠し撮り案件が出てこない共限らない。

    ブータン警察の重要な仕事の一つはスマホを持ち込み禁止区域に持ち込んでいないか検査することだ。ブータンといえば必ず出てくる観光地、タクツァン寺院ではスマホやカメラの持ち込みが厳しく制限されている。観光客は、入り口でこれらをロッカーに預けなければならない。周囲には警察官が複数いて、ポケットが膨らんでいる観光客をチェックしていた。「案内員」の話によると、タクツァン寺院では何年か前に火災が発生したという。ブータンの寺院やゾンと呼ばれる城では蝋燭を火元とする火災がかなり発生しているようだ。タクツァン寺院では火災後、現国王が訪問し、それまで許可されていたカメラ等の持ち込みを一切禁止にしたとのことだ。火災とカメラの因果関係はないのだが、主教上のリスペクトのためなのか、文化財の写真の拡散を阻止し、ブータンを訪問してこそこれらの文化財を見られるようにするツーリズム振興政策の一環なのかは分からない。

    ブータンの清水寺のようなタクツァン寺院。もちろん、清水寺とは規模も標高も到達するための難易度も異なる。
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    Source: 2024/03/24

    突然だが、ブータンでは離婚率が高いようだ。統計に基づく話ではないが、前出の「接待員(ウェイトレス)」も男女共に浮気が原因で離婚するケースがとても多くなっていると言っていた。また、別のホテルの「接待員」も自分は離婚し、女手一つで子供を育てていると言っていた(男が女を作って出て行ったと)。この件について「案内員」に質問してみたところ、ブータンでは昔から「夜這い」という習慣が存在すると言っていた。しかし、「夜這い」が原因で離婚に至ることは一般的になく、離婚は好ましくないものと考えられていたという。では、なぜ最近になって離婚が増えているのか。朝鮮的には「資本主義の腐敗・堕落した生活習慣の蔓延」ということになるのかもしれないが、「案内員」はその原因として「携帯電話の普及」を挙げた。携帯電話がない時代は、男女が知り合う範囲は村の中(「夜這い」が可能な範囲)だけしかなく、浮気相手を見つけることも難しかったという。ところが、携帯電話が普及した結果、ブータン全土に男女が知り合う範囲が拡大し、それが離婚率の増加に繋がっているということだった。あくまでも「案内員」の話ではあるが、そんなことに携帯電話が影響しているとは思ってもみなかった。「腐敗・堕落した資本主義社会」ではどうなのだろう。

    パロ・ツェチュ祭に来て、スマホを見ながら話をする若い男女のグループ。ブータン人民はほとんどマスクを着用していないが、少しいた。ジャッカルでは小学校や中学校に登校する子供達のマスク着用率が高い印象だったが、日本と同様に感染症対策とは関係なく、生活習慣的、精神的にマスクを外せなくなっているのかも知れない。
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    Source: 2024/03/25

    「朝鮮民主主義人民共和国、崔ソンフィ外務相談話」:「拉致問題の解決義務も意思もない」と (2024年3月29日 「朝鮮中央通信」)

    29日、「朝鮮中央通信」に以下。

    ******************
    朝鮮民主主義人民共和国、崔ソンフィ外務相談話
    조선민주주의인민공화국 최선희 외무상 담화

    岸田日本首相が「拉致問題」に再び言及しながら、朝日間の各懸案解決のために従来の方針の下で継続して努力するという立場を明らかにした。
    기시다 일본수상이 《랍치문제》를 또다시 언급하며 조일사이의 여러 현안해결을 위해 종래의 방침아래 계속 노력하겠다는 립장을 밝혔다.

    現実を必死で拒否し、無視しながら、実現できないこと、解決できないことが多い問題に執着し、最後まで固執している理由について異界できない。
    현실을 애써 거부하고 외면하면서 실현할수 없는것,해결할것이 없는 문제에 집착하고 끝까지 고집하는 리유에 대하여 리해할수 없다.

    我々は、日本が言う「拉致問題」なるものと関連して解決してやることもできないだけではなく、努力する義務もなく、またそうした意思も全くない。
    우리는 일본이 말하는 그 무슨 《랍치문제》와 관련하여 해결해줄것도 없을뿐더러 노력할 의무도 없고 또한 그러할 의사도 전혀 없다.

    再び明白に強調する。
    다시한번 명백히 강조한다.

    朝日対話は我々の関心事ではなく、我々は日本のいかなる接触企図についても許容しない。
    조일대화는 우리의 관심사가 아니며 우리는 일본의 그 어떤 접촉시도에 대해서도 허용하지 않을것이다.

    そして、日本が我々の主権行使を妨害し、干渉していることについては常に断固として対応する。
    그리고 일본이 우리의 주권행사를 방해하며 간섭하는데 대하여서는 항상 단호히 대응할것이다.

    これが我が共和国政府の立場である。
    이것이 우리 공화국정부의 립장이다.

    主体113(2024)年3月29日
    주체113(2024)년 3월 29일

    평 양(끝)
    www.kcna.kp (주체113.3.29.)

    「朝鮮労働党代表団団長がベトナム共産党中央委員会秘書局常任秘書と会った」:高麗食堂の再開には繋がるのか (2024年3月28日 「朝鮮中央通信」)

    29日、「朝鮮中央TV」の「17時報道」を聞いていたら、朝鮮代表団がベトナムを訪問したという報道をしていた。28日の「朝鮮中央通信」より以下。

    ******************************
    朝鮮労働党代表団団長がベトナム共産党中央委員会秘書局常任秘書と会った
    조선로동당대표단 단장이 윁남공산당 중앙위원회 비서국 상임비서를 만났다

    (평양 3월 28일발 조선중앙통신)

    朝鮮労働党代表団代表としてベトナムを訪問している朝鮮労働党中央委員会政治局候補委員であり、党中央委員会国際副部長である金ソンナム同志が26日、ハノイでベトナム共産党中央委員会政治局委員であり、党中央委員会秘書局常任秘書、組織部長であるチュオン・ティ・マイ同志に会い、親善的な雰囲気の中で談話をした。
    조선로동당대표단 단장으로 윁남을 방문하고있는 조선로동당 중앙위원회 정치국 후보위원이며 당중앙위원회 국제부장인 김성남동지가 26일 하노이에서 윁남공산당 중앙위원회 정치국 위원이며 당중앙위원회 비서국 상임비서,조직부장인 쯔엉 티 마이동지를 만나 친선적인 분위기속에서 담화를 하였다.

    朝鮮労働党総秘書、金正恩同志がベトナム共産党中央委員会総秘書、ウェン・プ・チュン同志に送られる温かい挨拶を金ソンナム同志が丁重に伝達した。
    조선로동당 총비서 김정은동지께서 윁남공산당 중앙위원회 총비서 웬 푸 쫑동지에게 보내시는 따뜻한 인사를 김성남동지가 정중히 전달하였다.

    チュオン・ティ・マイ同志は、これに深い謝意を示し、朝鮮労働党総秘書、金正恩同志にベトナム共産党中央委員会総秘書、ウェン・プ・チュン同志が差し上げる温かい挨拶を伝えてくれることを付託した。
    쯔엉 티 마이동지는 이에 깊은 사의를 표하고 조선로동당 총비서 김정은동지께 윁남공산당 중앙위원회 총비서 웬 푸 쫑동지가 드리는 따뜻한 인사를 전하여줄것을 부탁하였다.

    金ソンナム同志は、両国の先代首領達により作られ、反帝共同闘争の道で固く築かれた両党、両国間の親善協力関係が敬愛する金正恩同志とウェン・プ・チュン同志の深い関心の中、新たな深い段階へ昇華、発展されていることについて言及した。
    김성남동지는 두 나라 선대수령들에 의하여 마련되고 반제공동투쟁의 길에서 굳건히 다져진 두 당,두 나라사이의 친선협조관계가 경애하는 김정은동지와 웬 푸 쫑동지의 깊은 관심속에 새로운 높은 단계에로 승화발전되고있는데 대하여 언급하였다.

    彼女は、今後も社会主義偉業の力強い前進のための道で親善団結を堅固にし、国際舞台で相互支持、連帯と協同を強化していくことについて強調した。
    그는 앞으로도 사회주의위업의 줄기찬 전진을 위한 길에서 친선단결을 공고히 하고 국제무대에서 호상 지지련대와 협동을 강화해나갈데 대하여 강조하였다.

    チュオン・ティ・マイ同志は、ベトナム共産党を代表して金正恩総秘書同志のベトナム訪問5周年となる意義深い時期に行われた朝鮮労働党代表団の今回の訪問を熱烈に歓迎したと述べた。
    쯔엉 티 마이동지는 윁남공산당을 대표하여 김정은총비서동지의 윁남방문 5돐이 되는 뜻깊은 시기에 진행된 조선로동당대표단의 이번 방문을 열렬히 환영한다고 말하였다.

    ベトナムは金正恩総秘書同志を首班とする朝鮮労働党の領導の下で朝鮮人民が経済建設と人民生活向上をはじめとした社会主義建設でより大きな成果を達成することを心から宿願していると彼女は強調した。
    윁남은 김정은총비서동지를 수반으로 하는 조선로동당의 령도밑에 조선인민이 경제건설과 인민생활향상을 비롯한 사회주의건설에서 보다 큰 성과를 이룩하기를 진심으로 축원한다고 그는 강조하였다.

    彼女は、ベトナム人民は民族解放闘争と国の統一偉業、社会主義建設に対する対する朝鮮人民の支持と声援をいつもありがたく思っていると言いながら、各分野での交流を実現し、両国間の理解を増進させ、協力を推進することで双務関係をさらに発展させていくベトナム側の立場を表明した。
    그는 윁남인민은 민족해방투쟁과 나라의 통일위업,사회주의건설에 대한 조선인민의 지지와 성원을 언제나 고맙게 생각한다고 하면서 각 분야에서의 교류를 실현하여 두 나라사이의 리해를 증진시키고 협조를 추진함으로써 쌍무관계를 더욱 발전시켜나갈 윁남측의 립장을 표명하였다.

    朝鮮労働党代表団の成員、ベトナム駐在我が国臨時代理大使とベトナム共産党中央委員会弁公室副主任、対外部副部長などがこれに参加した。
    조선로동당대표단 성원들,윁남주재 우리 나라 림시대리대사와 윁남공산당 중앙위원회 판공실 부주임,대외부 부부장 등이 여기에 참가하였다.(끝)

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    Source: KCNA, 2024/03/28

    www.kcna.kp (주체113.3.28.)

    ブータンも北朝鮮も「案内員」必須の旅行2:自由度 (2024年3月29日)

    「ブータンも北朝鮮も『案内員』必須の旅行1」には、ブータンの「案内員」について朝鮮の「案内員」との若干の比較をしながら書いた。

    では、「案内員」が必須のブータン旅行の自由度は朝鮮と比べてどうなのだろうか。端的に言って、朝鮮とは比較にならぬほど自由度は高い。そもそも「案内員」を随行させる目的が朝鮮とは異なっている。朝鮮の場合は、案内業務の他に観光客が観光ルート以外の場所に勝手に行ったり、不適切な場所で写真撮影をしないように監視する業務がある。一方、ブータンの「案内員」は純粋に案内業務をしているだけで、監視機能は全くない。もちろん、寺の中など撮影が禁止されている場所では撮影に関する注意はするが、その他に撮影が禁止されている場所はなかった。数回、ブータン軍の基地や訓練施設の横を通過したが、私は撮影しなかったものの、恐らく撮影をしても何も言われなかったと思う。「あそこがブータン軍の訓練場だよ」と教えてもらい丘の上から撮影した写真があるのだが、どれだか分からなくなってしまった。訓練場からは早朝、お経のような声が聞こえていた。

    そのため、「案内員」は当日の予定された観光ルートの案内を終えてホテルに帰着すると自分の部屋に行ってしまう。朝鮮の場合は街中にある高麗ホテルでは「ホテルから出ないで下さい」、大同江の中州にあるヤンガクド・ホテルの場合は「ホテルの敷地から出ないで下さい」と言われるのだが、ブータンの場合はそのようなことは一切ない。

    私の場合、ホテルに帰着後は疲れているので外出することはしなかったが、早朝、2時間ほど毎日、1人で散歩に出かけていた。観光客で早朝、1人で散歩に出かける人はあまりいないからなのか、初日は「案内員」も少し驚いていたようだが、「気を付けて歩いて下さいね」と言う程度で散歩を禁じるようなことはなかった。「案内員」といる時間は彼から色々な話を聞けてとても勉強になるのだが、やはり旅行には1人で勝手気ままに歩く時間がなくてはならない。

    例えばポブジカ谷では、元副村長の家から村の一番奥にある民家を通過して小高い丘に登った。
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    Source: 2024/03/23

    またジャッカルでは、国内線のブンタン空港を見に行ったついでに少し丘を登ってみたら展望の良い村があった。
    20240329 buntankuko
    Source: 2024/03/22

    村に至る道。ブータンの道にはこのようなお経(らしき文字)が書かれた壁があちこちにある。
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    Source: 2024/03/22

    朝鮮でこのような行動をすれば、人民に通報され、「案内員」は慌てふためくことになるのだろうが、ブータンではそのようなことは一切ない。さらにはブータン人民が日常的に使う商店での買い物、私は試す機会がなかったが、普通の食堂やパブでの飲食も自由にできる(ただし、食堂に関しては、外国人適合の食堂しか使えないという話もある。主として食品衛生面の問題なのだろう)。

    朝鮮の「案内員」に「私は朝鮮語も話せるから自由に街の中を歩いて、人民と交流したい」と言ったら、「先生のような人だけならいいが、我々の周囲には敵対勢力がたくさんいるから」と言っていたが、これが「敵対勢力」がいないブータンとの違いに繋がっているのだろう。

    子宝の神様:誰の子なのかは永遠の謎、2024/03/29追記も (2024年3月18日)

    プーチンから贈呈された車を「元帥様」が初めて公務に使ったという「(第1)副部長同志」の「談話」も出ているが‥

    ブータンには野良犬がたくさんおり、4時ごろになるとあちこちで吠えまくるので目が覚める。あたりはまだ暗く、フクロウのような鳴き声も聞こえる。そもそも日本と3時間時差があるので、こちらの4時は日本で目が覚める時間でもある。

    18日は、子宝の神様、ドゥクパ・キンレイが祀られているチミ・ラカンというお寺に行った。この神様、はちゃめちゃで面白い。正確な伝承と異なるかもしれないが、ガイドの話の方が分かりやすく、面白かったので忘れる前に書いておく。

    チミ・ラカン寺
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    Source: 2024/03/18

    ガイドは、ドゥクパ・キンレイを神様ではなく「お坊さん」と呼んでいる。修行をして、すごいパワーを身につけた「お坊さん」ということなのだろう。なぜ持っていたかは忘れてしまったが、この「お坊さん」弓と矢を持っている。ある日、この「お坊さん」は「綺麗な女と旨い酒があるところに飛んでいけ」と言って矢を放った。矢は遠くまで飛んで、ブータン中部のプナカという村の民家に落ちた。このお坊さんは矢が落ちた民家にやってきた。そこには人妻の「綺麗な女」がおり、「お坊さん」に「お茶をどうぞ」と差し出した。すると「お坊さん」は、「お茶は私が上げよう」と言って、その「綺麗な女」の家に「泊まった」。

    この「お坊さん」は、スーパー男性器の持ち主で、「お茶」は「男性の体液」のことのようだ。「綺麗な女」の夫が帰宅し、「お坊さん」が妻にしたことに激怒し、剣を持ち出して「お坊さん」を斬り殺そうとした。しかし、お坊さんのスーパー男性器には太刀打ちすることができず、刀はくの字に曲がってしまった。その後、この夫婦がどうなったのかの部分は忘れてしまったが、普通に考えれば、この「お坊さん」はとんでもない輩ということになる。

    しかし、この「お坊さん」は人民のためにパワーを使って悪魔退治もする良い「お坊さん」ということになっている。現在の首都ティンプーからプナカ(矢が飛んできた場所)に至る道にはドチュ・ラという標高3100m程の峠がある。その昔、この峠に悪魔が住んでおり、往来する人々を捕まえては食べていた。「お坊さん」は悪魔退治をするためにドチュ・ラ峠に行った。悪魔は「お坊さん」を食べようとしたが、「お坊さん」がスーパー男性器を出すと恐れ慄いて逃げ出した。峠を半分ほど降りたところで、悪魔たちは犬になってしまった。そして、やっとのことでプナカの村に辿り着いたのだが、小高い丘の上で死んでしまった。今、犬が死んだ場所には、この「お坊さん」が祀られているチミ・ラカンというお寺があり、「お坊さん」が子宝の神様として祀られている。

    このお寺には、結婚してもなかなか子供ができない夫婦がやってきて、「お坊さん」に子供を授けてくれるようにお願いする。しかし、この「お坊さん」は一筋縄では行かない。夫婦でやってきても夫はお寺の外にある菩提樹の下で待たねばならず、妻と一緒にお寺に入ってはならない(「お願い」のためでなければ男性もお寺に入れる)。ある夫は、妻がお寺に入ってなかなか出てこないので、痺れを切らして見に行った。スーパー男性器をもつ「お坊さん」に何をされているかわからないからだ。なので、この夫婦には結局、子供はできなかった。また、ある夫は、心配なので妻と一緒に妻の妹をお寺の中に入れ、自分は菩提樹の下で待っていた。「お坊さん」女性であれば、何人入ってきても喜ぶので、結局、この夫婦には子供ができた。問題は、その子が「お坊さん」の子なのか、自分の子なのか分からないというところなのだが、それは「永遠の謎」となっているようだ。

    男性が待期する菩提樹の木。
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    Source: 2024/03/18

    では、お寺の中に入ると実際に何をされるのか。(小乗仏教のお祈りの仕方だと思うが)ブータン式のお祈りを3回して、お賽銭を差し出すと、お坊さん(普通の人)が「お坊さん」のスーパー男性器を模った木、牛の骨で作った棒で頭を叩いてくれる(痛くないように、先端には布が巻かれている)。「お願い」でなければ、男女問わずお祈りをして賽銭を出せば、頭を叩いてくれる。

    それで、子宝の神様である「お坊さん」のご利益はあるのか。一番分かりやすいのが、今の5代目国王の話だ。5代目の国王は結婚後、3年間、子供ができなかった。そのため、妃と共にこの寺にやってきて「お願い」をした。ガイドに聞くのを忘れてしまったが、国王とはいえ、妃とお寺の中に入らず菩提樹の下で待っていたのだろう。お願いをしてすぐ、国王夫妻は子宝に恵まれ、今は3人の子供がいる。 国王陛下に大変申し訳ない間違いをしてしまった。5代目国王はこのお寺には来ていない。婚姻3年目に子宝を授かるようにお願いしたのは、首都ティンプーの丘の上にある大きな大仏像の中に妃が観音像をお供えしたということだった。この話と子宝寺の話がごちゃごちゃになってしまった。

    <追記>
    首都ティンプーを見下ろすように丘の上に安座する仏像。ブータンの僧がインドで瞑想旅行中に出会った中国の仏教に熱心な「篤志家」からの資金援助で、国王から特別に使用許可を得た国有地に建造されたというのが「案内員」の説明。建造の過程で尼が建設資金を持ち逃げし、土地建物や自家用車を購入。その後、持ち逃げが発覚し、土地建物や自家用車は没収され、尼は刑務所に収監されたという逸話もある。中国の「篤志家」が本当に「篤志家」だったのか、ブータンでの影響力を拡大するための中国政府の「使者」だったのかは分からない(ブータン人はチベット問題もあり、中国に対しては良い感情を持っていないというのが「案内員」の説明。「チベットを中国に持って行かれた」と言っていた)。仏像の台座内部が観覧可能で、上記の観音像はそこにある。

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    Source: 2024/03/17

    お寺には子宝に恵まれた夫婦がお礼参りにやってくる。ガイドのお母さんもガイドが生まれた後、供物を持ってお寺にお礼参りにやってきたそうだ。

    お寺の周辺の食堂で昼食を食べたが、食堂のど真ん中には「お坊さん」のスーパー男性器の大きな置き物が置かれていた。

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    Source: 2024/03/18

    <追記>
    その後、各所でスーパー男性器の飾りや絵が見られた。子宝と悪魔退治という2つのパワーを兼ね備える「お坊さん」のスーパー男性器はブータン人民にとっては大切なお守りなのだろう。

    ジャッカル自動車洗車場のゲート。自動車洗車場は各所にあり、ブータンでもモータリゼーションが進行していることが分かる。
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    Source: 2024/03/20

    お寺にある「聖水」が出ているパイプの形状もよく見ると…
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    Source: 2024/03/20

    民家の壁。
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    Source: 2024/03/24

    峠やお寺外部(寺の内部は撮影禁止。なので、いかにもという顔つきの「お坊さん」の絵の写真はない)の写真はあるので、追って。<追記>土産物屋で「お坊さん」の絵画を売っていたが、高かったので買わなかった。凄いパワーがある「お坊さん」なので、少し高くても買っておけば良かったと後悔している。

    ブータンも北朝鮮も「案内員」必須の旅行1:「案内員」、「旅行税」、「太陽党」 (2024年3月29日)

    ブータンも朝鮮も「案内員」がいることが外国人が旅行する際の条件となっている。つまり、航空券だけ買って、あるいはビザも取得して「案内員」なしで動き回れる「大韓民国」や中国とは異なる。

    そのため、旅行は事前に訪問先をリクエストする形でのパッケージ旅行となる。今回はブータン旅行に関して無知の状態だったので、日本国内でブータン旅行を扱っている日本の旅行会社数社を検討した上で、ブータン旅行に強そうな東京の旅行会社にパッケージ作りを依頼した。対応も非常に丁寧で、全ての旅程は非常に満足度の高いものであった。この会社の場合、自社のブータン支社(独立したブータン企業のようだが)を持っており、日本から訪問希望地を伝えると、ブータンの子会社が「案内員」の選定や宿泊先を設定してくれる。そして、ブータンの子会社からフリーランスの「案内員」と運転手に連絡が入るという仕組みになっている。

    しかし、ブータンの「案内員」の話では、日本の旅行会社を通さずとも、直接「案内員」にコンタクトをして旅行を設定することができるようだ。事実、リピーターの人々はそのようにしているという。もちろん、「案内員」に海外送金をして初めて旅行の手配が始まるので、信頼できる「案内員」でなければ恐くてできない(世界で一番旅行代金が高い国と言われている国なのだから)。しかし、一度旅行して信頼できることが確認できれば、日本の旅行会社や現地支社の中間マージンをカットできるので、旅行代金を安くすることができる。実際、どのぐらいの中間マージンが発生しているのかは分からないが、安心を取るか信頼を取るかという選択となろう。今回の「案内員」に関して言えば、ほぼ間違いなく問題ないと思う。

    朝鮮の場合、「案内員」は「朝鮮国際旅行社」の社員であるが、ブータンでは研修を受けて「案内員」の免許を取得し、ツーリズム・オフィスに登録する形になっている(免許にも観光案内のみ、トレッキングの案内も可能など種類がある)。基本的にはフリーランスなので、案内業務がないときは無給となる。今回の「案内員」は案内業務をしていないときは自分の村で農業に従事していると言っていた。そのため、コロナの影響で案内業務が全くできなかった時期は苦しかったようで、多くの「案内員」が「案内員」をやめて海外(主としてオーストラリア)に移住してしまったと言っていた(移住先では、ホーム・ヘルパーなどに従事と)。数字の記憶は今一つ曖昧なのだが、3000人いた「案内員」がコロナの影響で2000人に減少したと言っていたと思う(追って、メールで確認してみようと思う)。そう考えると、「朝鮮国際旅行社」の「案内員」は今、何をしているのだろうか。建設現場にいるのだろうか。

    「案内員」が得る賃金についてはあまりにも直接的なので質問しなかったが、決して高くはないようだ。「案内員」に対するチップについて海外のサイトで検索すると概ね10%程度という数字が出てくる(旅行者の人数によっても異なる)。今回依頼した日本の旅行社からも「1日1500円」という案内があった。なので、「案内員」は賃金+チップ収入が案内の対価の前提となっているのだろう。誤解のないように書いておくが、チップはあくまでも支払う側の裁量なので、強制ではない。私は空港での別れ際に「案内員」と運転手にチップを渡したが、それまでチップを欲しがるような素振りや言動は一切なかった。朝鮮の「案内員」はというと、空港に到着する直前、それまで話していた朝鮮語が突然日本語になり「運転手さんは苦労をしたから少しお礼をしたらどうでしょう」というようなことを言い出した。朝鮮の「案内員」もチップ(特に外貨)が収入の一部であることは分かっていたので、「案内員」と運転手には相応のチップを渡しておいた。(日本で朝鮮旅行を扱う「中外旅行社」は「チップは必要ありません」と言うが、まあ朝鮮政府の基本的立場の代弁なのだろう)。ともあれ、朝鮮の「案内員」にせよ、ブータンの「案内員」にせよ、一生懸命「奉仕」してくれるので、自然にチップを渡したい気持ちになるのも事実である。

    移動に使われた専用車「プラド(右ハンドルのマニュアル、日本と同じ左側通行)」と「案内員」(左)と運転手(右)。プラドは「社長の車」だと言っていたから、上記の現地支社の社長の車ということなのだろう。旅行中に雪が降り一部の峠は通行止めになった。私の旅程にあった峠は幸い通行止めにならなかったが、四駆とはいえタイヤを見たらH/T(オールテレーン・タイヤ)で、スタッドレスではなかった。しかし、雪は降ったものの気温はそれほど下がらないので(標高3500mでも)、路面は凍結していなかった。雪を触ってみたら水気の多い重い雪で、空気がきれいなので、そのままかき氷のシロップをかけてそのまま食べられそうな雪だった。
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    「案内員」には専門の言語があり、今回の「案内員」は日本語が話せた。日本語はどこかで勉強したわけではなく、案内をしているうちに自然に覚えたと言っていた。この「案内員」は言語感覚が優れているのか、英語はもちろん、ヒンディー語、ネパール語も話せると言っていた。しかし、日本語については限界があり、案内に使う話はできても、政治・経済などに関する単語は知らず、そのような話は英語でしていた。この「案内員」は非常に敬虔な仏教信者で、仏教に関する知識がとても豊富だった。そのため、仏教に関する説明を色々してくれたのだが、この部分は日本語でとても助かった。そうでなければ、仏教に関する英単語などBuddhismとSutraぐらいしか知らない私はとても困ったであろう。「案内員」は専門の言語があり、聞いた限りでは、英語、日本語の他に、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ヒンディー語が話されていた。イタリア語に関してはイタリアから来た添乗員(イタリア人女性)がブータンの英語ガイドの言葉をイタリア語に通訳していた。

    ブータン旅行を高くしているのが「旅行税」の存在だ。今回の旅行では1日200ドル(日本円で約30000円)の「旅行税」を10日分支払ったので、それだけで30万円になる。「旅行税」は国税であり、これがブータン政府の重要な歳入源泉の一つとなっている。あるレストランで食事をしているとき、そのレストランの経営者の夫と話をする機会があった。その人はブータンの新生野党(党名を英訳するとThe Sun Party、「太陽党」だと言っていた)の副党首で、「旅行税」に関する国会での議論についても話してくれた。何年までだったかは失念したが、「旅行税」は65ドルだったそうだ。それが100ドルに引き上げられ、コロナの影響で外国人旅行者が激減し「旅行税」収入が落ちてしまったので、それを補うために200ドルに引き上げるかどうかが国会で議論されたそうだ。結局、200ドルに引き上げられることになったが、それが仇になりむしろ旅行者を減らす結果になったと「太陽党」の副党首は言っていた。

    ついでにブータンの政治システムについて書いておくと、ブータンはには上院と下院(呼称が正しいかはきちんと調べていないが、二院制)あり、上院議員は、国王が任命する5人以外は国政選挙で選出される(全体の人数は正確に記憶できていないが65人か75人だったと思う、ネットで調べればどこかに書いてあるのだろうが…)。下院は地方から選出される議員で構成されている。私の理解が正しければ、選挙を行った結果、得票率で上位2政党が選出され、その2政党間で再び選挙を行い議員が決まるという仕組みのようだ。ちなみに「太陽党」は上位2政党には入れていない(5年後にある次の選挙に向けて地盤を固めると副党首は言っていた)。なぜ「太陽党」を立ち上げたのか質問したところ、上位2政党の地域主義がその理由だと言っていた。「大韓民国」にある地域主義がブータンにもあるとは思ってもいなかったが、首相が西部出身の人だと西部の開発が重点的に行われ、東部出身の人だとその逆だとことだった。「大韓民国」の全羅道対慶尚道のような構図なのだろう。そして、キャスティングボードを握るのが南部で、この地域がどちらに投票するのかにより選挙の結果を左右されると言っていた(北部は人口が少ないので影響力はないと)。副党首は、このような「分断」を解消することが「太陽党」の第一のアジェンダだと言っていた。以上は、私の聞き取りと記憶による記述なので、資料に基づく正確なものではない。

    久しぶりの「朝鮮中央TV」、ブータンのテレビ、インドの言語、文化浸透、朝鮮は (2024年3月28日)

    昨日、ブータンから帰国し、久しぶりに「朝鮮中央TV」を見ている。その間、「元帥様」や「娘様」が登場した「革命活動報道」がたくさんあったようだが、留守録が上手くできているかどうか・・・。

    ブータン滞在中は、ほぼ丸一日、ガイドと一緒に動いていたので、「学習」も疎かになっている。空港での待ち時間に少しずつやってはいたのだが…。

    キャッチアップに時間がかかりそうだ。

    テレビ絡みでブータンのテレビについて書いておく。

    ブータンではテレビは2チャンネル。一つはニュースや北朝鮮的にいうと「宣伝煽動放送」をしているチャンネルで、ISUZU自動車の小型トラックの割引販売のCMも放送していた。放送時間は18時から24時と言っていた。インド首相が天気の影響で1日遅れで訪問した際は、一連の行事をずっと放送していた。

    ブータンのニュース番組、ポブジカ谷の一番奥にある山間村の農家(元副村長)に民泊した際に撮影した映像。衛星放送を受信しているのでHD画像はきれい。
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    Source: 2024/03/22

    元副村長の家
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    Source: Google

    昼食を食べたレストランに設置されていたテレビ。
    20240328 PXL_20240322_095315480
    Source: 2024/03/22

    もう1チャンネルは芸能系のチャンネルで、私が見たときは、歌謡・ダンスコンテストのような番組を放送していた。こちらは24時間とのこと。こちらは撮影を忘れた。

    使用している周波数帯はきちんと確認していないが、家々にV/UHF用のアンテナは設置されておらず、50cm程度の衛星放送受信用のアンテナが設置させている家はあったので、衛星放送のみなのだと思う。思えば、山岳国ブータンでは地上波という選択肢はそもそもあり得ないのだろう。

    この家は大きなアンテナを設置しているが、普通は上記のように50cm程度のアンテナを設置。
    20240328 PXL_20240322_024649452s
    Source: 2024/03/22

    それで、人々はTVを見ているのかというと、国王が登場するような番組は注目するようだが、それ以外はあまり見ていないようだ。特に子供達はテレビには関心がなく、YouTubeばかり見ている。インド首相ムディーが国王と会見して演説する際、通訳や字幕なしでヒンディー語のまま流していた。ガイドに聞いたところ、ブータン人民はヒンディー語が分かるとのこと。理由は、過去、ブータン映画はなくインド映画ばかり見ていたので自然に覚えてしまうのだと。今はこの子のようにインドの番組を子供達がYouTubeで見ているので、ヒンディー語を覚えてしまうのだろう。インドの国語であるヒンディー語とブータンの国語であるゾンカ語に日本語と朝鮮語のような類似性があるのかどうかは分からない(ゾンカ語とヒンディー語共に精通した人がいたら聞いてみたい)。

    <追記>
    ガイドにメールで質問したところ「完全に異なる言語」との返信が来た。

    YouTubeでインドの子供番組を見る元副村長の孫。
    20240328 PXL_20240322_135609786MP
    Source: 2024/03/22

    朝鮮も人民がYouTubeを自由に見られるような状況になれば、同じような状況になるのだろう。特に「大韓民国」という「外国」が存在する状況では、「大韓民国」語でYouTubeを見られ「大韓民国」の文化が急速に流入することになるのだろう。その時、ブータンのように自国の文化や伝統を守れるのか。過去記事に書いた国王の演説を読むと、ブータンですらインドの影響増大を危惧する人がいるようなので、朝鮮はもっと危ないのだろう。

    「金ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長談話」:「(第1)副部長同志」に看破された軽薄な日本首相の「計算」、朝鮮は甘くない、The Japan Timesのインタビュー (2024年3月26日 「朝鮮中央通信」)

    26日、「朝鮮中央通信」に以下。

    ********************
    金ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長談話
    김여정 조선로동당 중앙위원회 부부장 담화

    日本側は25日午後、内閣官房長官の記者会見を通して拉致問題が解決されたということについて絶対に受け入れられないという立場を明白にした。
    일본측은 25일 오후 내각관방장관의 기자회견을 통하여 랍치문제가 해결되였다는데 대해서 절대로 받아들일수 없다는 립장을 명백히 하였다.

    また、彼らといかなる関係もない核・ミサイル懸案なる表現を持ち出しながら、我々の正当防衛に属する主権行為に干渉し、問題視しようとした。
    또한 저들과 아무런 관계도 없는 그 무슨 핵 및 미싸일현안이라는 표현을 꺼내들며 우리의 정당방위에 속하는 주권행사를 간섭하고 문제시하려들었다.

    日本は歴史を替えて地域の平和と安定を図り、新たな朝日関係の第一歩を踏み出す勇気が全くない。
    일본은 력사를 바꾸고 지역의 평화와 안정을 도모하며 새로운 조일관계의 첫발을 내디딜 용기가 전혀 없다.

    解決しろと言ったところでできず、解決することもできない不可克服の問題に執着している日本の態度がこれを物語っている。
    해결될래야 될수도 없고 또 해결할것도 없는 불가극복의 문제들을 붙잡고있는 일본의 태도가 이를 말해준다.

    最近、何回も周囲の耳目を集めた岸田首相の朝日首脳会談関連発言は、自分の政治的目的に他ならないとみることができる。
    최근에 여러차 주위의 이목을 끈 기시다수상의 조일수뇌회담관련발언은 자기의 정치적목적에 따른것이라고 볼수 있다.

    史上最初の水準の低支持率を意識している日本首相の戦略的な計算に朝日関係が利用されてはならない。
    사상최저수준의 지지률을 의식하고있는 일본수상의 정략적인 타산에 조일관계가 리용당해서는 안된다.

    「前提条件がない日朝首脳会談」を要請しながら、先に扉を叩いたのは日本側であり、ただ我々は日本が過去に束縛されずにあらたな出発をする姿勢になったのなら歓迎するという立場を明らかにしただけである。
    《전제조건없는 일조수뇌회담》을 요청하면서 먼저 문을 두드린것은 일본측이며 다만 우리는 일본이 과거에 얽매이지 않고 새 출발을 할 자세가 되여있다면 환영할것이라는 립장을 밝혔을뿐이다.

    我が政府は、日本の態度を再び明白に把握し、したがって結論は日本側とのいかなる接触も、交渉も無視し、拒否する。
    우리 정부는 일본의 태도를 다시한번 명백히 파악하였으며 따라서 결론은 일본측과의 그 어떤 접촉도,교섭도 외면하고 거부할것이다.

    朝日首脳会談は我々において関心事ではない。
    조일수뇌회담은 우리에게 있어서 관심사가 아니다.

    主体113(2024)年3月26日
    주체113(2024)년 3월 26일
    平壌
    평 양 (끝)
    www.kcna.kp (주체113.3.26.)
    ******************************

    「(第1)副部長同志」に見事に看破された、軽薄な日本首相の「計算」。「外交の岸田」だかなんだか知らないが、戦争当事国に飛んで政治ショーを展開することはできても、朝鮮は甘くないことを思い知ったことであろう。

    <追記>
    帰国早々、The Japan Timesのインタビューがあり、早速、記事になっていた。基本的にブログに書いていることを話しただけなのだが…

    https://www.japantimes.co.jp/news/2024/03/27/japan/politics/north-korea-flip-flop/

    「金ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長談話」:日本首相の人気取りのための会談提案を指摘される (2024年3月25日)

    25日、「朝鮮中央通信」に以下。

    *************************
    金ヨジョン朝鮮労働党中央委員会副部長談話
    김여정 조선로동당 중앙위원회 부부장 담화

    先月、日本の岸田首相が国会で朝日首脳会談問題に意欲を示したことについて個人的所見を明らかにしている。
    지난달 나는 일본 기시다수상이 국회에서 조일수뇌회담문제에 의욕을 표시한데 대해 개인적소견을 밝힌바 있다.

    最近にも岸田首相はまた異なる経路を通して可能な早い時期に朝鮮民主主義人民共和国国務委員長に直接会いたいという意向を我々に伝えてきた。
    최근에도 기시다수상은 또다른 경로를 통해 가능한 빠른 시기에 조선민주주의인민공화국 국무위원장을 직접 만나고싶다는 의향을 우리에게 전해왔다.

    以前にも言ったように、朝日関係改善の新たな出路を切り開くことにおいて重要なことは、実際的な政治的決断である。
    일전에도 말했듯이 조일관계개선의 새 출로를 열어나가는데서 중요한것은 일본의 실제적인 정치적결단이다.

    単純に首脳会談に出てこようという気持ちを持っているだけでは、不信と誤解がいっぱいの両国関係を解決できないことは、過去の朝日関係の歴史が与えている教訓である。
    단순히 수뇌회담에 나서려는 마음가짐만으로는 불신과 오해로 가득찬 두 나라 관계를 풀수 없다는것이 지나온 조일관계력사가 주는 교훈이다.

    日本が今のように我々の主権的権利行使に干渉しようとし、これ以上、解決することも、知るすべもない拉致問題に依然として執着しているのなら、首相の構想が人気取りに過ぎないという評価を避けることはできない。
    일본이 지금처럼 우리의 주권적권리행사에 간섭하려들고 더이상 해결할것도,알 재간도 없는 랍치문제에 의연 골몰한다면 수상의 구상이 인기끌기에 불과하다는 평판을 피할수 없게 될것이다.

    明白なことは、日本が朝鮮民主主義人民共和国を必死で敵対視し、主権的権利を侵害しているときには、我々の敵と見なされ、照準内に入ることになり、決して友人になることはできないということである。
    명백한것은 일본이 조선민주주의인민공화국을 한사코 적대시하며 주권적권리를 침해할 때에는 우리의 적으로 간주되여 과녁에 들어오게 되여있지 결코 벗으로는 될수 없다는것이다.

    心から日本が両国の関係を解決し、我々の近い友人になり、地域の平和と安定を保障することに寄与したいのなら、自国の全般的な利益に合う戦略的選択をする政治的英断を下す必要がある。
    진심으로 일본이 두 나라 관계를 풀고 우리의 가까운 이웃이 되여 지역의 평화와 안정을 보장하는데 기여하고싶다면 자국의 전반리익에 부합되는 전략적선택을 할 정치적용단을 내리는것이 필요하다.

    公正で平等な姿勢で我々の主権的権利と安全利益を尊重するならば、朝鮮民主主義人民共和国の自衛力強化はいかなる場合にも日本に安保脅威とならないであろう。
    공정하고 평등한 자세에서 우리의 주권적권리와 안전리익을 존중한다면 조선민주주의인민공화국의 자위력강화는 그 어떤 경우에도 일본에 안보위협으로 되지 않을것이다.

    首相は我々政府の明白な立場を知り、話をするにしてもそれをしなければならない。
    수상은 우리 정부의 명백한 립장을 알고 말을 해도 해야 할것이다.

    自分が願っているからと言って、、決心をしたからと言って、我が国の指導部に会うことができ、また会ってやるものではないことを首相は知らなければならない。
    자기가 원한다고 하여,결심을 하였다고 하여 우리 국가의 지도부를 만날수 있고 또 만나주는것이 아니라는것을 수상은 알아야 한다.

    主体113(2024)年3月25日
    주체113(2024)년 3월 25일

    平壌
    평 양(끝)
    www.kcna.kp (주체113.3.25.)
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    日本首相が低迷する支持率をなんとしてでも引き上げるために「また異なる経路」まで使って必死になっていることが完全に見透かされている。絶対安定の「安部一強」の時でさえ、うまくいかなかった北朝鮮との交渉をいつ潰れても不思議ではない政権が人気取りのために藁をもつかむように行ったところで、何一つ得るものはない。

    「朝鮮労働党中央委員会、金ヨジョン副部長談話」:「元帥様」がプーチンから贈られた乗用車を使用、「特殊機能は完璧」と評価 (2024年3月16日 「朝鮮中央通信」)

    16日、「朝鮮中央通信」に以下。

    *********************
    朝鮮労働党中央委員会、金ヨジョン副部長談話
    조선로동당 중앙위원회 김여정부부장 담화

    朝鮮労働党総秘書であられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長であられる敬愛する金正恩同志が、ロシア連邦大統領、ウラジミール・ウラジミロビッチ・プーチン同志が昨年2月18日に差し上げたロシア産の専用乗用車を15日の公開行事で初めて利用された。
    조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국무위원장이신 경애하는 김정은동지께서 로씨야련방 대통령 울라지미르 울라지미로비치 뿌찐동지가 지난 2월 18일 선물로 보내드린 로씨야산 전용승용차를 15일 공개행사에서 처음으로 리용하시였다.

    専用乗用車の特殊な機能は完璧で、徹底して信頼できる。
    전용승용차의 특수한 기능은 완벽하며 철저히 신뢰할수 있다.

    私は我が党と国家の最高領導者がロシア国家首班が贈り物として差し上げた特殊な専用乗用車を利用されることになったことについてとても喜ばしく思う。
    나는 우리 당과 국가의 최고령도자께서 로씨야국가수반이 선물로 보내드린 특수한 전용승용차를 리용하시게 된데 대하여 대단히 기쁘게 생각한다.

    金正恩同志がロシア連邦大統領が贈り物として差し上げた専用乗用車を利用されるのは、新たな高い段階で全面的に強化、発展している朝露親善の顕著な証拠となる。
    김정은동지께서 로씨야련방 대통령이 선물로 보내드린 전용승용차를 리용하시는것은 새로운 높은 단계에서 전면적으로 강화발전되고있는 조로친선의 뚜렷한 증시로 된다.

    我々はモスクワに再び心より感謝を送る。
    우리는 모스크바에 다시한번 진심으로 되는 감사를 보낸다.

    主体113(2024)年3月16日
    주체113(2024)년 3월 16일
    平壌
    평 양(끝)

    www.kcna.kp (주체113.3.16.)

    ブータン:GDPが低い「王国」 (2024年3月18日)

    今、ブータンにいる。理由は、北朝鮮に行けなかったからだ。職場から海外で研究をする資金が急に提供されることになり、それを執行するためにどこに行くか悩んだ挙句に選んだのがブータンだった。しかし、ブータンについての知識は、日本の皇室と関係が良い王国だという程度だった。なので、北朝鮮の研究者がなぜブータンに行くのかという理由作りはとても苦労した。一つだけ思いついたのが、「北朝鮮もブータンもガイドなしの個人旅行が認められていない国」ということで、両国のツーリズムについて比較するというかなり無理筋な計画書を作った。

    昨日朝、ブータンに着いた。バンコクからDurkairで来たが、座席の前に挟まっていた冊子を読んでいたらとても面白かった。冊子の内容は、4代目国王の演説の内容が英訳されたもので、プンツォリン(Phuntsholing)にインドの協力を得ながらSAR(Special Administrative Region)を建設することについて書かれていた。しかし、人民に対する呼びかけや自信がそのために献身しているというような表現は、なんとも「元帥様」の演説と似ていることに気がついた。別にどちらがどちらを真似したということはないのだが、やはりGDPが低い国の「王」が経済開発を人民に訴える言い回しは自然と似てくるものなのだと思いながら読んでいた。冊子は持ち帰りかとのことだったので、帰国したら訳出して拙ブログで紹介したいと思っている。

    インドは第3代国王の時代からブータンとの経済協力関係を強め、21日はモディ首相がブータンの首都を訪問するとのことで、国王とインド首相の写真がメインストリートには飾ってある。これも北朝鮮と何となく似ている。違う点といえば肖像画の扱いがブータンの方が北朝鮮よりも緩やかだという点だ。人々がつけている国王バッジもそこらの土産物屋で売っているものだという。

    そして、「動員」もある。空港から首都ティンプにつながる道路を掃除している人々がたくさんいたが、ガイドはインドの首相が来るので動員されて掃除をしている言っていた。

    ブータンの人々は国王をとても尊敬している。国王の写真はあちこちに掲げられており、昨夜、ブータン・ワインを飲んだホテルのバーには国王一家の写真を文字盤に使った掛け時計まであった。領導者のバッジを付けるのは北朝鮮ぐらいだと思っていたが、ブータンの人々の中にも「国王」バッジを付けて歩いている人が一定程度いることが分かった。

    ホテルの宿泊客が二人しかいなかったこともあり、食堂のウェイトレスから色々と話を聞くことができた。彼女はバーの係も兼ねていたので、昨夜は10時過ぎまで彼女から様々な話を聞くことができた。

    これからまた出かけるので詳細を書くことはできないが、「両国のツーリズム比較」などとかなり怪しい研究課題を出したのだが、そんなことよりも文化・社会・政治・経済に関する様々な貴重な情報が得られ、全く想定していなかった北朝鮮「王国」との比較ができそうな気がしている。

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    「敬愛する金正恩同志が朝鮮人民軍航空陸戦兵部隊の訓練を指導された」:「娘様」が初めて「元帥様」の「お言葉」をメモ(してなかった)、党幹部として仕事始めか、本文に「娘様」に関する言及なし (2024年3月16日 「朝鮮中央通信」)


    Source: KCTV, 2024/03/16

    16日、「朝鮮中央通信」などに以下。

    ******************************************
    敬愛する金正恩同志が朝鮮人民軍航空陸戦兵部隊の訓練を指導された
    경애하는 김정은동지께서 조선인민군 항공륙전병부대들의 훈련을 지도하시였다

    (평양 3월 16일발 조선중앙통신)

    朝鮮労働党総秘書であられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長であられる敬愛する金正恩同志が3月15日、朝鮮人民軍航空陸戦兵部隊の訓練を指導された。
    조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국무위원장이신 경애하는 김정은동지께서 3월 15일 조선인민군 항공륙전병부대들의 훈련을 지도하시였다.

    朝鮮労働党中央委員会秘書であり、党中央軍事委員会副委員長である朴チョンチョン同志が同行した。
    조선로동당 중앙위원회 비서이며 당중앙군사위원회 부위원장인 박정천동지가 동행하였다.

    敬愛する金正恩同志を現地で朝鮮民主主義人民共和国国防相、カン・スンナム同志、朝鮮人民軍総参謀長、李ヨンギル同志と朝鮮人民軍総参謀部副参謀長、朝鮮人民軍空軍司令官、第11軍団長をはじめとした主要指揮成員が迎接した。
    경애하는 김정은동지를 현지에서 조선민주주의인민공화국 국방상 강순남동지,조선인민군 총참모장 리영길동지와 조선인민군 총참모부 부총참모장,조선인민군 공군사령관,제11군단장을 비롯한 주요지휘성원들이 영접하였다.

    訓練は航空陸戦兵が不意の戦時状況の中で下達される任意の作戦的企図にしたがい動員される可能性がある態勢を検閲し、それに合う様々な戦闘行動条法に適応する実戦能力を判定することを目的として行われた。
    훈련은 항공륙전병들이 불의적인 전시정황속에서 하달되는 임의의 작전적기도에 따라 동원될수 있는 태세를 검열하고 그에 맞는 각이한 전투행동조법에 적응되여있는 실전능력을 판정하는데 목적을 두고 진행되였다.

    我々の軍隊をこの世で最も強い最精鋭戦闘隊伍にお育てになるために不滅の軍領導足跡を切れ目なく刻んでおられ、戦闘力強化のための闘争を陣頭指揮しておられる偉大な鋼鉄の霊将に再び訓練の道でお目にかかることになった戦闘員は、勇猛な戦士として力強く準備していく日々に訓練し、また訓練してきた自分たちの非常な実力と英勇的戦闘精神を残すところなく誇示する高い自信と熱情に溢れていた。
    우리 군대를 세상에서 제일 강한 최정예전투대오로 키우시기 위하여 불멸의 군령도자욱을 끊임없이 아로새기시며 전투력강화를 위한 투쟁을 진두지휘하시는 위대한 강철의 령장을 또다시 훈련길에서 만나뵙게 된 전투원들은 용맹한 싸움군들로 억세게 준비해가는 나날에 훈련하고 또 훈련해온 자기들의 비상한 실력과 영웅적전투정신을 남김없이 과시할 드높은 자신심과 열정에 넘쳐있었다.

    敬愛する金正恩同志は監視台に上られ、航空陸戦兵部隊の訓練進行計画に関する報告を受けられ、訓練を指導された。
    경애하는 김정은동지께서는 감시대에 오르시여 항공륙전병부대들의 훈련진행계획에 대한 보고를 받으시고 훈련을 지도하시였다.

    航空陸戦兵を乗せた輸送機が訓練場上空に飛来し、戦闘員が雹のように仮装敵陣に降り注いだ。
    항공륙전병들을 태운 수송기들이 훈련장상공에 날아들고 전투원들이 우박같이 가상적진에 쏟아져내렸다.

    我が党の訓練第一主義方針を高く支え、困難で辛い訓練の道に忠誠と愛国の力に溢れた足跡を刻み、百戦不屈の戦闘力を力強く磨いてきた航空陸戦兵は、無敵の戦士軍団らしい度胸と気質を抱き、敵陣を切り裂く滅敵の刃とおなり、仮装作戦地帯をひっくり返し、ついに直ぐにという命令が下されれば、敵地域を一撃で占領する完璧な戦闘能力を力強く誇示した。
    우리당 훈련제일주의방침을 높이 받들고 어렵고 힘든 훈련길에 충성과 애국의 힘찬 발자욱을 찍어가며 백절불굴의 전투력을 억세게 다져온 항공륙전병들은 무적의 싸움군다운 배짱과 기질을 안고 적진을 찌르는 멸적의 비수가 되여 가상작전지대를 뒤덮으며 이제 당장이라도 명령이 내린다면 적지역을 일격에 타고앉을 완벽한 전투능력을 힘있게 과시하였다.

    金正恩同志は、仮想的である敵の主要軍事対象を一気に切り崩す航空陸戦兵の熟達した戦闘訓練の姿を満足しながらご覧になられ、勇猛なその姿から我が軍隊の百勝の戦闘態度と強勇な気性がそのまま伝わってきたと喜びに溢れて述べられた。
    김정은동지께서는 가상적인 적의 주요군사대상물들을 단숨에 깔고앉는 항공륙전병들의 능숙한 전투훈련모습을 대견하게 바라보시며 용맹한 저 모습들에서 우리 군대의 백승의 싸움본때와 강용한 기상이 그대로 안겨온다고 기쁨에 넘쳐 말씀하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、実戦訓練のるつぼの中で愛国忠誠の汗水を惜しむことなく流し、一百当の戦闘力を力強く鍛えてきた戦闘員の功勲を褒められながら、訓練に参加した軍人が政治思想的覚悟が非常に卓越しているだけではなく、軍事技術的、肉体的にもよく準備されていると高く評価された。
    경애하는 김정은동지께서는 실전훈련의 불도가니속에서 애국충성의 땀방울을 아낌없이 뿌리며 일당백의 전투력을 억세게 다지고 다져온 전투원들의 공훈을 치하하시면서 훈련에 참가한 군인들이 정치사상적각오가 매우 투철할뿐 아니라 군사기술적으로,육체적으로도 잘 준비되여있다고 높이 평가하시였다.

    金正恩同志は、最近に行われた重要訓練を通して、戦争遂行の直接的担当者であり、国家防衛の基本力量である我が軍隊が各方面で戦争に徹底して準備されているだけではなく、透徹した主敵観を胸に刻み、万端の戦闘動員態勢を確固として堅持していることについて直接確認できたと言われながら、これをとても満足に思っていると誇りに溢れて言われた。
    김정은동지께서는 최근에 진행된 주요훈련들을 통하여 전쟁수행의 직접적담당자이며 국가방위의 기본력량인 우리 군대가 각 방면에서 전쟁에 철저히 준비되여있을뿐 아니라 투철한 주적관을 새기고 만단의 전투동원태세를 확고히 견지하고있는데 대하여 직접 확인할수 있었다고 하시면서 이를 대단히 만족하게 생각한다고 긍지에 넘쳐 말씀하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、全軍が現代戦の要求に合わせて、実際の戦場で最大の戦闘的効率を達成できる現実的で科学的な訓練方法を不断に研究、適用することを基本とし、訓練をより高強度に行い、自己の戦闘的威力を各方面で強化していくことに関する綱領的課業を提示された。
    경애하는 김정은동지께서는 전군이 현대전의 요구에 맞게 실지 싸움마당에서 최대의 전투적효률을 달성할수 있는 현실적이며 과학적인 훈련방법을 부단히 연구적용하는데 기본을 두고 훈련을 보다 강도높이 진행하여 자기의 전투적위력을 백방으로 강화해나갈데 대한 강령적과업들을 제시하시였다.

    金正恩同志は、人民軍隊で一つの訓練をしても、それが戦争と直結した実戦訓練になるときにこそ、軍人を有事の生死を分かつ峻厳な決戦場で無条件戦って勝つという真の戦士として準備させることができると言われながら、様々な地形条件と気象条件、昼夜条件に一つ一つ主動的に対処できる科学的な戦闘訓練、最も極悪な条件と不意の戦闘状況の中での行動になれるための高強度の訓練を方法論をもって組織することで、全軍の訓練場で勇敢で能力のがある未来の戦闘英勇を力強く育てなければならないと言われた。
    김정은동지께서는 인민군대에서 한가지 훈련을 해도 그것이 전쟁과 직결된 실전훈련으로 될 때라야만이 군인들을 유사시 생사판가리의 준엄한 결전장에서 무조건 싸워 이기는 진짜배기싸움군들로 준비시킬수 있다고 하시면서 각이한 지형조건과 기상조건,주야조건에 일일이 주동적으로 대처할수 있는 과학적인 전투훈련,가장 극악한 조건과 불의의 전투정황속에서의 행동에 익숙시키기 위한 강도높은 훈련들을 방법론있게 조직함으로써 전군의 훈련장마다에서 용감하고 능력있는 미래의 전투영웅들을 억세게 키워내야 한다고 말씀하시였다.

    金正恩同志は、訓練の直接的担当者である訓練幹部が責務を全うすることについて強調されながら、訓練幹部の高い実力が必ずや中身のある訓練成果を担保する基本要因になるので、猛烈な実力競争の中で水準を切れ目なく高め、新しく価値のある訓練形式と方法を継続して摸索探求し、訓練進行で常に厳格な要求を提起し、顕著な訓練実績で自己の部隊、区分隊の戦闘力強化に貢献しなければならないと言われた。
    김정은동지께서는 훈련의 직접적담당자인 훈련일군들이 맡은 책무를 다해나갈데 대하여 강조하시면서 훈련일군들의 높은 실력이 곧 실속있는 훈련성과를 담보하는 기본요인으로 되는것만큼 맹렬한 실력경쟁속에서 수준을 끊임없이 높이며 새롭고 가치있는 훈련형식과 방법들을 계속 모색탐구하고 훈련진행에서 항상 엄격한 요구성을 제기하여 뚜렷한 훈련실적으로 자기 부대,구분대의 전투력강화에 이바지하여야 한다고 말씀하시였다.

    金正恩同志は、人民軍隊の基本任務は一にも二にも三にも戦争準備だということについて再び強調されながら、全軍の全ての将兵が戦争が起こったら、喜んで歴史を書き換えるという確固たる対敵意志、透徹した戦争観で力強く武装し、今の高揚した訓練熱意をさらに力強く高調させ、戦争準備完成に継続して拍車をかけなければならないと言われた。
    김정은동지께서는 인민군대의 기본임무는 첫째도 둘째도 셋째도 전쟁준비라는데 대하여 다시금 강조하시면서 전군의 모든 장병들이 전쟁이 일어난다면 기어이 력사를 갈아치우고야말겠다는 확고한 대적의지,투철한 전쟁관으로 억세게 무장하고 지금의 앙양된 훈련열의를 더욱 세차게 고조시켜 전쟁준비완성에 계속 박차를 가해나가야 한다고 말씀하시였다.

    金正恩同志は、思想と信念の威力で強く無敵の自衛的な力で強い我が軍隊の永遠の必勝を力強く鼓舞、激励され、戦闘訓練を成功裡におこなった空軍陸戦隊の戦闘員を愛の懐に抱かれ、意義深い記念写真を撮られた。
    김정은동지께서는 사상과 신념의 위력으로 강하고 무적의 자위적힘으로 억센 우리 군대의 영원한 필승을 힘있게 고무격려하시고 전투훈련을 성과적으로 진행한 항공륙전대 전투원들을 사랑의 한품에 안으시고 뜻깊은 기념사진을 찍으시였다.

    人民軍指揮成員と訓練参加者は、全軍で煮えたぎっている訓練熱、闘争熱を必勝の楽観で百倍にして下さり、百戦百勝の闘争方略をはっきりと示して下さった金正恩同志に最大の敬意を謹んで捧げながら、意義深い今年を戦争準備強化の新たな全盛期として輝かすための聖なる闘争で英勇的朝鮮人民軍の使命と本分を立派に遂行していく燃える決意を誓った。
    인민군지휘성원들과 훈련참가자들은 전군에 끓어넘치는 훈련열,투쟁열을 필승의 신심과 락관으로 백배해주시고 백전백승의 투쟁방략을 환히 밝혀주신 김정은동지께 최대의 경의를 삼가 드리면서 뜻깊은 올해를 전쟁준비강화의 새로운 전성기로 빛내이기 위한 성스러운 투쟁에서 영웅적조선인민군의 사명과 본분을 훌륭히 수행해갈 불타는 결의를 다짐하였다.(끝)

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    Source: KCNA, 2024/03/16
    www.kcna.kp (주체113.3.16.)

    <追記>
    コメントでご指摘いただいた通り、「娘様」はメモしていなかった。

    解放区となったホアンキエム湖 (2024年3月15日)

    15日夜、ホテルから徒歩数分の距離にあるホアンキエム湖を探索した。本当は昨夜、探索する予定だったのだが、ソウルからの移動の疲れと雨で食事をしただけで撤退した。

    ホアンキエム湖周辺の道路は、金曜日の夜、歩行者天国になるようだ。強権と専横の限りを尽くすバイク・自動車帝国主義者共から解放された解放区、人民の楽園がそこには展開していた。

    「湖」とはいえ、サイズは池なので一周歩いてみることにした。外人もたくさんいたが、ベトナム人民にも人気のスポットのようで、家族連れや若者グループ、カップルがたくさんいた。

    兵士と労働者と農民(女性)だろうか、朝鮮だと兵士の代わりに「インテリ」がいるのだが、似たような銅像の前で人民が踊っていた。楽曲は退廃した資本主義の曲ではなく、ベトナム音楽のようだった。

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    朝鮮にもありそうなスローガンの旗。なんと書いてあるのかは調べていないが、朝鮮的には「2024年、党中央の周りに固く団結し総邁進しよう!」とでもなろうか。
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    ハノイ市人民委員会の建物にはホーチミン同志の肖像画が。朝鮮との違いは、「代を継いで」いないので、絶世偉人は一人だけだ。
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    写真を撮ったときは意識しなかったが、湖水上のリフレクションが美しい。
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    ハノイ市人民委員会の対岸にある食堂(というか、雰囲気的にはレストラン)でサイゴンビールを飲んだ。昨日行った店には、瓶ビールしかなかったのだが、やはり生は美味しい。残念ながら、ハノイビールの生はなかった。サイゴンビールを飲みながら、対岸のホーチミン同志の肖像画を眺めていると本当に「解放」された気分になる。さらに、レストラン横の公園では音楽公演が開催されており、良いBGMになった。
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    公園で演奏する演奏家同志。「4月の春、親善芸術祝典」に招待したい。
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    1日だけのハノイだったが、満喫できた。

    行軍は続く。

    ハノイの「歩き方」:朝鮮大使館、閉店した高麗食堂、レーニン銅像 (2024年3月15日)

    15日、閉店した高麗食堂を目指してハノイ市内を歩いてみた。

    私が泊まっているホテルはいわゆる旧市街にあるホテルなのだが、高麗食堂までの距離は約7キロある。平地の7キロなど朝飯前と思って出かけたのだが、実は全然、そうではなかった。

    何が大変だったかというと、まさに「歩き方」。中国でバイクや電動自転車が歩道を爆走し、車優先の騒然とした街の中を歩くのは慣れているつもりだったが、ハノイのバイクには歯が立たなかった。全ての道とは言わないが、今日、歩いた道の中に事実上、歩道がない道があった。歩道らしきものはあっても、バイクの駐輪場になっており歩けない。そして、バイクが横5列ぐらいになって走り、さらにそれをそれを右から追い越して行く者、スマホを見ながら(文字通り)前を全く見ずに走る者、話をしながら並走する者などがいる。なので、歩行者は路上に止まっているバイクと走っているバイクの間50cmぐらいの隙間を歩くことになる。

    これ、神経を使うなんてもんじゃない。ベトナムは自動車・バイクは右側通行なのだが、左側通行で走ってくるバイクもいるので、前にも後ろにも神経を使わなければならない。帰り道、バイクには少し慣れたと思いながら歩いていたら、今度はバスが来た。バスにはクラクション連発装置が装着されており、それでバイクを散らしながら走ってくる。歩行者などほとんど気にする様子はなく、実感で10cmぐらいのところを通り過ぎていった。

    思えば、歩いているベトナム人民は、物売りのおばさんぐらいで、人が歩いていることなど想定されていないのかもしれない。もちろん、幅の広い歩道があり、バイクが駐輪されていても歩ける道もあるのだが、とにかくこの道は怖かった。おまけに、昨日降った雨で道は濡れており、ズボンの後ろに泥がいっぱい跳ね上がっていた。昼間でこうなのだから、夜歩くのは自殺行為なのかもしれない。

    それと歩行者用の信号。歩行者用の信号はあってもないに等しいし、場合によっては無視した方が安全に道を渡れる。つまり、車を止める効力がある信号で車が止められている間に渡ってしまわないと、道路はいつまでも渡れない。しかし、その間もバイクはどこからともなく走ってくるので、十分に注意しなければならない。さらに、道を一気に渡ることを考えてはいけない。これはフィリピンなどで学んだことだが、車の切れ目を縫って中央まで行き、そこでワンステップおいて続きを渡る。

    さらに、バイクが切れ目なく走ってくる場合は、ある程度、思い切って渡ると相手が速度を落とすことも分かった。そして、クラクションはご愛嬌なのでいちいち気にしない。

    以上の交通違反や危険行為を決して推奨するわけではないが、どうやらそれが現実的な「歩き方」のような気がしたので体験談として書いておく。

    それでまず目指したのが、朝鮮大使館。「元帥様」がハノイ訪問をしたときに大使館員を慰労するためにやってきた場所だ。大使館の壁にはその時の写真が貼り出されていた。撮影をしようと思ったが、警備の警察官もおり、トラブルになると面倒なのでやめておき、少し離れた場所から大使館の写真を撮った。本国との通信用だろうか、屋上には短波帯用と思われるログペディ・アンテナがあった。付近でずっと傍受していると、時々、強力な電波が出ているのかもしれない。

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    そして、もう少し歩いていくと公園のような場所があったので、立ち寄ってみた。文廟というところらしいが、旧市街から流れてきた思われる外人だらけだった。主として欧州人で、同行したベトナム人ガイドがグループ毎に色々な言語で説明をしていた。

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    さて、ここから上に書いた危険な道を通って高麗食堂を目指した。旧市街は外人でごった返しているが、そこを抜けると外人はいなくなる。途中、大きなデパートがあり、トイレを借りるために立ち寄った。H&Mやサムソナイト、アディダスなど、外国ブランドの店が入っているが、平日だったからかもしれないが、客はほとんどいなかった。1階にあるカフェだけはそれなりに賑わっていた。朝鮮のテソン百貨店の方がよほど盛況だった。

    閉店した高麗食堂は、実は食堂街にある。色々が食堂があり、その一角に位置していたという感じだ。
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    ここまで寄り道をしながら10キロほど歩いて、寂しい高麗食堂も見たので、食事をすることにした。本来なら、高麗食堂で平壌冷麺ということになるはずだったのだが、残念な限りだ。しかし、ホテル周辺の外人だらけの食堂ではなく、静かな食堂でベトナム人民に混ざってベトナム料理を食べられたのは良かった。タクシーで来れば大した距離ではないので、外人がいない静かなレストラン街を目指すなら、高麗食堂周辺はおすすめだと思う。小綺麗なレストランが並んでいる。下の店で食べたが、600円ぐらいでお腹いっぱい食べられた(昼間なのでビールはなし、というか行軍の続きもあったし)。

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    腹ごしらえをして、再びホテルに向かって行軍した。途中、朝鮮大使館近くのレーニン公園に立ち寄った。ここも外人には不人気なようで、外人らしき姿は見られず、ベトナム人民がトランプなどで遊んでいた。
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    で、レーニン同志はどこにいるのというと、公園の外の広場のようなところにいた。
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    銅像前の道路を渡ったところには国旗掲揚台とベトナム軍事歴史博物館があるのだが、あいにく金曜は休館日で観覧することができなかった。米帝に戦勝した博物館を観覧できなかったのは悔やまれる。
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    grabおばさんもいた。信号のところでスマホを見ていたらベトナム語で話しかけてきた。何を言っているのかもちろん分からなかったが、grabのジャケットを着ていたので、もしかするとタクシーかバイクを手配してやるという話だったのかもしれない。外人がたくさん来るような場所ではなかったので、基本はベトナム人相手の商売だったのかもしれない。

    そして、バイクおじさん。軍事史博物館が休みでがっかりしていたら、話しかけてきた。どこから来たと聞くのでJapanと答えたら、手帳をペラペラめくり、下手くそな文字で日本語が書かれたページを開いた。設定としてはこのおじさんに世話になった日本人が書いたということなのだろうが「この人はボッタクリもしないし、親切で‥」と。各ページに異なる言語で同じことが書かれているようだった。米帝の飛行機の残骸の写真を見せながらフリー(無料)で連れていってやると言っていたが、そもそもバイクなど乗りたくなかったし、世の中にフリーは存在しないのは市場経済システムを導入したベトナムでも同じこと。疲れているからと丁重にお断りした。

    「敬愛する金正恩同志が朝鮮人民軍タンク兵大連合部隊間の対抗訓練競技を指導された」:「元帥様」新型戦車を操縦する (2024年3月14日 「朝鮮中央通信」)


    Source: KCTV, 2024/03/15

    14日、「朝鮮中央通信」などに以下。

    ************************************
    敬愛する金正恩同志が朝鮮人民軍タンク兵大連合部隊間の対抗訓練競技を指導された
    경애하는 김정은동지께서 조선인민군 땅크병대련합부대간의 대항훈련경기를 지도하시였다

    (평양 3월 14일발 조선중앙통신)

    朝鮮労働党総秘書であられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長であられる敬愛する金正恩同志が、3月13日、朝鮮人民軍タンク兵大連合部隊間の対抗訓練競技を指導された。
    조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국무위원장이신 경애하는 김정은동지께서 3월 13일 조선인민군 땅크병대련합부대간의 대항훈련경기를 지도하시였다.

    朝鮮労働党中央委員会秘書であり、党中央軍事委員会副委員長である朴チョンチョン同志が同行した。
    조선로동당 중앙위원회 비서이며 당중앙군사위원회 부위원장인 박정천동지가 동행하였다.

    敬愛する金正恩同志を現地で朝鮮民主主義人民共和国国防相、カン・スンナム同志、朝鮮人民軍総参謀長、李ヨンギル同志と国防相装備担当副相、朝鮮人民軍総参謀部タンク局長、朝鮮人民軍タンク兵大連合部隊の指揮官が迎接した。
    경애하는 김정은동지를 현지에서 조선민주주의인민공화국 국방상 강순남동지,조선인민군 총참모장 리영길동지와 국방성 장비담당 부상,조선인민군 총참모부 땅크국장,조선인민군 땅크병대련합부대 지휘관들이 영접하였다.

    朝鮮人民軍の各級タンク、機械化部隊の指揮官が訓練競技を観覧した。
    조선인민군 각급 땅크,기계화부대 지휘관들이 훈련경기를 관람하였다.

    訓練競技は、タンク兵の実践能力を厳格に検閲し、様々な戦術的任務による戦闘行動方法を熟練させることを目的とした。
    훈련경기는 땅크병들의 실전능력을 엄격히 검열하며 각이한 전술적임무에 따르는 전투행동방법을 숙련시키는데 목적을 두었다.

    訓練競技には、タンク兵大連合部隊から選抜されたタンク乗り組が参加した。
    훈련경기에는 땅크병대련합부대들에서 선발된 땅크승조들이 참가하였다.

    敬愛する金正恩同志に自分の戦闘行動の姿をお見せできることになった喜びと誇りに溢れ、訓練競技場に来たタンク兵の胸には、我が党が火をつけてくれた訓練革命の炎の中で鋼鉄鉄馬の堂々たる主人として力強く準備して来た一当百タンク兵の英知と勇猛さを残すところなく誇示する戦闘的自信が力強く煮えたぎっていた。
    경애하는 김정은동지께 자기들의 전투행동모습을 보여드리게 된 기쁨과 긍지에 넘쳐 훈련경기장에 나선 땅크병들의 가슴마다에는 우리 당이 지펴준 훈련혁명의 불길속에서 무쇠철마의 당당한 주인으로 억세게 준비해온 일당백땅크병의 슬기와 용맹을 남김없이 과시할 전투적신심이 세차게 용솟음치고있었다.

    敬愛する金正恩同志は、監視台に上られ、タンク兵大連合部隊間の対抗訓練競技進行計画について報告を受けられ、競技を見守られた。
    경애하는 김정은동지께서는 감시대에 오르시여 땅크병대련합부대간의 대항훈련경기진행계획에 대하여 보고받으시고 경기를 지켜보시였다.

    対抗競技が始まると、滅敵の先頭精神で満装填したタンク兵の英勇な気概がそのまま鋼鉄の装甲の大きなエンジン音につながり、無敵のタンクが一斉に力強く突進した。
    대항경기가 시작되자 멸적의 전투정신으로 만장약한 땅크병들의 영용한 기세가 그대로 무쇠철갑들의 요란한 동음으로 이어지며 무적의 땅크들이 일제히 힘차게 돌진하였다.

    様々な極悪な戦闘状況が造成された競技走路を高速で通り抜け、重たいタンクは、強力な打撃で目標を一撃で撃破し、高い機動力で堅固な防御ラインを克服した。
    여러가지 극악한 전투정황들이 조성된 경기주로를 빠른 속도로 누벼나가며 육중한 땅크들은 강력한 타격으로 목표들을 일격에 료정냈으며 높은 기동력으로 견고한 방어계선들을 극복하였다.

    敬愛する金正恩同志は、地心を揺るがしながら疾風のように走る鋼鉄鉄馬の熾烈な進撃の姿を満足にご覧になり、本当に壮観だ、我々の軍隊の気質的な勇敢さと度胸が怒濤の如く前進するあのタンクの勇壮な気性に全て凝縮されているようだと喜びに溢れて話された。
    경애하는 김정은동지께서는 지심을 뒤흔들며 질풍같이 내달리는 무쇠철마들의 치렬한 진격모습을 만족하게 바라보시며 정말 장관이라고,우리 군대의 기질적인 용감성과 배짱이 도도히 전진하는 저 땅크들의 웅장한 기상에 다 응축되여있는것만 같다고 기쁨에 넘쳐 말씀하시였다.

    対抗競技は、高い機動力と打撃力を備えた強い戦闘隊伍で力強く成長していくタンク兵の完璧な実戦能力と比較することができない戦闘精神、そして戦争遂行の強力な手段の一つであるタンクの頼もしい性能と経常的戦闘動員準備体制を力強く誇示した。
    대항경기는 높은 기동력과 타격력을 갖춘 강한 전투대오로 억세게 성장해가는 영용한 땅크병들의 완벽한 실전능력과 무비의 전투정신 그리고 전쟁수행의 위력한 수단의 하나인 땅크들의 믿음직한 성능과 경상적전투동원준비태세를 힘있게 과시하였다.

    競技では、近衛ソウル・リュギョンス第105タンク師団が圧倒的な実力で優勝を戦い取った。
    경기에서는 근위 서울류경수제105땅크사단이 압도적인 실력으로 우승을 쟁취하였다.

    敬愛する金正恩同志は、第105タンク師団の競技成果を祝賀して下さりながら、師団のタンク兵が本当によく準備されている、今まで人民軍隊の各軍種、専門兵部隊、区分隊の訓練をたくさん指導したが、今日、タンク兵の準備程度が最も満足だ、全軍の全ての部隊、区分隊が今日の対抗競技に参加した第105タンク師団管下の区分隊のように戦争準備がされていれば、安心できると繰り返し大満足を示された。
    경애하는 김정은동지께서는 제105땅크사단의 경기성과를 축하해주시면서 사단의 땅크병들이 정말 잘 준비되여있다고,지금까지 인민군대 각 군종,병종,전문병부대,구분대들의 훈련을 많이 지도하였지만 오늘 땅크병들의 준비정도가 제일 만족스럽다고,전군의 모든 부대,구분대들이 오늘 대항경기에 참가한 제105땅크사단관하 구분대들처럼만 준비되여도 전쟁준비에 대해서는 마음을 푹 놓겠다고 거듭 대만족을 표시하시였다.

    金正恩同志は、近衛ソウル・リュギョンス第105タンク師団は敵の首都を占領した誇らしい歴史があり、伝統がある部隊だ、戦下の近衛タンク兵の不屈の魂と勇敢な気概が今日、新世代のタンク兵の戦闘精神にもそのまま高く脈打っているのが何よりも嬉しいと言われながら、師団の勇敢なタンク兵を高くお褒めになった。
    김정은동지께서는 근위 서울류경수제105땅크사단은 적의 수도를 점령했던 자랑스러운 력사가 있고 전통이 있는 부대라고,전화의 근위땅크병들의 불굴의 넋과 영웅적기개가 오늘날 새세대 땅크병들의 전투정신에도 그대로 높뛰고있는것이 무엇보다 기쁘다고 하시면서 사단의 용감한 땅크병들을 높이 치하하시였다.

    金正恩同志は、今日、タンク兵対抗競技で初めて自己の驚くべき戦闘的性能を誇示し、姿を現した新型主力タンクが非常に優秀な打撃力と機動力を立派に示したことについても満足を禁じ得ずにおられ、我々の軍隊が世界で最も強力なタンクを装備することになったのは大きく自負することだと言われた。
    김정은동지께서는 오늘 땅크병대항경기에서 처음으로 자기의 놀라운 전투적성능을 과시하며 모습을 드러낸 신형주력땅크가 매우 우수한 타격력과 기동력을 훌륭히 보여준데 대하여서도 만족을 금치 못하시면서 우리 군대가 세계에서 제일 위력한 땅크를 장비하게 되는것은 크게 자부할만한 일이라고 말씀하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、高度の激動状態を堅持し、タンク部門の戦争動員準備に総力を傾注しているタンク兵大連合部隊の将兵の献身と努力を再び高く評価され、高揚した闘争気勢をさらに非常に高調させ、戦争準備完成の飛躍的な成果へと繋がるようにすることに関する綱領的課業を提示された。
    경애하는 김정은동지께서는 고도의 격동상태를 견지하며 땅크부문 전쟁동원준비에 총력을 다해가고있는 땅크병대련합부대 장병들의 헌신과 노력을 다시금 높이 평가하시고 격양된 투쟁기세를 더욱 비상히 고조시켜 전쟁준비완성의 비약적인 성과에로 이어나갈데 대한 강령적과업들을 제시하시였다.

    金正恩同志は、現代戦でタンク兵が占める役割と任務の重要性について強調されながら、有事の様々な状況の中で任意の戦闘任務も迅速、正確に遂行できるように戦闘能力向上のための実戦訓練と訓練競技を高強度で組織、進行し、万能乗組運動をはじめとした様々な大衆運動を戦争準備完成に徹底して服従、施行させ、力強く展開するための革命的な対策を講じることについて話された。
    김정은동지께서는 현대전에서 땅크병들이 차지하는 역할과 임무의 중요성에 대하여 강조하시면서 유사시 각이한 정황속에서 임의의 전투임무도 신속정확히 수행할수 있게 전투능력향상을 위한 실전훈련들과 훈련경기들을 강도높이 조직진행하며 만능승조운동을 비롯한 여러가지 대중운동을 전쟁준비완성에 철저히 복종지향시켜 힘있게 벌려나가기 위한 혁명적인 대책을 세울데 대하여 말씀하시였다.

    金正恩同志は、無敵の勇猛で誇らしい偉勲だけを刻んできた戦下の英勇タンク兵のように全軍の全てのタンク兵を精神力の最強者として準備させることが何よりも重要だと言われながら、各級のタンク兵部隊、区分隊で前世代の英勇的武勲を今日の戦場でも力強く轟かせるための思想教養事業を実践活動と結びつけて一貫して行っていくことについて教示された。
    김정은동지께서는 무적의 용맹으로 자랑찬 위훈만을 아로새겨온 전화의 영웅땅크병들처럼 전군의 모든 땅크병들을 정신력의 최강자들로 준비시키는것이 무엇보다 중요하다고 하시면서 각급 땅크병부대,구분대들에서 전세대들의 영웅적무훈을 오늘의 전장에서도 힘있게 떨치기 위한 사상교양사업을 실천활동과 결부하여 일관하게 진행해나갈데 대하여 가르치시였다.

    金正恩同志は、我々の勇敢なタンク兵が堅い対敵意志で満装填し、一当百の鋼鉄拳をさらに力強く磨き、強力な闘争にいつも忠実であることで戦闘力のある鋼鉄装甲隊伍の英勇な気性を継続して力強く轟かせていくだろうという期待と確信を表明された。
    김정은동지께서는 우리의 용감한 땅크병들이 견결한 대적의지로 만장약하고 일당백의 무쇠주먹을 더욱 억세게 벼리기 위한 투쟁에 언제나 충실함으로써 전투력있는 무쇠철갑대오의 영용한 기상을 계속 힘있게 떨쳐가리라는 기대와 확신을 표명하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、対抗訓練競技に参加した大連合部隊別タンク乗組を査閲されながら、タンク兵を鼓舞、激励して下さった。
    경애하는 김정은동지께서는 대항훈련경기에 참가한 대련합부대별 땅크승조들을 사열하시면서 땅크병들을 고무격려해주시였다.

    訓練場で栄光の軍旗と共に並んで偉大な霊将の査閲を受け、大きな信任と鼓舞を受けたタンク兵は、金正恩同志に限りない感謝の挨拶を謹んで捧げた。
    훈련장에서 영광의 군기와 함께 나란히 위대한 령장의 사열을 받고 크나큰 신임과 고무를 받아안은 땅크병들은 김정은동지께 다함없는 고마움의 인사를 삼가 드리였다.

    金正恩同志は、タンク兵乗組を査閲された後、自ら新型主力タンクに乗られ、操縦桿を力強く握られ、直接タンクを動かされ、我々の軍隊のタンク兵の充満した先頭的士気と気勢を百倍にして下さり、透徹した対敵観、戦争観を深く刻んで下さった。
    김정은동지께서는 땅크승조들을 사열하신 후 몸소 신형주력땅크에 오르시여 조종간을 억세게 틀어잡으시고 직접 땅크를 몰아가시며 우리 군대 땅크병들의 충천한 전투적사기와 기세를 백배해주시고 투철한 대적관,전쟁관을 깊이 새겨주시였다.

    全てのタンク部隊の将兵は百戦百勝の鋼鉄の霊将の偉勇な姿を謹んで仰ぎ見、万歳の歓声を上げた。
    전체 땅크부대 장병들은 백전백승의 강철의 령장의 위용찬 모습을 삼가 우러르며 만세의 환호성을 터쳐올리였다.

    全てのタンク部隊の将兵は、金正恩同志が抱かせて下さった比較のできない胆力と満々たる度胸を堅く胸に抱き、無敵の鉄馬を疾風のごとく走らせ、進撃路を先頭で切り開いていく真の戦士としてさらに力強く準備していく火のような決意をした。
    전체 땅크부대 장병들은 김정은동지께서 안겨주신 무비의 담력과 만만한 배짱을 굳게 간직하고 무적의 철마를 질풍같이 몰아 진격로를 앞장에서 열어제끼는 진짜배기싸움군들로 더욱 억세게 준비해갈 불같은 결의를 다짐하였다.

    敬愛する金正恩同志は、対抗訓練競技で圧倒的な成績で優勝した近衛ソウル・リュギョンス第105タンク団のタンク兵と共に歴史に末永く残る意義深い記念写真を撮られた。
    경애하는 김정은동지께서는 대항훈련경기에서 압도적인 성적으로 우승한 근위 서울류경수제105땅크사단의 땅크병들과 함께 력사에 길이 남을 뜻깊은 기념사진을 찍으시였다.

    人民軍指揮官と訓練球技参加者は、自ら訓練場に不滅の大きな足跡を刻まれ、大きな栄光と信頼を施して下さり戦闘的気性と勇猛の翼をつけて下さった金正恩同志に永遠に忠誠である誓い、祖国と人民のために滅私服務していく信念の誓いをした。
    인민군지휘성원들과 훈련경기참가자들은 몸소 훈련장에 불멸할 거룩한 자욱을 새기시며 크나큰 영광과 믿음을 베풀어주시고 전투적기상과 용맹의 날개를 달아주신 김정은동지께 영원히 충성할 맹세,조국과 인민을 위해 멸사복무해갈 신념의 맹세를 다짐하였다.(끝)

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    Source: KCNA, 2024/03/14

    www.kcna.kp (주체113.3.14.)

    ハノイの高麗食堂は閉店!わざわざハノイまで来たのに (2024年3月14日)

    14日、ハノイに着いたので、早速、高麗食堂に電話をしたら、ベトナム語しか話せないおじさんしか出ない。困ったので、フロントのおにーさんに電話をしてもらったら、何とオーナーが帰国し、閉店したと。

    コロナ後に北朝鮮が海外労働者の帰国を許容したので、店を閉めて帰ってしまったのだろう。

    楽しみにしていたのに。

    GARMIN Instinct 2X Dual Power TacticalでYouTubeをコントロール (2024年3月11日)



    GARMIN Instinctのファーストモデルをずっと使って来たが、最近、バッテリーの持ちが悪くなった。壊すつもりでチャレンジすれば、自分でバッテリー交換も可能かも知れないが、まだ使えているのでその気にはなれない。また、メーカーに出すと2万ほどかかるということなので、これも選択肢ではない。

    そんなこともあり、奮発してInstinct 2X Dual Power Tacticalという最新モデルを買ってみた。2月末辺りから値段が急降下し、通常モデルとの価格差が少なくなったので、Tacticalという使わない機能が入っているモデルを買ってみた。日本では絶対に使わない(使えない)機能として銃弾の弾道計算アプリがあるのだが、面白半分で使おうとしたら、アプリをアンロックするためには少なくともUSD100必要みたいなので止めておいた。

    ファーストモデルにもmusic機能は備わっていたのだが、そもそもイヤフォンを耳に入れて音楽を聞きながら歩く習慣はないので、使ったことはなかった。しかし、新機種が届いて色々な機能を一通り試しているなから、InstinctでアンドロイドのYouTubeアプリがコントロールできることが分かった。

    ということで、早速、dprknowの朝鮮音楽リストをプレイしてみたが、なかなかよい感じ。

    登山中へこたれそうになった時に「朝鮮人民軍歌」を聞くのも悪くないのかも知れない。

    カン・イルシム記者同志、マシンリョンスキー場を紹介:朝鮮でも若者にスノボが流行中、カン・イルシム同志、初回のスノボ挑戦なのに転ばず上手、スキーブームの北朝鮮 (2024年3月8日 「朝鮮中央TV」)


    Source: KCTV, 2024/03/08

    8日、放送中。

    昨日、スキーから帰って来たのだが・・・ますますマシンリョンに行きたくなった。

    朝鮮でも若者はスノボだと。

    イルシム同志、スノボ、初回ということだが上手。

    スノボをするカン・イルシム同志
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    Source: KCTV, 2024/03/08

    「被告席に座った『裁判官』」 (2024年3月8日 「朝鮮中央通信」)

    8日、「朝鮮中央通信」に以下。

    *****************
    被告席に座った「裁判官」
    피고석에 앉은 《재판관》

    米国と言えば、自分勝手に「基準」と「規定」を定め、国連加盟国に従わせ、世界の「裁判官」のように振る舞っていることで有名である。
    미국이라고 하면 제멋대로 《기준》과 《규정》을 정해놓고 유엔성원국들에 내리먹이며 세계의 《재판관》으로 행세하는것으로 유명하다.

    彼らにペコペコしない国々に対しては「平和破壊者」、「人権蹂躙国」、「不良国家」、「修正主義国家」などの各様のレッテルを貼り、「被告席」に座らせようとするのがまさに米国である。
    저들에게 고분고분하지 않는 나라들에 쩍하면 《평화파괴자》,《인권유린국》,《불량국가》,《수정주의국가》 등 별의별 험태기를 다 씌워 《피고석》에 앉히려 하는것이 바로 미국이다.

    ところが威厳のある「裁判官」が、今日「被告席」に座るという一大悲喜劇が起こった。
    그런데 이 위엄있는 《재판관》이 오늘날 《피고석》에 나앉는 일대 희비극이 벌어졌다.

    2022年4月に採択された決議により、米高が少し前にガザ地帯で即時的な停戦を実施することに関する安全保障理事会の決議案に拒否権を行使したことと関連し、その理由を説明する国連総会全員会議が4日と5日に開かれた。
    2022년 4월에 채택된 결의에 따라 미국이 얼마전 가자지대에서 즉시적인 정전을 실시할데 대한 안전보장리사회 결의안에 거부권을 행사한것과 관련하여 그 리유를 설명하는 유엔총회 전원회의가 지난 4일과 5일에 진행되였다.

    会議で多くの国連加盟国は、米国が流血事態収束を要求する国際社会の訴えを無視して拒否権を行使することで、イスラエルに殺人免許証を発給してやった、それでも満足せず、武器と弾薬供給でイスラエルの人種抹殺行為を煽っているとしながら、「人権守護者」のふりをしていた米国が民間人大虐殺の共犯としての正体を満天下に示したと峻烈に断罪、糾弾した。
    회의에서 많은 유엔성원국들은 미국이 류혈사태종식을 요구하는 국제사회의 호소를 무시하고 거부권을 행사함으로써 이스라엘에 살인면허증을 발급해주었다,그것도 모자라 무기와 탄약공급으로 이스라엘의 인종멸살행위를 부추기고있다고 하면서 《인권수호자》로 행세하던 미국이 민간인대학살의 공범으로서의 정체를 만천하에 드러냈다고 준렬히 단죄규탄하였다.

    米国がアルジェリアが提出した当該、決議案の持続可能な平和へと繋がらないだけではなく、むしろ人質釈放と臨時停戦交渉に妨害となるからだと、彼らの拒否権行使理由を汲々と説明したが、この荒唐無稽な口実は国際社会の非難と嘲笑だけを醸し出した。
    미국이 알제리가 제출한 해당 결의안이 지속가능한 평화에로 이어질수 없을뿐 아니라 오히려 인질석방과 림시정전협상에 방해로 되였기때문이라고 저들의 거부권사용리유를 구구히 설명하였지만 이 얼토당토않은 구실은 국제사회의 비난과 조소만을 자아냈다.

    実に当然な恥だと言わざるを得ない。
    참으로 응당한 봉변이라 해야 할것이다.

    事実、拒否権行使理由を説明する制度は、米国が彼らの強権と専横に反旗を揚げている国々を苦境に追いやる下心から国連安全保障理事会改革を主張する国際社会の心理を巧妙に悪用してデッチ上げられたものである。
    사실 거부권사용리유를 설명하는 제도는 미국이 저들의 강권과 전횡에 반기를 드는 나라들을 곤경에 몰아넣을 흉심밑에 유엔안전보장리사회개혁을 주장하는 국제사회의 심리를 교묘하게 악용하여 고안해낸것이다.

    実際、米国はウクライナ問題、シリア問題などと関連した国連安全保障理事会の会議で、ある常任理事国の拒否権行使で彼らの不純な目的を達成できなくなると直ぐに国連総会全員会議を開催して「無責任性」を云々しながら集団的圧迫を煽動しただけではなく、ついには常任理事国の地位を剥奪しなければならないと金切り声を上げた。
    실지 미국은 우크라이나문제,수리아문제 등과 관련한 유엔안전보장리사회회의들에서 어느한 상임리사국의 거부권행사로 저들의 불순한 목적을 이루지 못하게 되자 유엔총회 전원회의를 열고 《무책임성》을 운운하면서 집단적압박을 선동하였을뿐 아니라 지어 상임리사국지위를 박탈해야 한다고 피대를 돋구기도 하였다.

    しかし、昨年、発生した中東事態で事情が変わった。
    그러나 지난해 발생한 중동사태로 사정이 달라졌다.

    イスラエルの無差別的な軍事的攻撃で、今、この時も数多くのパレスチナ民間人が生殺しにされており、ガザ地区は文字通り人間とさつ場、むごたらしい生き地獄と化した。
    이스라엘의 무차별적인 군사적공격으로 지금 이 시각도 수많은 팔레스티나민간인들이 생죽음을 당하고있으며 가자지대는 말그대로 인간도살장,아비규환의 생지옥으로 화하였다.

    こうしたとんでもない人道主義の惨事の前で国際社会は驚愕を禁じ得ずにおり、ついには同盟国までもイスラエルを庇護する米国に背を向けている。
    이러한 끔찍한 인도주의참사앞에서 국제사회는 경악을 금치 못하고있으며 지어 동맹국들까지도 이스라엘을 비호두둔하는 미국에 등을 돌려대고있다.

    しかし、米国は国際社会の一致した要求には耳を傾けようとせず、躊躇なく拒否権を振り回すことで、ガザ地区の流血惨劇を止めようとする国際社会の小さな希望さえも丸ごと抹殺してしまい、自分が作った「被告席」に自ら座った。
    그러나 미국은 국제사회의 일치한 요구는 아랑곳하지 않고 서슴없이 거부권을 휘둘러댐으로써 가자지대의 류혈참극을 멈춰세우려는 국제사회의 자그마한 희망마저 깡그리 말살해버리였으며 자기가 만들어놓은 《피고석》에 스스로 나앉았다.

    結局、米国は自分が作った罠にかかる立場となり、国連安全保障理事会から追放されなければならない当事者は、他でもない彼ら自身であることを証明した。
    결국 미국은 제가 놓은 덫에 치우는 신세가 되였으며 유엔안전보장리사회에서 축출되여야 할 당사자는 다름아닌 저들자신이라는것을 증명해보였다.

    人類の運命が危険に瀕していようがいまいが、彼らの一つの利己的目的だけを津支給する国、地政学的目的のためならば国際社会と安全を犠牲にすることも躊躇しない悪の帝国が国際社会の審判台に登らされるのはあまりにも当然のことである。
    인류의 운명이 위험에 처하든말든 저 하나의 리기적목적만을 추구하는 나라,지정학적목적을 위해서라면 국제평화와 안전을 희생시키는짓도 서슴지 않는 악의 제국이 국제사회의 심판대에 오르는것은 너무나 당연하다.

    米国はこれ以上、分不相応な「裁判官」のふりをせず、世界の笑いものにならず、国際社会の声に耳を傾けなければならない。
    미국은 더이상 주제넘는 《재판관》행세를 하며 세상의 웃음거리로 되지 말고 국제사회의 목소리에 귀를 기울여야 할것이다.

    国際問題評論家 李グァンソン
    국제문제평론가 리광성(끝)
    www.kcna.kp (주체113.3.8.)

    「敬愛する金正恩同志が朝鮮人民軍大連合部隊の砲射撃訓練を指導された」 (2024年3月8日 「朝鮮中央TV」))


    Source: KCTV, 2024/03/08

    8日、「朝鮮中央通信」などに以下。

    ******************
    敬愛する金正恩同志が朝鮮人民軍大連合部隊の砲射撃訓練を指導された
    경애하는 김정은동지께서 조선인민군 대련합부대들의 포사격훈련을 지도하시였다

    (평양 3월 8일발 조선중앙통신)

    自邸的国防力強化の新たな全盛期を力強く切り開いていくための全軍の高揚した闘争気勢が二尾、非常に高まっている中、朝鮮人民軍大連合部隊の砲射撃訓練が行われた。
    자위적국방력강화의 새로운 전성기를 힘있게 열어나가기 위한 전군의 앙양된 투쟁기세가 날로 비상히 고조되고있는 속에 조선인민군 대련합부대들의 포사격훈련이 진행되였다.

    朝鮮労働党総秘書であられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長であられる敬愛する金正恩同志が3月7日、朝鮮人民軍大連合部隊の砲射撃訓練を指導された。
    조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국무위원장이신 경애하는 김정은동지께서 3월 7일 조선인민군 대련합부대들의 포사격훈련을 지도하시였다.

    朝鮮労働党中央委員会秘書であり、党中央軍事委員会副委員長である朴チョンチョン同志が同行した。
    조선로동당 중앙위원회 비서이며 당중앙군사위원회 부위원장인 박정천동지가 동행하였다.

    敬愛する金正恩同志を訓練場で朝鮮民主主義人民共和国国防相、カン・スンナム同志、朝鮮人民軍総参謀長、李ヨンギル同志と朝鮮人民軍大連合部隊長が迎接した。
    경애하는 김정은동지를 훈련장에서 조선민주주의인민공화국 국방상 강순남동지,조선인민군 총참모장 리영길동지와 조선인민군 대련합부대장들이 영접하였다.

    訓練は朝鮮人民軍大連合部隊管下の砲兵部隊の火力打撃能力の威力示威と競技進行の方法で検閲評価され、砲兵の戦闘動員態勢と実戦能力を高めることを目的として行われた。
    훈련은 조선인민군 대련합부대관하 포병부대들의 화력타격능력을 위력시위와 경기진행의 방법으로 검열평가하여 포병들의 전투동원태세와 실전능력을 제고하는데 목적을 두고 진행되였다.

    敵の首都を打撃圏内に置き、戦争抑止の重大な軍事的任務を遂行している国境線付近の長距離砲兵区分隊の威力示威射撃で始まった訓練は、抽選で定めた射撃順序に従い各大連合部隊から選抜された砲兵区分隊が火力陣地を占め、目標を射撃した後、命中発数と火力任務遂行にかかったじかんを総合して順位を定める方法で行われた。
    적의 수도를 타격권안에 두고 전쟁억제의 중대한 군사적임무를 수행하고있는 국경선부근의 장거리포병구분대들의 위력시위사격으로 시작된 훈련은 추첨으로 정한 사격순차에 따라 각 대련합부대들에서 선발된 포병구분대들이 화력진지를 차지하고 목표를 사격한 다음 명중발수와 화력임무수행에 걸린 시간을 종합하여 순위를 정하는 방법으로 진행되였다.

    敬愛する金正恩同志をお招きして砲射撃訓練を行う最上の栄光を抱いた砲兵達の胸は、独創的な砲兵重視観、砲兵哲学を明らかにして下さり、主体的砲兵武力の強化、発展のために限りない献身と労苦を捧げて行かれる偉大な霊将の導きの手の下で誰もが恐れる世界最強の兵種に育った自分たちの戦闘力を残すところなく誇示する熱望で溶岩のように煮えたぎっていた。
    경애하는 김정은동지를 모시고 포사격훈련을 진행하는 최상의 영광을 받아안은 포병들의 가슴가슴은 독창적인 포병중시관,포병철학을 밝혀주시고 주체적포병무력의 강화발전을 위해 끝없는 헌신과 로고를 바쳐가시는 위대한 령장의 손길아래 누구나 두려워하는 세계최강의 병종으로 자라난 자기들의 전투력을 남김없이 과시할 열망으로 용암마냥 끓어번지고있었다.

    敬愛する金正恩同志は、監視台に上られ、朝鮮人民軍大連合部隊の砲射撃訓練進行計画に関する報告を受けられ、訓練を指導された。
    경애하는 김정은동지께서는 감시대에 오르시여 조선인민군 대련합부대들의 포사격훈련진행계획에 대한 보고를 받으시고 훈련을 지도하시였다.

    訓練で朝鮮人民軍大連合部隊長が自分の部隊の砲兵区分隊に対する火力指揮を担当し、砲射撃方法は彼らの決心により規定することとした。
    훈련에서 조선인민군 대련합부대장들이 자기 부대의 포병구분대들에 대한 화력지휘를 맡아하였으며 포사격방법은 그들의 결심에 따라 규정하는것으로 하였다.

    大連合部隊長の「撃て!」という号令の声と共に天地を震撼する砲声が地心を揺るがした。
    대련합부대장들의 《쐇!》구령소리와 함께 하늘땅을 진감하는 포성이 지심을 울렸다.

    砲兵射撃訓練に参加した英勇な砲兵は、祖国守護の使命感を常に自覚し、砲兵戦総動員準備のための実戦訓練の日々にしっかりと錬磨してきた迅速、正確な射撃術を残すところなく見せることで、一当百で準備された万能砲兵の高い戦闘能力を力強く誇示した。
    포사격훈련에 참가한 영용한 포병들은 조국수호의 사명감을 항상 자각하며 포병전쟁동원준비를 위한 실전훈련의 나날들에 꾸준히 련마해온 신속정확한 사격술을 남김없이 보여줌으로써 일당백으로 준비된 만능포병의 높은 전투능력을 힘있게 과시하였다.

    敬愛する金正恩同志は、訓練に動員された全ての砲兵区分隊が経常的戦闘動員準備を抜け目なく整えていることについて大きな満足を示された。
    경애하는 김정은동지께서는 훈련에 동원된 모든 포병구분대들이 경상적전투동원준비를 빈틈없이 갖추고있는데 대하여 커다란 만족을 표시하시였다.

    金正恩同志は、直接、火力陣地に行かれ、我が軍隊の偉容と一当百砲兵の名誉を残すところなく轟かせた英勇な砲兵戦党員達を熱く祝賀、激励して下さった。
    김정은동지께서는 직접 화력진지에 나가시여 우리 군대의 위용과 일당백포병의 명예를 남김없이 떨친 영용한 포병전투원들을 뜨겁게 축하격려해주시였다.

    敬愛する金正恩同志は、全軍の全ての砲兵の中で訓練熱、競走熱をさらに高調させ、彼らを砲兵戦の名手、一当百の名砲手に育てることで、実戦でも今日の訓練と同じように自分に与えられたいかなる戦闘任務も迅速、正確に遂行できるように準備させることについて強調されながら、砲兵戦争準備完成における重要課業を提示された。
    경애하는 김정은동지께서는 전군의 모든 포병들속에 훈련열,경쟁열을 더욱 고조시켜 그들을 포병전의 능수로,일당백의 명포수로 키워냄으로써 실전에서도 오늘훈련에서와 같이 자기에게 부여된 그 어떤 전투임무도 신속정확히 수행할수 있게 준비시킬데 대하여 강조하시면서 포병전쟁준비완성에서 나서는 중요과업들을 제시하시였다.

    金正恩同志は、全ての砲兵区分隊が実戦に侵入する時に無慈悲で、速い打撃で主導権を握ることができるように経常的な戦闘動員準備を整えるための事業をさらに頑強に推し進め、あり得る様々な状況を予見した現実的で科学的な訓練目標を打ち立て、砲兵の戦闘力を非常に高めるための実動訓練をより中身があるように組織、進行することで、我が軍隊の誇りであり、基本核である砲兵の威力を継続して各方面で高めなければならないと言われた。
    김정은동지께서는 모든 포병구분대들이 실전에 진입하는 시각에 무자비하고 빠른 타격으로 주도권을 쥘수 있게 경상적인 전투동원준비를 갖추기 위한 사업을 더욱 완강히 내밀며 있을수 있는 각이한 정황을 예견한 현실적이고 과학적인 훈련목표를 세우고 포병들의 전투력을 비상히 높이기 위한 실동훈련을 보다 실속있게 조직진행함으로써 우리 군대의 자랑이고 기본핵인 포병의 위력을 계속 백방으로 강화하여야 한다고 말씀하시였다.

    金正恩同志の大きな信頼と綱領的教示を受けた人民軍指揮成員と訓練に参加した全ての砲兵戦闘員は、党の訓練革命方針と砲兵重視思想を固い信念として再び胸に刻み、新年度の訓練に邁進、奮闘し、砲兵の戦闘力強化のための今年の闘争で必ずや飛躍的革新をもたらす満々の闘志と革命的熱意に溢れていた。
    김정은동지의 크나큰 믿음과 강령적가르치심을 받아안은 인민군지휘성원들과 훈련에 참가한 전체 포병전투원들은 당의 훈련혁명방침과 포병중시사상을 굳은 신념으로 다시금 새겨안고 새년도 훈련에 매진분투하여 포병의 전투력강화를 위한 올해 투쟁에서 기어이 비약적혁신을 안아올 만만한 투지와 혁명적열의에 넘쳐있었다.(끝)

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    Source: KCNA, 2024/03/08

    www.kcna.kp (주체113.3.8.)

    「敬愛する金正恩同志が西部地区の重要作戦訓練基地を現地視察された」 (2024年3月7日 「朝鮮中央通信」)


    Source: KCTV, 2024/03/07

    7日、「朝鮮中央通信」に以下。

    ******************
    敬愛する金正恩同志が西部地区の重要作戦訓練基地を現地視察された
    경애하는 김정은동지께서 서부지구 중요작전훈련기지를 현지시찰하시였다

    (평양 3월 7일발 조선중앙통신)

    朝鮮労働党総秘書であられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長であられる敬愛する金正恩同志が3月6日、朝鮮人民軍西部地区重要作戦訓練基地を訪問され、訓練施設を視察され、部隊の実動訓練を指導された。
    조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국무위원장이신 경애하는 김정은동지께서 3월 6일 조선인민군 서부지구 중요작전훈련기지를 방문하시여 훈련시설들을 돌아보시고 부대들의 실동훈련을 지도하시였다.

    朝鮮労働党中央委員会秘書であり、党中央委員会軍事委員会副委員長である朴チョンチョン同志が同行した。
    조선로동당 중앙위원회 비서이며 당중앙군사위원회 부위원장인 박정천동지가 동행하였다.

    敬愛する金正恩同志を現地で朝鮮民主主義人民共和国国防相、カン・スンナム同志、朝鮮人民軍総参謀長、李ヨンギル同志と朝鮮人民軍総参謀部副参謀長、戦闘訓練局長、重要任務遂行部隊の副部隊長をはじめとした朝鮮人民軍指揮成員が迎接した。
    경애하는 김정은동지를 현지에서 조선민주주의인민공화국 국방상 강순남동지,조선인민군 총참모장 리영길동지와 조선인민군 총참모부 부총참모장,전투훈련국장,중요임무수행부대 부대장들을 비롯한 조선인민군 지휘성원들이 영접하였다.

    敬愛する金正恩同志は、重要作戦訓練基地の施設と各訓練場の要素について具体的に確認された。
    경애하는 김정은동지께서는 중요작전훈련기지의 시설들과 여러 훈련장요소들에 대하여 구체적으로 료해하시였다.

    金正恩同志は、党中央が軍隊の前に提示した重要軍事政策課業を高く支え、各種の訓練を実戦のような環境の中で高強度で行うことができるように全ての要素を実用的に整えたことについて評価されながら、実際の人民軍隊の戦闘力強化に貢献できるようにその利用を積極化し、物質技術的土台をさらに強化し、正常管理をきちんとすることについて強調された。
    김정은동지께서는 당중앙이 군대앞에 제시한 중요군사정책과업들을 높이 받들고 여러가지 훈련을 실전과 같은 환경속에서 강도높이 진행할수 있게 모든 요소들을 실용적으로 꾸린데 대하여 평가하시면서 실지 인민군대전투력강화에 이바지할수 있도록 그 리용을 적극화하고 물질기술적토대를 더욱 강화하며 정상관리를 잘할데 대하여 강조하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、監視台に上られ、この日、予定された部隊の実動訓練進行計画に関する報告を受けられ、訓練を指導された。
    경애하는 김정은동지께서는 감시대에 오르시여 이날 예견된 부대들의 실동훈련진행계획에 대한 보고를 받으시고 훈련을 지도하시였다.

    訓練には計画により募集された各級単位の戦闘区分隊が参加した。
    훈련에는 계획에 따라 모집된 각급 단위의 전투구분대들이 참가하였다.

    国家の安全と人民の安寧を死守する自己の崇高な使命に無限に忠実で、戦闘力強化のための訓練の道に惜しみない汗と流し、無敵の力を力強く育ててきた英勇な戦闘員は、今回の実動訓練でも各自の部隊の名誉をかけて戦いながら、必ず敵を打ち負かすことができるように徹底して準備された自分たちの実戦能力を残すところなく発揮した。
    국가의 안전과 인민의 안녕을 사수하는 자기의 숭고한 사명에 무한히 충실하여 전투력강화를 위한 훈련길에 아낌없는 땀을 묻으며 무적의 힘을 억세게 키워온 영용한 전투원들은 이번 실동훈련에서도 각자 부대들의 명예를 걸고 싸우면 반드시 적을 타승할수 있게 철저히 준비된 자기들의 실전능력을 남김없이 발휘하였다.

    金正恩同志は、軍人の訓練の姿に大きな満足を示されながら、完璧な臨戦態勢を維持している戦闘員の強力な革命性と不屈の戦闘性を高くお褒めになった。
    김정은동지께서는 군인들의 훈련모습에 커다란 만족을 표시하시면서 완벽한 림전태세를 유지하고있는 전투원들의 강의한 혁명성과 불굴의 전투성을 높이 치하하시였다.

    金正恩同志は、今日、実戦のような訓練環境で真の戦士の勇猛な気性を遺憾なく見せた軍人の素晴らしい姿を見て非常に喜ばしく、気が強くなると言われながら、いつも胸の中に戦場を抱き、自分の本分に全身全力していく軍人の固い愛国心を力強く鼓舞激励された。
    김정은동지께서는 오늘 실전과 같은 훈련환경에서 진짜배기싸움군의 용맹한 기상을 유감없이 보여준 군인들의 훌륭한 모습을 보니 매우 기쁘고 마음이 든든해진다고 하시면서 언제나 가슴속에 싸움마당을 안고 자기의 본분에 전심전력해나가는 군인들의 견결한 애국심을 힘있게 고무격려하시였다.

    敬愛する金正恩同志は、我々の軍隊が現時期、訓練熱風をさらに飛躍的に吹かせなければならない必要性について強調されながら、実際の戦争の場で勝利を確信できる実用的な実戦訓練をより高強度に展開することに関する綱領的課業を提示された。
    경애하는 김정은동지께서는 우리 군대가 현시기 훈련열풍을 더욱 비약적으로 일으켜나가야 할 필요성에 대하여 강조하시면서 실지 전쟁마당에서 승리를 확신할수 있는 실용적인 실전훈련을 보다 강도높이 전개할데 대한 강령적과업들을 제시하시였다.

    金正恩同志は、我々の軍隊が敵共の常時的な脅威を圧倒的な力で牽制し、些少な戦争挑発企図も徹底して制圧し、有事、負荷された重要任務を正確に遂行するためには戦争準備完成において変化発展する現代戦の様相に照らして常にさらに高い要求性を提起し、戦闘能力を飛躍的に高めるための実戦訓練を切れ目なく強化しなければならないと言われながら、全軍の各級が醸成された情勢の要求に合わせて戦争準備強化の新たな全盛期を力強く切り開いていくことについて特別に強調された。
    김정은동지께서는 우리 군대가 적들의 항시적인 위협을 압도적인 힘으로 견제하고 사소한 전쟁도발기도도 철저히 제압하며 유사시 부과된 중요임무를 정확히 수행하기 위해서는 전쟁준비완성에 있어서 변화발전하는 현대전의 양상에 비추어 항상 더 높은 요구성을 제기하고 전투능력을 비약적으로 제고하기 위한 실전훈련을 끊임없이 강화해야 한다고 하시면서 전군의 각급이 조성된 정세의 요구에 맞게 전쟁준비강화의 새로운 전성기를 힘있게 열어나갈데 대하여 특별히 강조하시였다.

    金正恩同志は、祖国保衛も社会主義建設も全て担い、時代の戦闘で突進していく人民の真の守護者、服務者である我が軍隊がいるので、国が堅固であり、人民の安寧が守られており、幸福が創造されているのだと言われながら、我が軍隊は党と人民の信頼と期待を重く胸に刻み、偉大な我々の時代の主役を継続して頼もしく担当していかなければならないと言われた。
    김정은동지께서는 조국보위도 사회주의건설도 다 떠맡아안고 시대의 앞장에서 돌진해나아가는 인민의 참된 수호자,복무자인 우리 군대가 있기에 나라가 굳건한것이고 인민의 안녕이 지켜지며 행복이 창조되는것이라고 하시면서 우리 군대는 당과 인민의 믿음과 기대를 무겁게 새겨안고 위대한 우리 시대의 주역을 계속 믿음직하게 담당해나가야 한다고 말씀하시였다.

    敬愛する金正恩同志はこの日、訓練で強靭な意志と勇敢さを発揮し、一当百の戦闘力を力強く誇示した頼もしい戦闘員を愛の懐に抱かれ、意義深い記念写真を撮られた。
    경애하는 김정은동지께서는 이날 훈련에서 강의한 의지와 용감성을 발휘하여 일당백의 전투력을 힘있게 과시한 미더운 전투원들을 사랑의 한품에 안으시고 뜻깊은 기념사진을 찍으시였다.

    朝鮮人民軍指揮成員と全ての戦闘員は、自ら自己の訓練を指導して下さり、大きな信頼と勇気を抱かせて下さり、無敵の胆力と度胸を百倍にして下さった金正恩同志に熱烈な忠誠を誓い、祖国の安寧と人民の幸福のための聖なる闘争で党の軍隊、人民の軍隊としての栄誉ある本分を全うする日のような決意に溢れていた。
    조선인민군 지휘성원들과 전체 전투원들은 몸소 자기들의 훈련을 지도하여주시고 크나큰 믿음과 용기를 안겨주시며 무적의 담력과 배짱을 백배해주신 김정은동지께 열렬한 충성을 맹세하며 조국의 안녕과 인민의 행복을 위한 성스러운 투쟁에서 당의 군대,인민의 군대로서의 영예로운 본분을 다해나갈 불같은 결의에 넘쳐있었다.(끝)

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    Source: KCNA, 2024/03/07

    www.kcna.kp (주체113.3.7.)

    「元帥様」の砲射撃訓練報道、歌入りの新スタイル (2024年3月8日 「朝鮮中央TV」)

    8日、「元帥様」の「砲射撃訓練報道」を「朝鮮中央TV」で放送しているが、歌入りの新スタイル。

    「朝鮮民主主義人民共和国国防省報道官談話」:朝鮮は「人民生活向上」に軍隊を動員、敵共は「情勢を悪化」させるため (2024年3月5日 「朝鮮中央通信」)

    5日、「朝鮮中央通信」に以下。

    ***************
    朝鮮民主主義人民共和国国防省報道官談話
    조선민주주의인민공화국 국방성 대변인담화

    米国と大韓民国が停戦状態地域の情勢に予測不可能性を増幅させる挑発的な大規模合同軍事演習を再び開始した。
    미국과 대한민국이 정전상태지역의 정세에 예측불가능성을 증폭시키는 도발적인 대규모합동군사연습을 또다시 개시하였다.

    今回の演習には、昨年と比べて2倍に増大された野外機動訓練計画が含まれており、存在名分もない「国連軍司令部」なるものに所属する11個の追従国の武力まで動員した。
    이번 연습에는 지난해에 비해 2배로 증대된 야외기동훈련계획이 포함되여있으며 존재명분도 없는 이른바 《유엔군사령부》소속 11개 추종국가무력까지 동원되였다.

    人民の福利増進のための経済建設に大規模軍兵力が投入された朝鮮民主主義人民共和国の現実と顕著な対照をなす米国主導の下での韓国傀儡共と追従勢力の狂乱的な戦争演習騒動は、地域情勢の不安定の根源を再三確認させてくれており、人類を核で威嚇する張本人が誰なのかをさらに明白に示している。
    인민의 복리증진을 위한 경제건설에 대규모군병력이 투입된 조선민주주의인민공화국의 현실과 뚜렷한 대조를 이루고있는 미국주도하에서의 한국괴뢰들과 추종세력들의 광란적인 전쟁연습소동은 지역정세 불안정의 근원을 재삼 확인시켜주고있으며 인류를 핵으로 위협하는 장본인이 누구인가를 더욱 명백히 가리키고있다.

    一粒の火花でも核戦争を引き起こす可能性がある発火条件が成熟した朝鮮半島地域で一つの国を相手に世界最大の核保有国と10余りの追従国が結託して展開する大規模戦争演習は絶対に「防御的」ということはできない。
    한점의 불꽃으로도 핵전쟁을 일으킬수 있는 발화조건이 성숙된 조선반도지역에서 일개 국가를 상대로 세계최대의 핵보유국과 10여개의 추종국가들이 결탁하여 전개하는 대규모전쟁연습은 절대로 《방어적》이라고 말할수 없다.

    朝鮮民主主義人民共和国国防省は、主権国家に対する軍事的威嚇と侵攻企図をさらに露骨化している米国と大韓民国の無分別な軍事演習騒動を強力に糾弾し、これ以上の挑発的で不安定をもたらす行動を注視することを厳重に警告する。
    조선민주주의인민공화국 국방성은 주권국가에 대한 군사적위협과 침공기도를 더욱 로골화하고있는 미국과 대한민국의 무분별한 군사연습소동을 강력히 규탄하며 더이상의 도발적이고 불안정을 초래하는 행동을 중지할것을 엄중히 경고한다.

    朝鮮民主主義人民共和国武力は、敵共の冒険主義的な行動を継続して注視しており、朝鮮半島地域の不安定な安保環境を強力に統制するための責任ある軍事活動を継続していく。
    조선민주주의인민공화국무력은 적들의 모험주의적인 행동을 계속 주시할것이며 조선반도지역의 불안정한 안보환경을 강력히 통제하기 위한 책임적인 군사활동을 계속해나갈것이다.

    米国と大韓民国は、自分たちの誤った選択がもたらす安保不安を刻一刻、深刻な水準で体感することで、相応の対価を払うことになるであろう。
    미국과 대한민국은 자기들의 그릇된 선택이 가져올 안보불안을 각일각 심각한 수준에서 체감하는것으로써 응분의 대가를 치르게 될것이다.

    主体113(2024)年3月4日
    주체113(2024)년 3월 4일
    平壌
    평 양(끝)
    www.kcna.kp (주체113.3.5.)

    「金正恩同志がソンチョン郡地方工業工場建設着工式でなさった演説」 (2024年2月28日 「朝鮮中央通信」)


    Source: KCTV, 2024/03/02

    「元帥様」専用機関車か
    20240302 kju train
    Source: KCTV, 2024/03/02

    2月28日、「朝鮮中央通信」などに以下。

    *******************
    「地方発展20×10政策」実現のための初の着工に際して敬愛する金正恩同志がソンチョン郡地方工業工場建設着工式でなさった演説
    《지방발전 20×10 정책》실현을 위한 첫 착공에 즈음하여
    경애하는 김정은동지께서 성천군 지방공업공장건설착공식에서 하신 연설
    주체113(2024)년 2월 28일

    同志諸君!
    동지들!

    愛するソンチョン郡の人々、こんにちは。
    사랑하는 성천군사람들 안녕하십니까?!

    「地方発展20×10政策」実現という我が党の最大の宿願と有志を抱いて、初のスコップを入れる歴史的な儀式が今日、国の代表的な中山間地帯であるソンチョン郡で行われます。
    《지방발전 20×10 정책》실행이라는 우리 당의 최대의 숙원과 웅지를 안고 첫삽을 박는 력사적인 의식이 오늘 나라의 대표적인 중산간지대인 여기 성천군에서 진행되게 됩니다.

    こうして、地方の全面的振興をもたらすための我が党の10年目標の偉大な闘争がついに開始されることになりました。
    이로써 지방의 전면적진흥을 안아오기 위한 우리당 10년목표의 위대한 투쟁이 마침내 개시되게 되였습니다.

    地方工業革命という巨創な変革に向かって力強く歩を踏み出しているこの時、年々が新たに変貌されることになる地方の明日を描いてみると、我々が迎えた闘争に対する誇りと自負心が百倍になり、地方の全ての市、郡の千数百万の人民に実質的な生活上のメリットを抱かせることになるという思いで大きな灌漑を禁じ得ずにおり、また一方では、正直に今になってこれを始めるのかという罪の意識で恐縮でもあります。
    지방공업혁명이라는 거창한 변혁을 향하여 힘차게 발걸음을 내짚는 이 시각 년년이 새롭게 변모되게 될 지방의 래일을 그려보느라니 우리가 마주한 투쟁에 대한 긍지와 자부심이 백배해지고 지방의 모든 시,군 천수백만 인민들에게 실질적인 생활상보탬을 안겨주게 된다는 생각으로 커다란 감개를 금할수 없으며 또 한편으로는 솔직히 이제야 이것을 시작하는가 하는 자괴심으로 송구스럽기도 합니다.

    しかし、未だに敷地だけのこの場所で設計図だけを広げて行う集会ですが、地方人民の福利増進を目標とした重大な革命事業の開始を宣布することだけでも、その歴史的な重さは十分だと言えるでしょう。
    허나 아직은 터전뿐인 곳에서 설계도만을 펼쳐놓고 가지는 모임이지만 지방인민들의 복리증진을 목표한 중대한 혁명사업의 개시를 선포하는것만으로도 그 력사적무게는 충분하다고 할수 있을것입니다.

    「地方発展20×10政策」実現で前衛的役割を遂行する我々の軍隊の各級軍種、軍団管下の第124連隊の指揮官、将兵諸君、
    《지방발전 20×10 정책》실현에서 전위적역할을 수행할 우리 군대 각급 군종,군단관하 제124련대들의 지휘관,병사들,

    地方の変革を主導し、推し進めていく重任を抱いた非常設中央推進委員会の成員と省・中央機関の政務員をはじめとした関連単位の関係者同志諸君、
    지방의 변혁을 주도하고 떠밀어나갈 중임을 지닌 비상설중앙추진위원회 성원들과 성,중앙기관 정무원들을 비롯한 련관단위 관계자동무들,

    そして、我が党の新たな政策を全的に支持して信じ、ここに集まられた平安南道とソンチョン郡内の幹部と勤労者の皆さん、
    그리고 우리 당의 새 정책을 전적으로 지지하며 믿고 이곳에 모여오신 평안남도와 성천군안의 일군들과 근로자 여러분,

    私は党中央委員会と共和国政府を代表し、同志諸君に熱い戦闘的挨拶を送ります。
    나는 당중앙위원회와 공화국정부를 대표하여 동지들에게 뜨거운 전투적인사를 보냅니다.

    同志諸君!
    동지들!

    今後、10年以内に国の全ての市、郡に現代的な設備と生産工程を十分に備えた地方工業工場を立派に建設することは実に巨大な事変的意義を持つ一大革命です。
    앞으로 10년안에 나라의 모든 시,군에 현대적인 설비들과 생산공정을 그쯘히 갖춘 지방공업공장들을 훌륭히 일떠세우는것은 실로 거대한 사변적의의를 가지는 일대 혁명입니다.

    中央に比べて地方が遅れていることは、あまりにも長い間、どうすることもできない常例、当然の現実として捉えられてきましたが、常に全国人民の生活に同じ関心を振り向け、積極的に解決することを自己の活動の本道としている我が党は、この世紀的な束縛を解くことをどれだけ大変でも果敢に取り組んでいかなければならない歴史的課題としてきました。
    중앙에 비해 지방이 뒤떨어지는것은 너무도 오래동안 어쩔수 없는 상례로,당연한 현실로 인박혀왔지만 항상 전국인민들의 생활에 다같이 관심을 돌리고 적극적으로 푸는것을 자기 활동의 본도로 내세우는 우리 당은 이 세기적인 질곡을 가시는것을 아무리 아름차도 과감히 떠메야 할 력사적과제로 내세웠습니다.

    そこから出発し、第8期党中央委員会は、市・郡強化と農村生活環境改善を国家発展の重大路線として採択し、中央と地方が同様に振興する全面的発展の新たな転機を模索してきました。
    이로부터 출발하여 제8기 당중앙위원회는 시,군강화와 농촌생활환경개선을 국가발전의 중대로선으로 책정하고 중앙과 지방이 다같이 진흥하는 전면적발전의 새 전기를 모색해왔습니다.

    そして、最近には歴代になかった努力をしても、必ずや解決しなければならない地方工業工場の全面的現代化に焦点を合わせた「地方発展20×10政策」を出し、今日はこのようにその豊かな結実をみるための初の着工式を行うことになりました。
    그리고 최근에는 력대초유의 공력을 들여서라도 반드시 해결해야 하는 지방공업공장들의 전면적현대화에 초점을 둔 《지방발전 20×10 정책》을 내놓았으며 오늘은 이렇게 그 알찬 결실을 이루어내기 위한 첫 착공식을 진행하게 되였습니다.

    国家の主権と人民の自主的暮らしを守るための自衛的な力を切れ目なく高度化しながら、人民経済の全ての部門を整備し、その発展を図るのと同時に、首都はもちろん、全国の農村で毎年、太っ腹の住宅建設を推進している我々が、その一つ一つの戦域に勝るとも劣らぬまた一つの10年創造大戦を決断し、新たな戦線を展開することは、正直、言うほどに容易なことではありません。
    국가의 주권과 인민의 자주적삶을 지키기 위한 자위적힘을 끊임없이 고도화하면서 인민경제 모든 부문을 정비하고 그 발전을 도모하는 동시에 수도는 물론 전국의 농촌들에서 해마다 통큰 살림집건설을 추진하고있는 우리가 그 하나하나의 전역들에 못지 않는 또 하나의 10년창조대전을 결단하고 새로운 전선을 전개한다는것은 솔직히 말처럼 쉬운 일이 아닙니다.

    しかし、地方経済を全国的版図で完全に新たな意先進的な土台の上で展開し、共和国の全ての人口の絶対多数を占めている地方人民の初歩的な物質文化水準を一段階引き上げること、これもやはり非常に切迫している国家の重大事業です。
    하지만 지방경제를 전국적판도에서 완전히 새롭고 선진적인 토대우에서 재건하여 공화국 전체 인구의 절대다수를 차지하는 지방인민들의 초보적인 물질문화생활수준을 한단계 올려세우는것,이 역시 매우 절박하게 나서는 국가의 중대사입니다.

    我々は、この事業をこれ以上、無視することはできず、ずらすこともできず、無条件、頑強に推し進め、確実な結実を見なければなりません。
    우리는 이 사업을 더이상 외면할수 없고 한시도 드틸수 없으며 무조건 완강히 내밀어 확실한 결실을 보아야 합니다.

    この地に生まれた人々ならば、首都で暮らそうが、地方で暮らそうが、都市で暮らそうが、山村で暮らそうが、同じ国家の社会主義施策の下で豊かで文明的な生活を謳歌しなければならず、また必ずやそのようになるようにすることが、新たな地方発展政策の核です。
    이 땅에 태를 묻은 사람이라면 수도에서 살든 지방에서 살든,도시에서 살든 산골마을에서 살든 똑같이 국가의 사회주의시책하에서 유족하고 문명한 생활을 누려야 하며 또 반드시 그렇게 되게 하자는것이 새로운 지방발전정책의 핵입니다.

    「地方発展20×10政策」実現の勝算は、既に確定されています。
    《지방발전 20×10 정책》실현의 승산은 이미 확정되여있습니다.

    何よりも党と政府の新たな政策を党員と人民が積極的に支持賛同しています。
    무엇보다 당과 정부의 새 정책을 당원들과 인민들이 적극 지지찬동하고있습니다.

    新たな地方工業発展政策には、全ての人民の切実な要求と利害関係が反映されており、その遂行方策が明白に込められているので、誰もが喜び、歓迎しており、特に地方人民は全てが自分のこととして受け入れ、必ずそのようになると楽観しています。
    새로운 지방공업발전정책에는 전체 인민의 절실한 요구와 리해관계가 반영되여있고 그 실행방책이 명백히 담겨져있는것으로 하여 누구나 반기고 환호하고있으며 특히 지방인민들은 모두가 자기의것으로 받아들이고 꼭 그렇게 될것이라고 락관하고있습니다.

    これは、いかなる財源とも比べられない最も貴重で大きな力です。
    이것은 그 어떤 재원에도 비할바 없는 가장 귀중하고 큰 힘입니다.

    党と政府の施策は、十、百種全てが自分たちの権益と暮らしの増進のためであり、党で決心し、展開する事業はいつも立派な実体として転換されると信じている人民なので、いくら大変で膨大な闘争課業であっても一致して支持して、心から受け入れています。
    당과 정부의 시책은 열,백가지가 다 자기들의 권익과 삶의 증진을 위한것이며 당에서 결심하고 펼치는 사업은 언제나 훌륭한 실체로 전환된다고 믿는 인민이기에 아무리 아름차고 방대한 투쟁과업이라 해도 한결같이 지지하며 성심으로 받들고있습니다.

    こうして、我が国の政治風土は特有に非常に固いものであり、党と政府が設計することが全て誇りに満ちた結実となり、世人を驚かせる奇跡を誕生させているのです。
    이로 하여 우리 국가의 정치풍토는 특유하게 비상히 굳건한것이며 당과 정부가 설계하는 일들이 다 자랑찬 현실로 되고 세인을 놀래우는 기적들을 탄생시키는것입니다.

    人民の為にしようとする全ての事業に科学的で、緻密な計算と作戦、強力な組織指揮体系樹立を構築するのが、我々の一貫した事業態度です。
    인민을 위하여 하고자 하는 모든 사업에 과학적이고 치밀한 타산과 작전,강력한 조직지휘체계수립을 앞세우는것은 우리의 일관한 사업태도입니다.

    我々の革命と国家発展において、非常に重要な2024年に入り、党中央は地方発展政策の実現という歴史的な課題遂行について、多くの苦労をし、真摯に研究して繰り返し慎重に討議しました。
    우리 혁명과 국가발전에 있어서 대단히 중요한 2024년에 들어와 당중앙은 지방발전정책의 실행이라는 력사적인 과제수행을 놓고 많은 품을 들이며 진지하게 연구하고 거듭 심중히 토의하였습니다.

    市・郡の地方工業工場建設に必要な資金と労力、セメントと鋼材を国家が全て保障し、建設資材の輸送をはじめとした各種の問題も適切に対策するようにしました。
    시,군들의 지방공업공장건설에 필요한 자금과 로력,세멘트와 강재를 국가에서 전부 보장하며 건설자재들의 수송을 비롯한 여러 문제들도 적절히 대책하도록 하였습니다.

    そして、地方発展政策実現の準備段階、試験段階と言えるキムファ郡での経験と現実態に対する再考過程で新たな問題点も見出し、生じる可能性がある問題に対する予防策も提示しました。
    그리고 지방발전정책실행의 준비단계,시험단계라고 할수 있는 김화군에서의 경험과 현 실태에 대한 재고과정에 새로운 문제점들도 찾아쥐고 나타날수 있는 편향들에 대한 예방책도 제시하였습니다.

    「地方発展20×10政策」執行を党中央委員会の事業として中身があって、強力に推し進めるために、組織指導部の幹部が今年の建設対象と定められた市・郡に出向き、実態を具体的に確認し、現地の幹部と設計部門の幹部との真摯な協議の下で建設方向を正確に確定し、その事業を党と国家が掌握推進する機構との事業体系が確立され、稼働し始めました。
    《지방발전 20×10 정책》집행을 당중앙위원회적인 사업으로 실속있고 강하게 내밀기 위하여 조직지도부 일군들이 올해 건설대상으로 정해진 시,군들에 나가 실태를 구체적으로 료해하고 현지일군들과 설계부문 일군들과의 진지한 협의밑에 건설방향을 정확히 확정지었으며 이 사업을 당적으로,국가적으로 장악추진할 기구들과 사업체계가 확립되여 가동하기 시작하였습니다.

    まさに、昨日、私は今年の20個の市・郡に建設する地方工業工場とその規模と敷地、生産工程が反映された総合報告書を検討して批准しました。
    바로 어제 나는 올해 20개 시,군들에 건설할 지방공업공장들과 그 규모와 부지,생산공정들이 반영된 종합보고서를 검토하고 비준하였습니다.

    今、今年の内に20個の市・郡に数十個の地方工業工場を建設することに必要な全てのこのが予算化され、万端の準備が整ったと言えます。
    이제는 올해안에 20개 시,군들에 수십개의 지방공업공장들을 일떠세우는데 필요한 모든것이 예산되고 만단의 준비가 갖추어졌다고 할수 있습니다.

    問題は、人民の切実な要求、党と政府の重大事として浮上した地方工業工場建設が実際にどのように進捗されるのか、そして、その工場が今後どれほど中身があるように運営されるのかということです。
    문제는 인민의 절실한 요구로,당과 정부의 중대사로 부상한 지방공업공장건설이 실지 어떻게 진척되는가 그리고 이 공장들이 앞으로 얼마나 실속있게 운영되는가 하는것입니다.

    私は、この場に参加した全ての人民軍将兵と建設幹部だけではない、全国の全ての幹部と党員、勤労者が一つの気持ち、一つの意志で地方工業革命遂行に立ち上がり、中央と地方、道と市・郡が力を合わせて建設者と科学技術力量が積極的に協力し、各地で理想しているように、そのままの成功裡な結果を必ず達成するであろうと確信しています。
    나는 이 자리에 참가한 전체 인민군관병들과 건설일군들만이 아닌 전국의 모든 일군들과 당원들,근로자들이 한마음한뜻으로 지방공업혁명수행에 떨쳐나서며 중앙과 지방,도와 시,군들이 힘을 합치고 건설자들과 과학기술력량이 적극 협력하여 방방곡곡에서 리상하는바 그대로의 성공적인 결과를 반드시 이루어내리라고 확신합니다.

    同志諸君!
    동지들!

    困難でも栄誉あるこの革命課業を社会主義我が国の第一の守護者であり、創造者であり、貫徹者である人民の軍隊が推し進めるのは、その勝利を確信させるまた一つの重要な要因となります。
    어렵고도 영예로운 이 혁명과업을 사회주의 우리 국가의 제일가는 수호자이고 창조자들이며 관철자들인 인민의 군대가 떠맡아안은것은 그 승리를 확신케 하는 또 하나의 중요한 요인으로 됩니다.

    我が党は、今回も地方経済を打ち立てる10年革命の前衛に我々の軍隊を立たせました。
    우리 당은 이번에도 지방경제를 추켜세우는 10년혁명의 전위에 우리 군대를 내세웠습니다.

    党中央の呼びかけに応え、即時、現地に駆けつけて来て地方の新たな変革、我が国の全面的復興を促進する革命事業に突入した124連隊の軍官と兵の戦闘的な姿と充満された気概が本当に頼もしく、感謝しています。
    당중앙의 부름에 호응하여 즉시 현지에 달려나와 지방의 새로운 변혁,우리 국가의 전면적부흥을 촉진할 혁명사업에 돌입한 124련대 관병들의 전투적인 모습과 충천한 기개가 정말로 미덥고 감사합니다.

    この機会に私は、皆さんが人民の為の献身的服務を厳粛な本分として再び深く胸に刻むことを期待しながら、全国各地の地方工業工場建設場に進出した軍官と兵にいくつか強調しようと思います。
    이 기회에 나는 동무들이 인민을 위한 헌신적복무를 엄숙한 본분으로 다시금 깊이 새겨안을것을 기대하면서 전국도처의 지방공업공장건설장들에 진출한 관병들에게 몇가지 강조하려고 합니다.

    2.8節に国防省を訪問したときにも言いましたが、革命の前に重大で緊迫した課題が生じる度に、党と人民は軍隊を大きく信じ、人民軍隊はその信頼と期待に必ずや忠実に応えることは、世紀を継いで引き継がれてきた栄光的な伝統です。
    지난 2.8절에 국방성을 방문했을 때에도 말하였지만 혁명앞에 중대하고도 긴절한 과제가 나설 때마다 당과 인민은 군대를 크게 믿고 인민군대는 그 믿음과 기대에 기어이 충직하게 보답하는것은 세기를 이어온 영광스러운 전통입니다.

    人民軍隊の戦闘精神と比較するものがないほどの犠牲精神、完全無欠な創造気風については、少しも疑いの余地がありません。
    인민군대의 전투정신과 무비의 희생성,완전무결한 창조기풍에 대해서는 추호도 의심할 여지가 없습니다.

    今の20個の市・郡に派遣された軍官と兵は、新時代の転変の創造者という自覚を持ち、故郷の両親、兄弟がこれ以上、生活上で苦労をしないようにするという気持ちで、地方工業工場を最上の質的水準で建設しなければなりません。
    전국의 20개 시,군들에 파견된 관병들은 새시대 전변의 창조자라는 자각을 가지고 고향의 부모,형제들이 더는 생활상어려움을 겪지 않게 하겠다는 마음으로 지방공업공장들을 최상의 질적수준에서 건설하여야 하겠습니다.

    皆さんは、自分の闘争の一日一日が党と国家の政策を養護し、人民の幸福を築くやり甲斐に満ちた偉勲として繋げていかなければならいことを一時たりとも忘れてはなりません。
    동무들은 자기 투쟁의 하루하루가 당과 국가의 정책을 옹위하고 인민의 행복을 가꾸는 보람찬 위훈들로 이어져야 함을 한시도 잊지 말아야 합니다.

    党と政府の地方発展政策が、市・郡毎にどれほど実質的な転変をもたらし、どのような中身のある変化で人民生活に続々と染みこんでいくのかが、自分たちの仕事の態度により決定されるということを肝に銘じ、建設速度と質をずれなく保証することに全ての力を注がなければなりません。
    당과 정부의 지방발전정책이 시,군들마다에 얼마나 실질적인 전변을 안아오고 어떤 알속있는 변화로 인민생활에 속속들이 스며드는가 하는것이 자신들의 일본새에 의하여 결정된다는것을 명심하고 건설속도와 질을 드팀없이 보장하는데 모든 힘을 다해야 하겠습니다.

    「全てを人民生活向上のために!」という党のスローガンを貫徹することにおいても、我々の軍隊は常に旗手となり、立派な見本とを創造しなければなりません。
    《모든것을 인민생활향상을 위하여!》라는 당의 구호를 관철함에 있어서도 우리 군대는 항상 기수가 되고 훌륭한 본보기를 창조하여야 합니다.

    工事を日程どおりに進捗させることや技術工法の要求を遵守することや、そして資材を極力、節約することにおいて、徹底し、正確で、完璧な我が軍隊の気風を残すことなく発揮しなければならず、その結実がここソンチョン郡をはじめとした全国の市・郡に代を継いで後代の称賛を受ける我々の時代の象徴物として末永く残るようにしなければなりません。
    공사를 일정대로 진척시키는데서나 기술공법의 요구를 준수하는데서나 그리고 자재를 극력 아껴쓰는데서나 철저하고 정확하고 완벽한 우리 군대의 기풍을 남김없이 발휘해야 하며 그 결실이 여기 성천군을 비롯하여 온 나라 시,군들에 대를 두고 후손들의 찬양을 받을 우리 시대의 상징물로 길이 남게 하여야 합니다.

    皆さんの闘争の姿が当該市・郡の幹部と勤労者、人民の思想意識と事業態度、生活方式にまで影響を及ぼし、全ての面で確実な改編をもたらし、革命性と愛国主義、創造と浪漫、新時代の文化を展開するときにこそ、党中央が皆さんを地方工業革命の全哨所立たせた意図が貫徹され、本当のやり甲斐があるようになります。
    동무들의 투쟁모습이 해당 시,군의 일군들과 근로자들,인민들의 사상의식과 사업태도,생활방식에까지 영향을 미쳐 모든 면에서 확실한 개변을 안아오고 혁명성과 애국주의,창조와 랑만,새시대의 문화로 전환될 때라야 당중앙이 동무들을 지방공업혁명의 전초에 내세운 의도가 관철되고 진짜 보람이 있게 됩니다.

    今日、124連隊の指揮官に授与されることになる20個の旗が最も革命的で、人民的な我が軍隊の赫々たる偉勲と比較するもののない愛国功績で輝くであろうと私は信じています。
    오늘 124련대 지휘관들에게 수여하게 되는 20개의 기발들이 가장 혁명적이며 인민적인 우리 군대의 혁혁한 위훈과 무비의 애국공적으로 빛날것이라고 나는 믿습니다.

    ソンチョン郡の党の責任秘書と郡人民委員長をはじめとし、全国の全ての市・郡の責任幹部が奮発しなければなりません。
    성천군당 책임비서와 군인민위원장을 비롯하여 전국의 모든 시,군 책임일군들이 분발하여야 하겠습니다.

    「地方発展20×10政策」実現のための偉大な革命事業の直接滝担当者は、他でもない市・郡の責任幹部であるということを肝に銘じなければなりません。
    《지방발전 20×10 정책》실현을 위한 위대한 혁명사업의 직접적담당자는 다름아닌 시,군 책임일군들이라는것을 명심하여야 합니다.

    党で全ての条件を整えてくれ、人民軍隊が工場建設を丸ごとになって取り組むからといって、完工後、その運用を全的に責任を持って住民が実際にメリットを得るようにしなければならない当事者は市・郡の党及び行政経済幹部です。
    당에서 모든 조건을 마련해주고 인민군대가 공장건설을 통채로 맡아 해제낀다 해도 완공후 그 운영을 전적으로 책임지고 주민들이 실지 덕을 보게 만들어야 하는 당사자는 시,군의 당 및 행정경제일군들입니다.

    金正恩同志は、市・郡に地方工業工場を建設することにおいて党中央が出した政策的要求について明らかにされた。
    김정은동지께서는 시,군들에 지방공업공장들을 건설하는데서 당중앙이 내세우는 정책적요구들에 대하여 밝히시였다.

    ...

    市・郡の党責任秘書は、設計段階から3者協議を重視し、工場を自分の地域の実情に合わせて、将来にも惜しむことがないように建設するようにし、人民軍隊との共同もきちんとし、郡内住民を党政策貫徹へと組織動員する事業も力強く展開しなければなりません。
    시,군당책임비서들은 설계단계에서부터 3자협의를 중시하여 공장들을 자기 지역의 실정에 맞고 후날에도 아쉬움이 없게 건설하도록 하며 인민군대와의 협동도 잘하고 군내주민들을 당정책관철에로 조직동원하는 사업도 본때있게 벌려야 하겠습니다.

    生産建造物を端正に建設し、現代的な設備を整え、原料、資材が不足したり、あれこれの事情で工場運営を正常化できないなら、それは党と国家の前、人民と軍人建設葉の前で罪悪となります。
    생산건물들을 번듯하게 건설하고 현대적인 설비들을 갖추어놓고도 원료,자재가 부족하거나 이런저런 사정으로 공장운영을 정상화하지 못한다면 그것은 당과 국가앞에,인민들과 군인건설자들앞에 죄악으로 됩니다.

    原料基地造成と地方工業工場の技術力量強化にも今から力を入れ、自力更生原則と科学技術に依拠し、自分の市・郡の百年大系を確固として担保していかなければなりません。
    원료기지조성과 지방공업공장들의 기술력량강화에도 지금부터 힘을 넣으며 자력갱생원칙과 과학기술에 의거하여 자기 시,군의 백년대계를 확고히 담보해나가야 합니다.

    最も重要なことは、地方工業工場を変革する過程を郡内幹部と住民の中で自分の故郷と山河の全てを大切に考え、真心を尽くして築き、最大限活用し、人を羨むことがない生活と文明を創造していくという覚悟と自信を育てる効果的な契機を作ることです。
    가장 중요한것은 지방공업공장들을 변혁하는 과정을 군내일군들과 주민들속에 자기 고향과 산천의 모든것을 소중히 여기며 정성다해 가꾸고 최대한 활용하여 남부럽지 않은 생활과 문명을 창조해나가겠다는 각오와 자신심을 키우는 효과적인 계기로 만드는것입니다.

    つまり、新たな地方発展政策を実行する過程が地方の党、政権亀鑑の機能と役割を強化し、思想、技術、文化の3大革命を非常に達成する過程となるようにしなければなりません。
    다시말하여 새로운 지방발전정책을 실행하는 과정이 지방당,정권기관들의 기능과 역할을 강화하고 사상,기술,문화의 3대혁명을 비상히 다그치는 과정으로 되게 하여야 합니다.

    党で地方工業革命を作戦しながら立たさせた主たる目的がまさにそこにあります。
    당에서 지방공업혁명을 작전하면서 내세운 주되는 목적이 바로 여기에 있습니다.

    自己の努力で自己の生活を豊かで潤沢に築くという決心さえ確固としていれば、石ころも宝にすることができ、やり抜けない仕事などないことを市・郡の責任秘書から自分自身の変貌と実践で示してやらなければなりません。
    자기의 노력으로 자기 생활을 풍족하고 윤택하게 꾸리겠다는 결심만 확고하면 막돌도 보물로 만들수 있고 못해낼 일이란 없다는것을 시,군당책임비서들부터가 자기자신의 변모와 실천으로 보여주어야 합니다.

    もう一つ絶対に逃してはならない重要な問題として地域の人民の生活を改善する事業がむしろ彼らに負担を与える否定的な結果をもたらさにように格別な注意を振り向け、抜け目ない対策を講じなければなりません。
    또 한가지 절대로 놓치지 말아야 할 중요한 문제로서 지역인민들의 생활을 개선하는 사업이 오히려 그들에게 부담을 끼치는 부정적인 후과를 초래하지 않도록 각별한 주의를 돌리고 빈틈없는 대책을 세워야 하겠습니다.

    全国の市・郡で活気を持って推進される地方工業工場建設に関与する全ての幹部と建設者は、党の構想を輝かしく実現し、人民生活を向上させるための責任ある事業に知恵と情熱と力を噴出し、祖国と革命、後代の前に清い創造物を作っていかなければなりません。
    전국의 시,군들에서 활기있게 추진될 지방공업공장건설에 관여하는 모든 일군들과 건설자들은 당의 구상을 빛나게 실현하고 인민생활을 향상시키기 위한 책임적인 사업에 지혜와 정력을 쏟아부으며 조국과 혁명,후대들앞에 떳떳할 창조물을 마련해나가야 합니다.

    同志諸君!
    동지들!

    今年末には「地方発展20×10政策」の初の産児である現代的な地方工業工場がここソンチョン郡を含む全国の20個の市・郡に素晴らしく建設された新たな転変像を見ることになります。
    이해말에는 《지방발전 20×10 정책》의 첫 산아들인 현대적인 지방공업공장들이 여기 성천군을 포함하여 전국의 20개 시,군에 희한하게 일떠선 새로운 전변상을 보게 될것입니다.

    そして今後10年後には、長い宿望となってきた地方振興のしっかりとした土台が築城され、全国各地で生産基地が活気に満ちて稼働し、人民の幸福な笑い声が高まる満ち足りた光景を自負することになるでしょう。
    그리고 앞으로 10년후에는 오랜 숙망으로 되여온 지방진흥의 든든한 토대가 축성되여 전국도처에서 생산기지들이 활기차게 돌아가고 인민들의 행복한 웃음소리가 높아가는 뿌듯한 광경을 자부하게 될것입니다.

    まさにそこに我々の革命事業と闘争の限りないやり甲斐と栄誉があります。
    바로 여기에 우리 혁명사업과 투쟁의 끝없는 보람과 영예가 있습니다.

    何十年間、言葉だけで唱えてながらも、口にもできなかった聖なる偉大な事業がついに本当に始まりました。
    몇십년간 말로만 굼때면서도 엄두도 내지 못했던 성스럽고 위대한 사업은 이제 정말로 시작되였습니다.

    我々皆、農村の改変と共に地方経済を我々式に急進させる大変革のために、
    우리모두 농촌의 개변과 함께 지방경제를 우리 식으로 급진시키는 대변혁을 위하여,

    我々の地に我々の手で最も素敵な人民の工場を建設し、我々の資源、我々の技術で人民の幸福を心行くまで花咲かせる時代に向かって、大きな自信、強い気勢で建設し、創造していきましょう。
    우리의 땅에 우리 손으로 제일 멋있는 인민의 공장들을 일떠세우고 우리의 자원,우리의 기술로 인민의 행복을 마음껏 꽃피우는 시대를 향하여 신심드높이,기세차게 건설하고 창조해나갑시다.

    今日、この場には124連隊が組織された各級の大連合部隊の指揮官と124連隊長が全て参加しました。
    오늘 이 자리에는 124련대가 조직된 각급 대련합부대 지휘관동무들과 124련대장동무들이 다 참가했습니다.

    私は諸君を通して我が軍隊に訴えます。
    나는 동무들을 통하여 우리 군대에 호소합니다.

    人民軍将兵諸君!
    인민군장병들!

    人民の幸福を創造し、保衛し、我が党の宿願を実現するための闘争の前衛でいつも勇敢に戦え!
    인민의 행복을 창조하고 보위하며 우리 당의 숙원을 실현하기 위한 투쟁의 전위에서 언제나 용감히 싸우라!

    党と祖国と人民は、我が軍隊を信じている!
    당과 조국과 인민은 우리 군대를 믿는다!

    今日のこの巨創な闘争に立ち上がった軍官と兵は偉大な時代を代表する最も強靭な透視として永遠に記憶されるだろう。
    오늘의 이 거창한 투쟁에 떨쳐나선 관병들은 위대한 시대를 대표하는 가장 강인한 투사들로 영원히 기억될것이다.

    偉大な人民の為に滅私服務しよう!
    위대한 우리 인민을 위하여 멸사복무하자!

    我々の聖なる闘争に向かって前進!
    우리의 성스러운 투쟁을 향하여 앞으로!(끝)
    www.kcna.kp (주체113.2.29.)

    「元帥様」の専用列車の機関車初登場、黒塗りでカッコイイ (2024年3月2日 「朝鮮中央TV」)

    昨日、「大韓民国」から帰って来たので、今更なのかも知れないが、「朝鮮中央TV」を見ていたら、「元帥様」の専用列車の機関車が初登場している。黒塗りでカッコイイ。

    「元帥様」の肉声演説。「元帥様」が地方人民の前で演説をし、それを肉声に放送することもあまりない。

    「(第1)副部長同志」もいた。

    「元帥様」の演説全文は字幕だった。

    「ソンチョン郡地方工業工場建設着工式、盛大に行われる」 (2024年2月29日 「朝鮮中央通信」)

    29日、「朝鮮中央通信」などに以下。

    ***************************
    我々式社会主義の全面的発展史に特記すべき地方工業革命の荘厳な砲声が響いた
    우리식 사회주의의 전면적발전사에 특기할 지방공업혁명의 장엄한 포성이 울리였다
    ソンチョン郡地方工業工場建設着工式、盛大に行われる
    성천군 지방공업공장건설착공식 성대히 진행
    敬愛する金正恩同志が着工式に参席され、歴史的な演説をなさった
    경애하는 김정은동지께서 착공식에 참석하시여 력사적인 연설을 하시였다

    (평양 2월 29일발 조선중앙통신)

    国政の千万事をひたすら人民の権益と宿望を実現することに指向、服従させる偉大な党中央の歴史的な選択と重大決断により、党と国家の変革的な路線で策定、明示された「地方発展20×10政策」を強力に推進するための巨創な地方工業革命が開始された。
    국정의 천만사를 오직 인민의 권익과 숙망을 실현함에 지향복종시키는 위대한 당중앙의 력사적인 선택과 중대결단에 의하여 당과 국가의 변혁적인 로선으로 책정명시된 《지방발전 20×10 정책》을 강력히 추진하기 위한 거창한 지방공업혁명이 개시되였다.

    朝鮮労働党中央委員会だ8期第19回政治局拡大会議の決定により、実行されている全国的範囲での現代的な地方工業工場建設は、今後、10年に地方経済の世紀的変革を達成し、全国の人民の物質文化生活を飛躍的に向上させ、社会主義全面的発展に巨大な活力を与えるための未曾有の創造大戦である。
    조선로동당 중앙위원회 제8기 제19차 정치국 확대회의 결정에 따라 실행되는 전국적범위에서의 현대적인 지방공업공장건설은 금후 10년안에 지방경제의 세기적변혁을 이룩하여 온 나라 인민들의 물질문화생활을 비약적으로 향상시키고 사회주의전면적발전에 거대한 활력을 더해주기 위한 미증유의 창조대전이다.

    「地方発展20×10政策」ソンチャン郡地方工業工場建設着工式が、2月28日盛大に行われた。
    《지방발전 20×10 정책》 성천군 지방공업공장건설착공식이 2월 28일에 성대히 진행되였다.

    着工式場は、人民のための我が党の宿願を人民軍隊特有の革命的な創造態度、頑強な実践力でずれなく支えていく軍人建設者の火のような熱意と1年後に立派に建設される復興反映の実体と共に潤沢になる新生活を確信するサンチョン郡の勤労者の限りない感激と簡易で揺らいでいた。
    착공식장은 인민을 위한 우리 당의 숙원을 인민군대특유의 혁명적인 창조본때,완강한 실천력으로 드팀없이 받들어나갈 군인건설자들의 불같은 열의와 한해후 번듯하게 일떠설 부흥번영의 실체들과 더불어 윤택해질 새 생활을 확신하는 성천군근로자들의 끝없는 감격과 환희로 설레이였다.

    朝鮮労働党総秘書であられ、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長であられる敬愛する金正恩同志が着工式に参席された。
    조선로동당 총비서이시며 조선민주주의인민공화국 국무위원장이신 경애하는 김정은동지께서 착공식에 참석하시였다.

    敬愛する金正恩同志が着工式場に到着されると、全ての参加者は人民の幸福の笑い声を国力評価の絶対的基準、我々式社会主義の強大さの象徴とし、人民の全ての理想と念願が全面的に実現される偉大な転変の新たな歴史を創造していかれる希世の傑出した領導者、人民の慈愛深い父を仰ぎ見、限りない感謝の挨拶を謹んで送り、熱狂的な歓声を上げた。
    경애하는 김정은동지께서 착공식장에 도착하시자 전체 참가자들은 인민들의 행복의 웃음소리를 국력평가의 절대적기준으로,우리식 사회주의의 강대성의 상징으로 내세우시며 인민의 모든 리상과 념원이 전면적으로 실현되는 위대한 전변의 새 력사를 창조해나가시는 희세의 걸출한 령도자,인민의 자애로운 어버이를 우러러 다함없는 고마움의 인사를 삼가 드리며 열광적으로 환호하였다.

    朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員であり、党中央委員会組織秘書であるチョ・ヨンウォン同志と朝鮮労働党中央委員会秘書である李イルファン同志、金ジェリョン同志、チョン・ヒョンチョル同志、朝鮮労働党中央委員会第1副部長、李イルファン同志、朝鮮労働党平安南道委員会責任秘書、李キョンチョル同志、地方発展20×10火常設中央推進委員会成員、省・中央機関の幹部、平安南道とソンチョン郡の幹部、勤労者が着工式に参加した。
    조선로동당 중앙위원회 정치국 상무위원회 위원이며 당중앙위원회 조직비서인 조용원동지와 조선로동당 중앙위원회 비서들인 리일환동지,김재룡동지,전현철동지,조선로동당 중앙위원회 제1부부장 리히용동지,조선로동당 평안남도위원회 책임비서 리경철동지,지방발전20×10비상설중앙추진위원회 성원들,성,중앙기관 일군들,평안남도와 성천군의 일군들,근로자들이 착공식에 참가하였다.

    カン・スンナム同志、チョン・ギョンテク同志をはじめとした国防省指揮官と朝鮮人民軍大連合部隊長、建設に動員された人民軍軍人が参加した。
    강순남동지,정경택동지를 비롯한 국방성 지휘성원들과 조선인민군 대련합부대장들,건설에 동원된 인민군군인들이 참가하였다.

    朝鮮民主主義人民共和国国家が荘重に演奏された。
    조선민주주의인민공화국 국가가 장중하게 주악되였다.

    敬愛する金正恩同志が意義深い演説をされた。
    경애하는 김정은동지께서 뜻깊은 연설을 하시였다.

    金正恩同志は、地方が変わる新時代をもたらすための偉大な闘争を宣布する歴史的意義について言及されながら、党中央委員会と共和国政府を代表し、軍人建設者と火常設推進委員会の成員、省・中央機関をはじめとした関連単位の幹部、平安南道とソンチョン郡の勤労者に熱い戦闘的挨拶を送られた。
    김정은동지께서는 지방이 변하는 새시대를 안아오기 위한 위대한 투쟁을 선포하는 력사적의의에 대하여 언급하시면서 당중앙위원회와 공화국정부를 대표하여 군인건설자들과 비상설추진위원회 성원들,성,중앙기관을 비롯한 련관단위 일군들,평안남도와 성천군의 근로자들에게 뜨거운 전투적인사를 보내시였다.

    金正恩同志は、我が党の宿願実現のための10年革命の地位に人民軍隊を立たせた党中央の意図について再び明らかにされ、地方工業発展政策執行で確固として堅持していかなければならない原則的問題と課業を提示された。
    김정은동지께서는 우리 당의 숙원실현을 위한 10년혁명의 전위에 인민군대를 내세운 당중앙의 의도에 대하여 다시금 밝히시고 지방공업발전정책집행에서 확고히 견지해나가야 할 원칙적문제들과 과업들을 제시하시였다.

    金正恩同志は、人民軍軍人が人民のための献身的服務を厳粛な本文として肝に銘じ、地方の発展を急進させる大変革の新時代を高い自信を持って創造していくだろうという確信を表明された。
    김정은동지께서는 인민군군인들이 인민을 위한 헌신적복무를 엄숙한 본분으로 간직하고 지방의 발전을 급진시키는 대변혁의 시대를 신심드높이 창조해나가리라는 확신을 표명하시였다.

    愛する人民にこの世で最高の文明、最も幸福な生活を抱かせようという崇高な為民献身の雄志と巨創な地方工業革命の先頭に立った人民軍軍人に対する大きな期待が一節ごとに熱くしみ出してくる敬愛する総秘書同志の演説に接した全ての参加者は無限の感激に浸り、熱狂の歓声を上げた。
    사랑하는 인민들에게 이 세상 최고의 문명,가장 행복한 생활을 안겨주시려는 숭고한 위민헌신의 웅지와 거창한 지방공업혁명의 앞장에 선 인민군군인들에 대한 크나큰 기대가 구절마다 뜨겁게 어려오는 경애하는 총비서동지의 연설에 접한 전체 참가자들은 무한한 감격에 겨워 열광의 환호를 터쳐올리였다.

    敬愛する金正恩同志が「地方発展20×10政策」貫徹のために新たに組織された朝鮮人民軍第124連隊に連隊旗を自ら授与された。
    경애하는 김정은동지께서 《지방발전 20×10 정책》관철을 위하여 새로 조직된 조선인민군 제124련대들에 련대기들을 몸소 수여하시였다.

    巨創な大建設戦場を人民軍隊に丸ごと預けた党中央の無上の信任が込められている進軍の旗を受け取った全ての軍人建設者は、変革の偉大な金正恩時代を輝かす聖なる闘争で朝鮮人民軍の強勇な気概を残すところなく轟かせることで、人民の幸福の創造者、守護者としての高貴な名を守っていく鉄石の誓いをした。
    거창한 대건설전장을 인민군대에 통채로 맡겨준 당중앙의 무상의 신임이 실려있는 진군의 기치를 받아안은 전체 군인건설자들은 변혁의 위대한 김정은시대를 빛내이는 성스러운 투쟁에서 조선인민군의 강용한 기개를 남김없이 떨침으로써 인민의 행복의 창조자,수호자로서의 고귀한 명함을 지켜갈 철석의 맹세를 다지였다.

    敬愛する金正恩同志が着工を記念し建設の初のスコップを入れられた。
    경애하는 김정은동지께서 착공을 기념하여 건설의 첫삽을 뜨시였다.

    全ての参加者の限りない敬慕と激情が噴出する中、敬愛する金正恩同志が直接発破ボタンを押されると、歴史的な地方工業革命の開始を知らせる爽快な爆音が響き渡った。
    전체 참가자들의 다함없는 흠모심과 격정이 분출되는 속에 경애하는 김정은동지께서 직접 발파단추를 누르시자 력사적인 지방공업혁명의 개시를 알리는 장쾌한 폭음이 울려퍼졌다.

    金正恩同志は、我が党が鮮明にした重大決心を市場の命令、絶対の進路として胸に刻み、その実現のための責任があり、栄誉な大建設闘争を力強く牽引していく熱意に充満されている建設連隊の軍政指揮官と意義深い記念写真を撮られた。
    김정은동지께서는 우리 당이 천명한 중대결심을 지상의 명령으로,절대의 진리로 새겨안고 그 실행을 위한 책임적이고도 영예로운 대건설투쟁을 힘있게 견인해나갈 열의에 충만되여있는 건설련대들의 군정지휘관들과 뜻깊은 기념사진을 찍으시였다.

    地方経済の同時多発的、均衡的発展を加速化し、地方人民の世紀的宿望を一日も早く実現するための巨創な10年革命の開始を全世界に宣布したソンチョン郡地方工業工場建設の着工は、愛国で団結し、国家復興の新たな転機を気勢も高く切り開いていく総進軍隊伍に明るい明日に対する確信を百倍にしてくれる意義深い契機として祖国の歴史に輝かしく刻まれることになる。
    지방경제의 동시다발적,균형적발전을 가속화하여 지방인민들의 세기적숙망을 하루빨리 실현하기 위한 거창한 10년혁명의 개시를 온 세상에 선포한 성천군 지방공업공장건설의 착공은 애국으로 단결하여 국가부흥의 새 전기를 기세차게 열어나가는 총진군대오에 휘황한 래일에 대한 확신을 백배해준 의의깊은 계기로 조국청사에 빛나게 새겨질것이다.(끝)

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    20240229 PIC0079364
    Source: KCNA, 2024/02/29

    www.kcna.kp (주체113.2.29.)
    プロフィール

    川口智彦

    Author:川口智彦
    「크는 아바이(成長するオッサン)」

    ブログの基本用語:
    「元帥様」=金正恩朝鮮労働党委員長(上の絵の人物)、2016年12月20日から「最高領導者同志」とも呼ばれる
    2021年1月11日から「総秘書同志」
    「首領様」=金日成主席
    「将軍様」=金正日総書記
    「政治局員候補」=金ヨジョン(「元帥様」の妹)、2018年2月11日から「第1副部長同志」とも
    「白頭の血統」=金一族
    「大元帥様達」=「首領様」と「将軍様」
    「女史」=李雪主夫人(2018.07.26より「同志」に)

    우 그림은 충정 담아 아이가 그린 경애하는 김정은원수님이십니다.


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