【寄稿】『中東協力センターニュース』連載のリニューアル
- 2015/05/13
- 07:00
『中東協力センターニュース』に寄稿しました。
池内恵「中東情勢を読み解く7つのベクトル」《中東 混沌の中の秩序(1)》『中東協力センターニュース』2015年4月号、8−16頁
【ココをクリックすると直接ダウンロードされます】
『中東協力センターニュース』には2012年以来連載を続けてきています。前回までは「『アラブの春』後の中東政治」という連載タイトルにしていましたが、前回の寄稿で告知したように、このタイトルも役割を終えたと思われますので、新たな連載タイトル「中東 混沌の中の秩序」を設定し、改めて第1回と致しました。通算では9回目になります。
これまでの連載については、以下を参照してください。
「【連載】今年も続きます『中東協力センターニュース』」(2014/04/03)
「【寄稿】イラク情勢12のポイント『中東協力センターニュース』」(2014/07/03)
「【寄稿】『中東協力センターニュース』に寄稿」(2014/11/08)
また、『中東協力センターニュース』そのものが今号からリニューアルされ、次の二点が変更になっています。
(1)隔月刊から月刊へ
(2)印刷物から電子版・ニュースレター配信へ
これまでは隔月刊の二号に一回程度の間隔で連載を寄稿しており、それが滞ったりするとさらに不定期になっていたのですが、4月から月刊になったことをきっかけにして、三号に一回のペースに固定して、「四半期」ごとの認識を書いて残しておこうと思っています。
なお、ニュースレター配信となったので、ココから登録しておくと無料で毎号メールで雑誌全体を送ってくれます。ホームページでは論考ずつダウンロードできます。
印刷・隔月刊時代のものも、各論考がウェブにPDFで掲載されているので、遡ってダウンロードすることができます。各論考の水準にはばらつきがありますが、一般読者にとっても有益な論考が含まれています。
学問・研究と、その成果を伝えるメディア・出版のあり方について、このブログの通奏低音として断続的に実例(実作)を示しながら議論していますが、「業界」向けの媒体には、特有の可能性があると考えています(もちろん限界もある)。
「業界」の雑誌は、ある程度事情を知っている人たち、あるいは事情を知らないといけないはずの人たちに集中的に届く媒体という意味で効果的です。また、そういう媒体に適切な議論を載せていくことが、専門業界を通じて結果として日本社会の中東に関する判断能力・実施能力を高めることにつながると考えています。
池内恵「中東情勢を読み解く7つのベクトル」《中東 混沌の中の秩序(1)》『中東協力センターニュース』2015年4月号、8−16頁
【ココをクリックすると直接ダウンロードされます】
『中東協力センターニュース』には2012年以来連載を続けてきています。前回までは「『アラブの春』後の中東政治」という連載タイトルにしていましたが、前回の寄稿で告知したように、このタイトルも役割を終えたと思われますので、新たな連載タイトル「中東 混沌の中の秩序」を設定し、改めて第1回と致しました。通算では9回目になります。
これまでの連載については、以下を参照してください。
「【連載】今年も続きます『中東協力センターニュース』」(2014/04/03)
「【寄稿】イラク情勢12のポイント『中東協力センターニュース』」(2014/07/03)
「【寄稿】『中東協力センターニュース』に寄稿」(2014/11/08)
また、『中東協力センターニュース』そのものが今号からリニューアルされ、次の二点が変更になっています。
(1)隔月刊から月刊へ
(2)印刷物から電子版・ニュースレター配信へ
これまでは隔月刊の二号に一回程度の間隔で連載を寄稿しており、それが滞ったりするとさらに不定期になっていたのですが、4月から月刊になったことをきっかけにして、三号に一回のペースに固定して、「四半期」ごとの認識を書いて残しておこうと思っています。
なお、ニュースレター配信となったので、ココから登録しておくと無料で毎号メールで雑誌全体を送ってくれます。ホームページでは論考ずつダウンロードできます。
印刷・隔月刊時代のものも、各論考がウェブにPDFで掲載されているので、遡ってダウンロードすることができます。各論考の水準にはばらつきがありますが、一般読者にとっても有益な論考が含まれています。
学問・研究と、その成果を伝えるメディア・出版のあり方について、このブログの通奏低音として断続的に実例(実作)を示しながら議論していますが、「業界」向けの媒体には、特有の可能性があると考えています(もちろん限界もある)。
「業界」の雑誌は、ある程度事情を知っている人たち、あるいは事情を知らないといけないはずの人たちに集中的に届く媒体という意味で効果的です。また、そういう媒体に適切な議論を載せていくことが、専門業界を通じて結果として日本社会の中東に関する判断能力・実施能力を高めることにつながると考えています。
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