2016/07/30
おとぼけ顔 ー河豚
おとぼけ顔 ー河豚伝七捕物帳
NHK BSで金曜日の夜8時から「伝七捕物帳」が始まっている。7月15日からスタートして昨日で3回目になるが、金曜日の夜、オイラが寝る前に見る肩のこらない人情物とも言える伝七捕物帳は見終わると気持がすかっとする。
全般でムカムカ、後半でスッキリという何処かのTV番組で見たショートドラマ形式のバラエティー番組を思い出すが、こちらの方がすっかり物語に入り込めて面白い。一話一話完結物シリーズというのもいい。
主演の十手者伝七を演じる中村梅雀さんがいい。若手の歌舞伎役者にはない円熟味があって、しかも捕物の時などの演技では体の切れもよく颯爽とした出で立ちや立ち回りはさすがである。中村梅雀さんはかってNHK朝ドラの演技の上での話だが、日本で初めてインスタントラーメンを発明した人としても出演されていたが幅広い演技を何でもこなされるんだな〜と感心する。
伝七親分の恋女房、お俊には田中美佐子さん、15年前に無実の罪で遠島にあったその父、米次には石橋蓮司さん、江戸北町奉行の遠山左衛尉には松平健さんもはまり役で良い芝居を見せてくれている。時代劇も西部劇と同じくまあステレオタイプで、、と言う方もいるがオイラは東西問わずこんなのも大好きなクロスオーバー人間かニャ〜。