2016/07/11
オレンジ色のアイラインと口紅
オレンジ色のアイラインと口紅のガチョウ参議院選開票結果
参議院選挙の結果が報道され自民、公明、おおさか維新が議席を伸ばし、民進は大幅に減り共産は健闘したものの伸び悩みの感のある結果となった。関西地区などでは特にその傾向が色濃く出た様に見える。また18歳、19歳と20歳代は自民公明に投票する人が過半数を越えていた。やはりこの先の憲法よりも明日の経済の方が説得力があったのだろうか?
ただ、いろんな問題、争点を最後まで議論を闘わせる事なく、双方一方的に自説を主張しすれ違いの選挙戦であった様に思える。それが選挙を闘う上で自陣を有利に展開させるための党利党略であったとしても、国民を未消化のまま投票に向かわせはしなかったか、、、勝利のために手段を選ばぬ党や政治家に不信感を抱くがパワーの世界ってこんな物かもしれない。
国民の代表として公金を使って政治に当たる公僕は、先ずよく議論をし、それをマスコミを通じて国民にしっかり知らせる義務があると思うが今回は特にその辺が疎かだったと思う。最近トルコ政府はマスコミをコントロール下に置いた。以前から共産圏ではそうだろうが、アメリカはじめ自由圏国家でも政権カラーの色濃く出たもの、そうでないものの色分けが濃くなってるが日本も同じだろう。
結果はしっかり受け止めなければいけないが、希望が持てる魅力ある日本を作る為には、党の主張や批判を一方的に繰り返すだけではなく、議論を通して国民に分かりやすい開かれた政治のあり方、報道のあり方を考える必要もありそうだ。