アキネ会の日常

ライトノベルコミュニティー「ラノベdeアキネイター」の参加メンバーが“共同運営”するライトノベルレビューブログ

2014年04月

5
はじめにこの映画のCMを見たときはいったい何のネタかと。

2013年1月~3月に放映されていたTVアニメ「たまこまーけっと」、その劇場版。あちらは商店街を舞台にしたほのぼのコメディ。確かにちょっとした恋愛要素もあったけど、それはあくまで「たま子に気づいて貰えなくて空回りしてばっかりのもち蔵くんを生暖かい目で眺める」ネタ要素でした。それをガチの恋愛映画に仕立て上げて、果たしてどんな出来になることやら……。と、不安半分期待半分で観に行ったのですが、いやはや。

ということで、元のアニメの「たまこま」を観ていたかどうかでも評価が変わると思います。ちなみに私はリアルタイムでばっちり視聴、京都の例の商店街まで聖地巡礼に行った勢。

時系列としてはアニメ終了から1年後くらい。たま子たちは高校三年生に。小さいころからずっと変わらなかったたま子ともち蔵の関係もやっぱり変わりつつあって、というかもち蔵の方は変わることを望んでいて、進路のことをきっかけに、ずっと踏み出せなかったあと一歩を踏み出すというお話です。

時間と共に変わっていく環境と、行動を起こさなければ変えられない人間関係。たま子ともち蔵の関係も例外ではなく、戸惑って、向き合って、受け止めるまでのたま子の気持ちの変化が十分すぎるほどに伝わってきました。青春っていいですね……(遠い目)

全体を通して、ストーリーは文句なし、演出や映像は安心の京アニクオリティで、予想を大きく上回る良作だったと思います。


「 初見でも大丈夫な作りになっている」「普通の恋愛映画としても良く出来ている」という旨のコメントも各所で見かけるけれど。ちょっと無責任かなー、なんて思ったり。個人的には、やっぱりテレビアニメを観てから映画を観るべきかなと思う。

もち蔵が告白する勇気を出すまでにどれだけ足踏みしたのか、そして彼の遠回しのアピールをたま子が何度スルーしてきたのか、その辺の積み重ねは全てテレビアニメで描かれてきたものだし。たま子の両親の話のような伏線もある。それに、みどりちゃんの言動は映画だけだと大いに誤解を招きそうです。

一方で、流し観でもなんでもいいから、テレビアニメを観ていた方にはこちらも全力でお薦めです。


感想:tartarous 
mixiチェック

3
長かったような短かったような全十巻でした。

終盤、今までの物語の総決算、まとめに入っていくあたりはさすがにちょっと傷心的な気分になりましたが、まあ落ち着くべきところに落ち着いたのではないかと思います。

元ネタとなっている源氏物語も、相関図を書いてみると相当アレですが……この「ヒカル」シリーズも、終わってみるとかなりやっかいなことになっていたなーと改めて思う。
平安時代のような愛憎劇を繰り広げては、お腹の子はいったい誰の子なのと悶々とする。しかしここは現代日本、DNA鑑定という「答合わせ」の手段があって、それが妙に生々しくて、なんだかなーという感じ。

ヒカルと、彼を取り巻いていた女性たちの物語は、結局ヒカルの死という形で一つの終りを迎え、そしてまた続いていくわけです。 この「ヒカルが地球にいたころ」で描かれたのは、そのほんの最後の一幕、いわばアディッショナルタイム(※)みたいなものだったのだと思います。
(※)いつからロスタイムって言わなくなったんですかね? 

一方、巻き込まれる形だった是光と、唯一のイレギュラーともいえる帆夏の物語は……うん。どうしてもヒカルサイドの人間関係に気を取られがちだったけれど、この二人のすれ違ってばかりの青春恋愛ストーリーも、最後まで気を抜けなくて、ドキドキさせてもらいました。読者としては、双方の気持ちは既に十分すぎるほどに書かれているから分かっているのにね。

そして、当初は両サイドにおいてメインキャラとして君臨した葵さんは、最後はどちら側においても相当影の薄いことになっていた気がします……。


ということで、一応の完結でした。なんやかんやと文句をつけながらではありましたが、きっちり完走。源氏物語ネタについては、高校時代に勉強したことをうっすらと思いだしたり、久々にネットの資料を漁ってみたりして、結構楽しかったです。これもまた、「知るは楽しみなり」の一つの形なのかも。

次作も決まっているので本当に終わりなのか、「文学少女」のようにまだまだ追加があるのか……

 
感想:tartarous 
mixiチェック

これ全部タイトルだったのか……(戦慄

というわけで林トモアキ先生のライトノベル講座(のような)小説、読了です。
いわゆるハウツー本のようなカッチリとした仕様ではなく、ラノベ執筆についてのとっかかりや応募についての心がけあたりをあくまでゆるーりと書きつつ、業界あるあるネタやパロディネタ(のような何か)を挟みながら進んでいく一冊。
もうひっじょーに興味深かったですね。
特に作家として足場の固まっているトモアキ先生みたいな方がこういうことを書いてくれるのはひっじょーにありがたい。

> 「書く側に技術も才能も必要としないが故に、読む側にさえ高等な語彙力や特別な読解力を求めない、即ち純文学を頂点とした活字文化の最も敷居の低い部分を担っているのが……我々、ライトノベル作家と呼ばれるものではないかと思います」

最後のこれには書く方にも読む方にも賛否両論あると思いますが、こういう認識もひとつの「ライトノベル」なのではないかと思います。私もこれには同意で、特に書き手には高尚だとか文学的だとかいう固定観念はいらないと思いますね。存在意義は、あるんだよ!
書きやすいからこそ読みやすい、それがライトノベルのメリットであると。だからみんなちょっと書いてみようぜ!というのがトモアキ先生の一番言いたかったことなのではないかと。

いやーしかしホントに書いてみたくなってきちゃったじゃないですかー。
どうしてくれるんですかトモアキ先生!

レビュー:yuu_be


現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? (角川スニーカー文庫)
林 トモアキ 春日 歩

KADOKAWA/角川書店 2014-03-29
売り上げランキング : 27514

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
mixiチェック

3
個人的に次回作を期待していた『ニーナとうさぎと魔法の戦車』の作者の、その次回作です。

「流星エンジン」なる、流星を核としたエネルギーが都市を支えているという世界。下層で暮らす主人公の少年と、いきなり空から降ってきた不思議な女の子が出逢う話。で、そのエネルギーを独占している大企業と、それを良しとせずゲリラ活動を続ける組織があって、その戦いに二人が巻き込まれていきます。

まあ、その辺はなんというか、最初から最後まで予想通りの展開で、特筆することはないかな……。多少極端ではあったけど、富の偏在、エネルギー開発と供給を民間企業が担うことのデメリットなんかがテーマになっている感じ。

面白かったのが、作中で重要人物として挙げられる、トーマス・エジソンとニコラ・テスラなる二人の名前。現実のエジソンの功績は広く知られているところですが、このテスラさんも実在の人物。現代では発電所から近いところも遠いところも同じだけの電力が安定して供給されていますが、この電気の仕組みを発明した人です。
私が小学生の時に読んだテスラの伝記(漫画)では、エジソンは結構汚い人物として描かれていたのを思い出しました。
その記憶があったので、この作中における「エジソン」と「テスラ」という二つの名前の扱いも結構すんなり受け入れられたし、史実の彼らの発明を、作品内のファンタジーな要素に巧いこと落とし込んできたあたりは高く評価したいポイントです。ここは前作に引き続き、作者の力が光ってます。

残念だったのが、最後の展開で個人的に冷めてしまったこと。そもそもの構造が「エネルギーの供給を握って都市を支配する大企業」と「下層市民の味方を自称するテロリスト集団」という対立。それだけならいいんですが、それでクライマックスが「堕ちてくる隕石を奇跡のバリア的なもので受け止めて世界を救う」というのがね……。
というわけで、某RPGを思い出してしまいました。一つの要素が重なるだけなら気にならないけど、さすがに二つ以上(しかも結構重要なポイントで)ということになると、ちょっとね。


2巻も確定しているとのことですが、あまり売れる感じではないのだけど、大丈夫かな……。期待の百合要素も準備されているそうで、頑張って欲しいところです。


感想:tartarous 

5
「それじゃ――これでゲーム終了だ・・・・・・悪いね、神さまども――」

なぜ人類種は滅んでいなかったのか。
「」が感じていた疑問の答えが、唯一神の口から幼き賢者へ語られます。
あとがき曰く元々は0巻として考えられていた内容だったようで、まさしく本編に繋がる壮大な過去話でした。
なにせ今までで一番ページ数があるのに既存の登場人物ほぼ登場なし。
ジブリールは出てきたけど・・・こいつ嫌いになりそう(笑)

さて舞台は十の盟約によって争いが禁じられる前の世界。
人にとって生きることすら困難なその環境で、固く心に鍵をかけて人々を生き続けさせようとした人間の少年と心を求めた「機凱種」の少女が出会い全種族を相手取った戦ったその軌跡の物語です。
本編とは異なりいつ他種族に殺されてもおかしくない状況のために終始張り詰めた緊張感が漂いMF文庫Jの作品とは思えないほど重厚な読み応えがありました。

そしてなによりも、ヒロインのシュヴィが健気で健気で。
最初はぎこちない会話しか出来なかったのにリクとの関わりの中で成長し、リクをなにより大事に思いリクの最善はなにかを考えて生きていました。
終盤のこの娘見てたらホント泣きそうになりましたよー・・・・・・。

いやー、まさか過去編ここまで良いとは。
こんなの読まされちゃ文句無しの5つ星ですし次のこのラノにも投票せざるを得ませんね。
榎宮祐先生ホントお身体に気をつけて頑張ってください。

ノーゲーム・ノーライフ6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです (MF文庫J)
榎宮祐
KADOKAWA/メディアファクトリー
2014-04-24

mixiチェック

4
やーばーいー。これもやーばーいー。

やばいやばいってお前ちょっと語彙力足りなさすぎやろ!小学生か!って感じですが今回も前回に引き続きやば面白いです
結構凝ったネタも増えてきて、作家陣を現役提督で固めた舞鎮の本領発揮!といったところでしょうか。

今回まずおすすめしたいのはまごころくらげさんの「提督のケッコン前夜」。どこののび太だこれ。
ついに実装されたケッコンカッコカリシステムに揺れる乙女心な雷ちゃんがワンダフル&グレイトフルにかわいいです。「大丈夫!私がいるじゃない!」の一言に心を打ち抜かれ一発KOでした。やばやば。

他ですか……他もほぼほぼ面白いんだよなぁ……えーと。
あとはみゃまさんの「ウルトラマリンブルー」の瑞加賀とめきめきさんの「お嬢様はいちごがお好き!」のすずくまがまさにOKこれを待っていたよOK的な出来でしたね。やばやば。

しかしどうしてこんなに良くなったんだろう。
艦これも一周年を迎えて、作家さん達の中での艦これワールドも広がって固まってきたのでしょうか。
最初のほうだけ買ってたけどもう四巻だし買ってないよーって提督さん達も増えてくるころだと思いますが、正直この四巻もかなりおすすめです。艦娘もわりと満遍なく出てきてますし、どなたでも楽しめると思いますよー。

レビュー:yuu_be


 
艦隊これくしょんー艦これーコミックアラカルト舞鶴鎮守府編 4 (角川コミックス・エース 179-40)艦隊これくしょんー艦これーコミックアラカルト舞鶴鎮守府編 4 (角川コミックス・エース 179-40)
角川ゲームス コンプティーク編集部

KADOKAWA 2014-04-25
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
mixiチェック

4
由比ヶ浜と雪ノ下の友情物語でした(断言)。

正直、八幡のやっていることはいつもどおりのおせっかいで、特に真新しい感じはせず。由比ヶ浜と八幡、雪ノ下と八幡の関係がここまでで変わってきたように、由比ヶ浜と雪ノ下の関係もまた、少しずつ変わってきているわけです。この巻でそれが顕著に描かれた、というわけではないのですけどね。なんだか、この二人が仲良くしている光景を見ているのが個人的に好きなのです。 

それと最後の劇ね。作者の軽快な文章に騙されがちだけど、この流れでこの劇を選ぶセンスには恐れ入りました。愚かなすれ違いの中に、尊く温かい結末がある、そんなお話。
それぞれが良かれと思ってやっていることが、どうにも噛みあわなくて、溝が深まるばかりだった奉仕部。それが今回のことを経て、また少しずつ互いの距離が縮まって。最終的にどうなるのかは分からないけど、願わくば誰もが笑って卒業できるような結末を迎えてほしいと思うわけです。


ところで今回の敵役(?)で出て来た海浜幕張高校の生徒会の面々。さすがにフィクションじみていて現実味に欠けましたが、実際いるよね、ああいう人たち……。ちょっと自分の学生時代を思い出しました。悪気があるわけじゃないから余計質が悪い。ちなみに私自身は、そういうのを「ケッ」って思ってたけど、思うだけで外では言えず、mixi日記なんかにグチグチ書き散らしてました……まあ、大人になってしまえば、そんなもんは青かった思い出ということで、大体の事は済ませられるわけで。いつだったか平塚先生も言っていたけれど、みんな大いに間違えればいいのです。

やっぱりこの作品は、大人向けですね。


感想:tartarous 
mixiチェック

5
変わりゆくもの、変わらないもの。

ということで、「あの夜」から一年半、それぞれの道を進みだした夏目や仲間たちの、その雌伏の時間を描いた11巻でした。 大きな歴史の転換点を迎えるための、準備編。だからと言って動きが無いわけもなく、祭なんてのは良くも悪くも準備が本番、本番は結果の確認、なのです。あとがきでも書かれているとおり、直接的な大きな動きはなかったけれど、今まさに動き出そうとする運命の胎動をしっかりと感じることが出来ました。

東京に戻ってきた夏目、地下に潜伏することを決めた冬児、陰陽庁に入り込んだ鈴鹿、力を蓄えることに専念する京子、変わらぬ日常を演じる天馬。みんな、自分だけに出来ることを精一杯やって、少しずつ変わっていって、けどこんなに大がかりな備えをしてまで戦おうとする理由は、結局のところ「また仲間と一緒に」という青臭い動機なわけです。

そうして、そんな努力……互いに連絡を絶ったまま、ただ仲間を信じて耐えてきた一年半が、ほんの少しだけ形になる瞬間。こんなのは、これから挑もうとする戦いの前では何の役にも立たない小さな一歩、ちょっとした甲種呪術に過ぎないわけですが……そこに込められた素敵な乙種呪術は、もどかしい一年半を再び動かすきっかけとなったことは間違いない。
 
その決定的瞬間にこうして立ち会えた、この例えようのない震えを味わうために、幾多の物語を読んできたと言っても過言ではないのです。

感想:tartarous

 
mixiチェック

5
> 沙由佳は
> あの時 選ばれなかった
> 女の子の正体は……


こんなのに星5つ以外がつくわけないでしょう常識的に考えて。

「冴えない彼女の育てかた」スピンオフコミカライズ最後の1作がとうとう出ました!
最凶ヒロインの呼び声高い詩羽先輩ルートのコミカライズですね。

まさかねー。最後にこんなの持ってくるとはねー。
正直他のコミカライズとは格が違うと言って差し支えないレベル。

いや、英梨々ルートのコミカライズにも星5つ付けたのであんまり説得力はないんですが、それでもこれは出発点というか丸戸さんの思い入れ自体が違うというのがよく分かります。

詩羽はたった1人に想いを届かせるために、ただそれだけのために物語を綴ったのに、その相手は詩羽を選ばずに詩羽の物語を選んだというどうにもこうにももどかしい切ない過去話。そのさわりがまず語られるんですけどね。もうこれだけでワタクシ成仏しそうです。

作画からセリフから何から魂がこもっている最凶のコミカライズ。
詩羽先輩好きでなくとも冴えカノ好きなら読んでおくべき1冊です。

レビュー:yuu_be

※『冴えカノ』原作最新刊の感想はこちら。


冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム(1) (ビッグガンガンコミックス)冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム(1) (ビッグガンガンコミックス)
丸戸 史明 武者 サブ 深崎 暮人

スクウェア・エニックス 2014-04-19
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
mixiチェック

4
上中下巻、まとめての感想となります。

上巻が出たときから少し気になってはいたのですが、せっかくなので下巻が出るまで待っていました。1日1冊、3日かけて読むつもりが、朝から下巻まで一気読みしてしまった。


最近流行り?の魔法少女+過酷な運命モノかと思ったら、ちょっと違った感じ。
主人公の女の子が、ちょっとした偶然から魔法の力を手に入れて、楽しい魔法少女ライフを満喫する……わけもなく、魔法という力の背景にある恐ろしい真実だとか、魔女をとりまく世界の派閥争いだとかに巻き込まれて、彼女の日常はあっというまに壊れていきます。

この派閥間の争いというのがなかなか面白くて、要するに魔女や世界はどうあるべきかという思想の違いで、互いに火花を散らし合っているわけです。全3巻というコンパクトな分量でありながら、二千年前の「魔女」の期限のお話や七百年前の過去話を交えつつ、女の子たちのほのぼのな日常もしっかり描き、各陣営の動きもしっかり追っていく技量はさすがベテランの作家だと思いました。

また、容赦なくキャラが死んでいくのもこの手の作品の特徴ですが、死ぬ順番や生き残るキャラもよく工夫されていたと思います。「え、もうここで死ぬの?」とか「この人生き残っちゃうの?」とか、予想を覆されっぱなしで、読んでいて楽しかった。


作中の多くのシーン、特にクライマックスの展開が思いっきり『魔法少女まどか☆マギカ』と酷似しているのが、まあ残念と言えば残念。私自身は「まどマギ」 は好き過ぎて、もはや他のコンテンツと比べる段階にはないのですが。というか結局のところ、似ていようが同じだろうが、面白ければそれでいいんですけどね。ただ、読んでいる最中に別の作品の名前が思い浮かんでしまうということは、結局「その程度」だったということでしょう。 

3冊の中で、主人公の恵奈の出番はわりと少な目で、彼女の周囲の友人や、他の魔女たちに多くの描写が割かれていたのも、ちょっと失敗だったかと思う。読んでいる間は良かったけど。この展開に持っていきたいのならば、もっと恵奈にスポットを当ててくれないとね……。そのシーンも、ノクティフィリアとナターシャの会話がほとんどで、「あ、恵奈もいたんだ」ってなっちゃいました。


そんな感じで、全体的には満足しましたが、もうあと一歩「突き抜ける何か」が足りなかったかなー。


感想:tartarous

 
mixiチェック
<% for ( var i = 0; i < 7; i++ ) { %> <% } %>
<%= wdays[i] %>
<% for ( var i = 0; i < cal.length; i++ ) { %> <% for ( var j = 0; j < cal[i].length; j++) { %> <% } %> <% } %>
0) { %> id="calendar-4096730-day-<%= cal[i][j]%>"<% } %>><%= cal[i][j] %>
記事検索
メッセージ

名前
メール
本文

↑このページのトップヘ

'); label.html('\ ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
\ このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
\ また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
\ 詳細はライブドア利用規約をご確認ください。\ '); banner.append(label); var closeButton = $('