スポーツつれづれ観戦日記
野球、アメリカンフットボール、サッカー・・・・・実際に見て感動したことを中心に綴ってゆきます。
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 嫁がJ-WAVEのプレゼントコーナーに応募したようで、横浜FCの試合のチケットをゲットした。ちなみにJ-WAVEは本日より、横浜FCのオフィシャルクラブスポンサーとなったそうだ。

 S自由席の、やや横浜FC寄りの、グラウンドに近い席に陣取る。
 後から思えば、この位置はベストチョイスだった。

 試合前に、8月のチーム月間MVPなるものの発表。受賞者はカズだった。
 発表があったあと、ベンチから、ポーンとカズが飛び出してきた。
 スタンドは大いに沸く。
 「オーストラリアに行かないでー」の声も。



 ファンに一言。オーストラリアの件には、当然ながらまったく触れず。
 カズって、あまり「しゃべり」は上手じゃないなあ。



 試合の方は前半を終わって1-1。
 横浜の失点はPK。城のゴールで同点。

 下の写真は、後半キックオフ前、ピッチに向かう3選手(山口、三浦、城)。



 そして、待ちに待ったカズのゴール!
 なんと、我々のすぐ前で、カズダンスを披露してくれました。
 いやあ、本当にうれしかった!
 (当然、その時の写真はありません。私の方が両手振り回して喜んでたので…)

 試合結果は、3-2。やはり両チーム合わせて3点以上入ると、盛り上がることもできて楽しい。
 しかし後半、守りきれず責めきれずで、横浜の惜敗。
 地元サポーターはかなり怒っており、試合終了後に選手が挨拶に来ると、まずは強烈なブーイングを浴びせた。
 選手たちも悔しかったのだろう。終始うなだれてグラウンドを半周。







 でも最後は大きな拍手。
 次は頑張れ!


 しかし、今日の主審の判定には、納得行かないところが多かったなー。
 城が引き倒されたところも見てないし、徳島のハンドも取らないし。
 まあ、サッカーは主審が全責任を持って裁かなければならず、いつもグラウンド全体を見れるわけもないので、大変だとは思うが。
 今日は、変な判定がすべて横浜不利に倒れた。



 小さい子供に、「もう一回勉強し直した方がいいんじゃねえの!」なんて野次られていた。早川主審、奮起を!

 横浜FC 2-3 徳島ヴォルティス




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 本日は仕事が早く引けたため、同僚を誘ってハマスタで観戦。
 本日のジャイアンツ戦は、振替試合のためか、珍しくスカパーでの中継がない。そして地上波でも、BSでも、生中継がない(TBSで深夜に放送)。
 嫌な予感がした。

 7時頃にスタジアム到着。チケット売り場に急ぐ途中、喫煙所のテレビで多村が2ランを放ったことを知る。席に着くと、相川が、土肥が、続けざまにヒット。土肥が今季初打点をあげた。歓声が響く。

 しかし。

 正面を向いて、驚いた。
 3塁側内野席、ほとんどが空席。
 レフト側外野席も、半数程度の入りだった。
 要するに、ジャイアンツファンが極端に少ないのである。

 ジャイアンツ戦で、この観客動員の少なさ。
 「巨人あってのプロ野球」というのは、もう過去のことなのだな。
 実感した。
 少なくとも、「強い巨人あってのプロ野球」なのだろう。
 強くなければ、ジャイアンツファンにとって、このチームはジャイアンツではないのだ。

 そういうムードが伝わるのか、ジャイアンツの攻撃は単調を極めた。
 4回、5回、6回、7回。土肥の前に三者凡退。
 8回にやっとヒットが出たと思ったら、併殺。
 9回も、デッドボールの由伸を1塁に置いて、仁志が併殺でゲームセット。

 一生懸命応援していたレフト側、こんなに覇気のない試合を見せられて、たまったものではなかったろう。

 どうやらジャイアンツには、頑張って4位を取ろうという気はないらしい。
 ベイスターズファンの皆さん!土曜・日曜は勝ち試合が見れますぞ!
 ぜひスタジアムに!


 土肥が8勝目を挙げた。おめでとう!
 しかし、うち6勝がジャイアンツからで、2勝はライオンズから。
 ずいぶん偏ってるな~。

 横浜 7-3 巨人


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 世界柔道・女子57kg級代表の、宮本樹理選手。
 プロフィールを見て驚いた。


 「1段」


 つまり、柔道初段ってこと?

 他の選手、ほとんど3段以上。
 (女子は2段の選手もいるなあ)

 初段で、国内の57kg級を制し、世界に挑んだのか!
 すごい!


 世界柔道2005 メンバープロフィール


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 やや旧聞に属すが、世界柔道2日目に金メダルを取った、泉浩選手。
 お父さんが青森・大間でマグロ漁をやっているのが有名で、アテネでは決勝で負けて銀だった、あの大柄の選手。

 優勝を決めてのインタビュー。うれしそう。
 アナウンサーがマイクを向けて、お決まりの、「この喜びを一番誰に伝えたいか」云々の質問。

 泉曰く、「自分の体のケアに尽くしてくれた、トレーナーに感謝したい。奥さんの出産が近いというのに、無理をしてカイロに来て、一生懸命やってくれた。本当に感謝している。」

 あまりにも率直な言葉に、驚いた。
 まさに「プロ」のセリフだ。


 こういう質問の場合、定番の答えとしては「お母さん」「家族」。
 彼に限っていえば、「ふるさとで応援してくれているオヤジ」というのが、シナリオどおりかな。
 TV的に喜ばれそうなのは、「ファンの方々」「励ましてくれた日本の皆さん」なんていうコメントかな。

 それが、まったく予想外の「自分のトレーナー」。
 アナウンサーも、ちょっと当惑しているようだった。


 もっとも、3つ前の試合で、右腕を決められて体重を預けられ、おおごとになってしまった。「反則勝ち」という裁定で準決勝に進んだのだが、あのときの、痛みに耐える泉の表情は、尋常ではなかった。
 これじゃあ、勝ったといっても、次の試合は棄権だな。
 そう思った。

 しかし彼は、畳に上がってきた。
 見事に勝ち進み、優勝を遂げた。
 その陰にはきっと、彼の右腕をいたわり、必死でマッサージを続けてくれた、トレーナーがいたのだろう。
 泉は、その人のことが忘れられなかった。
 「今勝てた」のは、トレーナーのおかげだったと、心の底から思ったのだろう。
 そしてその思いが、さえぎるものなく、インタビューで出た。


 アテネで負けたときの、「本当に困った」という、落ち着きのない表情。
 それに比べて、本当に彼の笑顔はすがすがしく、魅力的だった。
 見ているこちらまで、何だか「肩の荷が下りた」ような気がした。


 世界柔道2005 オフィシャルページ

 

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 最後にラミレスを、フォークで空振り三振に斬って取る。
 いつもより大きめにガッツポーズ。
 駆け寄ってくる相川に、眉間にしわを寄せて「ガウッ」と、噛みつかんばかり。
 拳を合わせ、互いに胸を小突く。
 佐伯とも拳を合わせて、そのまま、親指を立てて腕を高く上げる。

 今日はスカパーでの観戦。他のチャンネルに浮気もしつつ、ベイスターズを応援していた。そして浮気している間に逆転(^^;。
 加藤、川村とつないでリードを守り、クルーン登場。

 青木への投球は圧巻だった。
 159キロ!ファウル。
 160キロ!ファウル。
 160キロ!空振り三振!

 岩村にタイムリー2ベースを打たれて苦しくなった。1塁が空いていたが、ラミレスに逃げずに勝負。そして勝利。クルーン、久々のセーブ。
 冒頭に書いたような、迫力満点の表情。
 気合十分!

 これでヤクルトとは7勝7敗。意外だ。

 久し振りにブログを書く気にしてくれた、爽快な勝利だった。


 横浜 6-5 ヤクルト


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 前回(→)の続き。

 さてリッチモンドからサンフランシスコに戻って野球を見よう、BARTの駅までバスで行こうとして、駐車場の方に行ったのだが、バス停がない。
 バス停がないってことはないだろうと、しばらくうろうろしたが分からず。仕方なくインフォメーションの人に尋ねる。教わったとおりに歩くと、何だか裏口というか、荷物搬入口のようなところから外に出た。

 あったあった、バス停。何だかあまりきれいな感じじゃないなあ。
 人もほとんど並んでいない。
 コーラの自動販売機があったのでコインを入れたが、何も出てこない。
 壊れている。
 20分くらい待って、バスが来た。
 AS Transit という会社のバス。ずいぶんくたびれた感じの車体。
 運転手さんに「バートの駅に行きますか」と聞くと、「バートのどこの駅よ」と言われたので「リッチモンド」と言うと「行かないよ」。いったん引き下がり、「El Cerrito (リッチモンドより1つサンフランシスコ寄りの駅)には行くでしょ。」「行くよ。」ということで乗った。

 運転手さんは黒人。
 乗っているお客さんも、みんなラフな服装の黒人。
 そこで、やっと気がついた。

 一般的な人がこのモールに来る場合は、みんな自家用車で来るのだ。
 バスで来るのは、いわゆる貧しい人たちだけ。
 私のように大きな袋を持っている人は、ほとんどいなかった。ということは、買い物に来たというより、働きに来たのだろうか。よく分からないが…。
 複雑な気持ちだった。

 ひとまず、バスは無事にバートの駅に着いた。
 駅のあたりでは、白人もそれなりに見かけた。

 後日、帰国する際に旅行社の人と話したときにも、「まあ!よくあんなところに行ったわね。」という反応だった。
 リッチモンドというのは、そういうところだったようだ。


 さて、話は急に変わるが、先日「コーチ・カーター」という映画を見に行った。

 荒れた高校の弱小バスケットボール部に、ケン・カーターというOBがコーチとしてやってくる。基礎を徹底的に鍛え、戦術を教え、チームは州のトップチームの1つになる。しかし選手の中に、授業をさぼって赤点を取った生徒がいた。カーターはこれに怒り、秋のリーグ戦を出場辞退する。
 父兄たちや市民は「バスケだけの子供たちからバスケをなぜ奪う?」と怒り、マスコミを巻き込んだ大騒動に発展する。

 しかしカーターは動じない。バスケットより大切なのは勉強だ、と説く。
「統計的に言って、この町では、黒人の3人に1人は、犯罪を犯して監獄に行くのだ。選手たちの将来に待っているのはこういう現実だ。それを打ち破るためには、勉強して大学に入るしかない。」

 この映画は実話を元にしている。
 そしてそのモデルになったリッチモンド高校というのは、どうやら私が訪れたリッチモンドにあるの高校のようだ。(ホームページはこちら→
 リッチモンドという町は全米にたくさんあるのだが、映画の舞台はカリフォルニア州だったよな…
 それが分かったとたん、映画の風景が、急にリアリティを持って迫ってきた。
 そして、コーチ・カーターが自分の存在すべてを賭けて訴えたかったことも。


 映画「コーチ・カーター」:新宿での上映は9月16日まで。

 こちらは、ケン・カーター本人のホームページ。→
 その後、違うチームのコーチになったようですが。


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 前回(→)の続き。

 バークレーはよいところでした。カリフォルニア大学バークレー校でグッズを買い、シェ・パニーズという超有名レストランで食事。ここのディナーは6ヶ月先まで予約で一杯とのことだが、ランチなので予約なしで入れてラッキーだった。しかも安かった!

 バークレーを発ち、リッチモンドに着いたのは午後3時前くらいだったか。
 さて計画ではここからバスに乗る予定だったが、バス停の場所がさっぱり分からない(そこまでは調べてなかった!)。時間帯が悪いのか、駅周辺は閑散としており、あまり人がいない…。
 やっとタクシーを見つけ、ショッピングモールまで行ってくれと頼んだ。インド系の運転手、怪訝な顔をする。旅行者だと説明したが、なぜ旅行者がこの町に来るの?といったような反応。モールまで12~13ドルだったように記憶している。降り際に名刺をくれた。このあたりはあまりタクシーがいないから呼べ、とのことだった。モールにもタクシー乗り場はあったのだが、確かに車はいなかった。

 平日の昼間だからか、お客はまばら。カフェテリアに日本風焼きそば屋みたいな店があり、地元の人らしき黒人の親子が1組、食事していた。
 かなり広いモールだった。ずいぶん歩いた末、ついにお目当ての「RAIDER IMAGE」に遭遇し、感激。
 店はがらんとしており、白人男女の店員さんがおしゃべりをしながら店番。山のようなレイダースグッズに埋もれて、至福の時を過ごした。
 Tシャツ、ポロシャツ、ボールペン、メモ帳、マスコット人形…。

 お気に入りの買い物が3つ。
 1つめは、車のナンバープレート。





 「れ・えいと・あーる・ファン」=「レイダー・ファン」と読ませるんですよね。
 2つめは、妙な魚のぬいぐるみ。





 ちょっとあまり日本に入ってきそうにない代物だ。
 3つめは、クルマ用のシェード。暑い日に屋外に車を止めて、社内の温度が上がらないようにするためにフロントガラスの内側に立てかける、銀色のアレだ。
 もちろん、無法者のヘルメットとロゴが大きく入っている。

 さて買い物の間、私以外に店に入ってきたのは、数人だった。
 店員さんと「オークランドにはこの店ないんですよね。」「そうそう。ないんだよ。」なんて会話を交わし、会計を終えて店を出た。
 しばらくモール内をうろうろした。相変わらず人の少ないショッピングモールだった。

 さて、帰り道の話は稿を改めます。




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