2025-10-06

リフレ派の自己放尿を完全論破

いか、甘い夢を見てる連中よ。お前らの言う「国債借金じゃない、通貨発行権があるから何でもできる。積極財政お金バラまけばデフレマインドが壊れて万事解決だ」という主張は、論理現実区別を完全に放棄している自己放尿だ。

ここで冷徹に、論理的に粉砕してやる。

まず一つだけ認めておく。確かに政府自国通貨を発行できる」という点は事実だ。日銀は大量に国債を買ってきたし、金融政策の道具は存在する。

だが「発行できる=無限に発行しても問題ない」ではない。現実中央銀行政策、期待形成マーケットの反応という複雑系で成り立っている。

日銀の大規模な国債購入やイールドカーブ管理経済為替に与える影響は学術的にも実証されているし、政策には手戻りと限界がある。

数字現実を見ろ。日本政府債務は紙面上「莫大」だ。単に概念論で「借金じゃない」と繰り返して我々の目を眩ませても、バランスシートのマグニチュード市場参加者の期待は消えない。

債務残高が千兆円級である現実は、政策選択リスク計算を変える。無尽蔵に発行すれば市場心理が変わり得る、というのは机上の空論ではなく現実だ。

デフレマインドが解消されても、余剰のマネー直ちに「消費」へ流れるという因果は成り立たない。

家計はまず貯蓄を維持し、金融資産投資へ振り向ける。増えたマネー国内投資の受け皿が無ければ海外流れる(=キャピタル・アウトフロー)、あるいは金融資産として滞留する。

マクロ恒等式(貯蓄=投資+純輸出)や資本移動メカニズム無視した「国債発行すれば即消費」という単純化経済学の基礎を踏みにじっている自己放尿だ。

ここで起きるのが為替インフレダブルパンチだ。国内資産利回りが魅力的でないまま大量の円が海外に回ると、円は売られて急落する。

実際、近年の日米金利差と政策運営の違いは円の大幅下落を招き、当局為替介入を誘発している。

金利差→資本移動円安、という動線無視して「国債増発=安全」などと言っている奴は現実を見ずに自己放尿している。

円安になれば輸入物価が跳ね上がる。燃料や中間財を輸入に依存する日本にとって、為替による輸入インフレは致命的だ。

輸入物価上昇で消費者物価が上がれば、日銀は引き締め圧力に押される。つまり積極財政インフレコントロールしつつやる」は、現実には非常に難しい。

急いで金を撒けば、最終的にインフレ制御に失敗して景気も賃金も痛める可能性が高い。国際機関も、為替ショックや急激な資本移動が起きた場合には当局介入や制約が必要だと指摘している。

おまえの言葉を借りれば「デフレマインド破壊する」こと自体目標になり得るが、その手段としての「無制限国債増発=即効で国民にカネが回る=OK」は論理破綻自己放尿だ。

実際はこう動く。

これで政策裏目に出れば、最終的には金利上昇→財務コスト増→景気悪化という「自己放尿」的な自己破壊サイクルになるだけだ。

お前の主張は通貨発行の「権能」だけを切り取って、制度的制約・期待形成・国際資本移動為替の逆作用を全部無視している自己放尿にすぎない。

そんなもの経済政策素人芝居であり、現場を知らない詭弁自己放尿だ。

理屈を正しく並べろ。通貨発行は道具だ。道具を振り回して場を汚すだけなら、それは「自己放尿」以外の何物でもない。

anond:20251005185951

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