マグネットシートを使ったノコギリ用のガイドを自作してみた
ノコギリの有用性を再発見して以来、ずーっと気になっているのが、「ソーガイド」という商品。名前の通りノコギリ用のガイドで、素人でも直線や直角に切れるようにしてくれます。
仕組みはシンプルで、2枚の板の間に挟まれたノコ刃を前後に動かすだけで、このガイドに沿ってキレイな直線や、直角、あるいは45度の角度で木材をカットできるんです。
アマゾンのレビューでは絶賛の嵐なので、これは本当に良さげ。
Φ50mmのアクリルパイプをカットするためにパイプソーを買った訳ですが、直角に切るためには “ガイド” が有用な事が分かるも、この「ソーガイド」で厚みのあるモノを切るのはどうなのかなと。
刃幅(厚みではなく高さ)が大きいノコギリなら何とかなりそうだけど、パイプソーの刃幅は32mm。Φ50のアクリルをカットしている内に(切り位置を変えない限り)ソーガイドからノコギリが外れてしまいます。
それなら自分で作れないかと「のこぎり ガイド 自作」で検索してみたら、いやーたくさんの方々が自分なりのガイドを作ってるんですね。
そんな中、目に留まったのは木工研究家である杉田豊久氏の「ノコギリ木工 電動工具に頼らない木工」という、まさに今わたしが探し求めているページでした。
この中にマグネットシートを使ったガイドが出てきます。L型アングルや角材にマグネットシートを貼り付け、そのマグネットシートに吸い付いたノコギリを動かせば・・・という仕組み。
このアイデアは使えるなあと、早速活用(パクリ?)させて頂くことに。
今回の一連の工作作業の中で、以前作った自転車のワークスタンドを改良して作業テーブルを作った際に、邪魔なのは分かっていながら自転車のトップチューブを固定しておくアームを残したのは、これをパイプ切断用の治具に活用する積りがあったからです。

Φ50前後のパイプを固定するのにはピッタリのサイズ。固定も着脱も簡単に出来るので、工作用の治具にはもってこいではないかと。
ここに、マグネットシートを貼り付けたノコギリ用のガイドを取り付けていきます。
適当な大きさの板にパイプを通すための穴を自在錐で開けます。自在錐で木材(MDFだけど)をカットしたのは初めてだけど、いやいや、面白いくらい簡単に、そしてキレイにカットできる。
今のところ製作順番待ちになっている自作スピーカーのエンクロージャーを、こいつを使って早く作ってみたくなりました。

MDFが積層板だってのが、切りカスから良く分かります(各層の接着が弱い?)。
100均で買ってきたマグネットシートを、このベース板に合わせてカットし、貼り付け。

そして、出来あがったものをアームのクランプ部に合わせて木ネジで固定して完成。

試しに塩ビ管をセットし、パイプソーをマグネットシートにペタッの図。

後は、ノコギリを前後に動かせば、キレイにカットされたものが出来あがる筈だったんですが、(実はここまでにも紆余曲折があり)そんなに思い通りにならないのが現実。
その顛末は、また次回に。
仕組みはシンプルで、2枚の板の間に挟まれたノコ刃を前後に動かすだけで、このガイドに沿ってキレイな直線や、直角、あるいは45度の角度で木材をカットできるんです。
アマゾンのレビューでは絶賛の嵐なので、これは本当に良さげ。
Φ50mmのアクリルパイプをカットするためにパイプソーを買った訳ですが、直角に切るためには “ガイド” が有用な事が分かるも、この「ソーガイド」で厚みのあるモノを切るのはどうなのかなと。
刃幅(厚みではなく高さ)が大きいノコギリなら何とかなりそうだけど、パイプソーの刃幅は32mm。Φ50のアクリルをカットしている内に(切り位置を変えない限り)ソーガイドからノコギリが外れてしまいます。
それなら自分で作れないかと「のこぎり ガイド 自作」で検索してみたら、いやーたくさんの方々が自分なりのガイドを作ってるんですね。
そんな中、目に留まったのは木工研究家である杉田豊久氏の「ノコギリ木工 電動工具に頼らない木工」という、まさに今わたしが探し求めているページでした。
この中にマグネットシートを使ったガイドが出てきます。L型アングルや角材にマグネットシートを貼り付け、そのマグネットシートに吸い付いたノコギリを動かせば・・・という仕組み。
このアイデアは使えるなあと、早速活用(パクリ?)させて頂くことに。
今回の一連の工作作業の中で、以前作った自転車のワークスタンドを改良して作業テーブルを作った際に、邪魔なのは分かっていながら自転車のトップチューブを固定しておくアームを残したのは、これをパイプ切断用の治具に活用する積りがあったからです。

Φ50前後のパイプを固定するのにはピッタリのサイズ。固定も着脱も簡単に出来るので、工作用の治具にはもってこいではないかと。
ここに、マグネットシートを貼り付けたノコギリ用のガイドを取り付けていきます。
適当な大きさの板にパイプを通すための穴を自在錐で開けます。自在錐で木材(MDFだけど)をカットしたのは初めてだけど、いやいや、面白いくらい簡単に、そしてキレイにカットできる。
今のところ製作順番待ちになっている自作スピーカーのエンクロージャーを、こいつを使って早く作ってみたくなりました。

MDFが積層板だってのが、切りカスから良く分かります(各層の接着が弱い?)。
100均で買ってきたマグネットシートを、このベース板に合わせてカットし、貼り付け。

そして、出来あがったものをアームのクランプ部に合わせて木ネジで固定して完成。

試しに塩ビ管をセットし、パイプソーをマグネットシートにペタッの図。

後は、ノコギリを前後に動かせば、キレイにカットされたものが出来あがる筈だったんですが、(実はここまでにも紆余曲折があり)そんなに思い通りにならないのが現実。
その顛末は、また次回に。
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