2025-11-13

愛嬌は媚びではない。女性総理が示した、男社会の歩き方

日本初の女性総理大臣誕生した。

メディアは「初の女性」「高支持率」と騒いでいるが、私が震えたポイントはそこじゃない。

先日の外交における振る舞いだ。あれは、女の生存戦略の「極致」を象徴している。

​正直、私は安堵している。

彼女が、男を敵視して過度な女性優遇を叫ぶお気持ち勢力代表ではなく、かといって男社会に過剰適応して「名誉男性」化した鉄の女でもなかったことに。

高市総理というロールモデル誕生は、男と女が本当の意味で対等に歩める社会への、「最短ルート」を示したと感じたからだ。

本当によかったと思う。

「男社会」の生存者として

​私は理系ど真ん中の技術職の女だ。

職場は男が9割。そんな環境人生の大半を過ごしてきた。幼少期から科学が好きで、数学物理が得意で、自ら好んでこの分野に飛び込んだ。

能力として男に負けず劣らずでも、仕事をする上で「同性」という共通点を持たない少数派は、情報戦や信頼獲得のコストがどうしても高くつく。

自分の不遇を嘆き、「男社会はクソだ」と叫ぶのは簡単だ。でも私は、その社会に生きる人間たちの力学を、分析し、適応し、ハックし、生きてきた。

​その「最適解」として、職場意図的に「愛嬌」というパラメータを振っているが、別に自分を捻じ曲げたとも思っていない。だって、この場においてこれは私だけに配られた「切り札なのだから

​これについて「男に媚びている」と批判するフェミニストもいるだろう。だが、それは戦略の浅さを露呈しているに過ぎない。

物理的な腕力や、マジョリティである男性同士の阿吽の呼吸という「基礎ステータス」で劣るなら、使えるバフは全部使うのがゲーマーとして当然の戦術だ。

愛嬌コミュニケーションコストを下げ、相手のガードを下げ、その隙に技術力と論理という「実弾」をぶち込んで認めさせる。

これが私の、この男社会での生存戦略だった。

彼女世界に見せつけた「ハイブリッド戦略

​私のこの生き方は、どこか世間に認められていない気がして、後ろめたかった。「媚びている」と言われれば否定できない自分もいたからだ。

​でも、先日の彼女外交はどうだ。

彼女は、笑顔を振りまき、柔らかい物腰で、ある種「女らしさ」を全開にしていた。

だが、結果として各国の首脳に舐められたか

否だ。

愛嬌で懐に入り込みつつ、国益に関わるラインでは一歩も引かず、強烈なプレッシャーをかけていた。

愛嬌」と「威厳」。相反するはずの属性を両立させ、外交という化け物揃いのテーブルで主導権を握っていた。

​あれを見た瞬間、鳥肌が立った。

彼女は、男の真似事をしてトップに立ったんじゃない。

「女」という属性を含めた、自身が持つ全ての手札(リソース)を計算高く使いこなし、結果を出したんだ。

理想論より、現実の「攻略法

彼女の姿は、私の人生の完全な「答え合わせ」だった。

​きっと彼女は、私なんかより何千倍も理不尽な目に遭い、何万倍も努力してきたはずだ。

その彼女が勝った。

それはつまり、私が選んできた「不条理ルールを嘆くより、配られた手札をフル活用して盤面を制する」という生き方が、間違いじゃなかったという証明だ。

​一人でもガチでやり遂げる「かっこいい外れ値(アウトライヤー)」がいると、母集団評価関数は書き換わる。

彼女という「特異点」が現れたことで、もはやこの生存戦略バグでも媚びでもなく、正規仕様となった。

​きっと高市総理は、ガラス天井を壊したんじゃない。

笑顔と実力で、ガラスを綺麗に磨き上げて、そのまま透過して通り抜けたんだと思う。

​私もそうありたい。

声高に叫ばなくても、プラカードを掲げなくても、ただ現場で結果を出す私たちが、一番強いと証明するために。

明日涼しい顔で男社会攻略しに行こう。

  • 本当、こういうの男にも女にも迷惑

  • 麻生さんも安倍さんも愛嬌あったもんね。 夏目漱石が自分より強いものを倒す柔らかい武器と言ったけど、高市さんや榛葉さん見てると成程って思う。 腰が低くて相手にリスペクトある...

  • AI子様

  • AIっぽいと言えばそうだけど概ね同意 男社会は愛嬌たっぷりに振る舞った方が色々上手くいく 可愛くない女は可愛がられないし透明になるだけ

  • 自己紹介し始めたあたりで読むのやめた

  • 最近の答弁で、あんた総理だし人気あるしもっと良いもん召してセールスしてくれやってのに大して ほな誕プレ期待してるでなんて愛嬌あること言われたらしゃーねぇなぁってなるのわ...

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