シーサーね。沖縄が好きで何度も行っているという人であって
もこのシーサーはわからんかもな。シーサーは雄と雌とがあり
まして、雄は吼えているのです。
そもそもシーサーは「獅子」に由来する言葉でして、ある時期
までは対ではなく、1匹しかいなかったという話を沖縄の人に
聞いたこともあります。
さて・・・
今日はある紙辞書を出している出版社の方が職員室に来られま
して、話をしておりました。
木村:4技能が1:1:1:1になったら紙辞書ピンチやん。
業者:そうなんですよ。リスニングの勉強に紙辞書とか・・・
木村:発音記号を正しく読める高校生なんておらんからな。
業者:文科省の指導要領からも外れていますしね。
木村:いっそ紙を押したら音声が出る紙辞書作ったら?
などと話をしておりました。
試験が変わると授業が変わるというようなものではないのです。
そんな単純なものではありません。
でも僕らが高校時代に受けたようなリーディング中心の授業で
あっては対応できなくなるでしょうね。
今でも1技能でさえも伸ばすのにふーふー言っている学校がた
くさんあるのですから、特に3年の学校は大変です。
まずは受信力(RとL)を伸ばすこと。
そして徐々にでいいのでSやWを伸ばそうとすることです。
音声はtop priorityです。
正しい音を電子辞書やネットの音声ボタンを押して何度も聞き、
そしてそれを真似ながら自分でも正しい発音ができるように
していくこと。これがリスニングの勉強の第一歩目なのです。
自分で正しい音を出せるようになること。
これ、意外とできていない高校生が多いのではないでしょうか。
リスニングの第一歩目も踏み出していないのに、問題集ばかり
やっていても、点数は伸びません。リーディング教材を使って
リスニングのトレーニングもできるのですから、CDが付いた
教材を使ったり、CDがない場合には電子辞書の音声ボタンを
ふんだんに使いながら、正しい音をどんどん取り入れましょう。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は授業が終わったら福岡に行って、仲間と飲みます。