リスニングが苦手という人が多いし、実際のところそれが得意
という日本人は極めて少数派だと思うんですね。
理由は2点あります。
1点目はあまりにも語彙や表現が少ないということ。
2点目は聞く絶対量が少なすぎるということです。
問題集を1冊や2冊やったからリスニングができるようになる
というようなものではありません。日本語でさえ、我々がある
年齢になってから何年も経ってから聞けるようになるのです。
話せるのだって、まともに話せるようになるのは何歳ですか?
学校でだけやっていてもリスニングもスピーキングもできるよ
うにはならないので、家庭でどれだけやるかにかかっています。
それに加えて、そもそも人の話、仮に興味のない話であった
としても、しっかりと聞ける姿勢はできているのかという点
を挙げたいと思います。
たとえば前で人が喋っているとします。
自分には興味がない話だとしても、しっかりと聞き続けられ
るようでないと、なかなかリスニングができるようにはなり
ません。すぐに友達と喋ってしまったり、他のことを考えて
しまったりするような場合、母国語でもそうなのですから、
英語のリスニングでは(特に初期段階では)難しいはずです。
その点で言えば・・・
①語彙力
②日常的学習
③集中力
が必要だと言うことができるでしょうね。
この3点が備わっていれば、確実に英語の聞きとりは楽勝と
は言わないまでも、かなり得意になれます。
今日の授業はリスニングです。その前に生徒たちの英語での
発表があります。楽しみにしています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日のスピーキングのお題は「英語ができなくても日本では
困らないが、ではどうして英語を勉強することは重要だと
言われるのでしょうか」です。英語でスピーチしてもらいます。