来週で『新ユメタン⓪』の1周目が終わります。再来週から2周目。
1周目は毎日授業中に5~10分の自習時間を与え、授業中に覚えて
もらいました。特に発音と意味ね。
スペリングは要らないからと言ってありましたので、生徒たちは大声で
音読しながら発音と意味を覚えてきました。
再来週からはフレーズです。実際、単語を覚えても使えなければ全く
意味がありませんからね。
まずは単語をしっかり覚えているかどうかをチェックしますが、そのため
にフレーズを使います。
フレーズを見て、
1.正しく発音ができるか
2.日本語に直すことができるか
の二点をチェックします。
CDどおりに発音できないフレーズ(やセンテンス)にチェックを入れます。
その上で和訳できるかどうかをやってみて、できないもの、なんとなくは
できるけれどもどうしてその訳になるのかわからないものにチェックを
入れていきます。そしてわからないものは辞書、友だち、木村を使って
解決していきます。
ちなみに『ユメタン⓪』の本体も使いますが、むしろフレーズやセンテンス
が一覧になっているエクセルファイルが重宝します。
これは著者である僕が『ユメタン』を執筆する際に作ったデータベースで
すが、採用校の先生方が「ほしい」と連絡くださった場合には、著者が
持っている元データのエクセルファイルを無償でお譲りしているのです。
フレーズの学習はこれを使ったほうが楽ですし、試験作成の際にはアル
クさんのテストメーカーもいいのですが、自分でエクセルを叩いて加工
したほうが、思ったとおりの試験を作成することができるのです。
そのまま覚えてもしょうがないですからね。まずは理解が必要です。
理解ができていないものを丸暗記しても意味がありません。
英語が嫌いになってほしくないので、それほど速くは進みませんが
まぁそれでも1週間に100語ずつ進んでいきます。
そんなわけで2周目に入ります。
ちなみに3周目からはいよいよフレーズを暗唱していってもらいます。
それが彼らのスピーキングと英作文の土台となるのです。
ただしその前の段階として「正しく理解して和訳できるようにしておく」
が2周目なのです。要するに2周目は暗唱のための準備ですね。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
中1や中2では長文を読んだりするよりもむしろ
こういった知識を増やしていくほうが重要なのです。