めでたくヨドバシのiPhone待ちの状況のサイトが消えたので、もう一回だけiPhoneのランキングを触っておこうかと思いました。
BCNスマートフォン 週間売れ筋ランキング[2023年10月30日~11月05日] 01 iPhone 14 128GB(SoftBank) 02 iPhone 14 128GB(au) 03 iPhone 14 128GB(NTT docomo) 04 iPhone 13 128GB(NTT docomo) 05 iPhone SE 64GB(SoftBank)(3rd) 06 Pixel 7a(NTT docomo) 07 Pixel 8 128GB(SoftBank) 08 Xperia 5 V(SoftBank) 09 Reno10 Pro 5G(SoftBank) 10 Galaxy S22 SCG13 11 iPhone 15 128GB(au) 12 Galaxy A23 5G SCG18 13 iPhone 15 128GB(NTT docomo) 14 Pixel 8 128GB(au) 15 BASIO active SHG09 16 iPhone 15 128GB(SoftBank) 17 arrows We F-51B 18 Pixel 8 128GB(NTT docomo) 19 iPhone 15 Pro Max 256GB(NTT docomo) 20 iPhone 15 Pro 256GB(au) 21 iPhone 15 Pro Max 256GB(au) 22 かんたんスマホ3[A205KC] 23 Pixel 7a(au) 24 iPhone 15 Pro 128GB(NTT docomo) 25 iPhone 15 Pro 256GB(SoftBank) 26 Libero 5G III(Y!mobile) 27 AQUOS wish3 SH-53D 28 iPhone 15 Pro 256GB(NTT docomo) 29 iPhone 15 256GB(au) 30 iPhone 15 256GB(NTT docomo) 31 iPhone 15 Pro 128GB(au) 32 Pixel 7a(SoftBank) 33 Galaxy A54 5G SCG21 34 AQUOS sense7 SH-M24 35 Reno9 A(Y!mobile) 36 Galaxy A54 5G SC-53D 37 moto g53y 5G(Y!mobile) 38 AQUOS wish3(SoftBank) 39 AQUOS wish2[A204SH](Y!mobile) 40 iPhone SE 64GB(au)(3rd) 41 iPhone 15 256GB(SoftBank) 42 iPhone 13 128GB(au) 43 シンプルスマホ6[A201SH] 44 Xperia Ace III SOG08 45 iPhone 15 Pro 128GB(SoftBank) 46 iPhone SE 64GB(NTT docomo)(3rd) 47 iPhone 13 128GB(SoftBank) 48 Xperia 10 V SO-52D 49 Redmi 12 5G 50 Redmi 12C 4GB+128GB | ⇒ | [2023年11月13日~11月19日] 01 iPhone 14 128GB(SoftBank) 02 iPhone 14 128GB(au) 03 iPhone 14 128GB(NTT docomo) 04 iPhone 13 128GB(NTT docomo) 05 iPhone SE 64GB(SoftBank)(3rd) 06 Xperia 5 IV(SoftBank) 07 Galaxy S22 SCG13 08 Pixel 8 128GB(SoftBank) 09 Pixel 8 128GB(au) 10 Pixel 7a(NTT docomo) 11 Galaxy A23 5G SCG18 12 Reno10 Pro 5G(SoftBank) 13 iPhone 15 128GB(NTT docomo) 14 iPhone 15 128GB(au) 15 AQUOS sense8 SH-M26 16 BASIO active SHG09 17 かんたんスマホ3[A205KC] 18 Pixel 8 128GB(NTT docomo) 19 AQUOS sense7 SH-M24 20 arrows We F-51B 21 iPhone 15 128GB(SoftBank) 22 AQUOS sense8 SH-54D 23 A55s 5G 24 iPhone 15 Pro 128GB(NTT docomo) 25 Pixel 7a(au) 26 iPhone 15 Pro 256GB(SoftBank) 27 iPhone 15 256GB(NTT docomo) 28 iPhone 15 Pro 256GB(au) 29 iPhone 15 Pro 256GB(NTT docomo) 30 Libero 5G III(Y!mobile) 31 Reno9 A 32 AQUOS wish3(SoftBank) 33 Reno9 A(Y!mobile) 34 iPhone 15 256GB(au) 35 iPhone 15 Pro Max 256GB(SoftBank) 36 Galaxy A23 5G(UQ mobile) 37 iPhone 15 Pro Max 256GB(NTT docomo) 38 AQUOS wish3 SH-53D 39 iPhone 15 256GB(SoftBank) 40 iPhone 15 Pro Max 256GB(au) 41 moto g52j 5G II 42 Xperia Ace III(Y!mobile) 43 iPhone 15 Pro 128GB(SoftBank) 44 iPhone SE 64GB(au)(3rd) 45 シンプルスマホ6[A201SH] 46 Galaxy A54 5G SC-53D 47 moto g53y 5G(Y!mobile) 48 BASIO active(UQ mobile) 49 Pixel 7a(SoftBank) 50 AQUOS wish2[A204SH](Y!mobile) |
さすがBCNランキング対策が行き届いているソフトバンクはさすがの高ランキングを結構抑えているなという感じで、
10位以内にiPhoneの旧機種を二台とXperia、Pixelもランクさせています。それが10位以内5機種から4機種に落ち気味。
他キャリアを含んだiPhoneの旧機種について40位以下に4機種あったのが、44位のiPhone SE3の1機種に。
一気に3機種が50位以下に落ちていって感じですね。
iPhone 15シリーズについてはノーマル、Pro、Pro Maxとどのシリーズを見てもタレタレです。
この時期のiPhone全体の買い替え需要が終息したって感じですかね。
縛り明けなどのタイミングがこの時期に一気に来る人がいると思いますが、その辺りのiPhoneの買い替えが
過ぎ去ったかなということを感じさせます。2年とか3年とかで縛りって何かありましたよね。
端末を回収するプログラムで必要なくても無理やり買い替えさせるやつ。
定期的に端末を売りつけたいから端末を回収するようにしてあったんですよね確か。
多分総本家のソフトバンクがこの時期に上位を占めているのは特にその需要が高いのだという認識です。
それにしても10位以内にiPhone 15シリーズがもう一機種も居ないという惨事。
もうiPhoneの最新機種なんて必要だと思っている人はそう多くないってことですね。
ヨドバシiPhone 15シリーズの例のページも11月に入ったか入る前かに速攻無くなりましたし、
あのページ自体、実際よりも長蛇の列を演出した実態を表していない嘘交じりと思える内容でしたし、
いまのiPhoneの最新機種の実力はそんなもんかなと。
あと13シリーズとSEシリーズもささーーっと消えつつあるので、私的にはアップルはもう値段の安い
旧機種は終わらせたいのではと想像しております。
15シリーズが芳しくない分、旧旧機種をいつまでも売っていると、ますます売り上げが下がってしまうので、
減収減益がどんどん進行してしまうので、その対策なんだろうなと。
それと入れ替わるようにPixelとか元気ですしね。
他のAndroidの機種も微妙に上げてきていますし。
そういえば、ウェブページアクセスをカウントしていたStatCounterが無料では見れなくなりましたよね。
よくよく思い出してみれば、iPhoneが不調になる兆しが出てきたランキングはことごとく公開が終了していきましたね。
StatCounterも少し前から微妙にその傾向は見て取れていました。
もうログ収集は終了していますが、スマホ・携帯端末アクセスランキングのログを取っていた頃、有るタイミングから
突然iPhoneというか、iOSのアクセスが一ページの表示でログが3つ出るようになりました。
iOSもAndroidも2:2でバランスが取れていたのですが、iOS側の工作でこれで3:2で1.5倍アクセスがあるように見えると。
それ以降iOSがAndroidの1.5倍のアクセスログを吐き出すという状況が以降確定しました。
なのでウェブアクセスをカウントしていたStatCounterではiPhoneはめちゃくちゃ有利な状況でカウントされていたのです。
(これは何度かここに書いていましたが)
で、それを知らないライターの方々はよくiPhoneのシェアとかStatCounterをソースにして記事を書いていて
もう苦笑いしか出てきませんでしたけどね。
でもそのStatCounterですらもうアップルに捨てられる時が来たと。
アップルは裏工作が通じなくなるとこうして順次捨てていくというのが私の認識です。
長らくアップルの為に活躍してくれてありがとうと。
ソ가 バンクとアップルに有利なデータを出しているところは基本信用できないというのが私のスタンスです。
BCNはライターというかBCN自体がiPhone応援団なので、データ自体には細工はしていないでしょうが、
見せ方はiPhoneが出来る限り有利になるように編集しますからね。
ここも信用できません。
それを知ってみている分には笑えますけど。
特にBCNの工作があった上でのこのタレタレ状況ですからね。
日本の客がiPhone離れ気味ということは、これがアジア圏を中心とした海外にも波及していくものと思われます。
もう何が何でもiPhoneという時代でもないと。
まあそんな感じですかね。
- 2023/11/24(金) 20:08:28|
- 携帯
-
| トラックバック:0
-
| コメント:17
私が愛してやまなかった孫正義氏がWeWorkの破綻で窮地に立たされております。
(お金は死ぬほど持っているので破産という意味ではありません)
孫正義氏の「人生の汚点」 WeWorkに100億ドル投資の「判断ミス」はなぜ起きたか ~ ITmedia ビジネスオンライン
(2023年08月21日)
中でもよく知られるのはソフトバンクグループ会長の孫正義氏だ。WeWork創業者のアダム・ニューマン氏にほれ込み、44億ドルの出資をたった12分の社内見学だけで即決してしまったというエピソードは極めて印象的だ。
WeWorkの時価総額はソフトバンクGが出資した100億ドルよりも小さくなっており、今や3.24億ドルにまで落ち込んだ。同社の株価は上場から3年足らずで66分の1になり、20円程度で取り引きされ、上場廃止の危機にひんしている。
|
| 数か月が経ち
↓
「私の人生の汚点だ」孫正義氏が大失敗!WeWork破綻で語った「最大の敗因」とは? ~ DIAMOND Online
アダム・ニューマン氏がWeWorkを追い出された一つの理由が、出資された資金をもとに高額なプライベートジェットを購入したことでした。
そのプライベートジェットの中のオフィスでビジネス会議をすることで、確かに有力な投資家はプライベートジェットに乗り込んでくれました。アダム・ニューマン氏が生きる世界は「We」に満ちていたのです。しかし、そのことはアダム・ニューマン氏の価値を高めることにはなっても、WeWorkの収益を高めることにはならなかったのです。
たとえばアップルの元CEOのスティーブ・ジョブズ氏だって、算術が合わないことを理由に、かつてアップルを追放されたことがあります。テスラの創業者のイーロン・マスク氏は、天才ベンチャー創業者として世界最高の栄誉を受けていますが、2017年に資金枯渇の危機を乗り越えられていなければ、今ごろ同様の批判を受ける立場だったかもしれません。
一般に、理想を語る力が天才的な経営者は、算術の面では弱いものです。スティーブ・ジョブズ氏はその弱みを補うためにプロ経営者のジョン・スカリー氏を招へいし、結果として彼に追い出されることになったというのが最初の失敗でした。
WeWorkの場合、ソフトバンクグループの側近たちは何度も孫正義社長に算術が合わないことを進言したそうです。実態はそのとおりだったのですが、スティーブ・ジョブズ氏が去った後のアップル同様に、WeWorkはアダム・ニューマン氏に出ていってもらった後も、収益構造が変わることはありませんでした。
孫正義氏が失ったのは1兆7000億円と信頼性、ウィーワーク投資の結末 ~ bloomberg
ソフトバンクGのビジョン・ファンド部門は7-9月期には黒字を計上する見込みだが、業績は依然としてかんばしくない。中国の配車サービス会社、滴滴グローバルなどへの投資で多額の損失を出し、米建設会社カテラや英通信衛星ベンチャーのワンウェブ、ピザ調理・宅配のズーム・ピザなどは破産を申請、もしくは事業を閉鎖している。
損失の膨張は昨年、孫氏に投資活動を全面的に停止させ、ビジョン・ファンドの人員削減とデューデリジェンス(資産査定)の厳格化をもたらした。孫氏はまた、決算説明会の指揮を執ることもやめた。
こうした自制は、英半導体設計会社アーム・ホールディングスが9月に実施した49億ドルのIPOと相まって、早い時期から人工知能(AI)関連に注目してきた孫氏に、再び攻勢に出るための資金を与えることになった。
まあ結局のところ、理想論を語ったリップビジネスがことの主軸だという理解を私はしていますが、
孫正義氏がほれ込んだというのはその話術であり、ビジネスの能力ではないような気がしています。
ジョブズの場合はそこに”センス”と銭ゲバともいえる金銭感覚が備わっていたのでアップルが窮地に立った
時でも呼び戻されて立て直すことが出来ましたが、WeWorkはそういうところを売りにしていたわけでは
ないので、一旦躓いていてしまったらもうとりかえせない状況になってしまっていたってことかなと。
予想外にコロナが襲ったのは不運として、しかしながら上手にそれを乗りこなせなかったのは孫氏が下手を打ち過ぎだなと。
同じ金をかけるなら、一気に値が下がりバーゲンセールになっていた東京や大阪のオフィスを買い漁るとか色々手が
あったと思うのですが、手堅く資産を増やして地道に儲けることよりも、一発の博打で大きく資金を引き出し倍々ゲームを
するやり方が大好きな孫正義氏はこういう口先ビジネスにきっちりはまってしまっていたという・・・w
得てして”攻”の名手は”守”が苦手というか手薄なんだなと改めて思い返しているところです。
それにしても、この件の孫正義氏の動きを見ていると、損切が下手ねって感じずにはいられません。
孫正義氏がここまで成功?してきたのはどうやら初期の見立てというか、今後の世の中の動きのメインストリームになる
ものを見極める直観の鋭さで有り、彼がタダみたいな値段で世にばら撒いたものが強引ではあれ流行ったからであり、
地道に少しづつ儲けを出していかなくてはならない箱貸しビジネスには合わなかったということかなと思います。
携帯ビジネスのように、いきなり中継機を基地局と言って状況をひっくり返したり、お金に端末を付けて配り、
利益はリンゴ屋さんからのご褒美金で一気に回収なんてことは箱貸しビジネスでは出来ないのです。
箱モノビジネスはきちんと一つ一つが利益を出していくように、地道に育てていくものですから
そもそも孫正義氏のようなスタイルには合っていないととても思います。
精々ポイントをばら撒いてライバル潰しに躍起になり、なんとか生き残ったPayPay止まりってことろですかね。
さてこの流れで、お次はArmをいかにしてお金に換えるかということにスポットされている感じです。
コラム:ソフトバンクG、アーム株取得でIPOのリスク引き受け ~ Peuters
SBGは2016年にアームを320億ドルの評価額で買収。翌17年にはアーム株の25%、82億ドル相当をVF1に移管した。つまり今回の取引は、SBGが当初の2倍の価値でVF1からアーム株を買い戻す形になる。
ではなぜそんなことをする必要があるのだろうか。アームの評価額が640億ドルであるなら、VF1が素直にIPOでアーム株を売却すれば済むと言えない理由はどこにあるのか。確かに17年のアーム株移管に際しては、投資リターンは当初価値の2倍を上限とするという条項が設定されていた、と英紙フィナンシャル・タイムズは伝えている。となると、VF1の出資者らは将来的にリターンの上振れは期待できない。それでも今回の取引からは、アームに640億ドルの価値があるとみなしてくれるのはSBGしかいない、とVF1が考えていることがうかがえる。
恐らくそれは本当だろう。640億ドルという評価額は、アームの3月末までの年度の売上高27億ドルの24倍。これほど高い倍率は、市場で大人気になっているエヌビディアやシノプシス、ケイデンス・デザイン・システムズといった半導体銘柄の平均近くに相当し、アームの売上高が縮小している以上、バリュエーションとしては限界に達しているように見受けられる。
結局孫氏とSBG株主は、アームのIPOにおける評価額が640億ドル未満だった場合にその痛手を引き受けるということだ。またロイターの報道では、SBGは売り出すアーム株を全体の10%弱にとどめることも検討しており、IPOで調達できる金額は最終的にVF1に渡す金額を下回る可能性が出てくる。
なんかもうソフトバンクG内でArmの価値を創造しているだけの、いつぞやの時代に見た地上げ風味を感じて
しまうのは私だけでしょうか?
アリババも現金化してしまい、もうSBG的に頼れるのはもうArmしか残っていないという状況ですしね。
なのでArmが結構高値になるんじゃないかと世間に思わせたいのでしょう。
しかし工作してそう仕向けるには大きな問題が立ちはだかります。
41社でRISC-V財団を創立 RISC-Vプロセッサー遍歴 ~ ASCII.jp×デジタル
2016年11月のMember Directoryを見ると、41社がFounding Memberであることが示されており、例えば台湾のAndes Technologiesは2016年7月時点ではFounding Memberであるものの、Silverでしかない。ちなみに41社を並べると下表のようになっている。
RISV-Vです。
Armが意外と粘っているので、思っていたよりも立ち上がりがマイルドではありますが、しかしながら各メーカーが
自社設計のミニマムなRISC-VのIPを既に持っているようで、Armコアでは仕様が豪華すぎて無駄が多い場所などの
コントローラーとしてどんどんと利用されているようです。
以前までは8bitや16bitのプロセッサでやっていたような場所がどんどんと自社で作った独自コアのRISC-Vに
置き換えられつつあるということです。
実際には8bitや16bitでも十分できるのですが、その為にJTAG対応など開発環境などへの対応が必要で、
そこまで含めたコストを考えるともうRISC-Vで共通化した方が色々いいよねってことになってきたわけです。
その環境がRISC-Vには出揃ってきていると。
そうなると孫正義氏率いるArm勢にとっては脅威となります。
Armの賞味期限はRISC-Vが握っていると。
なので孫正義氏的にはArmに価値が有る内にさっさと高値で売りさばいてしまいたいと。
で、なんとか高値を付けているところを世間に見せつけたいのでSBG内で地上げをして希望価格のラインを
提示するためにビジョンファンド⇒SBGの高値であることを可視化したのだと私は読んでいます。
他に買わせたい価格を外向けに見せる為に内部で高値売買しただけかと。
で、私は恐らくはARMのアーキテクチャはARMv9かARMv10辺りで市場を支配仕切っているような
今のような形態は終わりだと思っています。てかARMv10はもう流行らないかも?
今スマホなどに使われるCortex-Aシリーズの命令セットですが、現在はARMv8.x系がまだまだメインで、
登場してまだ2年程度のARMv9に移行中です。
●Cortex-A710 Arm DynamIQテクノロジーベースの第1世代Armv9「big」Cortex CPU ~ ARM
●Cortex-A510 Arm DynamIQテクノロジーをベースにした第1世代Armv9高効率「LITTLE」Cortex CPU ~ ARM
●Aプロファイル・アーキテクチャ Armv9-A ~ ARM
●10年ぶりに登場したArmアーキテクチャの最新版「Armv9」を採用した新CPUが登場 ~ GIGAZINE
●英Arm、フラグシップCPU「Cortex-X2」発表 「Armv9を基にシステム全体の性能向上目指す」 ~ ITmedia NEWS
コアとしては既にARMv9は登場しているものの、実際にARMv9コードのアプリが登場しているかというと、
そんなものでまだプログラムが書けるほど搭載した端末は出回っていないという状態です。
これがARMv10でプログラムが書けるほど対応コアが出回るのが早いのか、RISC-Vへの移行の方が早いかと
いうところではないかなと。
要は10年後にはRISC-Vがメインストリームになっていてもおかしくないよねってことです。
ARMが無条件で主流派だと言い切れるのは後10年程度、長くても15年あるかないかではないかと。
(実は私の中ではもっと短いストーリーを持っていたりw)
実は私は最近仕事でARMをアセンブラレベルで触っております。
RISCとしてはそろそろ無駄が多いというか、さすがに肥大化し過ぎではないか?ってとても感じているのです。
コンパイラが吐いた生のコードやオプティマイズされたコードを見ていると、もうちょっとシンプルなアーキテクチャに
した方が無駄が減って回路規模を押さえられるんじゃないかって気がしています。
回路規模が大きいということはチップ面積が大きくなっているわけで、その分リーク電流も増えて余計なTDPが
増える理由にもなってしまいます。面積が大きいと同じサイズのウエハから取れるチップ数も減りますし、
他にも色々コストも上がります。なので肥大化したコアをもっとシンプルに出来たら嬉しい人は沢山います。
しかしながらARMは最近でもARMv8⇒ARMv9になったり、そもそもARM社によって命令セットは厳密に対応が
求められており、コアの設計をしている会社に選択権は与えられていません。
またARM社はそれをシンプルにする方向へと動いているわけでもありません。
そこでじわじわと注目を浴びているのがRISC-Vなのです。
ARMの設計はARMv8以降辺りになると無駄だらけと言っていい状態です。
そろそろシンプルに立ち返りたいよね、って皆が思っているところなのです。
多少貧弱でもシンプルで省電力を売りにして流行っていたARMの存在ははるか過去のものになってしまいました。
今ではスパコン用に追加されたSVEもSVE2となり、複雑な命令セットにローエンド側の高効率であるはずのコアで
あるCortex-A510ですら対応している状態です。無駄だらけの状態で。
今やARMの命令セットはインテルのx86やx64を上回るほど複雑奇怪な状態ではないかとすら思っています。
いや、ここまで来たらインテルの命令セットの方がよっぽど素直でしょう。
私はコンパイラが吐いたアセンブラコードを見てめちゃくちゃそう感じています。
同じことをするにも幾通りもの書き方も出来るし、「本当にその書き方出来ることって必要?」って言いたくなる
命令も少なからずあります。そりゃ多くのARMコアを採用しているメーカー達が独自にミニマムなRISC-Vコアを持つわけです。
8bitや16bitのコアで済むようなちょっとした事の為にARMv8やv9に対応したコアなんか使ってられないってのが本音でしょう。
省いてシンプルにしようとも、ARM社がそれを許しません。
そりゃ自然とRISC-Vに目が向きますよね。
だからこそ孫正義氏はさっさとARMを処分しないとヤバイって思ってるんじゃないかなって気がするんですよね。
高値誘導の地上げまでして必死な様子を見てとてもそう感じております。
- 2023/11/13(月) 01:57:34|
- 時事
-
| トラックバック:0
-
| コメント:15
GPSの件を書いた記事「【不快】Pixel 6aでAGPSが使えなくなった【Pixelはクソ】」を書いた後、さらに進展がありました。
記事を何度か修正したぐらい状況がガラガラっとと変化したのですが、さらにそのあとも変化が続きました。
なんとPixel 6aがGPSをちゃんと拾うように。(当たり前かw)
しかしながら今までのGPS Stutusの機能としてGPSが高速化したと思われる形跡が感じられない。
どうやらGoogleがAndroidの素のGPSに手を入れてきた感があります。
信じられないほどPixel 6aのGPSが不快になったのも、こうして手当てする前提でGPS Stutusやらを止めていたのかもしれません。
GPS StutusでGPSを温めていなくても、GPSが合う時間が普通に早まった感じです。
まあ本来そうあるべきではありますが、だからと言って爆速になったわけではありません。
ただ今回起きているのはAndroid OS界隈全般ではなく、あくまでもPIxelの端末でのみ起きていることです。
実際AQUOS sense 7はGPS Stutusをまだ使えていて、GPSが合うのが爆速です。
今のPixel 6aよりも確実に速いし、RunKeeperはアプリが立ち上がって1秒以内にGPSが合う。
アプリが立ち上がった瞬間にGPSが合ってることも珍しくない。
本当はこうあってほしいよねって思える速さです。
一方でPixel6aはそれよりも確実に遅い。
昔からGoogleのGPSへの熱量の低さは諦めが入っていましたが、ここにきて期待させるもやっぱり
「この程度か」と思える熱量しか発揮してこないんですよね。
その割にはGoogleマップとかでのGPSデータの半端ない熱量で集め方とか、社内でのちぐはぐな部分は感じます。
まあOSとアプリで部署違いだと言われればそれまでですけど。
でもこういった全ても起点となるはずのGPSの測位が、Android OSではこのレベルの熱量で作られていることに
危機感を感じます。しかもPixelというGoogle公式の端末でこれですからね。
恥ずかしいとか思わないんですかね?
初めはSnapdragonが優秀でTensorが遅いんだとばかり思っていましたが、実際はそうではなさそうだと。
単にAbdroidのOSのドライバか何かのハンドリングが悪いだけじゃないかという気がしてきました。
実際どこが足を引っ張ってるのかは争点ではないので適当に流しておきますけど、
並々ならぬほど執念を燃やしているはずのGPS情報がこんな状況であることをもっとGoogle社内で広めて共有し、
アラートを鳴らすぐらいあってもいいと思いますよ。ChatGPTで大騒ぎするよりよっぽど重要なことだと思っています。
Pixelは後ここにAGPSの快適さをプラスしてくれるだけで全然使い勝手が変わるんですけどね。
より価格の安価なAQUOS sense 7がきっちり快適なのですからそのぐらいちゃんとやってほしいです。
あ、今Pixel 5で試してきたのですが・・・。
Pixel 5は普通にGPS Statusが使えてAGPSがきっちり動作していました。
ガチ快適でした。
というわけで、Pixel 6aだけが制限されていて使えないのか、「私の」Pixel 6aのみが制限されて使えないのか
この辺りは不明ですが、なんにしても私の手元のPixel 6a以外はGPSは快適なようです。
- 2023/11/04(土) 20:47:59|
- 携帯
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2