色彩の豊かさに抽象画にもかかわらずとても温かく心豊かになります。
(ポストカードなどを写したものなのでイメージが湧きにくいかと思いますが、
1つ1つの作品はどれも大作です。ぜひ会場で!)
会場内の様子は
コチラと
コチラから
オーストラリアの原住民アボリジニーのエミリー。
ボディーペインティングやパティック(ろうけつ染)の制作をしていたエミリーですが、80歳にして初めてカンヴァスにむかい、その後亡くなる迄の8年の間に沢山の大作を残しています。
またその創作の様子も独特で、イーゼルなどを使用せず、赤い大地にカンヴァスを置いて自然の中で制作していました。
この豊かな色彩感覚はオーストラリアの大自然から影響を受けたものなのかと思いながら順路を進めていきました。
しかしエミリーの生活の様子をのぞいてみると赤い土や岩が広がる大地ばかり。
オーストラリアの画廊の一人がアボリジニーの住民たちにカンヴァスを渡して絵を描かせたところエミリーの作品だけが特筆していたとか。
やはり内にあったものから溢れでた色彩なのでしょうか。
太陽の光の下で見ることができたら更に素敵だったのでは。。。などと思いつつ、
とにかくエミリーの作品の前に立つことができて良かった。
国立新美術館の2Fは初めて。
ここにもカフェがあるのですね。サロン・ド・テ ロンドです。
(有名なフレンチレストラン/ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼは3Fです)
1F奥にはデザイナーの椅子で休めるこんな場所もあります。
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