北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Avoton out next week(Fudzilla)

Intelは“Avoton”を来週に正式発表するようだ。そして、この“Avoton”はHPのMoonshot microserverに採用される見込みであるという。

“Avoton”は22nmプロセスで製造され、最大8-core / L2=4MBとなる。メモリコントローラはDDR3に対応し、汎用I/OとしてPCI-Express 2.0を搭載する。CPUコアには“Silvermont”アーキテクチャが使用され、SSE4やAES命令が搭載され、CPU性能が引き上げられるとともに、電力管理機構も追加される。

“Avoton”は5種類―C2350, C2530, C2550, C2730, C2750が用意される。このうちC2350は2-core、C2530とC2550は4-core、C2730とC2750は8-coreと推測される。

以前の情報では“Avoton”のローンチ時期は2013年第3四半期中とされていましたが、今回の情報でもう少し細かい時期に言及された形で、来週中にローンチされると言われています。

(過去の関連エントリー)
“Avoton”は2013年第3四半期にローンチ予定(2013年8月22日)
Intel to announce new Haswell processors in September(DigiTimes)
「Ivy Bridge-Eの前に、まずはHaswellから」(8/30) ・・・某ショップ店員談(hermitage akihabara)

Intelは9月1日に“Haswell”の新製品を発表する。発表される新CPUはデスクトップ向けが13種類でハイエンドのCore i7 4771、ミドルレンジのCore i5 4440, i3 4340、エントリーレベルのPentium G3430などが登場する。ノートPC向けは24種類が登場し、Core i7 4610Y, i5 4300Y, Pentium 3560Y, Celeron 2955Uなどが登場予定である。

ノートPC向けのラインナップをもう少し詳しく見ていくと、IntelはノートPC向けのCPU製品をいくつかのカテゴリに分けており、メインストリーム向けのM series、高性能向けのH series、そして低消費電力向けのU seriesとY seriesに区分される。
FM2A88X Extreme6+(ASRock)
FM2A88M Extreme4+(ASRock)

ASRockのWebサイトにSocketFM2+マザーボードの項目が新設され、SocketFM2+マザーボードが2製品掲載されました。

掲載されたのはATX規格の“FM2A88X Extreme6+”とMicroATX規格の“FM2A88M Extreme4+”です。
以下にスペックをまとめます。
Specifications of future Haswell Celeron CPUs(CPU World)

Intelはこの数日以内に“Haswell”コアのCore i3とPentiumをローンチする。Core i3とPentiumは$70から$170の価格帯をになう。そしてこれらよりさらに下の価格帯を担うCeleronには“IvyBridge”コアでの更新が行われ、Celeron G1630とG1620Tが投入される。“Haswell”コアのCeleronが登場するのは2014年第1四半期である。そして2014年第1四半期に登場する“Haswell”コアのCeleronはCeleron G1830, G1820, G1820Tの3種類となる。このうちCeleron G1820Tは低消費電力モデルとなり、残りの2つは通常版となる。

“Haswell”版Celeronの機能・特徴は“IvyBridge”版Celeronとよく似ている。コア数・スレッド数は2-core/2-threadで、L3キャッシュ容量は2MBである。メモリはDual-channel DDR3-1333に対応する。iGPUはHD Graphicsとなり、最大周波数は1050MHzである。命令セットは基本的なものに限られ、HyperThreading technologyやvPro, AESなどは搭載しない。
Intel to unveil Bay Trail-T at IDF 2013(DigiTimes)
Intel Atom Z3000 Series “Bay Trail” SOCs Performance and Lineup Detailed – Powered by 22nm Silvermont Cores(WCCF Tech)

Intelは“BayTrail-T”を9月10~12日に開催されるIntel Developer Forum 2013 (IDF 2013) で発表する。そしてASUSやAcer、Lenovoなどが“BayTrail-T”搭載タブレットを展示する予定だという。

“BayTrail-T”搭載タブレットは全世界のリテールチャネルで10月下旬より販売開始される見込みである。

とあるPCメーカーは“BayTrail-T”によりIntelは競合と同じ土俵に立てるようになるだろうと考えている。もしMicrosoftがWindows 8.1ライセンス料金を値下げすれば、次世代Wintelタブレットは非常に競争力のあるものになるのではないかと情報筋は指摘している。
MSI GeForce GTX 780 Lightning Launched(techPowerUp!)
MSI Unleashes The GeForce GTX 780 LIGHTNING Graphics Card – Faster Than The Titan At $749 US(WCCF Tech)
MSI GeForce GTX 780 3GB Lightning Graphics Card Review(PC Perspective)

MSIは8月28日、GeForce GTX 780 Lightningを正式発表した。GeForce GTX 780 Lightningは独自のTriple Force Architectureを採用し、Triple Level signals LEDを搭載している。またTwin BIOSの採用や、進んだ電力設計などにより、ゲーマーやオーバークロッカー向けに最適なグラフィックカードに仕上げている。電源回路は20-phase(16+3+1 phase)でグラフィックカードの限界を解放するとしている。

スペックをまとめます。
Ivy Bridge to stay in market for some more time(DigiTimes)

“Haswell”が6月にリリースされたにもかかわらず、PCメーカーは現在“IvyBridge”搭載ノートPC製品の販売に注力している状態であると、PCメーカー筋の情報が伝えた。

今回の情報はほとんどのリテールメーカーが2013年末まで“IvyBridge”搭載ノートPCを推し進め続けることになるだろうと指摘しており、“Haswell”搭載モデルの需要が高まるのは2014年上半期になってからだと述べている。

Intelは2014年6月にデスクトップ向けに“Haswell Refresh”プラットフォームをリリースする予定である。一方ノートPC向けにはU, Y, H seriesに14nmプロセスの“Broadwell”が2014年下半期に投入される。なお、普及帯ノートPC向けのM seriesについては更新の情報は入っていない。

“Haswell”はまだ全ラインナップが出そろったわけではないですが、言われてみると確かに“IvyBridge”搭載ノートPCはまだ多く見かけます。
AMD updates product roadmap for 2014 and 2015(DigiTimes)
AMD roadmap disappoints with yet more delays(Fudzilla)
AMD Updates Product Roadmap for 2014-2015(techPowerUp!)
AMD updates product roadmap for 2014 and 2015(Guru3D)
AMD Further Delays Launches of New APU Products – Report.(X-bit labs)

AMDは製品ロードマップを更新し、“Hawaii”をベースとしたGPUを9月末にリリースすることを決定した。またハイエンド~メインストリームAPUである“Kaveri”とエントリー向けのデスクトップ版“Kabini”を2014年第1四半期にローンチするという。

ノートPC向けの“Kabini”はSocketFT3を使用しているが、デスクトップ向けはSocketFS1Bを使用する。デスクトップ版“Kabini”は2014年2月に大量生産に入り、2014年3月にアナウンスされる。

デスクトップ版“Kabini”のTDPは25Wで、4-coreモデルがA4-5350とA4-5150の2種類、2-coreのモデルがE1-2650の1種類となる。
Intel’s 9-series chipsets will support Broadwell(VR-Zone)
Intel Broadwell and Haswell Refresh Platform Only Compatible With 9-Series Chipset – New Power Supply Ratings Imposed(WCCF Tech)

VR-Zoneで見た資料によると、Intel 9 seriesチップセットは“Broadwell”を意識したものとなり、“Haswell”から細かな変更が複数加わるため、マザーボードメーカーには頭痛の種になるかもしれない。

“Haswell”はまだ新製品という扱いであろうが、Intelは既に後継となる9 seriesチップセットの計画に進んでいる。9 seriesチップセットは2014年下半期の予定である。
Windows 8.1 is at the RTM stage, general availability October 17th(VR-Zone)

Microsoftは当初の予定通り、Windows 8.1のRTM buildをPCメーカーにリリースした。

Windows 8.1はバグの修正と拡張を集めたものであり、最も注目されるのはStart buttonの復活である。MicrosoftはWindows 8.1の一般向けリリースは10月17日と予告しており、RTM (Release to Manufacturing) buildは8月最終週にリリースすると述べていた。Windows SuperSiteの編集者であるPaul Thurrot氏は8月23日のツイートで、MicrosoftがWindows 8.1をサインオフし、この数日以内にOEM向けにRTM buildを提供するだろうと述べた。最終のBuild nmberは9600.16384. winbule_rtm. 130821-1623である。
AOpen and Intel unveil the eTILE: 19-inch tablet for retailers(Hardware-Info.us)

AOpenとIntelはリテール向けの大型タブレットとなる“eTILE”を共同で開発している。これにより各店舗はキオスクのようなソリューションに頼る必要がなくなり、このタブレットをシンプルに壁に掛けておくだけで良くなる。“eTILE”はWindows 7および8のフルバージョンをインストールできるほか、Androidもサポートしている。

“eTILE”は2種類のサイズ―15.6インチと19インチが用意される。どちらも厚さは30mmで、10点タッチに対応するタッチスクリーンを搭載する。システムはvProをサポートする第3世代のCore i processor―“IvyBridge”を搭載し、3G, 4G, WiFiを利用できる。タブレットの管理を簡便に出来るようIntel Active Management Technology 8.0 (AMT) とIntel Small Business Advantageにも対応する。そのため、必然的にCore i5またはCore i7を搭載することになる。
AMDなどがHSAのアップデートをHot Chipsで行なう(Impress PC Watch / 後藤弘茂のWeekly海外ニュース)

8月25日~27日にかけてHot Chips 25が開催されているが、その中でAMDを初めとするHSA FoundationはHeterogenous System Architecture (HSA) の概要についてのチュートリアルセッションを行った。

今回の内容はソフトウェア的な内容が主となっていますが、非常に興味深い話です。ここでは紹介するにとどめ、詳しくは元記事をご参照ください。

前半部分のキーワードとしては新しいソフトウェア階層の提供(GPUドライバの階層と併存する形でHSAソフトウェア階層が提供される)、バーチャルISAとして統一されたHSA Intermediate Language (HSAIL) の統合、HSAILによる異種アーキテクチャ間での互換性の確保があるでしょうか。HSAILは中間言語で、これがハードウェア固有のISAに変換すると説明されています。

・・・とはいえ私自身はプログラム・ソフトウェアの話は全くの門外漢であるので(正直ほとんど理解できていない)、個々に元記事をご覧いただいた方がいいでしょう。
Intel Set to Enable Overclocking of Solid-State Drives.(X-bit labs)
Intel To Showcase SSD Overclocking At IDF13 San Francisco – Possible With Ivy Bridge-E CPUs(WCCF Tech)

SSDのオーバークロックが可能になるかもしれない。Intelは来月開催されるIntel Developer Forum (IDF) で、自身でSSDの性能を底上げする方法のデモを計画している。

Session AIOS0001は高性能が求められるゲームやコンテンツ作成において倍率ロックが解除されたCore i processorを用いたオーバークロックについてのセッションとなっている。ここでIntelは“IvyBridge-E”ことCore i 4900/4800 seriesとX79プラットフォームの性能向上の特性について明らかにするとともに、オーバークロックの一般的事項も語る。そしてさらに、IntelはSSDのオーバークロックのデモを始めて公式に行う。
Xeon E5-2400 v2 Ivy Bridge-EN processors surface(CPU World)

IntelはProduct Chance Notification (PCN) と呼ばれる資料を更新した。この資料は、ラベルの変更が列挙されており、全てのBOX版Processor製品が掲載されている。そしてこの資料には未発表のProcessor製品も掲載されており、“Haswell”や“IvyBridge-E”も掲載されていた。そして今回最も興味深い記載として“IvyBridge-EN”―Xeon E5-2400 v2がPCNの中に見られた。

“IvyBridge-EN”は“SandyBridge-EN”と同様のモデルナンバーを用いるが、末尾の“v2”の文字で区別される。今回明らかになったのは7種類である。そのうちXeon E5-2403 v2, E5-2407 v2, E5-2420 v2, E5-2430 v2はS1 steppingとなっており、これらは6-coreまたはそれ以下のコア数であると推測される。周波数は1.80GHzから2.50GHzとなっている。Xeon E5-2440 v2, E5-2450 v2, E5-2470 v2はM1 steppingでこれらは8-coreまたは10-coreになると考えられる。周波数は1.90GHzから2.50GHzである。
Ivy Bridge-E stepping S1(Xtreview.com)

Xtreview.comで見つけたIntelの資料に“IvyBridge-E”の新たな情報が記載されていた。この情報には3種類の“IvyBridge-E”のS-specとSteppingが記載されていた。
“IvyBridge-E”のSteppingはS1となる。


S-SpecとBOX numberは以下のようになります。
◇A10-6700T
45W・クアッドコアの省電力版Richlandが発売、最大3.5GHz(AKIBA PC Hotline!)
AMD、TDP 45WのA10-6700Tを日本でのみ発売(Impress PC Watch)
日本限定販売の低消費電力APU「A10-6700T」が発売開始(ASCII.jp)

TDP45Wとなる省電力版“Richland”―A10-6700Tが発売された。価格は17480円。

スペックであるがCPUは4-core,2-module / 2.50GHz, TC 3.50GHz / L2=4MBとなり、iGPUはRadeon HD 8650Dを搭載、周波数は720MHzとなる。
OPNは“AD670TYHA44HL”となる。


スペックを以下にまとめます。
Details of embedded Xeon E5-2600 v2 CPUs(CPU World)

2013年第3四半期にIntelは2-way向けの第2世代Xeon E5 seriesをXeon E5-2600 v2としてリリースする。Xeon E5-2600 v2は“IvyBridge-EP”を使用する。“IvyBridge-EP”は最高で12-coreとなり、L3キャッシュは最大30MBとなる。現在分かっているXeon E5-2600 v2 seriesのラインナップは18種類で、そのうち2種類は低消費電力版として位置づけられる。またXeon E5-2630 v2, E5-2640 v2, E5-2680 v2の3種類は組み込み向け製品としても提供される。これに加え、4種類の低消費電力版Xeonが組み込み向けとして用意されることになる。組み込み向けの4種類の低消費電力版XeonであるがXeon E5-2618L v2, E5-2628L v2, E5-2648L v2, E5-2658L v2となる。
MSI Rolls Out H81-P33 ATX Motherboard(techPowerUp!)

MSIはIntel H81チップセットを搭載するLGA1150マザーボード―“H81-P33”を発表した。“H81-P33”は220×305mmのATX規格を採用する。電源コネクタは24-pin ATX+8-pin EPSで、6-phase VRM電源回路を搭載する。メモリスロットは合計2スロットで、Dual-channel DDR3-1600に対応し、32GBまで対応する。PCI-Express 2.0 x16スロットは1本である(Intel H81チップセットはPCI-Express 3.0に対応しない)。

スペックを以下にまとめます。
GIGABYTE Launch H81 Series Motherboards(AnandTech)
GIGABYTE Launches Intel H81 Series Motherboards(techPowerUp!)
LGA1150 Intel H81搭載マザーボード(Gigabyte)

Gigabyteは8月24日、Intel H81チップセットを搭載した第4世代Core i series対応マザーボードを発表した。GigabyteのIntel H81搭載マザーボードのラインナップはATX規格とMicroATX規格で構成され、独自の機能・技術の搭載で最高の品質と安定性を実現している。

Intel H81はIntel 8 seriesの中ではエントリーレベルに位置づけられるチップセットで、SATA 6.0Gbpsは2ポート、USB 3.0は2ポート、Smart Response technologyには対応しない。PCI-ExpressはCPUからのPCI-Express 2.0 x16が1スロット分(=x8+x8などにはできない)、チップセットからはPCI-Express 2.0が6レーン分出る。

ラインナップは以下の通りです。
ASUS Posts Official Ivy Bridge-E BIOS Updates for its LGA2011 Motherboards(techPowerUp!)

ASUSはLGA2011マザーボードに対して公式に“IvyBridge-E”に対応するBIOSをリリースした。BIOSの更新は旧来のLGA2011 CPUを搭載した状態で(従来通りの方法で)行う方法もあるが、ASUS USB BIOS Flashbackを用いれば、旧来のLGA2011 CPUを持っていなくてもBIOS更新を行うことができる。

各マザーボードの“IvyBridge-E”対応BIOSのVersionは以下の通り。
AMD: Current-Generation GCN Graphics Architecture Fully Compatible with DirectX 11.2.(X-bit labs)
AMD Radeon HD 7000 Series Video Cards Will Support DirectX 11.2 After Driver Update(Legit Reviews)

Graphics Core Nextアーキテクチャを採用するRadeon HD 7000 seriesは現時点では今秋にWindows 8.1とともにもたらされるDirectX 11.2 APIのアドバンテージを受けることはできない。しかし、AMDはRadeon HD 7000 series向けにDirectX 11.2をサポートさせるドライバをリリースする計画であるという。
NVIDIA to launch more cards this year, Maxwell in Q1 2014 (VideoCardz)
NVIDIA GeForce Kepler Lineup To Be Expanded in 2H 2013 – Maxwell Arriving in Q1 2014(WCCF Tech)

GK104/GK106をリブランドした新モデルが登場する用である。またNVIDIAはGK208を使用したエントリーモデルの追加も行われるようである。おそらくTitaniumの名を冠するカードも追加されるであろう。GeForce 600 seriesで3種類の“x50”のカードが登場したが、GeForce 700 seriesでもそう違わないことになりそうである。
Reports claim Intel is accelerating 14-nm Atom plans(The Tech Report)
Intel to launch new tablet platforms, smartphone SoC(DigiTimes)

Intelは9月10~12日にサンフランシスコでIntel Developer Forum (IDF) を開催する。このIDFで22nmプロセスのAtom系コアである“Silvermont”を搭載したデバイスが登場すると見込まれている。そして複数の情報によると、Intelは14nmプロセスのAtomの計画を加速させているという。

今年前半にIntelが“Silvermont”のアーキテクチャの詳細を明らかにした際、IntelはAtom系processorにも“tick-tock”の開発リズムを導入すると話していた。そして“Silvermont”は1年毎にリフレッシュされることになるAtom系processorの最初のファミリーであるという。これに続くのがシュリンク版の“Airmont”で、おそらくは2014年のどこかでリリースされることになるだろう。そしてその次のアーキテクチャのリフレッシュ世代はまだ名は出ていないが、“Airmont”と同じ14nmプロセスを用い、“Airmont”の1年後に登場することになるだろう。
Atom "Avoton" processors to launch in Q3 2013(CPU World)

Intelは6月にマイクロサーバー向けの低消費電力Processorである“Avoton”を発表した。“Avoton”は22nmプロセスで製造され、最大8-coreとなり、L2キャッシュ容量は最大4MBとなる。メモリコントローラはDDR3に対応、PCI-Express 2.0を始めいくつかのI/Oを備えたSoCとなる。“Avoton”は22nmプロセスとともに、アーキテクチャもOut-of-orderを採用した新アーキテクチャとなる“Silvermont”となるため、CPU性能が向上する。SSE4やAESなどの新命令のサポートも行われ、さらに電力管理機能も追加される。

Intelの発表では“Avoton”は2013年下半期にローンチされるとあった。CPU Worldで見つけた情報によると、“Avoton”は2013年第3四半期のリリースが計画されている。
AMD Offers New Multi-Core R-Series CPUs and Discrete AMD Radeon GPU Bundle(techPowerUp!)

AMDは組み込み向けProcessor製品となるR seriesの新モデルを発表した。同時により高い性能を求める層により多くの選択肢を与えるべく、組み込み向けの単体GPUの販促プログラムを開始した。

新たに追加されたR series CPUは4-coreまたは2-coreで、周波数は2.20GHzから3.20GHz、TD`は17~35Wとなり、NASのような高いx86演算性能求められる用途を念頭に置いている。またデジタルゲーミングやデジタルサイネージなどハイエンドのVisual性能が求められる用途では高いx86演算性能に加えて、最先端の単体GPUが必要となる。AMDは単体GPUの販促プログラムを開始し、CPUと単体GPUを最大20%程価格を抑えて提供する。
Energy-efficient AMD A10-6700T APU Goes on Sale This Week(techPowerUp!)
「日本限定みたいですよ」(8/20) ・・・某ショップ店員談(hermitage akihabara)

AMDのSocketFM2対応・デスクトップ向けのEnergy-efficeint APUとなるA10-6700Tは今週末に発売される見込みだ。A10-6700Tはコア数はA10-6700と同じ4とし、その他の機能も維持しながらもTDPを45Wに抑えた点が特徴である。
AMD Radeon HD 7000 Series Won't Fully Support DirectX 11.2(techPowerUp!)

第1世代のGraphics Cone Nextアーキテクチャを使用したGPU―コードネームであれば“Southern Islands / Sea Islands”、製品名であればRadeon HD 7000 series / 8000 seriesとなるが、これらのGPUではDirectX 11.2の完全サポートは行われないという。

DirectX 11.2 APIはWindows 8.1専用となり、“D3D tiled reouces”などの複数の革新的な一般向け3D機能が搭載される。

AMDの技術者であるLaylah Mah氏によると、Microsoftが用意したDirectX 11.2の最終スペックはAMDが予想していたものとは異なるものであったという。Mah氏はRadeon HD 7000 series / 8000 seriesがDirectX 11.2に対応できないのはハードウェアレベルではなくドライバの問題だと強調した。次世代ゲームコンソール―Microsoft Xbox OneやSony PlayStation 4のGPUは現行のAMD GPUのマイクロアーキテクチャと基本的には同一であり、またXbox Oneは最新のDirectX 11.2に力を入れるだろう。

Radeon HD 7000 seriesでのDirectX 11.2の完全サポートが行われないという話ですが、同時にDirectX 11.2の完全サポートができないのはハードウェアレベルの問題ではなく、ドライバレベルの問題だとも述べています。そうであるのなら、ドライバが改良されればRadeon HD 7000 seriesでもDirectX 11.2をサポートできるのでしょうか。
Plextor shows new M6 SSD and M2-versions(Hardware-Infos.us)

先日開催されたFlash Memory Summit and ExhibitionでPlextorはM6 solid-state driveのサンプルをお披露目した。また同時にM.2インターフェースを用いた初のSSD製品も明らかにされた。M6 series SSDはM5 series SSDの後継となる製品である。なお価格や登場時期は明らかにされなかった。

M6 series SSDのスペックについてはぼやかされた。おそらくはまだファームウェアのチューニングが完了してないためであり、完了し次第読み込み・書き込み速度が明らかにされるものと考えられる。公開されたM6 series SSDはアルミ製の筐体に入れられていた。
ASUS Introduces Z87-Deluxe/Quad: World’s First Thunderbolt 2 Certified Motherboard(AnandTech)
ASUS Announces Z87 Deluxe Quad Motherboard(techPowerUp!)
ASUS Z87 Deluxe Quad Motherboard has Thunderbolt 2(Guru3D)
ASUS announces the Z87 Deluxe/Quad, world’s first Intel Thunderbolt 2 certified motherboard(VR-Zone)

ASUSはIntelからThunderbolt 2 technologyの認証を受けた世界初のマザーボード―“Z87-Deluxe/Quad”を発表した。っこの“Z87-Deluxe/Quad”は元々は10Gbpsとなる4基のThunderbolt channelを2基に組み合わせることで、双方向20Gbpsの転送速度を実現する。チップセットはIntel Z87を搭載し、第4世代Core i processorに対応する。“Z87-Deluxe/Quad”はThunderbolt 2ポートを2基搭載し、合計で最大12のデバイスを同時に接続できる。
AMD Hawaii-based graphics cards to mass ship in October(DigiTimes)
AMD To Commence Mass Shipping of Hawaii GPU in Early October(WCCF Tech)

AMDは次世代ハイエンドGPUとなる“Hawaii”のアナウンスを準備している。上流サプライチェーンの情報によると、ASUSやMSI、PowerColorなどのグラフィックカードベンダーは“Hawaii”搭載グラフィックカードの大量出荷を10月と見込んでいるという。

新たなハイエンド製品を迎えるため、AMDはRadeon HD 7990を含むRadeon HD 7000 seriesの値下げを始めた。

一方NVIDIAは利益が予想よりも下回ると見込んでおり、すぐには値下げを行わず、“Hawaii”の性能を見極めてから動くことになるだろうと情報筋は指摘している。

“Hawaii”は9月にFireProが登場し、10月にRadeonが登場するなどという話も出ていますが、今回の10月大量出荷という話も今までの情報にほぼ沿っています。