令和元年を謎かけでしめるのは前田ティーチャーの教え子

今週はどうしても都合つかずという事で、クリスマスイブにお客さんとの食事会でした。残念ながら終了して帰った時点でほぼ終了してしまっていたものの、BOOWYの1987年12月24日の解散ライブがBS日テレで放送されてました。
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頭の中であまり繋がってなかったのですが、奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」の放送中に佳子さんが大ファンだったBOOWYは解散していたということを改めて認識しました。
今回のライブの放送はきっと佳子さんもリアタイされていたと思いますので、僅かでも時間を共有できたという事で、自分へのクリスマスプレゼントということにしておこうと思います。
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ご自身がBOOWYの大ファンという事で実現の「プラスティック」は先日もご紹介させて頂きましたが、氷室さん作曲の「STORMY NIGHT」も良い曲だと思います。以下のオリコンミュージックで試聴できます。(宣伝ではないですが、少しでも圭子さんの活動を知って頂きたいです)

さて、今回が令和元年最後という事で、前田ティーチャーの教え子ことM君の謎かけで下半期の記事を振り返ってみます。まずは、M君の自選での3作品です。

「引っ越しの御挨拶に「スター爆笑Q&A」をどうぞ」より
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お題は「引越し」です。
小学生がいる家庭の引っ越しと掛けて
台風シーズンの野外フェスと解く
その心は
テンコウが心配です

8月にyahooブログからFC2ブログに引っ越しをしましたが、何とか無事に読者の方が
ついてきていただける様で良かったです。

「備後三原の酔心が少女の二日酔いの記憶を呼び起こす」より
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お題は「二日酔い」です

二日酔いの朝と掛けて
世界の港を巡る船乗りと解く
その心は
コウカイばかりです

これは同意できる方多いのではないでしょうか?特にこのシーズンは多そうです。
圭子さんも当日は辛かったのだと思います。

「もしもかずら橋が屋島にあったら」より
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お題は「かずら橋」です
周辺に何もないかずら橋と掛けて
集団での弱いものイジメと解く
その心は
ヒキョウと言えます

「こんな学園みたことない!」聖地巡りは数々行わせて頂いていますが、最も危険な遊戯だったといえる回です。謎かけの出来も良いですが、M君の最大のピンチの再現でした。

最後に自分としてもう一つ選ばせて頂きたいと思いますが、なかなか難しいです。以下の二つは、謎かけとしては好きですが、記事の無駄な熱さが少し足りないかなと思います。

「女木島でモルモットになったのは前田ティーチャーの教え子」より

いだてんに登場予定のチュートリアル徳井と掛けて
大阪府吹田市の警官襲撃事件と解く
その心は
コウバンの危機です

「奥田圭子さんは日の本一の兵に守られたのか?」より

前田ティーチャーと掛けて
高級和牛の焼き肉屋と解く
その心は
エーゴが専門です

という事で、以下とさせて頂きたいと思います。

「千歳烏山の西友を探ります」より
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京王線しか乗った事がない子供と掛けて
来季のエンゼルス大谷翔平と解く
その心は
トウキュウが見たいです。

「こんな学園みたことない!」を観たいという熱さを持っているのは自分だけでは無かったことを実感できた非常に貴重な機会だったという事で選ばせて頂きます。郊外駅のどこにでもありそうな西友が輝いて見えた瞬間でした。

今年も最後までお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。来年は、何とか皆様がさやか先生と再会頂ける様、微力ながら頑張っていきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。
それでは、このあたりで今年最後のM君の謎かけで締めさせて頂きます。お題は「年末」です。

年末に流れる曲と掛けて
工務店の忘年会と解く
その心は
ダイクで騒がしくなります

それでは、皆様よいお年をお迎えください。
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ころばし屋は高松からソウルへと逃げきったのか?

先週は韓国へ行ってたのですが、この間blogで書いたこともあり、ダンキンドーナツが食べたくなり、空港で買いました。久し振りに食べるとおいしいですね。
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日本では食べれないからと喜んでたのですが、ふと振り返ると551の豚まんも、以前関東在住時は関西帰るたびに買って、新幹線で飯テロしてましたが、いざ関西住みに戻ると、1年以上は食べてないです。食べれないと思うと、余計食べたくなるというのは不思議なものです。

そして韓国で泊まっていたホテルでは、テレビで日本のBSは映ったものの、画面が止まっていたり、声が聞こえなかったりという通信不具合な状況でした。WiFiは無事に使えてましたし、情報入手への支障はそれほどなかったものの何となく物足りません。

そんな中、滞在2日目はゆっくり出発で10時前まで部屋にいたのですが、声の出ないテレビを、一応映していると「お助け同心が行く」をやってました。
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自分も現金なもので奥田佳子さんの出演回終了したところで、以降のチェック忘れており、帰国したら又、佳子さんの出演回見ようと思いながら、トーキーの様な画面を何となく観てました。
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音は聞こえないのですが、必殺はじめ時代劇の数は観てきただけは有って、時代劇リテラシーはそれなりに高くなっている様で、中西良太さんが何か過去を背負っており、宮田早苗さん(おキレイです)とは元夫婦、横光克彦さんが一見善人そうで実は悪役なのかなとか大体の雰囲気は理解できました。
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更に横光克彦さんの手下役で、まさかの関根大学さんがご出演されてました。奥田佳子さんがゲストでご出演の作品に話数は違えど、ころばし屋こと関根大学さんも出演されており、その勇姿を異国の地で見れるとは、これまた勝手に「こんな学園みたことない!」との縁を感じます。もしかすると鳩山との対決の後、殺し屋は海外に逃げたのかもという妄想まで湧いてきます。
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更に誰にも同意してもらえない話で恐縮ですが、10年以上前に上海のホテルで「必殺仕置屋稼業」の”おはっちゃん”こと、石原初音さんが出演されていた「がんばれ!ベアーズ」をたまたま見てびっくりした事を思い出しました。
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仕置屋ご覧の方であれば、ご理解いただけると思いますが、石原初音さんの場合、声に特徴ありすぎるので、今回の様なトーキー状態では絶対分からなかったという変な自信があります。
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また脱線してしまいましたが、今回もそんな関根大学さんも参加されていた、奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」の高松ロケ編の聖地(ロケ地)探訪の中から、屋島寺につきましてご紹介させて頂きます。
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12話の中で、一条寺さやか、鳩山先生、お京、夢子の4人は鳩山先生が借りたレンタカーでの高松観光の中、屋島寺へと向かい、参拝する4人、少し離れた場所から4人を監視する関根大学さん演じる殺し屋がいるという構図です。
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まずはM君に再現してもらいます。大雨の為か、周りに人がおらず、いつ通報されても不思議のないスタイルながら、あっさり写真は撮れました。
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ただ、映像では後ろに立派な瓦が映ってますが、同じ様な角度で映りこむものが見つかりませんし、門の雰囲気も違う気がします。
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千社札もありませんので、もしかすると別撮りかと思いましたが、このシーン参拝しているさやか達からズームアップされてますので、そういう事では無さそうです。
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こんな看板があったので、千社札はどこかで剥がされたという事かもしれませんが、一方でお賽銭箱の形状は劇中と一致して見えますので、場所も恐らく同じではないかと推測してました。
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ただあまりにひどい雨の為、周辺を十分な確認できていない面もあると思いますので、次回訪問機会があれば、再確認したいと思います。

そんな事を考えていると、宇高連絡船以来続いてきた宇高航路が先週で営業休止という報道が入ってきました。「こんな学園見たことない!」が放送された32年前は、瀬戸大橋の開通直前だったこともあり、この航路は本州と四国を結ぶ大動脈だった筈で、次回の高松行きには使ってみたい気持ちもあっただけに残念です。

それでは、今回もM君の謎かけでそろそろまとめさせて頂きます。
お題は、賽銭箱です。

景気が良い時代の賽銭箱と掛けて
捜査令状と解く
その心は
サツが入ります

それでは、いよいよ今年も残り少なくなってきましたが、皆様お身体お気を付けください、
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もしもかずら橋が屋島にあったら

いよいよ12月も半分まで来まして、今年も残すところ2週間強です。
先日久しぶりに京急に乗ったのですが、以前有ったあるポスターがありません。
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それは、「おいでまあせ 高松」というポスターで、年末に向けてテンション高めようと思っていただけに見つけれなくて残念でした。調べると9月のみ貼ってあった様です。逆に、めったに乗らない京急でたまたま9月のポスターが見れたと高松に選ばれた様な気持ちになってきます。

「ちょっと、何言ってるかわからない」といつも通り、思われてしまってそうですが、年末といえば、当ブログ的には奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」の高松ロケ編について語らない訳には行きません。
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ご存じない方の為に簡単に補足しますと、「こんな学園見たことない!」は高松に本社のあったカタログ販売のセシールの1社提供番組で、年末の2回の放送分に関しては、スポンサーの招聘による高松ロケ編でした。
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高松には2018年の5月に訪れ、撮影場所を探訪の上、現地でM君にモルモット小父さんとして活躍してもらい再現に取り組んでました。以下の記事等、ご参照頂ければと思います。
これまでも数々の聖地(ロケ地)をご紹介しておりますが、今回は撮影協力にもクレジットされている屋島の四国村から聖地をご紹介させて頂きたいと思います。四国村は、どこから紹介して良いかわからない位、まさに聖地中の聖地といえるくらい撮影に使われている場所と認識はあったのですが、屋外の場所も多そうなので、訪問当日は午後からの雨予報だった事もあり、オープン早々に向かう事としてました。
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まず、修練中のさやかのヌンチャクを頭に受けて気絶してしまった鳩山が倒れこんでいた橋がある事は、事前の確認で把握してましたので、まずはそちらに向かう事とします。
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入り口からすぐに徳島の「かずら橋」を模した橋が掛かってます。かなりゆらゆら揺れているので、渡るのも何となく落ち着きません。実際、撮影の際にも圭子さんも歩きにくそうです。
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朝が早くて、小雨もパラついてるので、誰もいないかと思いきや、渡ってくる人もいて、「何しにきてんねん!」と思わずキレそうになりますが、我々が一番言われても言い返せないポジションにいることに気づき、その方が通りすぎるのを冷静に待ちます。
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そのうえでまずは横たわってもらおうとしますが、明らかに放送当時に比べても橋板の隙間が開いてきてる感じがすることと、小雨がパラついてきたこともあり、M君的には出川哲郎さんの様な気分になってたかと思いますが、泣いて馬謖を斬るの例えを思い出しながら、横たわってもらいます。(たとえおかしいですね・・)
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橋に倒れてるのが鳩山先生である事に気づいて驚く、さやか先生です。
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それでも写真を撮ってから、折角ならヌンチャクもと思い置きに行きましたが、ヌンチャク置く場所間違うと落ちそうな隙間ですし、その為に橋が更に揺れてしまってます。隙間は空いているわ、ゆらゆら揺れているわで、これが、ハングマンのハンギングなら洗いざらい自供してしまう様な気分だった様です。とても危険だと思いますので、これを最後に再現は控えて頂いた方が良いかと思います。もし、万一昨年5月以降で再現された方いらっしゃいましたら、是非教えてください。

それでは今回は本編でも大活躍のM君の謎かけで締めさせて頂きたいと思います。
お題は徳島のかずら橋です。

周辺に何もないかずら橋と掛けて
集団での弱いものイジメと解く
その心は
ヒキョウと言えます

今日でYahooブログは完全終了です。これまで訪問頂けました方ありがとうございました。引き続きこちらのブログで細々と語り続けていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
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ワルキューレさやかは惑星マリスに京阪で向かうのか?

先日、制作会社への嘆願書を以下のTweetにもある様に、ご発信頂きました。
リトルノ様、そしてご支援を頂きました皆様、本当にありがとうございました。また再びこの番組を観たいという皆様の気持ちを、これからも少しでも盛り上げていかねばと決意を新たにしてます。

そうやって気持ちを高めていた中ですが、今年の流行語大賞が発表されてました。「タピる」という言葉も選出されてましたが、確かによく通る住宅街の駅の近くでも、突然タピオカ屋ができたりしてます。
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聞いた話では、肉厚のストローを使う”タピる”効果で今年のストロー用プラスティックの消費量は過去最高だとの事です。ストロー使う使わないで騒ぎながら何故という疑問もあるかと思いますが、確かに肉厚のストローでないとタピれないのでしょうね。個人的には海洋プラスティック問題の主因は捨て方で、別にストロー自体には何の罪も無いですし、プラスティックの利便性が、これだけの人口、経済を支える下支えになっているのは間違いないことだと思いますので、表面的でなく、もう少し定量的で冷静な議論が必要だと思ってます。
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この辺りの事、奥田圭子さんの名曲「プラスティック」を聴きながら、色々考えていければなと思います。(改めて作詞、作曲、編曲のメンバー凄いですが、自分にとっては、唄われている圭子さんが一番魅力的です。)

さて、先だって奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」の貴重な資料の数々をリトルノさんから頂いておりますので、今回はその中からご紹介させて頂きます。
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写真は32年前の1987年12月6日に放送された9話「一郎の反撃」の回の宣材写真です。
説明書きの時点でのタイトルは「一郎反撃 烏山興業の策略」となっています。
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そして、その写真が使われたテレビガイドが手元にありましたので、比較すると星のアクセササリーのチェーンの形状もはっきりわかり、さすが宣材写真という感じです。テレビガイドの方も、やはり”ワルキューレさやか”は変身で、もとの姿に戻るという表現になるのか・・と内容読んでましたが、それ以外にも何か違和感を感じます。皆様も分かられますでしょうか?
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「そう。あんたの思った通りだよ。師岡さん」という所ですが、サブタイトルが「惑星マリス絶体絶命!」となってます。この誤植に気づいた時は、”ワルキューレさやか”なら、惑星の危機を救えるのか?、流石に無理だよな、等と心の中でツッコミながら、またまた酷い間違いだなと思ってました。

先日ふと気になって、これは何の番組と間違えたのだろうと思って調べると、「赤い光弾ジリオン」というアニメの最終1話前の30話のサブタイトルでした。自分はアニメはあまり観ない為、残念ながら詳細知らなかったのですが、この番組には、「京都アニメーション」が制作協力として関わられていたみたいです。
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そんな中、所用で京都アニメーション第1スタジオの有った六地蔵へと行く機会ありました。京都アニメーションのある京阪宇治線沿線は「響け!ユーフォニアム」の舞台となっており、アニメの中にも実景が多く登場し、六地蔵駅も登場する様で京阪電車とのタイアップイベントが実施されていました。
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事件後、一旦イベントは延期になったのですが、最近再開されてました。六地蔵駅にも立て看板があり、自分と同世代位の男性二人がその前で写真を撮られてました。
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自分も「こんな学園みたことない!」の聖地巡りしてますので、作品は違えど、想いは理解できるだけに、作品を愛する人の気持ちに触れた事で、よりやるせない気持ちが強くなってきます。
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また、二つ隣の黄檗駅前のお店にも「響けユーフォニアム」のグッズが飾られたりしてました。
あまりにも凄惨な事件の後ですし、喪われた人命が多すぎて、軽々には言えないのですが、作品を愛する人の気持ち、そして背景に使われた街の風景がまたファンの方に力を与えるという循環の中で、作品は生き続けていくのだと思います。再び、この地から新しい作品が生み出されて行って欲しいと切に思います。

昨年までの段階で気づいていれば、ただの誤植で終わっていたと思うのですが、このタイミングとなったのは、さやか先生が事実を改めて自分に気づかせてくれたような気がしています。

今回は少し切ないトーンとなってしまいましたが、この辺りで恒例のM君の謎かけで締めさせて頂きたいと思います。お題は、六地蔵です。

六地蔵へのアクセスと掛けて
髪を染めて登校した高校生と解く
その心は
ケ イハンです

毛、違反と書かないとちょっと分かりづらいですかね。それでは次回も宜しくお願い致します。
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「こんな学園みたことない!」のターゲット視聴者は中学1年生なのか?

11月は奥田圭子さん主演「こんな学園見たことない!」再放送、ソフト化に向け、賛同を集める月間という事で、Twitterで呼びかけをさせて頂いておりました。ご協力頂けました皆様本当にありがとうございました。https://twitter.com/shining_1985/status/1188429767478931456
実現に向けては、まだまだ頑張らねばと思ってますので、今後ともよろしくお願いいたします。

Twitter経由で新たにお越しの方もいらっしゃると信じておりますが、残念ながら本放送以来視聴の機会のない「こんな学園見たことない!」については、番組名ご存知でも「スケバン刑事」、「セーラー服反逆同盟」みたいな番組というイメージの方が多いのかなと思います。

そのイメージは完全には間違えてはないのですが、主人公は学生ではなく、新人の魅力的な美人先生であり、同僚教師との恋模様、人格者の学園長の追い落としを図る教頭と腰巾着の教師との対立、生徒とのふれ合いの中、成長していく姿が描かれていくという様に、70年代の日テレ系の日曜8時台の青春ドラマを想起させる作風です。教頭を伊東四朗さん、腰巾着が船越栄一郎さん、恋愛対象の同僚教師は古尾谷雅人さんとキャスティングは非常に豪華です。
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ただ80年代末期の青春ドラマはそれだけでは許されなかったのか、主役の先生が、変身(!)して学園の危機を救うという部分が追加されているのが特徴で、変身後の”ワルキューレさやか”の毎回の活躍がこの番組の大きな魅力です。
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そして意外と見落とされがちな気がしますが、この番組の舞台は高校でなく私立の中学校です。
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少しうろ覚えな部分もあるのですが、「仮面ライダー」はじめ多くの東映ヒーロー作品のプロデューサーとして著名な故 平山 亨氏が「5年3組魔法組」企画時の話として興味深いことを語られておりました。「5年3組魔法組」の本来のターゲットは小学校の低~中学年も、3年生を主人公に設定すると、それより上の学年は見てくれないので、あえて5年生に設定したというお話を、高校生が主役の学園ドラマは大学生は見ない事を例えとして話されていたと思います。
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自分も「5年3組・・」放送当時は低学年でしたので、5年になったら3組になりたいなと思って観ており、平山Pの思惑通りの視聴者だったと思います。残念ながら、いざ5年では2組だったので、3組のメンバーに「魔法組」で羨ましいなと言っても、放送後、結構時間経過していたので、反応無かった気がします。ドラマにはまり色々覚えてるのは当時から成長してないです。

因みに中学が舞台の「ウルトラマン80」も、”金八先生”の影響もあるでしょうが、ウルトラマンを小学高学年から中学生も観てほしい故に、中学設定にしたという話を聞いた事があります。
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その観点からすると、「こんな学園みたことない!」のメインターゲット層は小学校高学年から中学生になりますが、確かに変身という要素はそうなのかも?と思います。実際、ファンレターは小中学生からが多かったそうなので、その層には間違いなく届いていたことになります。

一方でキャストの豪華さ、作劇からはターゲットを限定している印象は感じないです。
自分は当時高校生ながら、「老けた中学生・・」位に思いながら、あまり気にしてみてませんでしたが、設定を中学生に置きながら、あまりそう見えないキャスティングをしたのは、高校生より上の視聴者を取り込む為だったのかもしれません。
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ターゲットを考慮しての中学生設定なのか、金八先生辺りからの発想なのか、当時のスタッフの方や、企画書お持ちの方等もしお読みでしたら、是非ご教示頂きたいと思います。

検証してると収拾付かないのですが、今回中学生設定という事を改めて考えるきっかけになったのは、当時の中学生向けの雑誌「中1コース」1987年11月号を入手した事も大きいです。
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秋の新番組という事で、10月スタートドラマが紹介されてます。竹本孝之さん、立花理佐さん、中井貴一さん等のドラマに並び「こんな学園みたことない!」もしっかり紹介されてます。
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紹介内容は相変わらずという感じですね。どうしてもさやかをドジでのろまにしたい何らかの勢力が暗躍していたとしか思えない位です。また、1話のみの友情出演の柳沢慎吾さんが、妙にアピールされてます。この辺りも謎ですね。
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「中二コース」、「中三コース」はたまた、旺文社の「中一時代」等でどんな紹介されてたのかは気になりますし、更に言うと小学館の学年誌、学研の学習、科学、旺文社の小5時代等、改めて考えると、当時の媒体の多さにゾッとしながら、まだまだ未見な情報多そうなことにゾクゾクします。(ただの病気だと思います)
当時は色々あった学年誌も、もはや「小学一年生」のみというのも寂しいです・・。

では、今回もM君の謎かけで締めさせて頂きます。お題は「中一コース」です。

中一コースと掛けて
11時30分と解く
その心は
ショウゴには少し早いです

それでは次回も宜しくお願い致します。
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プロフィール

夢 時次郎

Author:夢 時次郎
奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」30周年を記念し、レビュー実施しました。関連する記事、画像につきましては、時代背景をご理解頂く為に引用させて頂いております。全24話詳細レビューは書庫”全話レビュー”にあります。
コメントは公開時期に関わらずお気軽にお寄せください。但しこのブログに関連しないと判断される投稿につきましては削除させて頂く場合もございますので、ご了承ください。

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