2023/05/28
井森美幸さんは「天使のアッパーカット」に引き継ぎを行ったのか?
早くも5月最終週ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?暑かったり、朝夕がかなりひんやりしたりとなかなか難しい季節です。
そんな中、アメトークで「井森美幸大好き芸人」が放送されてましたが、ナイトinナイトの関係で、関西では日付が変わってからの放送でもあり、しっかり見逃していたので、Tverで確認しましたが、改めて井森美幸さんの対応力、テレビ職人としての立ち位置の凄さを実感しました。
たまたま週末のフジテレビONEのプロ野球ニュースの司会の井森さんを見て、更にその想いを強くしましたが、自分が若年の頃からほとんど雰囲気が変わらず、テレビに出られているお姿を拝見すると、元々がどういうポジションの人なのか分からなくなりますし、今の若い世代の方であれば、確実に分からないだろうと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、井森美幸さんは1984年のホリプロスカウトキャラバンで
グランプリ受賞し、1985年の4月21日に歌手デビューされてます。
つまりは奥田圭子さんと同期の1985年デビューのアイドルという立ち位置になります。圭子さんのデビュー当時の記事を集めていく中では、当然の様に井森さんのアイドル時代の情報も一定程度目に留まります。
浮き沈みの激しい芸能界で現在まで事務所も変わらず38年の芸歴を重ねている井森さんは本当に凄いです。
一方、佳子さんもアイドルとしての活動は3年程度も、その後女優としては約15年の活動されていたことは意外と拙blog以外で語られていない気はしますので、そのあたりはやはりここで語り続けねばと思います。
そしてまもなく放映開始から37年を迎え、来月にはTBSチャンネル2での再放送も控える奥田圭子さんの実質的な女優デビュー作とも言える「天使のアッパーカット」ですが、その前番組が井森美幸さん主演の「遊びじゃないのよ、この恋は」という縁もありました。
共演は宇津井健さんや、石立鉄男さんという「ザ・大映ドラマ」のキャスティングですし、高樹澪さんが、「スチュワーデス物語」の片平なぎさんの様に、ヒロインの恋路に立ちはだかったりというドラマだった様です。当時見た事はありますが、それ以来なので、記憶が残念ながら非常にあいまいですが、この回の記事のTVガイドの裏面が圭子さんの一面広告でした。
この広告の様なニアミス?もあるものの、同期デビューながらあまり直接の共演の機会が思い浮かばないお二人ですが、「遊びじゃないのよ、この恋は」で女優デビューをした鈴木保奈美さんを主演に「おんな風林火山」が、「天使のアッパーカット」の最終回と同じ週に始まったり、主人公の恋人役の井上純一さんは「月影兵庫あばれ旅」のゲスト時には圭子さんの道行の相手であったりと同時期の活動開始という事もあり、無理からの縁はそれなりにあります。
朝ドラやスーパー戦隊では、前作の主人公との引継ぎ式みたいなものはありますが、「遊びじゃないのよ、この恋は」と「天使のアッパーカット」ではそういう機会は有ったのでしょうか?
余談ながら、円谷プロ制作の「ウルトラマン」が制作が間に合わず39話で打ち切られ、急遽、東映製作の「キャプテンウルトラ」が制作される事となり、両番組の引継ぎパーティーの席で東映側の平山亨プロデューサーがムラマツ隊長役の小林昭二さんにほれ込み、のちの仮面ライダーのおやっさんこと立花藤兵衛のキャスティングに繋がったという話も聞きますので、仕事でもそうですが、引継ぎや人の縁というのは非常に大事と思います。
(余談ついでに言うと、現在の感覚ではウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンと数えがちですが、ウルトラセブンの前番組のキャプテンウルトラをウルトラシリーズに入れるべきかはマニアの間でも難しい問題のようです。youtubeで一部の回が観れますのでご参考に)
同じ大映テレビの制作のドラマなので、ある意味当然も「おんな風林火山」も「遊びじゃないのよ、この恋は」と「天使のアッパーカット」から一定数キャストが引き継がれているのも面白いところです。(例えばこのお二人は、「おんな風林火山」では上杉謙信、上杉景勝役で共演されてます)
圭子さんにとっては「天使のアッパーカット」での縁から、その後の大映テレビの作品に呼んで頂いている流れであることも改めて感じます。(以前にまとめた内容です)
それではこの辺りでM君の謎かけで締めさせて頂きます。
お題は井森美幸さんをイメージして「バラドル」です。
バラドルと掛けて
連勝中の阪神タイガースと解く
その心は
今日もバクショウの予感がします
我がバファローズは負けてしまいましたが、今日もタイガースは勝った様ですね。
それでは次回もよろしくお願い致します。