キラメイピンクとワルキューレさやかの共通点は何か?

雨続きのお盆から、突然に夏の猛暑が帰ってきて、体がなかなかついていけない日々の中、ズレズレになっていた甲子園も本日決勝で、なんと和歌山と奈良の隣県対決、更に同じ智辯同士という事で、こんなご時世でも、色々面白いことはあるなと思います。(実際、智辯学園も奈良と言いながら、かなり和歌山よりです)個人的には、智辯和歌山は親戚の家の近くで設立時から知ってますので、喜ばしい結果です。両校の敢闘を称えたいです。

そんな中、イデ隊員こと、二瓶正也さんの訃報を聞き、時の流れの中で仕方がないとは思いながらも、自分の幼少の頃に夢を与えてくださった方が亡くなられるのは非常に寂しいです。

二瓶さんは「マイティジャック」や「ケンちゃん」シリーズ等へのご出演もありますが、やはり自分はイデ隊員の印象が強いです。
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基本ギャグメーカーながらも「こんなこともあろうかと」とスペシウム光線と同じ威力のマルス133をさらっと2丁準備しておいたり、宇宙語の翻訳機を開発したりと相当できる男です。
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一方で、”ジャミラ”の抹殺を命じられ、初めは嬉々として任務にあたるも、ジャミラが宇宙開発戦争の犠牲者と知り、戦いを放棄しようとしたりと非常にナイーブな面も持ち合わせてます。

二瓶さんという役者さんの力が、演出陣、脚本陣に色々な形で影響をしたのだろうと思います。
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北海道新聞のコラムにも取り上げられていたそうですが、ジャミラが登場する「故郷は地球」のラスト、ジャミラの墓標に彼を讃える言葉が刻まれているのを見て、「犠牲者(偽善者にも聞こえます)はいつもこうだ。言葉だけは美しいけれど・・」とつぶやくイデ隊員の姿は、小学生当時の自分にも非常に印象的でした。二瓶正也さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

この「故郷は地球」の回の脚本を書かれたのは、先週ご紹介した「アイアンキング」の脚本や、奥田圭子さんもご出演されていた「おんな風林火山」の原案とメインライターを務められた佐々木守さんです。(画像は奥田圭子さんファンクラブ会報より)
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特撮作品では社会派的なイメージの強い佐々木さんですが、大映テレビでは1970年の「おくさまは18歳」などのコメディードラマも手掛けられており、「おんな風林火山」の春日千春プロデューサーとも、その時からのお付き合いだったようです。
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春日プロデューサーは、我らが奥田圭子さんが、アイドル歌手から女優へと転身していかれる過程には、大きく関わられていると思われます。1985年に歌手デビューされ、初年度は一定の実績出されていた圭子さんですが、結果だけを見ると「天使のアッパーカット」、「おんな風林火山」が放映された1986年においては少し足踏みをされていた様に感じます。
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1986年も「家族」(作詞:秋元康氏 作曲:森田公一氏)をリリースされているものの、前年の「プラスティック」に比べると、ご本人が望まれた路線と少しズレがあったのか、歌手活動には少し限界を感じられていたのかもしれません。

そのままの状態では、圭子さんがもしかすると2年目でそのままフェードアウトしてしまう可能性もあったのではと考えると恐ろしくなりますが、そこからどういう経緯で「天使のアッパーカット」の準主役、それもかなり難しい役に、殆ど演技経験のなかった圭子さんが抜擢されたかは、非常に興味があります。
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オープニングの流鏑馬や、琴、拳法での立ち姿を見て、春日プロデューサーもキャスティングの成功を確信されたと思いますし、結果として、抜擢に十二分に応えられた圭子さんの演技への信頼のもとに「おんな風林火山」へのオファーがされたのだと思います。
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当時は全く意識してませんでしたが、現在から俯瞰してみると、改めて色々な作品と圭子さんの活動が繋がっている事に気づきます。

そして現在の大映テレビといえば、日曜劇場で放送中の「TOKYO MER」の制作もされてます。スタイルはかなり変わってますが、全話を通じての設定の巧みさ、毎回の決め台詞等の在り方は、会社のDNAとして息づいている気がします。

毎回のラストは、MERの超人的活躍により、「死者はゼロです」という報告と共に、危機管理対策室が歓声に包まれるというお決まりの演出があります。
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それこそ「少女に何が起こったか?」で、石立鉄男さん演じる悪徳刑事が小泉今日子さんに毎回「薄汚ねえシンデレラ」と毒づくシーンの様なパターンの美学を思い出します。そして、この毎回の「死者は・・、ゼロです」を告げるオペレーター役は、昨年はキラメイジャーのキラメイピンク役で活躍されていた工藤美桜さんです。
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昨年、webでの書き込みで、圭子さんが工藤美桜さんに似てるかもというコメントを見たことがあり、それから何となく気になって工藤さんの活躍をチェックしてます。非常に魅力的な方だとは思いますが、正直圭子さんとの共通点はあまり感じないですが、皆様は如何でしょうか?工藤さんのご活躍をきっかけに圭子さんにも注目集まれば嬉しいです。
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因みにキラメイジャーではお医者さんという設定だったので、残り数話ながらMERでも表に出る活躍があれば面白いと思います。工藤さんの更なるご活躍期待しております。

それではこの辺りでM君の謎かけで締めさせて頂きます。お題は、見ているだけでも非常にややこしかった「智辯同士の決勝戦」です。

智辯同士の決勝と掛けて
ファイザーとモデルナのワクチンと解く
その心は
コウカは同じなのでしょうか?

自分はこの後は二瓶正也さんが宣伝されていた”サッポロポテトバーべQあじ”を片手に、二瓶さんを偲びながら、「東京MER」を観たいと思います。

それでは次回もよろしくお願いします。
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一条寺拳法の図鑑は完成させる事はできるのか?

雨が続き甲子園もなかなか日程が消化できない中、奥田圭子さんの地元、三原でも水害があったり、各地で陽性者増が下げ止まらずと心配な事が多いですが、皆様も十分お気を付けください。

そんな中で、千葉真一さん逝去の報を聞き、非常に衝撃を受けております。まだ現実感が無いですし、語らせて頂きたいことが沢山ありすぎますので、少し落ち着いた所でと思います。

前回奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」の殺陣を担当された車邦秀さんについて書かせて頂きましたが、車さんもJACを立ち上げたころの千葉真一さんに憧れてアクションがやりたいという事で、長崎から上京されたそうです。上京後たまたま見かけた看板を見て「若駒冒険グループ」のメンバーになられたとの事ですので、千葉さんの存在が無ければ車さんが殺陣師として活躍することはなかったかもしれません。
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因みに若駒はWikiによると大河ドラマの殺陣を担当していた林邦史朗氏が、アクロバティックに動ける人を集める為に始めたアクション集団ですので、車さんが大映テレビ版大河ドラマと言うべき「おんな風林火山」の殺陣を担当されたというのは、非常に適役だったという事なのでしょうね。
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車さんは若駒への参加後、「浮世絵 女ねずみ小僧」で小川真由美さんの吹き替えをされたりと、デビュー当初から、女性の吹き替えをされてたそうですので、もしかするとですが、ワルキューレさやかの吹き替えも一部やられてたのではという気もしてきました。
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前回ご紹介した車さんが棒術使いとしてご出演されている17話ですが、吹き替え時のアクションが何となくもっさりして感じるのはもしかすると、難しいシーンでの吹き替えに車さんが参加できなかった為という可能性もある気がします。
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そんな車さんですが、倉田保明さん主演の「闘え”!ドラゴン」に参加された際に、初めてカンフーアクションを知ったという事です。
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ここでの経験が「一条寺拳法」の殺陣に活かされているのではないかと想像します。この辺りも是非車さんに語って頂き、一条寺拳法の図鑑を完成させたいところです。
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そして車さんは「少年探偵団(BD7)」の殺陣にも参加されていたそうですが、少年探偵団といえば、田舎道で迷いそうになる時、BDバッジを落としておけばよかったとかよくネタに使ってましたが、自分が小学生の時、この番組のスタッフロールで初めて”殺陣”という文字を見て、”たて”とは読めず、”さつじん”って何をするのだろうと思った事も思い出しました。自分でも気が付かない内に相当数、車さんの参加されていた番組に影響されてた事を感じます。(「少年探偵団」は先月ベストフィールドさんからBD発売されたそうですので、懐かしく思われる方は是非ご確認ください。。ベストフィールド様、「こんな学園みたことない!」も何とか初ソフト化をお願いいたします)
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更にヒーロー作品では「トリプルファイター」の後も、若駒のメンバーとして、「アイアンキング」、「レッドバロン」、「マッハバロン」等にも参加されていたとの事です。余談ですが、福岡地区水道企業団のイメージキャラクターとして、現在、このような形で「アイアンキング」が使われているそうです。https://sasatto.jp/article/entry-1313.html
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「アイアンキング」は、以前拙blogでもご紹介させて頂いたことありますが、初期の敵が日本原住民だったり、水がエネルギーで1分しか戦えない為、出てきた瞬間にピンチだったり、二枚目の主人公でなく、副主人公が変身したりと特撮好きの心を揺さぶる要素は沢山あるものの、かなりマイナーなキャラクターと思いますが、令和の世にこのような形で使われるとは、キャラクターとは愛する人の気持ちの中で生き続けるのだなと改めて思います。「ワルキューレさやか」の事も、語り続けていれば皆様に伝わるかもとここでも、エネルギーをもらいました。(水という意味では無いです)
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因みに車さんは「ウルトラマン80」の殺陣も担当されていたとの事ですし、更に「ドリフ大爆笑」などにも参加されたいようですので、その辺りの事は是非Mookを読んで頂ければと思います。
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車さん、車さんと書いていると、どうしても寅次郎やだん吉さんが浮かびますが、このblog的には邦秀さんという事でご理解頂ければと思います。自分は見てないので、何とも言えないのですが、連想ゲームに藤岡 弘、さんが出演された際に、「車」というヒントに対して、「だん吉」と答えたという話を聞くのですが、どなたかご存知の方いらっしゃいますでしょうか?

車さんの参加作品の多さもあり、今回もかなりあちこちへ行ってしまいましたが、この辺りでM君の謎かけで締めさせて頂ければと思います。
お題は、アイアンキングを広告に使った福岡地区水道企業団に掛けて、水道です。

水道と掛けて
日本酒造りと解く
その心は
コウジが必要になってきます

それでは次回もよろしくお願いします。
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ワルキューレさやかの殺陣を担当したのはオレンジファイター

全国各地で豪雨被害出ている様ですが、皆様の地域は如何でしょうか?まだ暫く雨が続く予報となっておりますので、十分にお気をつけください。

先日「かりそめ天国」で、セシールさんの事が話題に出ており、マツコさんや広島出身の有吉さんが奥田圭子さんや「こんな学園みたことない!」に言及してもらえないかと一瞬期待したものの、残念ながらそのような話題には至りませんでした。それでもこれを機に思い出して頂ける方もいればいいなと思います。

そんな中、先だってmakobooさんからコメントも頂いておりましたが、今週発売の「ウルトラ特撮PERFECT MOOK」に奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」の殺陣を担当頂いておりました車邦秀さんのインタビューが載っているとの情報を入手しており、発売楽しみにしておりました。
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今回MOOKに取り上げられている3つの番組を一応簡単にご紹介させて頂きますが、自分もyoutube等でさわりを確認したくらいで、ほぼ見た事のない作品ばかりですので、認識違い等ございましたら、ご指摘をお願いいたします。
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「ウルトラファイト」はウルトラシリーズの新作が途切れて、経営に苦戦していた円谷プロが、過去の撮影分から、怪獣とウルトラマン、ウルトラセブンとの対決シーンだけを抜き出した再利用作品だったのですが、メインターゲットである子供には大うけして、その後、着ぐるみを利用しての新撮分も作られ、結果、「帰ってきたウルトラマン」の制作にもつながったという事ですので、やはり再放送、触れる機会というのは重要だと思います。
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「レッドマン」は数年前に少しネットで話題になってましたが、基本ウルトラファイトと同じくレッドマンと怪獣の戦いのみの番組なのですが、ウルトラファイトと異なり、全くナレーションが入っておらず不穏なBGMが流れる中、平和に歩いているだけの怪獣にレッドマンが突然襲いかかる様にしか見えない構成で尚且つ怪獣の倒し方が残酷な為、近年「赤い通り魔」という異名がついてしまった様です。円谷さんの公式がありましたので、興味おありの方はご参照ください。

そしてもう一つの「トリプルファイター」ですが、こちらも月曜から金曜日の帯番組で、月曜から木曜は兄妹3人がそれぞれに変身して戦い、金曜日のみに3人のヒーローが合体するトリプルファイターが登場するという事で、何かの特撮ムックにドリカムの様なヒーローと書かれてました。 (「決戦は金曜日」という事ですね。今の視点では緑が長男でリーダーというのは逆に斬新だと思います。)
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そして、この「トリプルファイター」に「こんな学園みたことない!」の殺陣担当で、若駒に入ってまだ2年目の車邦秀さんが、女性ヒーローであるオレンジファイターのスーツアクターとして参加されておりました。
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デビュー間もないタイミングで、女性キャラを演じられた事は、ワルキューレさやかの殺陣にも活かされているのかもしれませんので、そのあたりのお話もお聞きしたかったところです。
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車さんですが、今回makobooさんのご指摘で分かったのですが、「こんな学園みたことない!」にも殺陣のご担当だけでなく複数回、劇中にもご出演されている様です。

3話 鏡で、ワルキューレさやかの視界を遮った烏山興業の手下として登場。
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7話 船橋と共にピッチングマシーンを使って、2年A組を攻撃した際の手下として登場。
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17話 ワルキューレさやかと対決した棒術使いとして登場。
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車さんという事は存じ上げなかったものの、3話と7話の手下が同じ人であるとは認識してましたが、棒術の先生は全く意識になかったのですが、改めて確認すると確かに同じ人です。ワルキューレさやかをより強く見せる為に、殺陣師としても全力で貢献頂いている感じがします。

車さんは「天使のアッパーカット」、「おんな風林火山」、「こんな学園みたことない!」と圭子さん女優デビュー当初の3作品に参加されており、圭子さんに殺陣を付けられたのだと思いますが、車さんとしては圭子さんのアクションをどう評価されていたのでしょうか?
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因みに「ザ・スクールコップ」にも参加されてますが、こちらでは圭子さんの殺陣が無かったのが車さん的にも残念だったかもしれないですね。
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今回の「ウルトラ特撮PERFECT MOOK」はまだ書店に並んでいると思いますので、宜しければ是非ご覧ください。

今回のMOOK絡みではまだお伝えしたい事もありますので、浜村淳さんの映画解説(ストーリー全部説明してしまいがち)や、河村市長の映画に関する挨拶の様に、本に書かれているネタ全部を話さないよう、気を付けながら、次回に続けさせて頂きます。

それでは、この辺りでM君の謎かけで締めさせて頂きます。お題は「決戦は金曜日」です。

決戦は金曜日と掛けて
ノストラダムスの大予言を信じた人々の
1999年と解く
その心は
シュウマツを迎えます

それでは次回もよろしくお願いいたします。
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「こんな学園みたことない!」聖地巡り旅 砧 大蔵 

8月も2週目という事で、例年ならばそろそろお盆休みが始まるという時期も、昨年、今年と非常に厳しい夏が続きます。旅行は勿論、好きな作品の聖地巡り、お城巡り、テツ旅、帰省等気兼ねなく動ける日々が早く訪れてほしいと切に願いながら、前回に引き続き奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」の聖地(ロケ地)について書かせて頂きます。
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「こんな学園みたことない!」の撮影は、新東宝の流れをくみ、「セーラー服反逆同盟」でも使われていた阪急阪神東宝グループの砧の国際放映のスタジオで行われてました。
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因みに砧(きぬた)はウルトラマン育ちとしては、響きに馴染みがあり小学生から読める地名でしたが、多分一般的には難読地名ですよね。
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前回、ご紹介したフグの水道があるのは世田谷区の大蔵運動公園ですが、こちらの公園から国際放映までが徒歩約10分、そして国際放映から炉ばた亭のあるウルトラマン商店街までも徒歩10分という位置関係です。撮影にも便利だったのでしょうし、聖地巡りをする我々にも有難い立地条件です。
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聖地巡り当日は、千歳烏山の西友を皮切りに、経堂さやかさん宅、撮影に使用された学校等を訪問しておりましたが、最初は若干ぎこちない部分は有ったものの、中高生時代に同じ番組を愛する者同士は通じ合うものがあり、14時過ぎに大蔵運動公園に着くころにはすっかり馴染んで、数か月前まで全く知らないメンバーにも関わらず、自分としては同窓会的な気分も感じてました。
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そんな中で到着した大蔵運動公園はまさに聖地中の聖地ともいえる場所です。地図の様に、かなり大きな公園ですので「こんな学園みたことない!」ファンの方であれば、一日いてもニヤニヤできる場所で、本当に何から伝えればいいのかわからないまま、時が流れてしまいそうな位、撮影に使われている場所ではあるのですが、まずは今回の聖地巡りのキッカケとなったフグの水道のある幼児園につきご紹介します。(フグは鳩山の鳩山の後ろにもしっかり映りこんでます)
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地図で分かりにくいかもしれませんが、幼児園は地図の左端のアスレチック広場の隣にあります。
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ベンチの位置関係が変わっていたり、ワルキューレさやかが登場時に着地したジャングルジムが無くなっていたりはあるものの18話の殺陣からラストシーンに掛けて、この場所が使われていること、改めて確認できます。
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ワルキューレさやかとして赤胴男を倒したのは、このブランコの前だと思いますし、変身を解いたさやか先生の後ろに映っている金網はすぐ横のテニスコートのものだと思います。
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撮影は同日だと思いますが、この場合、圭子さんの衣装替えはスタジオまでのこの距離感であれば、一度戻られてという事だったのかなとかと思います。(劇中では一瞬で変身してますが)
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またこの象さんの形の滑り台も特徴的です。遊具自体当時の物と入れ替えを行っているのかは分かりませんが、間違いなくこの場所に奥田圭子さんがいらっしゃたと思うと、やはり特別な場所に思えてきます。
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特に鳩山先生が初めて、黒い天使こと、ワルキューレさやかを目撃したシーンの撮影に使われた場所だと思うと、更にスペシャル感が増す様に思えます。

そして、画面左端の方に映っているカラフルな円形の回転遊具は、6話、8話でも映りこんでますが残念ながら撤去されてしまっている様ですが、代わりの物?が設置されてました。
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現在の状況が収束すれば、また再び訪れたいなと考えている中、この公園の最寄駅とも言える小田急線の祖師ヶ谷大蔵駅の名前がニュースの中で飛び交っておりました。怪我をされた方の一日も早い回復をお祈りしております。

それではこの辺りで、今回もM君の謎かけで締めさせて頂きます。お題はブランコです。

ブランコと掛けて
マイクと解きます
その心はコウエンには必要です

それでは次回もよろしくお願いします。
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全てはあのフグの水道から始まった

いよいよ8月に入り、オリンピックも後半戦という中、何度かご紹介させて頂いております奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」のプロデューサーの荒木功氏が助監督で参加されていた「雑居時代」の再放送が、チャンネルnecoで来週の8月8日より、毎週日曜日の朝8時から実施されます。
元々好きなドラマではありましたが、今回番組に関する座談会を拝見させて頂いたり、更にTwitterに山口いづみさんご本人から”いいね”を頂戴したりと、改めてじっくり観なければと思っております。
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そんな懐かしのドラマの事を考えながら、水曜日に朝ドラの「おかえりモネ」を付けていた所、オープニング前に見覚えのある方を発見しました。朝は時間もないので、キャスト表記をあまり追いかけること無いのですが、確認の為、しっかり見るとやはり自分の認識は間違ってませんでした。(映像確保の為、午後録画しました)
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放送観られて気づいてらっしゃた方も多いと思いますが、「こんな学園みたことない!」の森永先生こと沼田爆さんが、主人公の百音の下宿先である大家さんの祖父役でご出演されてます。

個性的な教師の多い鴻南学園の中で、逆に地味であることがキャラクターの特徴という森永先生ですが2年A組の暴動に巻き込まれた7話等、出番の多い回はあるものの前半話数はほぼほぼ撮影スタジオの国際放映の中で済んでしまっている気がします。
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一方、後半話数では瀬下克代への片思いと失恋を経ながらも、劇中の登場人物の中では唯一恋愛を成就させている森永先生です。もし、森永先生の恋愛成就の回なかりせば、30年前のドラマの聖地巡りをしようという想いにも至らなかったかもしれません。
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それというのも、ロケ地探訪自体も、私が18話のレビューにあげていた以下の画像に対して、トムゴンさんから頂いた以下のコメントがきっかけでした。
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「遊具は木製、鉄製、コンクリート製と様々ですが、30年の間には8,9割はなくなっていると思います。 アスレチックも入れ替わっていると思います。残存するものとしては、ひみこ先生のバレンタインの回で映り込んでいる フグの遊具(コンクリート)と同じ型のものが、北海道、福岡、そして世田谷大蔵運動公園で発見されました。 世田谷のは塗装が変わっていましたが、おそらく1960~70年代に制作されて複数全国に存在したものの生き残りなのでしょう。発見されました。」

一回目のレビューを完了し、余韻に浸る中でこのコメントを拝読した時は、この一枚の画像から場所を特定頂いたことに、ただただ感服しましたし、今確認しておかねば、撮影当時の風景はどんどん喪われていくという事に想い至りました。
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そういう意味では、この発見が無ければ、その後の高松への聖地訪問も実行できていなかったかもしれません。放映当時は、さやかさんに目がいってしまい、正直記憶にもなかったフグの遊具(水道です)を今まで残していただいていた世田谷区には感謝の気持ちです。

勿論一番はトムゴンさんのファインプレーのおかげです。この場で改めてお礼申し上げます。

そして沼田爆さんもお年は召されたものの、雰囲気はそのままで嬉しくなります。こんな風に「こんな学園みたことない!」ご出演の方がお元気に活躍頂いている事にこちらもエネルギーをもらえる気がします。今週の「おかえりモネ」の予告にもしっかり沼田爆さんのお名前あり、百音と坂口健太郎さん演じる菅波の距離を近づけるきっかけになりそうで、憂鬱な月曜の朝に楽しみができた感じです。https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_12.html

まだ現在の状況など全く想像もできていない3年前の7月最終日曜日に訪問した沼田爆さん演じる森永先生ゆかりの聖地(ロケ地)をご紹介させて頂きたいと思いますが、既に字数が行き過ぎてますので、ここで今はなき川崎のさいか屋でのロケも懐かしい斉藤由貴さん主演の「あそびにおいでヨ!」出演時の沼田爆さんのプロフィールを紹介させて頂きながら、この辺りでM君の謎かけで締めさせて頂きます。
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「おかえりモネ」で沼田爆さんは銭湯の元経営者役という事で、お題は銭湯とさせて頂きます。(銭湯をマイコさん演じる大家さんが改造してシェアハウスとしている設定です)

銭湯と掛けて
未だに売れ続けるガンダムグッズと解きます
その心は
バンダイにお金が集まります

それでは次回もよろしくお願いします。
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プロフィール

夢 時次郎

Author:夢 時次郎
奥田圭子さん主演「こんな学園みたことない!」30周年を記念し、レビュー実施しました。関連する記事、画像につきましては、時代背景をご理解頂く為に引用させて頂いております。全24話詳細レビューは書庫”全話レビュー”にあります。
コメントは公開時期に関わらずお気軽にお寄せください。但しこのブログに関連しないと判断される投稿につきましては削除させて頂く場合もございますので、ご了承ください。

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