2024/09/29
二人の女盗賊の関係が明かされるときは来るのか?
先週は、真田広之さん主演の「SHOGUN」がエミー賞受賞というニュースがありました。
「宇宙からのメッセージ 銀河大戦」の頃から、東映京都撮影所とは縁がおありな真田広之さんが40数年を経て、本物をアメリカに持ち込んだというのは素晴らしい事だと思います。
(左側が真田広之さん扮する”まぼろし”です。自分はこの作品で初めて真田さんを意識しました)
「侍タイムスリッパー」も益々好調の様ですし、時代劇というものへの注目度が上がりつつありますので、本来の求めるべき姿にはまだまだ遠いかもしれませんが、取り巻く環境が少しだけでも改善してくれればなと思います。
奥田圭子さんもデビュー当時は、シャープな雰囲気故、時代劇似合わないのでは?といわれながらも、「おんな風林火山」の可奈姫役を皮切りに、確認できているだけでも10本以上の時代劇作品にご出演されてます。
そんな圭子さんのご出演作の中で一番最近観ることができた「八丁堀捕物ばなし」に関し興味深い事象を見つけました。
「八丁堀捕物ばなし」ではドラマ冒頭ではいつもの健気な圭子さんと思わせての数少ない悪女役なのですが、特にその部分は隠すつもりが無かったのが、「週刊テレビ番組」のあらすじにも圭子さんの役の正体がネタバレしてます。
この号は「必殺シリーズ」についての記事もあり放映当時に購入していたのですが、圭子さんの出演を見逃していたせいで、実際の作品を見れるまでに28年を要してしまいましたが、何とか今年観ることができて良かったです。
もう一つ疑問なのですが、1995年の「小京都ミステリー 豊後石仏殺人事件」と1999年の「暴れん坊将軍」へのゲスト出演時は”奥田佳子”表記なのですが、間の1996年のこの作品のみ表記が”奥田圭子”となってます。劇中のテロップ、雑誌での表記共に”圭子”ですので、単純な間違いでは無いと思いますので、少し不思議です。
今回の「八丁堀捕物ばなし」を見ている中、展開に既視感があり、どこで見たのだろうと思ったのですが、今年たまたま見た「騎馬奉行」の15話でした。
傘をさす薄幸な美女や、子供に近づく飴売り等、画像だけでも共通性を感じて頂ける場面が多いのではと思います。
更には虚無僧スタイルからの、素顔見せもあります。自分は子供の時からのリテラシーが培われすぎてますが、笠を被って尺八を吹く虚無僧スタイルなどは、時代劇を見慣れていないとなんだかわからないでしょうね
制作会社も制作局も違う中、こうなった理由は全く分からないのですが、次週以降、スタッフロール含めもう少し細かく見ていきたいと思います。
それでは今回はこのあたりでM君の謎かけで締めさせて頂きます。
お題は、「虚無僧」です。
虚無僧と掛けて
大量のチキンラーメンを買って家に帰る人と解く
その心は
メンが割れないよう注意してます
もう一作頂きました。
虚無僧と掛けて
投資信託と解く
その心は
フエないと困ります
今回は、お題を送ったところで、「難関!」と嘆かれましたが、それでも2作作って頂けるところは流石のM君です。
そして、難関といえば、「必殺仕事人Ⅴ 激闘編」の「大難関!大奥女ボス殺し」等の悪女役や、ゾル大佐役の宮口二郎さんの奥様としても有名な弓恵子さんが逝去されました。心よりお悔やみ申し上げます。
それでは次回もよろしくお願いします。