アオカビによって熟成を行うブルーチーズは、においも味も独特なために好き嫌いが分かれるが、大好物という人もいて、とてもワインに合うという。
お酒のおつまみとしての地位を築いているチーズだが、それをお酒と混ぜてコラボさせちゃうって発想は斬新だ。
アメリカ・オレゴン州の醸造所と乳製品工場が手を組み、ブルーチーズを使用して醸造したビールが開発された。
この「クールシップ・ビールNo.6」は、オーク樽で2年ほど熟成させたエールビールにブルーチーズを入れたもの。当初は「まじかよありえない」と懐疑的な反応を引き起こしたが、その味は素晴らしく、結果的に高評価を得たという。
醸造所と乳製品工場が協力してブルーチーズ・ビールを製造
オレゴン州にある醸造所「Crux Fermentation Project(クラックス発酵プロジェクト)」と乳製品工場「Rogue Creamery(ローグ・クリーマリー)」が共同でブルーチーズ・ビールを開発した。
2社はオーク樽で約2年間熟成させたランビックスタイルのエールビールにローグ・リバー・ブルーチーズを入れ「Coolship Beer No.6(「クールシップ・ビールNo.6)」を完成させた。
ローグ・クリーマリー代表マルグリット・メリットさんは、メディアの取材でこのように話した。
ブルーチーズの熱狂的なファンからも、懐疑的な目で見られました。チーズを混ぜたビールの味を想像できないというのです
一方、クラックス発酵プロジェクト創設者ラリー・シドーさんは、
醸造家たちに、自分たちがやっていることを話したとき、彼らは冗談がすぎると笑っていました。「まさか、うまくいくわけがない」と思ったようです
ブルーチーズビールは予想に反しておいしかった
誰もが疑心暗鬼だったブルーチーズとビールの組み合わせだが、出来上がったビールの評判は上々だったようで、クールシップ・ビールNo.6はおいしいビールであることが証明されたと2人は語った。
絶妙なニュアンスと複雑さがありながら、安っぽくなく強すぎない。このビールが知りたくなり、2口、3口とどんどん飲み進んでしまう。後味にほのかなブルーチーズが感じ取れるようになり、おつまみいらずとなるようだ。
シドーさんも同様に、この出来に満足していると話している。
本当に感動しました。半信半疑だった醸造家たちもとても感動していました。
オレゴン州ポートランド南東部のCrux Pubでは、先日この新ビールのテイスティング・イベントが開催された。
現在、パブとクリーマリーの両方で、このユニークなビールが購入できるということだ。
追記:(2023/12/19)タイトルを訂正して再送します。
References:Brewery, creamery team up to create blue cheese beer/ written by Scarlet / edited by parumo
醸造じゃなくて、ブルーチーズをビールに添加したんじゃないかな。
ビールのつまみにブルーチーズは有りだと思うから、相性は良いと思う。
岐阜の道の駅に
柿ビールがありました。
名古屋駅に赤味噌ラガーがあります。ネタビールかと思いきやまた飲みたくなるしっとりビールです。お土産にどうぞ!
アメリカはバドワイザーとかの薄くて軽いビールってイメージがあるけど
税制の違いとかで個人/小規模の醸造家が大量にいて
それぞれの好みで世界中のいろんなスタイル取り入れて作ってるから
定番もヘンテコも軽いのも重いのも入り乱れてとんでもねぇ種類のビールがあるゾ
アメリカ旅行の際は行く街の人気ブルワリー調べて行ってみると面白いゾ
おもしろそうで飲んでみたいけど取り寄せの手段がないわ