インドネシア、ジャワ島にあるイジェン火山は、目にも鮮やかな青色の炎を発することで知られている。これは火山特有の現象と化学反応が生みだしたものだ。
鮮やかな青い炎を噴き上げる火山の映像が再びSNSで話題となり、多くの人々がその幻想的な自然の光景に感嘆の声を上げている。
青い炎を放つ火山
インドネシア、ジャワ島のイジェン火山地帯の中には、幻想的な青色の炎を放つカワ・イジェン火山がある。
この映像は数年前に撮影されたものだが、SNSで再び話題を呼んでいる。
なぜ青い炎を放つのか?
カワ・イジェン火山の青い光は、溶岩そのものではない。この現象は火山岩の亀裂から放出される高圧・高温の硫黄ガスが原因だ。
この硫黄ガスが空気と接触することで酸化反応を起こし、360度以上の高温で燃焼する際に青い炎を発生させる。
青い光は溶岩ではなく、硫黄ガスが燃焼することで生じる光なのだ。この炎は最長で約5mにも達することがあるという。
青色の炎は日中は日の光で見えづらいが、夜になるとその神秘的で幻想的な姿を見ることができる。
火山周辺に住む人々は、ここで硫黄を採掘し、食品や化学工業用に使用される岩石として販売している。
この広大な火山地帯には約22か所の噴火地点があり、火山が噴火して崩壊する際に形成されるクレーター内に大きな湖を生み出す。
火山の噴火によって形成されたこの湖は、強力な酸性湖であり、pH値は0である。専門家は、この湖での遊泳は生命の危険を伴う可能性があるとして警告している。
References: Video Of Electric Blue Flame Erupting From A Volcano Goes Viral
美しいが硫黄由来のガスってことは近づくと即死もあり得るのね
ところで、pH値は0ってところで吹いてしまったわ
サンポールと同じ湖ってことだね
人の横顔のように見えてぎょっとした
私も、人の顔にしか見えない…
日本でも北海道に硫黄山というのがあって青い炎が見られることがあるんじゃないかなぁ。
……しかし、なかなか幻想的な感じ。
アトサヌプリ(硫黄山・北海道弟子屈)は昔(30年くらい前)と比べると硫黄のニオイもしなくなってきてるし、活動レベルは低下しているものと思われる。
それでもふもとに広がる屈斜路湖の水質は魚が住めないレベルなので、当然ながら遊泳も出来ない。
ボートでの遊覧が最近の流行りらしいけど、落ちた時の皮膚への影響が心配で挑戦したいとは思えないんだよなぁ。
屈斜路湖には、クッシーが棲んでいるのでは?
いおぉ~~~~♪ ポン!
採掘にあたっている人達は手袋や防毒マスク無しで働いてる。
道具を買うお金が無かったり、邪魔だからだそうで。
そうした採掘の様子も観光資源となってもいる。
きれいなだけじゃ無いんだね。