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DIYで魔改造。ファービーと犬型ロボットをキメラ化させて公園を散歩

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 これも禁断の魔改造?キテレツなモノに目がないユーチューバーが、四足歩行のファービーロボットを作り、公園で散歩させる前代未聞のプロジェクトを実行した。

 元々は愛猫のために買ったはずのロボット犬に、モフモフの毛並みを与え、特注のファービーヘッドをプラス。その結果、目を赤く光らせながらしゃべって歩く不気味なペットが生まれることに。

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 ひとたび外に連れ出せば、人々からスマホが向けられ、本物の犬からはおびえと警戒の反応が得られてしまうファービーロボット爆誕のプロセスをお伝えしよう。

ファービーとロボット犬の融合プロジェクト

 ただでさえキモかわいさに定評があるファービーと不気味さ漂うロボット犬を融合し、夜道で出くわしたくない系のペットを生み出したのは、ユーチューバーのエヴァンさんとケイトリンさん。

 もとから変わったものが好きな2人は、芯が1000本もあるキャンドル作りを披露するなど、なかなかに個性的な動画でも有名だ。

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もともとは猫用だったロボット犬

 エヴァンさんによると、もともとこの犬型ロボットは、愛猫ジュービーのために購入したそう。

 ところが、肝心のジュービーはまったくといっていいほど関心をもってくれなかった。

 そこで次にひらめいたのが、ロボットをファービーに改造して公園で散歩させる、というものだった。

最初の計画は「ロボット犬を毛皮で覆って猫っぽくしたら、ジュービーが気に入るかどうか?」ってやつだったんだ

でも実際やってみたら、彼女はまったく興味なし。 むしろ僕らのほうがワクワクして「このちょっとキモいとこをもっと盛ってやろう!」ってノリになり、歩いてしゃべるファービーを思いついたんだ (エヴァンさん)

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海外では根強い人気を誇るファービー

 ちなみにファービーとは、1998年にアメリカのタイガー・エレクトロニクス社から販売され大人気になった電子ペット(おもちゃ)。日本では1998年にトミーから販売された。

 初期は独自の「ファービー語」を話すが、徐々に人間の言葉を学ぶというインタラクティブ機能が特長のファービーは、世界中の子どもや大人を魅了。その人気は現在も健在で、SNSで魔改造ものが人気を博すことも。

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頭部はDIYユーチューバーに特注

 ロボット犬ファービー化にあたり、2人はもモフモフの毛皮とファービーの頭部のパーツを調達した。

 毛皮風の装飾は自分たちで進めたが、頭部はクリエイティブなDIYで人気のユーチューバー、オースティン・ブラッドリーさんにお願いすることに。

 3Dプリントやモデリングが得意なブラッドリーさんは、前に2人にファービーマスクを作ってくれたこともあり、こころよく承諾してくれた。

数ヶ月前にエヴァンとケイトリンに、人間用のファービーマスクを作ったんだ。そしたら2人はそれをすごく気に入ってくれたみたいで、また作ってくれ!って依頼が来た。彼らの計画は、四足歩行のロボット犬を巨大なファービーに仕立て上げることだった (ブラッドリーさん)

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ファービーロボット完成!

 ブラッドリーさんの指示通り、ロボット犬を3Dスキャンし、その頭部をモデリングしてもらうと、待ちに待った頭部が届いた。それを装着するとこの通り。

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 いろんな意味であらゆる者をくぎ付けにするファービーロボットが完成!ちなみにファービーの頭部に関するブラッドリーさんサイドの動画はこちら。

Making a Giant Robotic Furby | Cursed 3D Printing w/

公園のお散歩に予想以上の反応

 爆誕した「新しい犬」に感激し、動作確認を済ませた2人は、さっそくこの世でただ一つのペットを連れ、散歩にくり出すことに。

彼を外に連れ出そう。ファービーの頭があればたぶんいける。まあどこからみても異様だけどさ (エヴァンさん)

 すると世間の反応は、予想以上のものだった。

 茫然と見つめた後、とりあえずスマホを取り出し撮影する人もいれば「それは何?」「その犬いいね!」と話かけてくる人も。

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 一方、本物の犬は一瞬近づきかけるも、直後に偽物認定。

 後退しながら吠えて警戒、最終的にはいぶかしげに見つめるという反応に落ち着いた。そりゃそうなるわな。

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「これはクール」「これ好き」の声

 この様子はYouTubeでたちまち話題となり285万回もの再生数と、様々なコメントが寄せられることに。

Making a Dog-Sized Furby Robot (and taking it on a walk)

 とりわけリアルタイムのファービー世代に刺さったみたいだ。

・これはクールだな!2人にはいつも驚かされるよ

・ロボットファービーが公園を歩くとこが最高に面白い!その発想からして突飛すぎる

・これ系の企画いつも感心する。よく思いつくよ…

・笑いっぱなし。怖さと面白さが同居してる

・頭部を3Dプリントのアイデアは天才的だね。オースティンの仕事がすごい

・いつも楽しいけど、今回のは特にユニーク

・DIYの新しい可能性を感じた。自分も何か作りたくなったよ

・ファービー子供の頃持ってたよ。なつかしいな

・これ好き。何度でも見たい

 今どきのロボット犬と根強い人気のファービーという禁断めいた融合にさすがのフォロワーも度肝を抜かれたもよう。

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 2人の動画が気になる人はEvan and Katelynチャンネル、ブラッドリーさんのDIYが気になる人はAustin Bradleyをチェックだ。

References: Taking a Dog-Sized Robotic Furby for a Walk in the Park

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この記事へのコメント、17件

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  1. 不気味なのは最初のコンマ5秒ぐらいであとはカワイイ。

  2. 似た様なキメラ系でハリーポッターのヒッポグリフは可愛かったのにそれをロボットにするとここまでキモくなるとは一体…???

  3. 夜間の屋内警備に使えば最強かも。。。
    自分なら、絶対に逃げる (腰抜かさなければ)

  4. ファービーは世界中で魔改造されすぎ
    ムカデみたいな奴前にみたけどキモすぎた

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