メインコンテンツにスキップ

ペットロス。ペットとの別れが悲しいのは自然なこと。その克服法は?

記事の本文にスキップ

86件のコメントを見る

著者

公開:更新:

この画像を大きなサイズで見る

 愛する人を失った時、私たちの心に受ける打撃は大きく深刻だ。この悲しみや痛みは、人間に対してだけではなく愛するペットを失った時も同様である。

 専門家によると、ペットとの別れや死は、親しい人の死と同じレベルで私たちに衝撃を与え、心身に様々な変化が起こることがあるという。これはペットロス症候群とも呼ばれている。

広告の下に記事が続いています

 毎日苦楽を共にしたペットは大切な家族である。自身の体調を崩すほど悲しみが大きいのは自然なことなのだ。だけど、ペットは我々に大切な思い出を残してくれた。幸せと喜びに満ち溢れた日々をもたらしてくれていた事実は色あせることはない。

 今回はペットロスが起こる仕組みと、その克服法について見ていこう。

ペットとの繋がりを形成する人間の脳の部分がカギ

 家族のように可愛がり、大切にしてきたペットを失うことは、私たちの心を完全に打ち砕いてしまうほど悲しく、辛い。

 Science Directに発表された研究報告は犬のケースだが、人間は人と人との繋がりを形成する脳の部分と同じ場所で、犬との繋がりも形成しているという。

 つまり、ペットとの愛情や交流のシェアは、私たち人間同士で得られるような満足感を与えてくれるということだ。

 犬や猫など、ペットと育む関係が人との関係に似ているからこそ、友達や家族のような強い絆が生まれるのだ。

この画像を大きなサイズで見る
Seaq68/pixabay

ペットのいる暮らしは日常

 更に、飼い主はペットの世話に最善を尽くす。ペットが快適に眠れるように良いベッドを購入したり、品種に最適な食べ物を与え、定期的な健康診断に連れて行ったり、犬なら散歩につれていったりもする。

 このように、私たち人間はペットの世話に多大の努力を払っている。それに加えて多くの時間も費やしている。

 ペットは、私たちといつも一緒に家にいるため、生活にはルーティンが形成される。しかし、ペットを失うと、毎日一緒に物事を行うことの親しみが壊れ、ルーティンが崩れてしまう。

 今まで当たり前のように傍にいてくれた存在を失うことは、飼い主にとっては耐えられないほどの心の痛みとなることもあり得るのだ。

この画像を大きなサイズで見る
tranmautritam/pixabay

お互いに無条件の愛を与え合う存在

 毎日を共に過ごしていくことで、ペットは友達や家族、我が子のようなかけがえのない存在となり得る。

 ペットを飼うことは、無条件の愛を互いに与え合うことを意味する。そして、私たち人間もペットも、その愛やケアに何の見返りも求めない。ペットは、喜びや悲しみの時間をいつもシェアする大切な存在だからだ。

 だからこそ、失った時には衝撃が大きい。

 暖かさと快適さを求めた時に、もう寄り添ってくれるペットの存在がないと知ることは、心が折れ、悲しみが募る。中には、自分の人生の一部を失ってしまったかのように感じる飼い主もいることだろう。

この画像を大きなサイズで見る
Foundry/pixabay

ペットロスの人が踏む5つのステップ

 ペットロスは犬や猫だけでなく、鳥やその他動物のペットを飼っている人に共通しておきる。

 ペットを愛すれば愛するほど、ペットを失った時の喪失感は大きい。個人差はあるが、ペットを失った事実を受け入れ、普通の生活に戻れるようになるまでに、とても時間がかかることは当たり前のことなのである。

 一般的に、ペットとの別れや死に対して、飼い主は、否定⇒交渉⇒怒り⇒受容⇒解決 のステップを踏むと言われている。

ステップ1:否定
ペットを失ったという現実を認めない。これは精神的なショックから逃れる為の自己防衛本能によるもの。「否定」の状態は人によって異なるが数時間から数日続く。

ステップ2:交渉
現実を回避し、自身が望むような状態になることを願う時期。神に祈りを捧げたり、好物を食べないようにしたり、いなくなったペットに対し「二度と留守番はさせない」、「散歩の時間を多く作る」などと誓うこと。

ステップ3:怒り
ペットを失ったことを誰かのせいだと強く思い込むようになる。その怒りの矛先は人によって様々で、関わりのあった第三者、家族、自分自身となる。特に自分に対する怒りは後悔となって、尾を引くことがある。

ステップ4:受容
怒りがおさってようやく、ペットの死や別れという事実を理解する。しかし、現実を受けとめたからといって悲しみや苦しみが消えるわけではない。その喪失感を埋めることができずに、より一層深い悲しみを味わうことになる場合もある。

ステップ5:解決
悲しみが薄らぎ、立ち直ることができれば、やっと「解決」の時期を迎える。「解決」は、ペットのことを忘れ去るということではない。ペットとの生活を良い思い出として受け止め、心身の健康を取り戻し、普通の生活を送れるようになることである。

中には悲しみが薄らいで、普通の生活をすることに罪悪感を感じる人もいる。だがそのように思う必要はない。

飼い主がペットを愛していたように、ペットも飼い主を愛していたのだ。飼い主に元気で健康に暮らしていて欲しいと願っているはずだ。
References:ペットロスを乗り越えよう

ペットロスを克服するために

 アメリカの精神科医によると、ペットロス体験者が心の痛手から立ち直るには、約10か月間かかるのが平均的だと言う。

 いつか乗り越えられる時が来るまで、決して焦らないことが大切だ。その悲しみや苦しみは一生つづくわけではなく、少しずつ薄らいでいく。

 ペットとの別れや死と遭遇したら、2つの作業が必要だと言われている。1つはペットの別れや死を受け入れること、もう1つは別れや死によって引き起こされる感情や生活の変化とうまくつき合うことだそうだ。

 ペットの寿命は人間の寿命より短かい。ペットロスを経験した人の中には、「ペットは先にいなくなってしまうから嫌だ。二度と飼いたくない」「前に飼ったペットに悪いから、新しいペットは飼わない」と思う人もいる。

 だが共に暮らし、無償の愛情でつながり、そこにできた幸せな思い出はかけがえのないもので、ペットがいたからこそなのだ。その思い出はあなたとペットだけのものであり、唯一無二の尊い宝物となる。

 ペットに無償の愛を注ぐことができるあなただからこそ、あなたの愛情を求めている動物に出会う機会があるはずだ。

 しかるべき時が来たら、新たなペットと共に、新たな思い出を作り上げていくことは、とても自然なことであり、ペットロスを克服することにつながるかもしれない。

 もしかしたらその新たなる出会いは、元のペットがあなたを元気づける為に導いたものかもしれないし、あるいは生まれ変わりなのかもしれない。

この画像を大きなサイズで見る
nmiranda/pixabay

ペットロスの具体的な対処法

 ペットを失ったことで引き起こされる悲しみの感情を、自分だけで抑えるのは並大抵なことではない。時に救いを求めることも必要なことだ。

 ペットを失った悲しみや苦しみ、ペットとの楽しい思い出などを聞いてくれる人がいるのなら、話してみよう。大抵の人は話を聞いてもらったことで気分が落ち着き、現実を受けとめることができるようになっていくと言う。

 また、以下のような対処法が有効になる場合もあるという。この項目なら実践できるというものがあれば、試してみてもいいかもしれない。

1. 悲しかったら涙を流すなど感情を素直に表現する。
2. 食事は必ずとる。
3. 眠れなくても、横になって身体を休める。
4. 何か自分の好きなことをしてみる。
5. 定期的に軽い運動をする。
6. 友人や知人と会い、おしゃべりをする。
7. 家の模様替えをする。
8. ペットのものを整理する。
9. お葬式をする。
10. お墓を作り、お参りに行く。
11. ペットの写真を飾る。
12. ペットの一部をアクセサリーにして身につける。
13. アルバムや本などを作る。
References:ペットロスに対する具体的な処方箋

 ペットと一緒に過ごした、楽しく充実した日々を大切にしている限り、きっと乗り越えられる日が来る。

 そして忘れないでほしい。愛するペットの存在があなたの目の前から消えてしまっても、思い出は永遠に心の中に刻まれているということ。

 ペットも、きっとあなたと一緒にいられてとても幸せだったはずだから。

References:GoodTimes / petsougiなど / written by Scarlet / edited by parumo

広告の下にスタッフが選んだ「あわせて読みたい」が続きます

同じカテゴリーの記事一覧

この記事へのコメント、86件

コメントを書く

  1. 子供の頃から仲が良かった猫が亡くなって5年以上経つけど未だに夢に出てきたりするわ、結構引きずるもんなんやなぁ

  2. 犬・猫でもダメージでかいのに小学生に
    恐竜・ペガサス・ドラゴン・グリフォンなどの
    特殊すぎるペットをペットロスさせる邪悪な
    ネコ型ロボット。台風のフー子の話はマジで
    ペットロスの描写で終わってたな。

  3. 小さい頃に飼っていた犬。
    もっとブラッシングすればよかった、もっとお散歩連れていくべきだった、暑い夏にもっと水替えを頻繁にしてあげるべきだったete…
    何十年経っても後悔は尽きない。

    考えればきりがないけど、それでも考えてしまう(笑

    1. ※3
      めっちゃ同じです。
      もっと快適な犬小屋を作ってやればよかったとか、もっと病気について勉強していればよかったとか、もっと美味しい物を食べさせればよかったとか、きりがないよ。

    2. >>3
      小学生の頃からの相棒も、今じゃ人間の歳で70代。
      子犬の時から歯磨きのしつけをしなかったのもあり、歯磨きを通してマズルを触ると嫌がるように。おかげで昔と違って、お薬すら飲ませるのが一苦労…

      可愛がってる今ですら、ああすれば良かったなあ、この子は今楽しいのだろうかって不安になってるのに。亡くなった時なんて…もっと凄いんだろうなって思います。

      もしペットロスを克服して、新しい子を迎えたとしても、今のこの子との接し方、しつけの仕方を思い出して、勝手に比較してしまいそうで…怖い。
      こういうの…本当に考えたらキリがないですね。

  4. 猫が死んでからしばらく「死んだと思ったら実は眠ってただけでした。あー、びっくりした」って夢ばかり見て、目が覚めてからもそれが夢か現実か混乱する日々が続いた。
    多分これが『ステップ1 否定』ってやつだったのだろう。
    で、一度夢の中で「確かに死んだ」って自覚してからは二度と見なくなった。
    これが『ステップ4 受容』なんだろうな。少なくとも猫のことを思い出す度に泣く事は無くなった。

  5. 終末期の受容段階と似たようなものすな
    ま、人生はそんなのの繰り返しですわ
    南無

  6. 悲しみのコメントが溢れるだろうけど、その分、飼い主と心を通い合わせたペットたちが居たという事。

    その関係は宇宙が滅びても永遠なんやで。

  7. 2つだけで十分

    ペットロスの具体的な対処法

    1.すぐ遺物は捨てる
    2.すぐ新しいペットを飼う

    恋愛と同じだ
    過去を引きずっていては未来は来ない

    1. >>7
      また死の悲しみが来るのが嫌でそんな簡単に「次行ってみよ~」ってならねーわ!

  8. これ、いわゆる障害受容ととても似ていると思う。医療を勉強すると、患者心理について学ぶ機会があるんだけど、そこでよく似たものを学んだ。
    障害の場合は、否認→怒り→逃避行動→受容だったか、少なくとも否認から始まり受容に結びつくのは間違いない。
    こういったことを知識として記憶しておけば、そういう状況の時に自分に起きることを予想し、対応しやすくなると思う。
    自分が死んだこと、誰かが亡くなったこと、それは辛いことだけど、心が落ち着いたとき、それも全て受け入れてあげたいね。

  9. 自分の数回の経験から言うと、
    出来る事なら
    泣き出したらとことん泣く。とことん悲しむ。
    我慢しない。泣く。呼ぶ。泣き叫ぶ。
    仕事も家事も放り出して、思い切り悲しむ。
    この方が、結果的に回復早いです。
    「そんなに悲しむと虹の橋に行けないよ」とか言ってくる人の話は無視しました。

  10. 障害、病気、死別、寿命。どれも人生における逃れ難い理不尽ですね

  11. 猫と二人だけでずっと暮らしてたから亡くなった時は辛かった
    ・食事前に思い出さない(喉を通らなくなる)
    ・寝る前に思い出さない(泣けて眠れなくなる)
    ・何か熱中できるものを(気持ちをそらすため)
    薄い紙を一枚一枚重ねていくように悲しみはなかなか減らないけど
    「悲しい」「さびしい」「会いたい」から
    「本当に楽しかった」「ありがとう」「また会おうね」と
    思えるようになるまで耐えるしかないよね

  12. 庭に埋めて桜の木を墓標にした
    朝起きたら野良猫がその木の下で4、5匹戯れてて
    なんだかオカルトめいたものを感じた

  13. 何年経っても克服なんか出来ない
    たまに思い出しては辛い気持ちになる

  14. ペットが空けた心の穴は、新しい子を迎えることでしか塞げない
    これは貴方とペット双方にとって幸せなことなのだ byドリトル先生

    1. >>16
      私はペットがほしいわけではないです。
      特別犬が好きだったわけじゃなくてたまたま出会いがあっただけだから次は考えた事がない。
      あの子は特別
      今は普通に生きてるけど思い出を心の底に閉まってある感覚で、死を乗り越えたとかそういうのでもない。ずっと目の前にあったら生活できないから
      自分なりに最悪な状況をとりあえず納得するという方法は人により様々だと思った。

  15. 無償の愛ってのはいくぶん幻想に思う
    ペットには姿や行動で癒してもらっているのだ
    対価が発生しておる

  16. ワイ、ヨウムを飼うか検討中
    ペットがヒューマンロスにならないか心配

  17. 失ったことに対して悲しさは勿論あるんだけど、もっとああしてればよかった、こうしてれば防げたのでは?等々、後悔や罪悪感もあるんだよね。それもまた苦しくさせる一因でもある。
    私も二回亡くしたけれど(一回は二十年ほど前、後のは数年前)、悲しみと後悔、罪悪感は一定の所からは薄れていない。
    多分、これ以上薄れてはいかないんだと思うし、そういうもんだと思っている。
    同時に、一緒にいた時間の愛おしさも一定以上は薄くならない。
    匂いも感触も声ももう具体的には朧げだけど、触れたその時の感情は忘れない。
    失ったことで得た悲しみと後悔、罪悪感、それと一緒にいた時間の幸せな感情は私にとって大事な思い出だ。
    また新しく迎えることがあるかどうかは正直分からない。
    でもどんな形でも、一緒に幸せな気持ちで過ごせていけたらいいなと思う。

  18. 50余年の人生で5匹の犬と過ごしてきたけど
    亡くした時に後悔しないようにするには
    散歩したり出来る限り一緒にいてやることだと思う
    十分に面倒を見てやってれば後悔することは少なくて済む

  19. まさに今起こりそう、いやまだ生きてるから。辛くなったらこの記事を何度も読みます

  20. もうすぐ3年が経過するが悲しいもんは悲しい。だけど悲しみの涙は、あの子を「雨降り地区」に留めてしまう。どうせなら「虹の橋」のたもとで再会するんだ! 待っててねー(T^T)

  21. 子供の時、我が家は夜逃げをした。犬は置いていった
    ずっとそれが無力な自分という嫌な記憶となって重い石のように抱えていた
    成人して犬を飼うことになった時に誓った。絶対この犬は幸せな往生をさせると
    放り出してグズグズと言い訳し続けるのはもうまっぴらだ
    17年全力で愛して愛して我が家崩壊も痴呆犬介護も乗り越えた
    最後は神様への紹介状を持たせて送った
    この手に触れないのが寂しくはあるが後悔や慚愧はない
    後悔したくないならできることは何でもやってやれ。

    1. >>24
      一つだけ後悔している。カラパイアで犬の肉球がポップコーンのにおいがすると。それを知ったのはイッヌっちが亡くなった後で気になる。事実なんでしょうかねぇ?

      1. ※26 うーん、臭いを嗅いだことはないが、、、肉球ぷにぷにしてても
        何も感じなかったから(うちの犬には)なかったんじゃないかなあ
        最後の方で散歩ができなくなってから指の間に毛が生えるって初めて知った(@_@
        後悔していることはお祭りにあまり連れて行かなかったことかな
        人見知りでビビりだから人の多い所は無理と諦めていたが
        15歳の時に意を決してお城の花見に連れて行ったら、
        最初はヒト怖いばかりだったのが「カワイイの嵐」を受け
        最後の方にはすっかりスター気分になっていた
        子犬のころからそういう場所に連れて行ってたら人見知りしない犬になれたのかも

  22. 目を閉じればいつだってふわふわの毛並みも、ふかふかの肉感も、ざらついた肉球も、芳ばしい匂いも、温かい息づかいも体温も容易に思い出せる。忘れるなんて出来ないんだなぁ。

  23. ペットや人間との別れ色々経験してきたが、とにかく時間が一番の薬だと思う
    どうしても辛い時期は何しても辛いしもう無理と本気で思うけど、絶対いつかそこから抜け出せる時は来るから。何してもすぐには無理なので時間が必要

    それと、いざ亡くなった後あの時ああしてればって後悔しがちだけど、生前どんなに尽くしててもほぼ皆そう思うので気に病む必要はない。

    楽しかった時間は消えるものではない。生きる事は思い出の積み重ねそのもので、この悲しみも大事な感情である
    って方向に段々すこーしずつシフトしている
    勿論個人差あるから焦らずに

    1. >>27
      犬を亡くしたばかりなんだけど、あなたのコメントに救われました。
      このコメ返しが届くことはないだろうけど、ありがとうと言いたいです。

  24. 本当にペットロスを乗り越えたいのならば、これはしてはいけない

    11. ペットの写真を飾る。
    12. ペットの一部をアクセサリーにして身につける。
    13. アルバムや本などを作る。References:ペットロスに対する具体的な処方箋

    ペットロスを引きずるだけだ

    1. >>28
      数年前のコメントに言うのもなんだがペットロスは乗り越えなければならない試練ではない
      愛する家族を失った悲嘆と何かできることがあったはずだという後悔、罪悪感
      追憶と共にその痛みが愛していた証明となるんだ
      永遠に引きずっていても構わない、そのままもう一度立ち上がればいいだけだ
      永遠に痛いままで居て欲しいんだ

  25. うちは犬が11歳で猫が4匹で7歳、6歳、5歳が2匹だから立て続けに亡くなるかもだから立ち直れるか分からんなぁ。

  26. 猫だったけど、一緒に遊んだし、風邪で寝込んでいる時も側にいてくれたし
    一緒の布団で寝たし、結構意思疎通できてたし、(たぶん)お互い大好きだった
    一緒に生きてきたんだ
    言葉では語り尽くせないよ
    大好きだよ

  27. 実家のにゃんこを引き取ってうちにいる。長い間実家にいたから、実家に行った時いないと悲しい気持ちになると同時に、あ、家にいるわってホッとする。ここのコメントみてると泣けてくるね。

  28. 宗教をロクに信じない私ですがとあるお坊さんの言葉が身にしみました
    「後悔してはいけません、飼い主さんが後悔しているとペットが飼い主さんを心配して成仏できませんよ」

    だから感謝で送りました
    ありがとう、ありがとう、愛してくれてありがとう、僕も愛していたよ
    とひたすら頭を下げて泣きました、歯を食いしばって後悔の側に念がいかぬようしました

    時が経ていつしか涙は止まり感謝の気持ちでペットの写真を見れるようになりました
    「いつの日か僕がそっちに行くときはお迎えよろしく、又会おうね」と

  29. うちの一緒にいた子は、12年で逝ってしまった。
    黒色ガンだったんだけど、先生に宣告された時は号泣した。

    それからも少しでも一緒にいたくて、手術や治療も出来る限りの事はしたと思う。
    先生が言うには、手術をしても大体3か月で再発して死んでしまうだろうと
    言われてたけど、1年以上元気だった。
    血を吐きながらも、ごはんを一生懸命食べてた。
    そして最後は、私の腕の中で静かに逝ってしまった。

    あの子が逝ってからは、過呼吸になって息苦しくて
    外が見れないと、ごはんも食べられない。
    一人でいると、涙が止まらない。
    これがいつか克服する事が出来るんだろうかと思ったほどだった。
    8年経った今でも、あの子が逝った夏が来ると辛くなる。
    最初は写真や動画も見られなかったけど
    今は見る事も出来るし、あの子の自慢話にして笑ったりも出来るようになりました。

    やはり時間が一番の薬だと思います。

  30. お地蔵さまは閻魔さまの現世での姿だっていうから、見かけるたびに死後のお裁きの時の証人?に飼ってた猫を呼んでくださるようお願いしてる
    一目会うことができたら地獄行きだろうとなんの後悔も無いけど、万が一叶うなら一緒に天国で暮らしたいから短慮に後を追わないよう心に決めてるよ

  31. 近所のおじいさんが亡くなって地域ネコになった老ネコ
    とても人懐っこいこの子が地域からいなくなった
    2日に会って以来近所の家の何処かにいるとお互い思っていたら何処にもいない事が盆前に発覚して毎日探している
    調子が悪そうだったのでもう少しでお別れになるんだろうなと思っていたけど突然姿を消すなんて切なすぎるだろ?
    大好きな近所のおばさんも皆お前の事を探しているよ
    早く出て来ておいで

  32. 小学3年の頃から、たった5年しか一緒に過ごさなかった弟(わんこ)がいて、折りに触れ、思い出さずにはいられない。いま、彼の写真は、下駄箱の上に飾ってある。
    もう年齢的に、新しくにゃんこ・わんこを迎えることもないだろうから(保護ワン・保護ニャンでも)、愛する異種のいた、貴重な思い出。

  33. この立ち直る手順、ペット失った直後の人にはバカみたいに思えるかもしれないけどやってほしい。
    自分はこの中のいくつかを試してだいぶ復活した。
    ペットロスで鬱が再発→仕事に支障が出る→職場にいづらくなり転職っていうことがあった。
    転職したら鬱が治った。
    今思えばペットロスがきっかけだったけど、ずっとやりたくない仕事を我慢してやってて、猫の存在だけが人生の支えだった。
    愛猫の死は辛かったけど、好きなもののために頑張るエネルギーをもらえたよ。

  34. 昔飼ってた猫、亡くなる2年前から少しずつ足腰が弱っていって、最期の半年はほとんど動かなくなり眠るように逝ってしまったけど(17歳)、思ったより家族にダメージがなかったのは2年かけてゆっくりとさようならをしてくれて、「もうすぐお別れなんだな」と家族が納得してた時に逝ったからだろうなと思う。

  35. 最初に愛犬を失った時は大きな悲しみにくれたが、その悲しみを一度克服すると二度目以後のお別れでは前回ほどペットロスにさいなまれなくなったなぁ…。

  36. 酒を浴びるほど飲んで忘れて、人生の廃人になる

    猫など別のを飼う

    次からは死んでもいいように数匹飼う

    食用の牛や豚にすれば美味しくいただける

    普通にまた飼えばいい、同じ名前にして!ここ重要

  37. ステップ3から進めない。
    もっと早く病院につれて行ってたらって思いながらずっと後悔してる。

  38. 親がしんでも割とやっていけると思うけど
    犬がいなくなったら生きていけない

  39. 時々ペットが死んだって事を忘れてペットがいつもいた場所とかを見てしまう
    その度にちょっと寂しいというか虚しいというかなんとも言えない気持ちになるわ

    1. >>48
      私はそういう時には楽しかった事を思い出してあんな事あったねぇと声に出してる。そうすると気持ちが上向きになるので心のなかでまたねを言って日常に戻る。

  40. 普段はそんな辛くないけどこういう記事見て思い出すと辛いねぇ

  41. アイツがいって5年経つ。所謂ペットロスになったけど、それを克服したいとは思わない。
    今出てもアイツを思い出して、涙が出ることがある。

  42. そうだねえ 私は猫が亡くなった時 猫がいないからこそできることをした 家のリフォームとか海外旅行とか 忘れたわけでは無いが 家の中の様子が変わると思いだすことは減った 

  43. 犬が死んでまだ2ヶ月経ってないんだけど
    犬の物を片付けることも洗うこともできずにそのまま。
    犬が寝てたクッションには匂いが残ってるから
    たまに嗅いでしまう。
    長い間闘病してて私も世話が大変だったのに
    今はまた大変でもいいからそのままの状態でもいいから、戻ってきてほしいと思う

  44. 毎朝学校に行く前にご飯をあげてた。
    社会人になった今でも時々、ご飯あげなきゃ!って夢で目覚めて、泣きそうになる。

  45. ペットも、きっとあなたと一緒にいられてとても幸せだったはずだから。
    ・・・きっとそうだよね。

  46. もう無理だ。
    ペットロスになって自分を責めるだけじゃなくてペットがいて幸せそうな人たちへの嫉妬がやばいくらいに膨れ上がってる。もう本当におかしくなりそう。

  47. 愛犬を亡くした人は心に犬型の穴が、愛猫を亡くした人は心に猫型の穴があく。その穴を埋めるには同じ型を必要とすると、何かで読みました。
    現に私は同じ犬型を見つけました。ぴったり隙間を完全に埋めることは出来ないけれど前の子も今の子と同じく愛し続けています。

  48. >中には悲しみが薄らいで、普通の生活をすることに罪悪感を感じる人もいる。
    これはあった。すごくあった。
    >1. 悲しかったら涙を流すなど感情を素直に表現する。
    これも本当に経験した。だからペットロスしている人に、
    「あなたが泣いたら○○君も天国で浮かばれないよ、頑張って!」
    なんて人に言わないようにしている。

  49. 僕らはこの世にペットだけを残して逝かずに済んだじゃないか。
    悲しみは強いけれど、僕らは看取る責任を果たしたんだよ。

  50. 人によってどう感じてんのかは様々だろうけど、ペットって名付けてるだけ、生物種が違うだけで、家族の一員だから悲しくて当たり前だと思うんだよな。

  51. 20年飼った猫が死んだ
    大往生だと、悲しくないことはないけどペットロスにはならないな

  52. そっか~悲しいよね~次のを飼いなよ~(笑) て言わないでください
    炊飯器や掃除機を買い替えるような言い方をしないでください

    1. ※65
      親の死はそれほど悲しくはならないだろう
      いや、冷たいとかではなく親というのは社会生活の一部に過ぎないから
      親+親戚+兄弟+近所の人+友人・・・という多角形の一部なら欠けても深刻な喪失にはならない
      ペットロスというのは社会生活に邪魔されない1対1の閉じた世界(故に甘美)の副作用なのだと思う

    2. >>65
      人によっちゃ逆かもしれんよ。親ではなく、子の死かも
      いずれにせよ、悲しいもんさ

  53. 悲しみすぎたのか記憶が飛んでった件
    体型だとか持った感じのずっしり感は今でも思い出せるんだが
    顔がまったく思い出せず涙が止まらなくてだめだ

  54. 記事読んでるだけで泣けてきた
    10年以上前に死んだインコが未だに夢に出てくるわ
    夢は大抵同じ内容で、今度はもっと長生きさせるんだと決意するもの
    今は犬を飼ってるけど死ぬ時のことなんて考えたくもない。でも、必ず看取ってあげたい

  55. 悔やまない
    悔やんで自分を責めるとペットが飼い主を心配して成仏出来ない
    涙は自然に出るだろう
    で、ありがとうありがとうって感謝の気持ちをペットに送り続ける事が良いそうな
    そう感謝する事が故猫故犬の為ですよ

    まあ受け売りなんですが

  56. 死んだ猫のクローン作って解決してた夫婦が以前ここの記事で紹介されてたけど
    それでOKって人どのくらいいるんだろうね

    1. ※69
      個人的には気持ちが痛いほどわかるから否定はしないかな…。

  57. 基本的に、人間の家族や友人を亡くした時と
    対処は同じじゃないだろうか。

    その人ごとの性格にもよりけりだけど、
    ・数日~数週間の喪の間は
     とにかく何もせず思いっきり泣く期間
      ↓
    ・その後、日中は外へ出て、仕事や趣味活動などに打ち込み
     他の事を考える余裕もないくらい忙しく動く
      ↓
    ・夜はまた同じ想いの家族としんみり思い出に浸ったり
     定期的な追悼行事(四十九日までは一週間毎の法要に始まり
     最初は密で、年が経つとだんだん疎らになっていく法事など)
    って感じで、日にち薬で徐々に日常へ戻っていく経過の。

  58. 虹の橋の向こうに行っても私はあの子の飼い主なのだから。
    沢山のお供えをして毎日線香をたいて(ご先祖様にはやらんのに)愛してると言い続ける。そうすればあの子は神様に贔屓して貰えるんだ
    実際送って7日目に橋であの子を迎えに行く夢を見たのは影膳に備えたおせち一式が神様に効いたのだと思う
    執念でも未練でもなんとでも言っていいよ

  59. 先代犬が亡くなった後、悲しみもあったけれど癌で闘病した後の死だったから、やっと苦しみから解放されたんだね、お疲れ様、という思いも強くて、そこまで精神的に病まなかった自分は冷たい人間なんだろうか?
    でも、没後6年経った今、時々写真を見返してもっと優しくしてあげたら良かった、アレルギーとか色々あったのでもっと早くいい獣医さんに転院させてカイカイにならないようにしてあげたかったと後悔することもある。

  60. 狂犬でも居なくなれば寂しいもんだね。
    強烈過ぎて忘れられないもん。
    我が家は、同じ犬種新たに迎えた。
    温和でフレンドリーだから連れ回してるw
    カラパイアでもボロクソなレスつけられたけど
    犬の性格悪いのは飼い主のせいとか。
    生憎上手く行ってますw

  61. NNNにお願いがあります。
    本当に大切な愛猫を亡くして悲しみに暮れている人がいます。
    どうかその人の元へ子猫を託してください。
    その子を一生大事に幸せにしてあげるから。

    1. >>81
      家族って言葉に親や子、兄弟って言葉が含まれてるようにペットも家族なんやで。

  62. 6年前に前の愛猫が旅立ちました。身も心も引きちぎられたような酷い状態になりましたが、その1年半後、かけがえのない母が他界したとき、愛猫を失った時のようには取り乱しませんでした。
    伴侶になった猫は、人間にとって人生最大の悲しみをも乗り越えられるよう、自らをもって最期まで何かを与え続けてくれる存在だと思います。
    今は、生まれ変わったら来世は猫同士として添い遂げようと思って気持ちを落ち着けることができていますが、やはり時間だけが解決するのでしょう。

  63. デンマークで起こった、飼い犬を強制殺処分して青年が自殺したのはとても悲しかったし胸糞だった。

  64. 今うちのハスキーは6才で元気です。亡くなったら
    こういう状況になるのでしょうか。後悔しないように
    と思いますが無理だと思います。いつか経験しなければ
    ならないのでしょうけど、次のように思いたい。
    「ペットも、きっとあなたと一緒にいられてとても幸せだった」

  65. 体の良い言葉で「ペットロスを克服しよう!」というが実際亡くなると後悔で泣いてばかり。9匹いた猫のうちの1匹死んでもこうなんだから。

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

最新記事

最新記事をすべて見る