Winter of Tokyo Sky Tree!
今年の冬は例年に比べると寒さが厳しく、夜景撮影の好きな私も流石に撮影回数が極端に減ってしまった。昨年の今頃は週二回のペースで撮影に出掛けており、日によっては5月上旬のポカポカ陽気の日もあった。撮影時、熱くてジャケットを脱いで撮影した事を覚えている。心臓の悪い私にとって寒さは大敵、慢性的な心不全だから常に血の巡りが悪いところへ寒さで血管が縮み更に流れが悪くなる…。
あんまり冷えると私の場合、舌の先の感覚が無くなり、口の中がなんとも嫌な感覚に見舞われるが、身体が温まってくればそれらの症状は消える。コロナ禍と言う事もありもしかして「感染?」と疑いたくなって来る。オミクロンは一向に減る気配を見せないし、このまま春を迎え人流が増えてくれば更に感染拡大し、一気に7波に突入なんてこともあり得るだろう。全く、困った世の中になってしまったものだ…。
このスカイツリーは、1月28日に撮影したもの。その日は気温も10℃以上あり風もなく比較的温かい一日だった。寒さの限界まで堪えて撮影した大雪の日に比べれば、温泉に浸って撮影している気分だった。
私が初めてスカイツリーを訪れたのは2012年8月の事。完成間もない電波塔としては世界一を誇るこのとてつもなく高い塔をひと目見ようと、全国各地から毎日大勢の観光客が訪れ、入場まで3時間待ちは当たり前の反響ぶりだった。当時、あまりの人の多さと長い待ち時間に圧倒され、結局の所、首が痛くなるほど見上げ記念写真を一枚撮っただけで終わってしまった。
写真に興味がある訳でもなく、日記代わりにその日の思い出として撮影していただけの頃だった。一眼レフを始めてからは、幾度となくこの場所を訪れ撮影はするけれど、未だに登ってはいない。日中は味気ない鉄の塊のこの塔が夕暮れと共にライトアップされ、その姿を一変させる。季節やイベント等により変化する光のパレードは見るものを魅了し、東京のシンボルとして多くの人から愛されている。嘗て東京タワーがそうだったように、人々の幸福を願いながら今夜も光輝いている…。
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