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韓国のネット新聞2

http://www.asahi.com/international/aan/haiken/haiken031127.html
「インターネット新聞攻勢に揺れる韓国新聞界
紙同士の競争も激しく近未来の日本先取り」より
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専門家記事で勝負の『プレシアン』

『オーマイニュース』と並ぶインターネット新聞の『プレシアン』は、運営方法、規模、論調などでかなり違っている。読者との双方向性はもちろん売りなのだが、一般市民記者の形はとらず、専門家読者の寄稿中心の形をとっている。企業のCEO、大学学長から市民団体責任者、研究者など様々な分野の専門家約200人。直接原稿を書く場合と、材料の提供を受けて記者が執筆する場合の両方がある。『オーマイニュース』がゲリラ的な市民記者による社会的な記事で勝負するのに対し、『プレシアン』は経験ある専門家による分析や正確・詳細な事実報道を目指す違いがある。「例えばイラク戦争について、新聞は公式的な分析しか示さないが、我々は背後に石油利権をねらう米国の戦略があることを正面から指摘する。またある問題についての議員の発言が、新聞なら1、2行ですまされるところをわれわれはたっぷり書く。ある程度行数がなければ、その記事のリアリティーが出てこない。スペースの制限のある新聞ではできないことだ」と、朴太堅(パクテギョン)編集長は話す。

『プレシアン』の発足は01年9月。平均ページビューは上昇傾向にあり、1日200万から400万ヒット。ヤフーなどポータルサイトにも提供しているので、全部合わせると1000万ヒットになることもあるという。昨年9月に黒字に転じ、今年に入ってからはずっと黒字基調という。こちらも収入の70%が広告収入。総人員は22人で、新聞業界経験者が多い点は『オーマイニュース』と異なる。

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