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朝日の様子がどうもおかしい

http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php?mode=past_show&date=200610より引用。
2006/10/23(Mon) 朝日の様子がどうもおかしい
 
朝日新聞はこのままじゃ死んでしまうな。
 私もずいぶん朝日には寄稿しているし、現在も定期の連載を持っているが、このところの朝日の臆病ぶりはどうもただごとではない。屋台骨が弱まるとこうも鋭気が失われるものか。
 ひとつはイーホームズの藤田社長が告発している耐震偽装問題である。
 このことは「きっこのブログ」に詳しいが、アパグループの建てた複数のマンションに藤田は耐震偽装の疑いを持ち、記者会見の場で発表。だが東京新聞がわずかに報じただけで、マスコミはすべて音無し。このアパグループの代表が安部首相の後援会の副会長ということで構造疑惑やもみ消しの臭いが漂うわけだが、世の中不気味なほどシーンとしている。「きっこのブログ」における最近の藤田社長の文言は少々煮詰まり過ぎていて、感情過多になっており、少し冷静さが求められるが、告発の骨格は決して無視すべきものではない。
 あるいはマスコミが音無しなのはアパグループがマスコミにかなりの金をばらまいており(広告の出稿など)その利害関係に金縛りに合っているのではないかと、さるルートで調べてみたが、アパグループはそこまでの力をマスコミに及ばすほどの所帯ではないとのこと。
気になるのはその過程でアパグループが韓国系であるという情報がもたらされたことだ。あくまで情報の段階であるが、べつに韓国系であってもそれはぜんぜんかまわないことだし、それは中国系であろうとベトナム系であろうとかまわないわけだが、私が気になるというのは安倍首相が「統一教会」の集会に祝電を送っていることである。統一教会と言えば一時ヘンなものを高額で売っていたり、集団結婚式などで話題をまいた韓国系の宗教団体である。

 このふたつの符号は安倍首相が韓国系との関係の深いことを臭わせる。あるいはそれは岸元首相の遺産ということであるのかも知れないが、このアパグループと統一教会にぞっこんという日本国新首相の隠れた素性は「美しい国」における日本国一国民として知る権利があるだろう。
 
 次の朝日新聞のだらしなさは今回起こったチベット人銃殺問題の報道の仕方である。以下にサンケイの報道と朝日の報道の二つを並べてみる。
 サンケイというのはくだらない新聞だと思っていたが、案外正確に報じている。
 これに対し、朝日の方は中国政府発表の垂れ流しである。
 いったいどうなってるんだ。●●君。


「サンケイの記事」

中国の人権蹂躙映像が世界へ 亡命少年僧ら射殺

【北京=福島香織】9月末に中国チベット自治区とネパールの国境近くで亡命を試みたチベット尼僧(25)や少年僧(15)らが、中国の国境警備隊の銃撃を受け少なくとも2人が死亡した事件の映像が世界中で放映され、国際社会を騒然とさせている。

 北京五輪を控え、「和諧(わかい)(調和のとれた)社会」構築という胡錦濤政権が提唱する“理想”の陰で行われている中国の人権蹂躙(じゅうりん)に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も調査を開始、米国などが非難の声を上げ始めている。

 映像はルーマニアの登山家、セルゲイ氏が偶然撮影したものをルーマニア民放局が14日に放映。その後、日本を含む各国でも放映され、米国の動画投稿サイト「ユーチューブ」などインターネットの映像配信で世界中を駆け巡っている。

 現場はエベレストに近いチョオーユー峰のベースキャンプから見渡せる氷河。映像は9月30日早朝、氷河の上を1列に並んでネパール国境のナンパラ峠に向かって歩いている約30人の行列を見下ろすように撮影されている。警告発砲音が響いた後、次の発砲音で先頭の尼僧が倒れた。カメラは銃を構える中国兵士の姿、続く発砲で行列の最後尾の少年僧が倒れる様子、倒れた人を抱き上げる兵士の姿をとらえ、目撃した登山家の「犬のように撃ち殺された」というコメントが流れる。

 セルゲイ氏がテレビのインタビューに答えたところによると、一行はチベット仏教徒でダライ・ラマ14世に会うために亡命を敢行した。セルゲイ氏は兵士の襲撃を逃れた亡命者を助け、食料や衣類を分け与えたという。

 この事件について12日に中国当局は、兵士が違法越境者に対し引き返すように説得したものの、「(抵抗したため)発砲した。正当防衛だ」との公式見解を発表。1人が死亡、2人が負傷したとしている。

 しかし、映像が公開されたことで、亡命者の約半分が6~10歳の子供で、無防備な状態を背後から銃撃されたことが判明。チベットの難民組織など複数の人権団体の情報を総合すると、亡命者は全部で73人で、ネパールにたどりついたのは43人。そのほかは子供を中心に相当数が当局に拘束されているという。

(10/22 02:18)


「朝日の記事」

中国国境警備当局がチベット人に発砲 ネパール国境

2006年10月13日18時24分

 13日付の香港各紙によると、中国チベット自治区のネパール国境地帯で先月30日、ネパールに越境しようとしていたチベット人グループに中国の警備当局が発砲、少なくとも2人が死傷したほか、子供を含む数十人の行方が分かっていない。

 報道によると、子供十数人を含む約70人のチベット人がヒマラヤ山脈を徒歩で越えようとし、国境警備当局の兵士の銃撃を受けた。国営新華社通信は「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」と説明。当局の銃撃で2人が負傷、うち1人が寒さと酸素不足のため死亡したとした。

 香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは銃撃を逃れた41人がカトマンズに到着したとして、「我々の後をつけてきた兵士が立ち止まるように命じ、発砲した」との証言を紹介。銃撃で死亡したのは、17歳の尼僧だとした。
                ●
 中国政府の発表がウソ八百であったことは、偶然にも撮影されユーチューブに投稿された影像であきらかだが、まあ中国政府というのはこの程度のことは平気でやってきた国だから驚きもないし、怒りすら感じないわけだが、なぜ日本人がその中国政府のお先棒を担がねばならないのだ。
 私は長年朝日とつきあってきた者として本当に心配している。
 このままでは冗談ではなく、朝日は存在理由を失い、飽きられ、滅びるのではないかと
ーーーーーーー<引用終わり>
萎縮、自己規制しないでね、朝日新聞さん!!記者さんに伸び伸び自由に記事を書かせてあげてね。

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