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#週刊金曜日 1339号 2021.7.30目次 #関西生コン 事件で初の無罪判決

スト を辞さず、産別組合だから標的に?下地毅
近年、労働運動を公安や暴力団担当が刑事罰で取締り強化。それに対し弁護士などが警鐘。
武建一委員長「民主主義はじっとしていたら破壊される。だから労働組合は断固としてストライキをする。
市民といっしょに行動を起こす」
関生支部関連の事件の経過・概要
関生のへの弾圧は市民運動つぶしの始まりだ
警察庁のサイバー局・サイバー直轄隊創設は国家警察の再来 足立昌勝
警察庁は来年の通常国会に警察法改正案を提出したい考え。戦前の警察監視者機へと変貌。
福島7年連続の胃がん多発を確認 明石昇二郎
従軍慰安婦被害者,金学順証言から30年その訴えを実現せよ 植村隆
1.日本政府の謝罪
2.若い世代への記憶の継承
3.碑の建立
8.7植村裁判最終報告会 金学順さん取材の記者が登場する。オンライン参加可能
bit.ly/3zWprYM
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fujisan目次
内容
■表紙
■それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
■風速計「信頼型か、統制型か」 中島岳志
■金曜アンテナ
・「ぼろぼろ五輪」満身創痍で開催強行 失敗の責任問う声、体制側にも? 本田雅和
・リニア中央新幹線、東京都内でも住民が工事差し止め訴訟「生命の危険に直面」と訴え 樫田秀樹
■さらん日記
■8月の原発裁判
■「関西生コン事件」で初の無罪判決 
  ストを辞さず、産業構造の改革図る組合だから標的にされた? 文・写真 下地毅
■権限のさらなる拡大、監視機能が強まる危険 警察庁のサイバー局・直轄隊創設は国家警察の再来 足立昌勝
■政治時評 佐藤甲一
■【特集】同一労働同一賃金と「70歳定年」で働き方はどう変わる?
・同一労働同一賃金 大企業から中小企業まで正規と非正規の待遇格差を禁止 内藤眞弓
・「同一労働同一賃金」と言いながら仕事基準ではない日本型均衡処遇 今野晴貴
・高年齢者雇用安定法 気になる、年金との関係「70歳」まで働ける社会をめざす? 内藤眞弓
・「70歳定年」を社会福祉切り捨ての口実にさせない 藤田孝典
■安倍晋三前首相は都議選でかく語りき 
 7年8カ月の実績を自画自賛 でも数字がまちがっていませんか 佐藤和雄   
■隣国キューバでは社会主義体制が危機に 「ハイチ大統領暗殺」背景に権力・利権抗争 伊高浩昭
■新龍中国「離合、廃刊、断筆、脱出続く香港メディア業界」 ふるまいよしこ
■緩やかな日常 写真・文 野口健吾
■独走!18年データ追加全国がん登録データを読み解く
 7年連続の「胃がん多発」を確認 明石昇二郎
■改悪が進む食品表示 消費者の「選ぶ権利」が侵される 天笠啓祐
■【提携連載企画】双葉病院置き去り事件04 
 自衛隊司令部の情報は「寝たきりは一部」のはずが Tansa
■メディアウオッチ
・「表現の不自由展」“閉幕”メディアの課題は何か 避けて通れない「歴史認識」の議論 臺宏士
・挙手しない記者を指名する広報官と政府の要望に応え質問するテレビ記者 
 権力監視機能なき出来レース会見 砂川浩慶
■話の特集 中山千夏、矢崎泰久、小室等、松元ヒロ
■経済私考 高橋伸彰
■肯わぬ者からの手紙「醜悪の集大成の東京五輪 破滅的愚挙が齎す地獄図」 山口泉
■きんようぶんか 本・映画・音楽・美術・TVドキュメンタリー
■言葉の広場、金曜川柳、イラストレーション、みんなの写真展、論考
■櫂未知子の金曜俳句
■俺と写真 本多勝一
■読者会から
■市民運動から講演・映画・音楽イベントの情報案内板
■ヒラ社長が行く 植村隆
■金曜日から、編集長後記、『週刊金曜日』からのお知らせ

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<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2021.7.30

_________________________________________________________『週刊金曜日』

      
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内

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【1】注目の記事

■同一労働同一賃金と「70歳定年」で働き方はどう変わる?

今年4月から、働く上で大きな改正が行なわれています。
「同一労働同一賃金」と、いわゆる「70歳定年」を解説します。

●同一労働同一賃金
大企業から中小企業まで正規と非正規の待遇格差を禁止
内藤眞弓

非正規と正規の待遇差を是正するための施策が「同一労働同一賃金」。
厚生労働省の発表によると、2020年の非正規労働者は全労働者の37.2%。
つまり働く人のうちの4割近くの人々の待遇是正にスポットライトを当てた、非常に大きな施策でもあります。

●「同一労働同一賃金」と言いながら仕事基準ではない日本型均衡処遇
今野晴貴

●高年齢者雇用安定法
気になる、年金との関係 「70歳」まで働ける社会をめざす?
内藤眞弓

高齢化にともない、どんどん延びるのが定年。
定年過ぎたけれどまだまだ元気、もっと働きたい──そんな高齢者にとってはうれしい施策が、
高年齢者雇用安定法の改正による、いわゆる「70歳定年」です。
どんな内容なのでしょうか。

●「70歳定年」を社会福祉切り捨ての口実にさせない
藤田孝典



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【2】 編集長後記

 東京五輪は強行突破で開催されたが、東京はいまもさまざまな行事が緊急事態宣言下で開催困難な状況だ。今週号「言葉の広場」欄に投稿された安並真智さんは、「愛と平和を歌う」神奈川・川崎の合唱団で活動をされてきた。この7月、1年半ぶりに無観客ながらマスクをつけて舞台に立った喜びを綴られていた。

 本誌で毎年紹介している、「君が代」の伴奏や斉唱を拒否した都立高校の教員を支援するための「コンサート・自由な風の歌」。1年ぶりの今年は9月17日18時?、杉並公会堂大ホールで開催される予定だ。恒例の「自由な風の歌合唱団」も結成された。

 緊急事態宣言により練習を中止しながらも、最後の4週間の追い込みで歌えるようにチャレンジするようだ。崔善愛編集委員のピアノや飯村孝夫さんのバリトンなどが聞ける。飯村さんが前回歌われた「ケ・セラ」などのメドレーは観客席で聞いた。あのしみじみとした味わい、今も胸に残っている。http://jiyunakazenouta.blog.fc2.com/(小林和子)


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【3】2021年8月6日(1340)号予告



【特集】中島岳志責任編集 もう一隻の船を出すために
第1回 野党共闘を探る

●野党が衆議院選挙に勝つために必要なこと 中島 岳志

●インタビュー 神津里季生・連合会長に迫る

●都議選の現場から野党共闘を探る 小倉貞俊


【特別編】● 凱風快晴ときどき曇り 後手に回る「リアリスト」 菅政権総括 内田樹

【追悼】●「中立」の建前を嫌い、「溺れそうになっている人」に目を向け続けた前発行人・北村肇さん
1年越しで「偲ぶ会」開催、そこで語られた「遺したもの」とは  渡部 睦美

◆「ミスター労働組合」の社長退陣闘争 元毎日労組副委員長が振り返るあの時の『われら』 山田 寿彦

【敗戦特集】
●五輪に占領されたTV、でもこのドキュメンタリーは 見逃せない ワタナベ=アキラ

金学順さんのあまり知られていないこと
女性たちに勇気を与えたカミングアウトから30年 佐藤和雄

●「広島市平和推進基本条例」に異議続出 被爆者らの平和活動を阻害する危険性も 宮崎園子

●映画『8時15分 ヒロシマ 父から娘へ』美甘章子さんに聞く 藤田正

●映画『カウラは忘れない』満田康弘監督に聞く 松村洋

●強制労働の史実をまもり 未来へ伝えるために
北海道朱鞠内・笹の墓標展示館の再建を 徃住嘉文

●治安維持法で逮捕された僧侶・斎藤秀一 反戦への思いを朗読劇に
須崎実

【オリパラ】
●五輪さなかのコロナ感染爆発で東京の医療は逼迫 山岡淳一郎

【ぶんか】
●<朗読劇>治安維持法で逮捕された僧侶・斎藤秀一 須崎実

【ジェンダー】
●16年前の性暴力事件に 懲役8年の実刑判決
性暴力によるPTSDを「傷害」と認定 小川たまか

【まんが】
●さらん日記拡大版

【パズル】
●きんようパズル クロスワード 5名様に図書カード進呈!!

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●ジェンダー情報 宮本有紀
●金曜アンテナ
●半田滋の新・安全保障論
●政治時評|長谷川綾
●経済私考|鷲尾香一 
●言葉の広場/論考
●読者会から
●きんようびのはらっぱで
●猫様|想田和弘
●本多勝一の俺と写真
●編集委員から
●ヒラ社長が行く|植村隆



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う

『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002524.php

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。

【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき

【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた。
 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。


┃Kindle版┃マイナンバー

明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。



┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。


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