駅のホームなども塗装して行きたいので、いっしょに出来る事を準備し始めています。
構内架線柱もそうで、構内を跨ぐように加工して作ってあるのですが、肝心の架線が通す位置に碍子などが付けられていません。
架線柱の設置位置も含めて、加工製作時にピアノ線で架線が通る位置はマークしてあります。
今回は加工した架線柱類の製品のまま残っている碍子などを取り除き、新たにマークした位置に碍子などを付け直して行きます。
一番端の構内架線柱から開始です。
碍子とブラケットの設置が完了です。
ブラケットは、0.3mm真鍮線の端を僅かな長さ、90度に曲げておき、あとは高さに合わせて「へ」の字に曲げたものを付けて行くだけです。
ちょっと饋電線受けが歪んでいます。直しておきますね(^^;
設置前にも「へ」の字に曲げたものをパンタ高さ治具に合うかをチェックしていますが、接着後にも確認を行っています。
ここは分岐前なので、架線は4本受けられるようにしてあります。
碍子はいつも通りオズモファクトリーさんの製品を使っています。
0.3mmの穴を開けて、そこに真鍮線を通して準備してあります。
これを所定の位置に穴を開けて、差し込んでいきます。
突き抜けた余った部分は最後にニッパーでカットします。
次の架線柱です。
ここは分岐軍の真っ只中です。
架線受けは5本に増えています。
また架線を引っ張る向きがあるので、ひとつは向きが変わっています。
ここも設置後にパンタ高さ治具で最終チェックをします。
マークの為に書いたマジックの位置に碍子があるのが分かりますね。
3つ目です。
架線受けは4つです。
1つはホームにある架線終端に直接つながるようにします。
ここからは緩いカーブが始まっていますので、左側から架線を引っ張る形になります。
架線受けもそうですが、碍子も左から引っ張るように斜めに取り付けています。
4本目です。
「へ」の字の架線受けを付けるのはここまでです。
このあたりからのホームの景色が良いですね~
この先5本目からは、曲線引金具と呼ばれるものを付けて行きます。
事前に数を用意しておきます。
0.3mm真鍮線で作っています。
先程までと同じように架線をくっ付ける部分を少し曲げて作っておき、後は曲がった部分を整えて、碍子までの刺さる部分を直線で残します。
曲がる部分は、このようにシャーペンのちょうど良い円柱部分で、添えて曲げて行きます。
あとは適度に円部を残して、真っすぐな部分を曲げて作っています。
ちょっと見にくいですが、枠線のところのように、左側からの碍子の穴を開けて差し込み、架線位置まで上手く距離を調整します。
パンタ高さ治具を見ながら、微妙な長さはやや曲げるなどして調整しています。
あと奥に3本の架線柱が見えますが、ここからは同じ作業になります。
続けてする時間が無いので、この先は後日行う予定です。
コメント
コメントがありません。
gaouさん こんにちは。
細かくて数の多い作業ですが、架線を張った時、これがないとカーブ部分の折れ曲がりが不自然になってしまうので必須の部品ですね。
特に車輛が停止していることが多い駅構内は効果的でしょう。
nari-masaさん、こんにちはです。
架線を張る以上、避けては通れぬ作業でした。
どこから曲線引きにするか等、色々実際のを見て回り決定しました(^^;
駅などの複雑な架線のルートは、ずいぶん実物観察を繰り返しました。
架線のラインがどう繋がっているかも、なかなか奥が深いです(笑)