どんな家が建てられるかを即日で設計する道場 山口/下関編

7月の秋山設計道場は山口県、福岡県を商圏として年間数100棟をつくられている安成工務店で開催されました。山口県下関市は初めて訪れる土地と、安成さんの仕事を拝見できること、とても楽しみにしていました。

はじめに、秋山先生が設計された福岡市にある築20年のモデルハウスを見させて頂きました。総合展示場のモデルハウスは見せる要素があるため、規模は大きかったものの、2階建てのベースと、下屋、物置小屋で構成された設計は、秋山先生の型を具体的に理解ができる機会になりました。

福岡市から関門海峡を渡り、下関市にある新下関エコタウン分譲地が課題敷地です。隣り合う二区画にそれぞれ建てることに関係性を持たせることが、2棟同時に行う設計の意味と、常々先生から指摘を頂いていました。

東と西にそれぞれ接道した整形敷地は、ガレージが配置の決め手になるところから検討してみました。また2棟の関係性は、住まれる方が他人でありながら、真ん中の境界線が曖昧の庭があると面白い暮らしが出来そうかもしれない。

東の家は606ベースとして、西の家は608ベースとしました。お客様への提案として2つ準備をしておき、どちらが最適で楽しそうな家になるかをさらに練った上でプランをご提示したい。その考えから2つのプランを描きました。

講評としては、東側の家が境界にある曖昧な庭が裏になってしまっていること。そのことが2棟同時に設計できる良さになっていない。先生からは「しっかりとね」と、精進いたします。

アテンド頂いた安成工務店の弘中さんはじめ、スタッフの皆さま大変お世話になりました。とても有意義な2日間でした。私たちの地で活かせること、富山に戻り改めて行っていきたい。

▼秋山先生設計の築20年モデルハウス
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▼玄関は土間 体現された空間はさずがでした
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▼福岡側からの関門海峡
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▼2棟プランは描きあげる時間配分をもっと正確になりたい
道場202407下関

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