外部工事では、お客様が駐車する駐車場の舗装工事が始まりました。アスファルト舗装はコンクリートと異なり、舗装そのものの厚みが薄く荷重に耐えられません。そのため、下地となる地盤の締固めが非常に重要な工程となります。改良剤を混ぜ合わせた土を転圧して下地を構築します。
住宅の外構では、アスファルト舗装はあまり行われないため、今回の駐車場舗装の設計については専門業者から多くの知識を得ることができ、大変勉強になりました。
店舗の入り口は、明るく清潔感のある印象を与える白漆喰の設計になっており、下塗りが進行中です。下塗り工程を3回繰り返した後、漆喰で最終仕上げが行われます。すべてコテひとつで塗る左官の技術と忍耐力は、職人の素晴らしさを感じさせてくれます。
先に行われた杉板コンクリート打ちっ放しのビニール養生がついに取り除かれました。薄く木目のついた表情は柔らかく、木の外壁との相性が良さそうです。初めての設計でしたが、目隠しや動線の区切りに有効であり、今後は他の住宅の外構にも提案できればと考えています。
春分の日が過ぎても、寒さが残り冷たい雪が降り続きます。寒い中での作業にあたってくれた外構の方々や左官やさん心から感謝です。完成まであと僅かですが、慌てずに丁寧に仕上げてまいります。
▼改良剤を土と混ぜ合わせているところ
▼杉板コンクリート打ちっ放し塀が良い感じです 奥には左官やさんが作業中
▼室内では造作家具を製作
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