生協を利用しているので、通い箱をキッチンの近くの入り口に置きたい。
生ごみは都度、外部に出しておきたい。
土の付いた野菜や、泥汚れがひどい子どもの靴を一時的に置く。
このような要望から実現した勝手口をご紹介します。
まずプランニングで気を付けていることは、お客様のライフスタイルに無理がなく
ストレスフリーとするにはどうすればいいかを考えます。
シンプルな動線。次にその動線に接続する機能的な収納。また動線は裏なのか表なのか。
さまざまな条件を踏まえて検討して進める。
▼玄関の脇からウラ(北側)へ廻ると勝手口があります。
(そこまで行くのに屋根はありません)
通い箱を直接置いてもいいように床はデッキ。デッキだと通風がとれ湿気対策に効果的。
屋根付きなので勝手口ドアが濡れにくく雨や雪の日でもOKで、デッキの劣化保護
になります。
水道は土汚れのものや、ペール缶についた汚れを洗うのに便利~♪
壁や格子があることで、勝手口ドアから室内が見えないので人目が気にならず安心。
▼棚には野菜やバケツを直接置いて使える
室内との床段差は10センチ程度で行き来が楽ちん。
▼キッチンに面した勝手口ドア
準備や後片付けの際はここから出入りできるので
勝手口にあるものを出す片付ける作業に無理がない。
勝手口は設ける家とそうでない家があります。
勝手口を利用してなにをするかイメージがあるなら作ればいいと思う。
とりあえず作っておこう、ではなくてね!参考になりましたか。
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