2025-01

東京物語「番外編・金の流れに身をまかせ」




こんにちは。
一年分の乗り換えをした気がする 須見です。

普段乗り換えとかあまりしないから・・・。
あと「私鉄」になじみがないです。北海道、JRしかないんだ。

東京旅行 から一週間経って、やっと荷物の整理もあらかた終わったので、買ってきたものを紹介したいと思います。


東京物語購入品2

まずは「紙博」で買ったもの。

「九ポ堂 文具店」 というお店の商品に一目惚れしました。
活版印刷で「架空のお店の広告」を作っているのですが、絵本の世界のようなファンタジー感がたまらなく可愛い!
画像左側の「ポストカード」「レターセット」「マスキングテープ」などを購入。
「猫語を人語に翻訳してくれる事務所」とか、本当に実在しててほしい。

昔からあるお馴染み 「ツバメノート」 さんも出店していたので、ノートとメモ帳を購入。
ツバメノートさんのレトロなデザイン、大好き。
真四角のメモ帳は無地で色々使えそう。

同行者のお目当てであった「Pavilio」 さんのレースマステがこれまたどストライクで購入。
キョンシーのお札のような封筒も使い道は思い浮かばないけど衝動買い。

本来の目的をあやうく見失うところでした。

東京物語購入品4

須見、ついに万年筆インクに手を出す。

昨年、地元の文具屋であった期間限定の催しで知った、長崎県の文房具屋「石丸文行堂」 さんのインクがずーっと忘れられなくて「どうしようかな」と悩んで悩みぬいて・・・買いました。

同行者に「今年の誕プレはガラスペンにしてあげる」と言われたらもう買うしかなかった。
最初に惚れた「カステラ」と長崎の風景をテーマにした「軍艦島サンセットグレー」。もう瓶から可愛い。最高。
早く使いたい。

「紙博」満喫しました。いやー、楽しかった。


東京物語購入品1

こちらは初日に行った「Loft」での購入品。
マルマンさんの限定品の缶が可愛くて衝動買い。中に名刺とはがきの間ほどの大きさのスケブ用紙が入っているのでちょっとしたイラストや試し塗りとかに使えそうだなと思ってます。

あとは名画をあしらったボールペン。
ゴッホやモネなどの名画が描かれてあるのですが、私の大好きな「ミュシャ」があったので思わず購入。
ちょうど今使っているボールペンがインク切れそうだったので、次はこれを使おうかな。

多分、これらは地元のLoftでも買えますが、札幌のLoftが移転の影響でしばらくは混みそうだなと思うのでここで買っちゃいました。

東京物語購入品5

最終日に行った ポケセン では相変わらず「ミミッキュ」のグッズを。
スマホに挟めるシート探してたので見つけてテンション爆上がりでした。
ヘアバンドとコードクリップも可愛い・・・。はあ、推しが今日も可愛い(語彙力消失)

なにせ今回の旅行、フェイスタオル、部屋着のTシャツ、小物を入れる巾着とポーチ、可能な限りミミッキュグッズで統一していきましたからね・・・!

流石にぬいぐるみはそろそろ溢れそうなので諦めました(笑)


東京物語購入品3

最後は「世界堂」さんで買った画材

居られる時間があまりなかったのと、制限を設けないと際限なく買ってしまいそうだったので 地元には置いていないメーカーや品物中心 という縛りを設けて買い物しました。

透明水彩「レンブラント」さんと「セヌリエ」さんを一色ずつ。
透明水彩「ニッカーデザイナーズカラー」を四色。
ドクターマーチンの「ボンベイ」一色。

そして豆色紙と色紙用のクリアポケット。

Rダスクピンク

「レンブラント」 はオランダの絵の具メーカー。

今回お迎えしたのは「ダスクピンク」という色です。
私が水彩沼にハマるきっかけになったイラストレーターさんがおススメしていた色で、その方が塗った見本では黒から勝気な強めのピンクが浮かんでくるという、なんともゴシック&ロリータ好きにはたまらない色だったのですが・・・私が塗ったら上手くピンクが浮かびませんでした(泣)
紙のせいか、腕のせいか。

でもいつかエモいピンクを引き出す塗り方をしてやる! と胸に誓いました。

Sグリーニッシュアンバー

「セヌリエ」 はフランスの老舗メーカー。

お迎えしたのは「グリーニッシュアンバー」という緑がかったグレー。
セヌリエの特徴として「絵の具に蜂蜜が混ざっている」らしく、滑らかさや発色の良さ、耐光性などを実現しているそうです。
実際、今まで塗った絵の具の中でもダントツで滑らかで塗りやすく、またきめ細かな色にノックアウトされました。
セヌリエさん、好きになりそう・・・。

ただ、チューブで買ったのですが上記の特性上 乾きにくく パレットに出して一日以上経ってもまだ固まらないという驚きの柔らかさなので、ここのメーカーさんを揃えるならハーフパンなどの固形の方がいいかもしれませんね。


ニッカーデザイナーズカラー2

「ニッカー」 は言わずと知れた日本のメーカーです。

今回お迎えしたのは「デザイナーズカラー」というシリーズの不透明水彩
ポスターカラーの一種ですが、プロフェッショナル向けの高級顔料を使った 発色の良さ 濁らない混色 が可能とのこと。

色は上から「ピクルス」「ネイルピンク」「チェリーピンク」「カフェオレ」
基本色よりも少しズレたくすみカラーなどが充実していて、色の名前がとても可愛いです。

ネイルピンクが透明水彩では中々見つけられなかった 理想の肌色 で、チェリーピンクと混色したらこれまた理想のチークやリップに使えそうな色になって感動。

ピクルスは廃盤らしく、記念に購入。
塗った瞬間「ピクルスだわ」って思うこのくすんだ緑・・・大好き(読み:でぇすき)

カフェオレは主線などにも使えそう。

これ20mlチューブなのに300円ちょっとで買えちゃうの最高か。
透明水彩と並行して使っていきたいなーって思います。他の色も気になっちゃうし。


まだ試し塗り出来ていないのですが、ドクターマーチンの「ボンベイ」は初めて知った画材で、昔このメーカーのカラーインクを使っていたのですが、カラーインクって基本「染料インク」なんですがこれは「顔料インク」らしく「うわ、欲しい」と思って衝動買い(今回の旅で何回しただろう笑)。

顔料系だからペン入れとかに使えるかもと思って「セピア」をお迎えしました。


財布はすっからかんだけど、心は満たされました。


11月のイベント「れみのそうさくむら」に向けて、この画材も使ってイラストを描こうと思います!!


それでは。
三日に渡った「東京物語」。これにて終幕。

めでたしめでたし。


● COMMENT ●

制限を設けないと

際限なく買ってしまいそう、というのすごくよくわかります。となると普段手に入らないもの、になりますよね、はい。私がいるところでは絵の具というとやはりシュミンケが主流なので、普通にいい絵の具っていうとシュミンケ。なのでレンブラントもセヌリエは、たまーにわりと安く売られていることがあって、それでハーフパンセットをゲットしてます(コレクター状態)。ダスクピンク、うっすらピンクが見えますが、紙が違えばまた違った色合いが出現しそうですね。セヌリエはグレー系の色が人気なのか、私も別途Warm Greyという色を買い足しましたが、このグリーニッシュアンバーもなんとも素敵な色ですね。
ニッカーというメーカーさんは知りませんでした。20mlで300円って、安っ。さっそくHPをチェックしてみましたが、面白い名前の色がけっこうありますね。シンバシって、新橋?とか。これはついつい欲しくなってしまいそう(と次の一時帰国用にメモ、メモ)。
ドクターマーチンはアメリカのメーカーですかね?アメリカのイラストレーターの動画でよく見かけます。こっちでも多分買えますが、インクっていうとEcoLineとかW&Nとか、ドイツだとRohrer&Klingnerとかいう老舗っぽいメーカーが主流です。このR&Kは
Sketch Inkという製品を出してスケッチャーに人気です。私はインクは全く使いこなせていませんが、セピアを購入してました。買うならセピア(笑)。
画材を買うと、ようし描くぞーという気持ちになりますよね。私の場合、買い物依存症じゃないんだって示すためにも描かねばー、って感じです(笑)。

xirominさま

そうなんです。ただでさえ旅行先は財布の紐が緩むので、なんとか理性の範囲で買い物できました。
それでも、レンブラントは実店舗で買える場所が日本では少ないようなので最初から目的だったのですが、セヌリエはその場の勢いでした(笑)
ダスクピンクはハルモニアプラスの「レイブンバトラー」と組み合わせるといい色になったので、分離だけじゃない活躍をこれから期待しています。
セヌリエのグレーは評判がいいみたいで、私もその場で調べたらおススメとして出てきたので買いました。影などに仕込むと含みが出てなんとも言いえない魅力があってお気に入りです。あと何と言っても滑らかで塗りやすい。
ドイツはやはりシュミンケが主流なのですね。日本でいうホルベイン、みたいな感じでしょうか。でも値段は別にしてシュミンケがよく見かけられるという環境は少し羨ましい気もします(笑)
ニッカーはポスターカラーで有名な会社で、昔のまだセル画でアニメを作っていた頃のアニメ背景によく使われていたそうです。不透明水彩ですが量があるので気兼ねなく使えて楽しいです。
ドクターマーチンは一時期日本から撤退してしまって、手に入れるのが困難でしたが世界堂に並んでいて驚きました。一時期カラーインクでイラストを描くのにハマっていた時期があったので懐かしかったです。今回買ったボンベイは、線画にちょうどよくて良い買い物した・・・!と思いました。

画材が増えると楽しみが増えてやる気になるからいいですよね!ただ今年は流石に増やし過ぎたので、ちょっと自重しようかなって思います(笑)


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