今の時代はさすがに無いと思いますが、かつてブラック企業が蔓延してた時代（まだ当時はブラック企業という言葉が一般になる前の2000年代）は、本来は年末年始や正月が休みの仕事にもかかわらず、 社員が休み中や帰省中であろうとも急に呼びだして出勤命令する会社は普通にあったのでしょうか？ ーー 知り合いにそういう会社（同族経営）で働いてた人がいて、普段から遅くまで残業させるし休日出勤も命じるほどの典型的なブラック企業だったのですが、知り合いは感覚がマヒして命じられるままに働いてたらしいです。 そして正月休みになって東京から新幹線の距離の地元に帰省してたのですが、そしたら大晦日に紅白歌合戦が始まるぐらいの時間帯に急に携帯に電話が鳴って、出てみたら会社の専務でもある社長の息子からでした。 その内容が「休み明けにクライアントに出すための資料をもう少し改良したいとか何かで手伝ってほしいから、翌日の元旦に出社しろ」とのことでした。 さすがに「今は地元に帰省中だし、翌日は初詣に行ったり友人と会う予定もあるから無理です」と伝えたものの、「そんなものはどうでもいいから仕事を優先しろ！」とか「俺たちも正月とか関係なく仕事してるんだぞ！」「翌朝の新幹線に乗れば昼には東京に着くだろうから、服はそのままでもいいからまっすぐ会社に向かって出勤するように」と一方的に伝えられて電話を切られたらしいです。 そのことを家族や集まってた従兄弟や親戚に伝えて明日には東京に戻らないといけない旨を言ったら、親戚達から「さすがにその会社はおかしすぎるからすぐに退職すべき」と説得されて、そこでようやく会社からの洗脳が解けて目が覚めて、そのまま翌日は出社せず、休み明けも出社せずに、退職届を郵送して辞めたとのことでした。（当然ながら会社から鬼電の嵐だったものの無視したらしいです）