ベストアンサー
今回示された万博の運営費収支に建設費が含まれていない、という情報は各紙で報道されています。下記は朝日新聞の記事です。 https://www.asahi.com/articles/ASTB72CT8TB7PLFA009M.html?msockid=02830d61bedf6d6d338b18a0bf826cb5 記事では運営費収支のほかに、国が負担する警備費用250億円があり、250億円の黒字を超えないと真の意味の黒字ではない、と万博協会もコメントしています。 なお愛知万博の運営収支(+129億円の黒字)にも建設費は含まれません。 そもそも建設費は、固定資産に該当するので、一般的な会計基準では経常収支に建設費を含めないためです。 財源の2/3が国・地方からの補助金で賄われる建設費が運営収支に含まれないことには、国民感情的には抵抗はあるかもしれませんが、公共投資として考えれば、理論的には、投入した補助金以上の経済効果を生み出します。 愛知万博では、万博会場だけではなく周辺交通基盤も含めた全体の建設関連収支として3.5兆円の支出がありましたが、その経済効果は4.2兆円で、45万人の雇用創出効果があったと試算されています。 http://www.expo2005.or.jp/jp/jpn/press/press051109_11_01.pdf 公共投資としてみれば、万博かなり優秀なアウトプットを生み出すものなのです。 今回の大阪万博の評価も、運営収支だけにとらわれず、経済効果の試算を待って、判断した方が良いかと思います。
この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました!
お礼日時:10/8 12:38
その他の回答(6件)
まあ、海外の万博の収支は建設費込みで出してるから都合の良い数字だけを並べるのはセコイと言えばかなりセコイ 一例を出すと 20年前の愛知とくらべて、建設費は1.9倍、チケット代は1.7倍 なのにチケット売上の総額で超えたってww そこも1.7〜1.9倍しないと意味ないじゃない まぁ、そうすると収入は実質大幅に減になってしまうから都合の良い数字だけで ちなみに建設費を別にした意味は 運営費は実際に万博を楽しんだ人のお金で 建設費は万博に来てない人も、予約が取れなくて入れなかった人からも負担をしてもらいますよって話でもあるよね
>建設費と別にしているから、セコイとSNSでみたのですが 本当なのでしょうか? 本当です。 >あとこの黒字は大阪のものになるのでしょうか。 ならないです。 ですので赤字になった時誰が補填するので揉めてました。 >愛知万博も建設費を別で会計を出していたのでしょうか? 大阪と同じ条件です。 >これなら収支で言うと、マイナスなのでは?勘繰るってしまいます 建設込みで言うなら大赤字ですよ。 ただ、この場合の費用捻出は既に済んでいるので問題ないです。 運営費を誰が出すか?の問題で 運営費は入場料収入で賄う前提でやっており赤字になると誰が補填するの?っという話が出てくるので問題化してました。 建設費、運営費、その他で7500億円ほどかかっていますが そのうち入場料収入などは1200億円です。 赤字前提です。 そういう目的でやってるわけじゃないので 運営費の費用捻出が済んでなかった事で黒字、赤字の話がでてました。 運営費1160億円という巨大コストを回収するには、入場券だけで1800万枚超の販売が必要という構造自体が極めてハードルの高いビジネスモデルでした。 それを回収し2200万枚売ったのは大したものでしょう。
建設費は国の税金で行っているので国に対しての利益で相殺しないと公平ではありません。例えば各国のパビリオンの建設、万博目的での客の宿泊や観光などで日本全体にどれだけ利益が出たかですね。 万博だけの利益なら運営費と相殺するのは妥当です。
外国人観光客が増えたのでプラスです。 例えば ①日本に住む日本人が日本で100万円の買い物をしました。 ②外国人が日本に来て1万円の買い物をしました。 ①と②では、どちらが日本にとってプラスか分かりますか? ①は日本国内でお金が移動しただけなので、日本の総資産は1円も増えていません。 ②は外国のお金が日本の物になったので、日本の総資産が1万円増えます。 なので②の方が国が豊かになるのです。