そりゃ、自民党大阪府連では、吉村洋文大阪府知事(日本維新の会代表)と蜜月の仲であることが明確な、小泉進次郎農林水産大臣に自民党総裁になってもらいたくないのは当然ですよね? と言うか、元々日本維新の会(おおさか維新の会)は、自民党の改革派の派生だから同根ですよね? でも昨年の衆議院総選挙では、自民党も公明党も大阪府内の19の小選挙区全敗で、全て日本維新の会の候補が当選ですからね…。 そりゃ、自民党と日本維新の会が連立したら困るよなぁ…。 『大阪での意外な「小泉不人気」 維新・吉村代表との“蜜月”が票に影響か?維新と連立なら「立候補できなくなる」と危惧する元議員も 自民党総裁選挙の取材にあたる大阪府庁キャップ記者が、今回の総裁選における“大阪票”の動向について解説します。 「公務でお2人の方が今回欠席されると言うことがありましたので、それを聞いて『行かないでおこうかな』と話す方もいた。もしかしたら、空席が目立つのかなと思ったんですが、意外と満席でした。言葉の度に拍手が起きたりとか、結構、熱気に包まれていました」 ■小泉進次郎氏は「議員には人気が低い」 大阪の動向を取材する中で感じたことして、小泉進次郎農林水産大臣は「大阪の議員には人気が低い」と話します。 「小泉進次郎さんは、実は議員達には人気が低い。背景には維新との関係があります。実はこの選挙期間中に、日本維新の会との連立について、小泉さんは『選択肢としてあり得る』と発言しました」 この発言の背景には、このようなやり取りがありました。 今年8月、日本維新の会の吉村洋文代表と万博会場を一緒に視察した際に、お互いの印象について聞かれ…。 (日本維新の会・吉村洋文代表について) 【小泉進次郎農林水産大臣】「強い意志の持ち主で、改革の魂を持った政治家だと言う風に、私としても敬意を持って、いつも取り組みを見ています」 (小泉進次郎農林水産大臣について) 【日本維新の会・吉村洋文代表】「本当に必要だと思うことを実行する改革を進めていく、そう言った稀有な政治家の1人であられると言う風に思っています。個人的にも仲良いので、信頼しています」 ■維新の会「小泉さんでは困る」 自民が全敗 「元々お2人は、親和性が高いところもあったので、『仲が良いよね』という話はあったんですけれども、今年8月の万博では、吉村洋文代表がつきっきりでアテンドをして万博会場を見て回っていらっしゃったんです。 その辺りぐらいから、2人の『蜜月ぶりを隠さなくなったな』という印象がありましたし、同時に維新の連立入りみたいなところも、取り沙汰されるようになって来たんです。 そうなると問題になってくるのが、選挙です。 大阪には19選挙区ありますが、前回の衆議院選挙で自民と維新が直接対決となった選挙区が15選挙区ありました。その内全てで、自民が全敗して、維新が全て議席を取りました。 候補者からすると“敵”ですよね。維新からしたら自分を落としてきた敵ですから、勿論拒絶反応が強いですし、今後もしこの2つの党が連立を組むことになると、候補者の擁立に調整が掛かってくると、現職、元職の人達は『自分が立候補できなくなるんじゃないか』ということを、かなり危惧しています。ですから小泉さんでは困るといった流れがある」 「更に自民党員の方々が無視できない存在が、今自民党と与党の連立、協力関係にある公明党です。 公明党の大阪の幹部に聞いたところ、『小泉さんではあかん』とはっきり仰っていました。 なぜかというと、小泉進次郎さんは自由でリベラルな主張なさる方ですから、公明党のカラーと被ってしまう。 公明党というのは、今まで保守であった自民党を、制する立場でいた。それがリベラル寄りになってしまうと、自分達の存在感が薄まってしまうんじゃないかと、そう言ったところを危惧する意味でも、こう言った発言が出て来ていました。 そう言った中では、『林芳正さんぐらいが丁度穏健で良いんじゃないかな』と言う声が最近よく聞かれます」 (Q.高市さんはどうなんでしょうか?) 「高市早苗さん公明党からすると、与党の連立をすぐに壊すわけではないと思いますが、どっちかと言うとちょっと主張が強い、保守色が強いと言うところで、公明党のカラーと『合わないかな』と危惧する声が聞かれます」 中略 例えば決選投票になった時に、誰に最後付くかというところは結局、自分の次のポストに繋がるわけですから。本当に国民を見ているのかと言うところは、私達もちゃんと見ていかないといけないと思います」』 https://news.yahoo.co.jp/articles/8eb7b0fc33c314d344a330f020833dea07ce8f97