『葬送 平野啓一郎が選ぶ”ショパンの真骨頂”』 『ショパン 伝説のラスト・コンサート in Paris』

 クラシックに興味があるのかと言えば、自分でも果たして興味があると声を大にしていえるのかと言えば、そうでもなく、なぜか家にあったクラシック全集を少し聴いて、そんな自分に満足したりする程度で、熱心な訳ではない。
 とはいえ昨今は、漫画やら小説でクラシックが題材になっているし、私のような人はどこにもいるだろう。私はショパンといえば、この辺りとかで、今回、掲題のCDを購入しようと思ったきっかけは平野啓一郎の『葬送』を読んだ事による。
 さてその内容も、演奏者のウンチクも私にはさっぱり無い訳ですが、やっぱりピアノは個人的に好きで、落ち着いてきけますし、そんな中で、「ショパン 伝説のラストコンサート」の曲目であるピアノとチェロの演奏が印象的で、何度も聞きたいと思いました。『葬送』の方では、このチェリストとショパンが、親友として、お互いに尊敬し、というかチェリストの方がショパンを気遣っているように書かれていたような気もしますが、そういう関係性を知った中で、この曲を聴くと、良い気持ちになれるような、気がする。

葬送 平野啓一郎が選ぶ”ショパンの真骨頂”

葬送 平野啓一郎が選ぶ”ショパンの真骨頂”

ショパン:伝説のラスト・コンサート

ショパン:伝説のラスト・コンサート