2024年5月の音楽

claire rousay『sentiment』


アンビエントや実験音楽の作品を発表している音楽家のギター・ボーカル作品。
アンビエント作品のようなダウナーさがあり、ボンヤリとして聴き流していた。しかしながら、楽曲1つずつに耳を傾けて、ギター・ボーカル作品だと認識するに至る。
表現形式を変える理由は形式を変えることでしか表現できないものがあるためだ。
音楽家はアンビエント作品からギター・ボーカル作品に表現形式を変えることで、声とギターを鳴らすという触覚や身体性を得る。

Brothertiger『Fundamentals, Vol. V』


Gagarin『Komorebi』


Lisa Lerkenfeldt『Suite For The Drains』


Prince Istari『Meets Erik Satie Inna Heavy Dub Encounter』


ダブ音楽家によるエリック=サティの編曲。
エリック=サティのダブによる編曲のユーモアが刺々しい気分を和らげてくれる。