陳腐は語弊があるが
平凡もちょっと語弊がある
これ
https://togetter.com/li/2539066
従来のガンダムって、正しくSFしてて、未知の技術を使っている感じを出すために見たことないような機器のデザインをしていたんだよね
多くのSF作品はそうやってるし、それがSFの醍醐味だとも思う
そういう作品では「いかにこの世界が面白いか」を説明するんだけど
残念ながら、個人的にはそういうの興味ないんだよね
一方でジークアクスは、機器やアイテム、あるいは制服やキャラもかなりリアル寄りになっている
どこかで見た、なんならちょっと古臭い(90〜10年代くらいに見たような)見た目をしている
こういうアイテムを出すと、その世界が陳腐でつまらないものに感じられるはずなので、「何でこんなことを?」と思うかもしれないが
こういったデザインは「その世界が現実と同じだ」と教えてくれるんだよね
時代も場所も違うけど、現実と同じような人間関係があって、現実と同じような悩みがある、たまたまそこに生まれただけの主人公の話ですよと訴える効果がある
個人的にはこっちの方が大好きで、だからジークアクスは初めて最後まで見れるガンダムになりそうなんだけど
これSFじゃないよなーっていう心配はちょっとしてる、まあ面白けりゃ良いんだろうけど
SF的オブジェと、嫌になるくらい現実的な景色の両方を同じ画角に映すことでギャップを生み出す手法
フリクリだってパンをこねるロボとか、日常に溶け込むプラントとか